美食磁石〜関西中心の美味探求〜

関西を中心に、日本全国の美味しいお店、隠れ家的なお店を紹介させていただきます。美味しいお店を方位磁石のように見つけ出し、磁石のように引き寄せられる。街を歩いていて、「何か気になる・・・。」というお店を臨場感溢れる画像とともにお届けします。

2010年01月

おむすびを食べる時ってどんな時ですか? 天気のいい休日にピクニックに行った時。 運動会の日のお昼ご飯。 忙しい朝の運転中にコンビニで買って。 様々なシーンで活躍していますね。 最近は、コンビニでいろんな具材やトッピングのおにぎりが売られているようで思 ...
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おむすびを食べる時ってどんな時ですか?

天気のいい休日にピクニックに行った時。
運動会の日のお昼ご飯。
忙しい朝の運転中にコンビニで買って。

様々なシーンで活躍していますね。
最近は、コンビニでいろんな具材やトッピングのおにぎりが売られているようで思わず目移りしてしまいます。

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おむすびに使う“お米”にこだわり。

そして、“塩”にこだわる。
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何だか凄くワクワクしませんか?
先日、そんなおにぎりの気になるお店を発見しました。
GOKU

堂島地下センターの京阪中之島線、渡辺橋駅よりにある、おむすびのテイクアウト専門店“GOKU”さんでこだわりのおむすびを買ってみました。

ここはパンフレットにも書いてあったように、塩むすびにこだわりがあるようです。
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実はここの塩むすび、単に塩むすびではなくて、厳選された4種類のお米と7種類の塩を組み合わせて作っていただくことができるのです。

今までのおむすびやさんでは、数多くの具材が選べ、様々なおむすびを楽しめることがウリのお店はありましたが、米と塩が選べるお店は初めてですね。

この日は、魚沼産コシヒカリの“文左衛門”と宮古島の“雪塩”の塩むすびをひとつ。
そして、魚沼産コシヒカリの“だいどう”と沖縄県の“青い海”の塩むすびをひとつお願いしました。

おむすびはひとつずつ丁寧に包んでいただけます。
さっそくとりだしていただいてみました。
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おにぎりには、焼き海苔が別包装でついてきますが、まずはそのままいただきます。
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うん、これは美味しいです。
つやつやのお米は決して柔らかすぎず、少しかためがこのおむすびには抜群な感じで美味しいですね。
そして、この塩のまろやかなこと!
このおむすびを一口食べてわかりました。
美味いおむすびには具材は必要ないですね。

半分くらいいただいてから、焼き海苔を巻いてみます。
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これはこれでまた美味しいですね。

でも、美味しいお米と塩。
これだけでいただいた方がこのおむすびの真価はわかりやすいかもしれませんね。

手にご飯粒がついてしまいますが、これもまたいい感じです。
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そして、ここのおむすびは機械ではなく、ちゃんと人の手で握っていただいているのがいいですね。

いい米があって、美味しい塩があればお茶碗で出てきても美味しいかもしれませんが、不思議なことにおむすびにすると、全然別物の味わいが生まれるから不思議です。
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安いとは思いませんが、得られる満足感を考えると決して高いものではないと思いますね。

素晴らしいお米と美味しい塩で作った、塩むすび。
ひょっとして、これは日本人にとって最高の贅沢かもしれませんね。


【GOKU】
住所:大阪市北区堂島1丁目堂島地下街8号   MAP
電話:06-6343-7850 
営業時間:平日8:00~22:00  土曜日10:00~18:00   
定休日:日曜日

※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
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なにわ筋を南に走って、千日前通りを越えて少し行ったところ、左手に真っ赤な建物が見えてきます。 「何屋さんかなぁ?これ。」と思うほど派手でインパクトのある建物です。 ここが札幌で有名になったスープカレーの美味しいお店、“マジックスパイス なにわ店”です ...
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なにわ筋を南に走って、千日前通りを越えて少し行ったところ、左手に真っ赤な建物が見えてきます。
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「何屋さんかなぁ?これ。」と思うほど派手でインパクトのある建物です。
ここが札幌で有名になったスープカレーの美味しいお店、“マジックスパイス なにわ店”です。

ここは、飲食店にしては珍しく、定休日が週に2日もあります。毎週水木曜日が定休日で、食べたい!と思ったときに定休日と重なってしまった日も何回かありました。
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でも、この日は営業中の証である“がんば中”の札がかかり、店内からはスパイスの香りが漂っていました。

スパイスの香りが立ちこめる店内は天井が高く、真ん中にはインドの神様であるガネーシャのオブジェがあり、異国ムード満開です。
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     マジスパ

席に着き、メニューを眺めます。
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スープカレーは、世界最高級レッグの入った“チキン”
泣く子も沈黙、・・・父感涙の“ポーク角煮”
ジックリ煮込んだ自慢の“ビーフ”
愛情も愛力も手ごねの“ハンバーグ”
ラム肉、お豆、男爵ポテトの“コンサダベーサ”
道産やさい、ホワイトアスパラ、コーンの“ベジパラコーン”
キノコ、お豆、合挽肉の“キーマッシュビーン”
そして、“シーフード”
ネパール餃子の“モモ”
そしてこれは聞いてからのお楽しみ“気まぐれCurry”の中から選びます。

そして、これだけではありません。ここ、トッピングの種類も多いのです。
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まいたけ、チーズ、フランクフルト、なかには高野豆腐やなんか怪しげな、Magicのマッシュなんていうのもありました。

あと、卵のトッピングが豊富なのもcheckですね。
マジスパ
生卵、ポーチドエッグ、味玉、ゆで卵、オムレツとあり、それぞれにユニークなネーミングが施してあります。


この日、カレーは骨付き鶏もも肉が丸ごと一本入っている、チキンを。トッピングはご飯の上にのってくる、半熟味玉の“味ごっち”をお願いしました。

それと、ここでは辛さパワーアップすることができます。

基本のスープカレーは全然辛くなく、子供でも美味しく食べることができるのですが、ここに来ればより美味しくいただくために、辛さアップは必須です。
マジスパ

魔法薬草辛世界とかかれた辛さ表からは7段階の辛さを選ぶことができます。
覚醒、瞑想、悶絶、涅槃、極楽、天空、虚空(こくう)と上に上がってゆくごとに辛さも増してゆきます。
そして、上に上がってゆくごとに辛さだけではなく、中に入っている野菜の量も多くなってゆくというのですから、嬉しいですね。

この日、私はメニューには載っていませんが、虚空のまだ一つ上の辛さの“虚空50”をお願いしました。
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ちなみに虚空は50の上に100,150,200とあり、250が一番辛いのだとか・・・(激辛で有名なアクエリアスは別として)

しばらくすると、スープカレーとサフランライスが運ばれてきました。
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大きな器の中には、キャベツ、大根、にんじん、かぼちゃ、サヤエンドウ、しめじ、パブリカなどのたっぷりの野菜の下に大きな骨付きチキンが隠れています。

まずはスープを一口。
美味い!!そして、次の瞬間に“おぉ!からーーー”これはとんでもなく“旨辛”です。
かなりの辛さなのでしょうが、野菜からしみ出てくる甘みをスパイスがうまく包み込んで何ともいえない旨味になっています。

ライスはスープカレーの中に浸していただきました。
これもまた、美味い!!

野菜をかき分けてゆくと、大きなチキンが中から出てきました。
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このチキン、よく煮込まれていて、骨から肉がホロホロと外れてゆきます。
もちろん、軟骨も美味しくいただくことができます。

かなりの辛さなのですが、スパイスの香りがあまりに心地よかったので、途中でテーブルの上に置いてあるスパイスを追加投入してみました。
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さらに少しだけ辛さレベルが上がったのですが、味の変化も楽しめてこれもまた楽しいです。

食べ進んでゆくと、辛さで口の中が飽和状態になってくるのですが、そんなときにこのライスの上にトッピングされている味ごっちを一口かじり、中和させてゆきます。
あ、辛いカレーを食べているときには間違っても水を飲んではいけません。一時的に口の中の辛さは和らぐのですが、すぐに今まで以上の辛さと痛さにおそわれ、
それ以上食べ進めることがこんなんになってきますので・・・

この虚空50、結構な辛さではありますが、それを上回る美味さをも持っているので、魔法にかかったかのように食べてしまえます。

マジックスパイスとはよく言ったものだと思います。
ホント、定期的に食べたくなるこのスープカレー。
多くの人が魅了されているのもわかる今日この頃です。
広い店内ではありますが、ランチタイムには結構な数のお客さんが入っています。
みなさん、マジスパの魔力に嵌ってしまっているのでしょうね。



【マジックスパイス なにわ店】
住所:大阪市浪速区稲荷1-10-20   MAP
電話:06-4392-8877 
営業時間:11:30~23:00 (ラストオーダー22:30) (平日 15:00~17:30は休憩 / 土日祝は通し営業)   
定休日:水・木曜日

※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
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ワインにはマリアージュといって、どんなワインにはどのような料理がよく合うってことを言いますよね。実際にはそんな簡単ではないのですが、白ワインには魚、赤ワインには肉料理とか。 で、和食には何を合わせようと思いますか? 多くのみなさんが“日本酒”と答える ...
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ワインにはマリアージュといって、どんなワインにはどのような料理がよく合うってことを言いますよね。実際にはそんな簡単ではないのですが、白ワインには魚、赤ワインには肉料理とか。

で、和食には何を合わせようと思いますか?

多くのみなさんが“日本酒”と答えることだと思います。
ただ単に日本酒といっても全国にはかなり多くの蔵元があり、様々な個性の日本酒を醸造されています。その味わいといったら、“日本酒”とひとくぐりにするには無理がありすぎるほどです。
そして、その日本酒と料理、双方のマリアージュによって、その魅力を今まで味わったことがないような素敵なもの変身させることができます。

そんな日本酒と和食のマリアージュを存分に味わわせていただけるお店、谷町4丁目の“酒肴(しゅざかな なごみてい)和亭”さんの冬の味覚と純米酒を楽しむ会にお邪魔させていただきました。
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料理は先付けから始まり、お造り、焼き物、煮物、合鉢、揚げ物、酢の物。そして珍味と続き、
それぞれの料理にそれぞれに合う日本酒をチョイスしていただけ、そのマリアージュを楽しむことができます。
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先付けとして出していただいたのが、“帆立と熊本のばってん茄子の和風りんごソース”です。
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このばってん茄子、すごく小振りではありますが、ものすごく上品な甘さが心地よいです。りんごのソースがさわやかですね。

そして、お造りの一品目は“はり烏賊の塩酢橘”です。
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まわりにはパウダー状の塩がちりばめられ、はり烏賊に酢橘を搾って塩と一緒にいただきます。

そして、お酒は、ばってん茄子には奈良県、千代酒造の“篠峯 純米吟醸 八反”、
はり烏賊には福井県、加藤吉平商店の“梵(ぼん)磨き五割八分”をいただきました。
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この2種類のお酒、お酒そのままでいただくと、篠峯のさわやかさが際だつのですが、
この梵、はり烏賊とマリアージュさせると「はり烏賊にはこれしかないなぁ」的にものすごくよく合いました。この発見があるからやめられませんね。

そして、2品目のお造りは“寒鯖のきずし”です。
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ふたを開けるときのワクワク感がたまりません。
寒鯖のきずしの上に山葵をのせていただきます。
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この鯖、めちゃくちゃ美味しいです。これには岩手県、三陸海岸の“浜千鳥 特別純米”を合わせていただきます。
浜千鳥のHPには「陸中海岸で獲れた新鮮な海の幸、北上山地で採れた山の幸によく似合うお酒に仕上がっております。」と書かれてあります。
岩手の自然を愛する人たちの手によって作られた美味しいお酒、この寒鯖とのマリアージュも素晴らしいものがありました。
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そして、この山形県酒田の“杉勇(すぎいさみ)特別純米(燗)”には鰆の西京焼きをいただきました。
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大徳寺納豆の適度な塩分もいい感じのアクセントですね。

そして、2つめの焼き物、大阪産(おおさかもん)のひとつ、田辺大根のステーキです。
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たっぷりのネギと自家製の柚胡椒をのせていただきます。このジューシィな田辺大根のステーキには、福岡県の“繁枡 雄町純米”を燗でいただきます。
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そして、三重県、元坂酒造の“八兵衛 山廃純米”の燗には“大山がいな鶏と河内蓮根の炒め煮”を合わせていただきました。
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そして、合鉢 “海老芋の揚げ出しカニ身餡かけ”をいただきました。
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この揚げ出し、ひょっとすると海老芋を一番美味しくいただく方法はこれなのかも!と思ったほどでした。
これには、先ほどいただいた“浜千鳥”をにして合わせていただきました。
同じお酒を冷やと燗で合わせる料理によって出していただけることってほかのお店ではなかなか体験できないと思います。

そして、最初にいただいた“ばってん茄子”今度は揚げ物として登場です。
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“ばってん茄子の海老すり身のはさみ揚げ”です。
茄子と油の相性がよいのは有名ですが、このばってん茄子、あげることによって甘みがすごく上品に引き立てられます。そして、海老のすり身がまた何ともいえません。

これには兵庫県淡路島のお酒“都美人 雲のごとく”を燗で合わせていただきました。
和の会


そして、酢の物に“茶ぶりなまこ”を。
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さて、これだけでは終わりません。
ここからはお酒に抜群に合う珍味の登場です。

胡瓜の糠漬け。                            そして、烏賊の塩辛
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たかが糠漬けと思うなかれ!私も自分が食べたくて糠漬けを仕込んでいて、そこそこ美味しくできていると思っていました、これをいただくまでは。
素晴らしい糠漬けです!お聞きするとこのぬか床、かなりの歴史があるみたいで、これは私のものとでは完全に役者が違います。(って、比べるなって!)
それにしても美味しかった。
これらを食べて思いました。ご飯がススムものはお酒もススム!!

さるぼうの佃煮。                            秘伝のあん肝味噌
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もう言うことはありません。って、こんなん言葉で表現するのは無理です!!

そして、最後はクリームチーズの味噌漬けです。
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これ、こうしてみただけでは普通のクリームチーズに見えるでしょ?
ところがこれを一口いただくと、“お口の中はパラダイス!”状態です。
へぇ、こんなことができるのかぁ!!って感じです。
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美味しい料理だけを食べさせてくれる店はそこそこたくさんあります。
日本酒専門店もそこそこあります。
でも、料理に合わせて日本酒をも真剣に選んでくれるお店。
日本酒の価値観を変えてくれるお店。実際にこちら、和亭に出会って日本酒が大好きになったって方も多いのではないでしょうか?
ワインに比べれば、比較的どんな料理にも合う日本酒ですが、ただ合うというのとマリアージュとでは感動が全然別物です。
ホンモノを感じることができた素敵なひとときでした。


【酒肴(しゅざかな なごみてい)和亭】
住所:大阪市中央区鎗屋町1-1-10山大ビル1F   MAP
電話:06-6949-4753 
営業時間:11:30~13:30 、17:30~23:00   
定休日:土、日、祝

※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
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