美食磁石〜関西中心の美味探求〜

関西を中心に、日本全国の美味しいお店、隠れ家的なお店を紹介させていただきます。美味しいお店を方位磁石のように見つけ出し、磁石のように引き寄せられる。街を歩いていて、「何か気になる・・・。」というお店を臨場感溢れる画像とともにお届けします。

2010年02月

鰻。 なんか特別な響きがありませんか? 七月の土用の丑の時は鰻が嫌いな人以外は様々な形で口にすることがあるでしょうが、普段のランチに鰻というと、かなり豪華な響きがありますよね。 でも、鰻にも様々ものがあって、ただ安いだけのゴムみたいなものややたら油っ ...
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鰻。
なんか特別な響きがありませんか?

七月の土用の丑の時は鰻が嫌いな人以外は様々な形で口にすることがあるでしょうが、普段のランチに鰻というと、かなり豪華な響きがありますよね。

でも、鰻にも様々ものがあって、ただ安いだけのゴムみたいなものややたら油っぽくって・・・なもの。
かといって、本格的で美味しい鰻はやはりそれなりのお値段がするもの。
ランチなのだから、お財布に優しくでも、美味しい鰻が食べたい。

そんな、「ちょっとムリなんちゃうの?」的な願いがかなえていただける素敵なお店を教えていただきました。

FM802や大阪天満宮のある街、南森町の“美味鰻彩(びみまんさい)うな次郎”さんに行ってきました。
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ここ“うな次郎”さんは、国産の活うなぎ、青口うなぎが手軽に美味しくいただけるお店として、知る人ぞ知るの人気のお店のようです。

平日ランチタイムのメニューはこんな感じです。
うな次郎

国産のうなぎを使っていて、この値段は抜群のコストパフォーマンスですね。

この日は、肝吸いと小鉢が着いている1000円の“うな重”をお願いしました。

10席ほどのカウンター席とBOX席が4つほどの小さなお店ですが、すごく清潔感のある内装です。
また、カウンターの中では美味しそうに鰻を焼き上げていくのが見ることが出来ます。

しばらくすると、うな重が運ばれてきました。
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この日の一品は水菜の炊いたもの。そして、だし巻き。
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一品とだし巻きは普通に美味しかったです。
そして、肝吸い。

出汁の味、ものすごく優しいです。
そしてこの肝吸いに入っている鰻の肝、これ臭みとは全く無縁で、肝が苦手っていう人もこれなら大丈夫だと思います。

さて、一品や、だし巻き、肝吸いのことばかり書きましたが、主役はあくまでもこれですね。
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そう、鰻!

え、これは・・・
この鰻を一口食べた時、ちょっとびっくりしました。
一口食べた瞬間、まずは皮のぱりっとした香ばしさが心地よく感じられ、そして素晴らしい風味とともに身がホロホロと口の中でくずれてゆきます。

看板に偽りなしなんてものではありません。
ランチタイムとはいえ、まさかこのお値段でこれだけのレベルの鰻がいただけるとは思っていませんでした。
ここの鰻はホンモノです。

そして、このご飯もまた美味しいのです。
少し固めに炊いてあるご飯は鰻との相性、バッチリですね。

先ほど、一品とだし巻きが普通に美味しいとだけ書きましたが、そんなことはどうでも良いのです。
鰻やさんは鰻が美味しくなくては話になりません。
ここは、主役の鰻とそれをサポートするご飯、そして肝吸いには一切の妥協が感じられず、素晴らしいものでした。

一口いただいた瞬間に、上鰻をまるごと一尾使っている“上うな重”にしておけば良かったと後悔したほどでした。

ここは夜、鰻の白焼きバルサミコソースや鰻と野菜のトマト煮込み等の創作料理もやっているみたいなので、そちらも楽しんでみたいと思います。

でも、次回は是非とも白焼きを楽しんでみたいですね!


【美味鰻彩 うな次郎】
住所:大阪市北区紅梅町3-14   MAP
電話:06-6356-2239 
営業時間:11:00~14:00 
     17:00~22:00
定休日:水曜日

※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
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美味しい食事をいただく時、欠かせないのがそれにあわせる飲み物ですよね。 ワインに食材を合わせることをマリアージュといって、その組み合わせによる味や香りの変化やうまみを引き出す力を感じながらする食事ってホントに楽しいですね。 そんなマリアージュをワインだ ...
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美味しい食事をいただく時、欠かせないのがそれにあわせる飲み物ですよね。
ワインに食材を合わせることをマリアージュといって、その組み合わせによる味や香りの変化やうまみを引き出す力を感じながらする食事ってホントに楽しいですね。

そんなマリアージュをワインだけの世界じゃなく、日本酒で楽しめるお店が南船場にも一軒あります。

私の大好きなお店、谷町4丁目の“酒肴 和亭”の店主の兄弟分のお店、“美酒 旬菜旬魚 多満喜”さんにお邪魔してきました。
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去年の11月にオープンしたこのお店、以前ランチにはお伺いして、大変美味しくボリュームたっぷりの満足感を味わえたお店です。
そして、先日やっと夜の部にお邪魔することができました。

ここ“多満喜”さんにはいろいろお得なアラカルトメニューもそろっていますが、今回は初めて夜に来店させていただいたこともあり、おまかせでお願いしました。

まず先付けの三品が運ばれてきました。
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最初の一杯は生ビールをお願いしたのですが、これはもう、日本酒モード全快ですね!
ビールをさっと飲んでしまい、料理に合うお任せで日本酒をお願いしました。

そんなことをしているうちに、お造りがやってきました。
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これ、穴子の刺身だそうです。
透き通った白身がきれいですね。
穴子って、白焼きや蒲焼き、天ぷらっていうのはよくありますが、
お刺身でいただくのは初めてですね。
あっさりしてとても上品な感じです。

そして、次は一人鍋です。
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これ、何だと思いますか?
何とこれ、スッポン鍋なのです。
スッポン鍋をお任せのコースの中で、しかも一人鍋で出していただいたのは初めてです。
まずは、だしを一口。
お、おぉ、おぉぉぉ!これは美味いです!!この出汁だけで日本酒が何杯でも飲めてしまいそうな美味しさです。

そして、スッポンの肉を一口。
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このスッポン、臭みが全然ないです。そして、上品なコクがあります。
これ、ホントに美味しいです。
これには、杉錦を燗でいただきました。
たまき

実は私、スッポンをいただいて、本気で美味しいと思ったのは今回が初めてなのです。
初めての時は、地ビールを出す居酒屋さんでスッポンの唐揚げをいただきました。
このときははっきり言って、スッポンの癖のある生臭さにはっきり言ってまいってしまいました。
そして、そのずいぶん後にてっちりやスッポン鍋が名物の大阪のお店でいただくのですが、
そこのスッポン鍋は臭みこそありませんでしたが、自らすすんでもう一度食べたいと思うことはないという感じでした。
ですので、スッポン独特のクセが私には会わないのだと思い、今まで割り切っていたのですが、
この日に食べたスッポン鍋は今までのものとは完全に別物でした。
次回はこのスッポン鍋をメインにしたコースを是非ともいただきたいものです。
そして、このスッポン鍋なら、その出で立ちのグロテスクさに今までスッポン鍋に手を出さなかった人にもお勧めです。

さて、料理はまだまだ続きます。
焼き魚に、まな鰹を出していただきました。
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そして、お店に入った時から気になっていた冷蔵ケースの中の金目鯛を煮付けにしていただいて出していただきました。

これ、見た目からして豪華で美味しそうです。
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これはもう、余すところがないほどに堪能させていただきました。
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そして、なまことつくね芋で少しあっさりと。
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そして、これは確か鱈の肝だったと思います。
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これ、全然臭みがなくって、甘みが日本酒にぴったりです。
これも鮮度のなせる技なのでしょうね。

このあたりでお腹もかなりふくれていましたが、お酒に合うもう一品を!ということで、鱈の白子をいただきました。
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もう、満腹状態で、いつもならご飯ものはお断りするのですが、この日のご飯ものがこれだと知ったら、お断りするわけにはいきません。

この日の〆のご飯は先ほどいただいたスッポン鍋の雑炊です。
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これはヤバいです。
満腹とは関係なくスルスルと入っていきます。
別腹とはこのことをいうのでしょうね。

この日は新鮮なお魚とそれに合う日本酒をしっかり堪能させていただきました。
また、初めてスッポンの美味しさを体験できた貴重な日でもありました。

季節ごとに旬の食材と日本酒のマリアージュを楽しませてくれるお店、
次回はテーブルのしたにセットしてある遠赤外線ロースターを使って食材を自分で焼きながら楽しむこともできるみたいなので、そちらも楽しんでみたいですね。


【美酒 旬菜旬魚 多満喜】
住所:大阪市中央区南船場3-1-7 日宝東心斎橋ビル1F   MAP
電話:06-6121-2434 
営業時間:11:30~15:00 
     17:30~24:00
定休日:日・祝

※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
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最近、我が地元の旭区千林界隈には新しくラーメン屋さんが何軒かオープンしています。 横浜家系ラーメンや尾道ラーメンなど新しいお店が次々オープンするので目移りしてしまいそうになります。 そんな中、地下鉄千林大宮駅のすぐ近くに去年の12月にオープンしたお店、“ ...
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最近、我が地元の旭区千林界隈には新しくラーメン屋さんが何軒かオープンしています。
横浜家系ラーメンや尾道ラーメンなど新しいお店が次々オープンするので目移りしてしまいそうになります。

そんな中、地下鉄千林大宮駅のすぐ近くに去年の12月にオープンしたお店、“亀一”さんにお邪魔してきました。

千林大宮駅の1番出口(千林商店街のアーケード側)を出て、あの知る人ぞ知る千林商店街のテーマソング、♪一、十、百、千、せんばやしぃ~せんばや~し しょ~てんが~い♪
のテーマソングを聴き終われないぐらいにすぐのところに“亀一”さんはあります。
亀一

入り口の券売機で食券を買ってからお店に入るシステムのようですね。
メニューは“亀一ラーメン:680円 、亀一ラーメン(大):780円、 亀一ラーメン(小):580円 、
チャーシューメン:880円、 チャーシューメン大盛:930円 、チャーシューメン小盛:730円”
とシンプルな感じですね。

この日は初めてだったので、一番スタンダードな“亀一ラーメン”の食券を買って、お店に入っていきます。

カウンターだけの10席ほどの小さなお店で、中に入るとお客さんは一人だけしかいませんでした。
12月にオープンして、約2ヶ月、ランチタイムで少ないお客さんとくれば、この時点では、「あ、ハズしてしもたか・・・」って正直思いました。

しかし、そんな思いとは逆に、カウンターの中ではかなり手際よくテキパキとした動作で店主と思われる方がラーメンを作っています。ホント、大真面目にきちんと作っている感じなのです。
そして、カウンターの壁に貼ってあるラーメンへのこだわりが書いてあるものを眺めてみます。
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これを見ると結構拘ってはるみたいですね。魚介類を軸にとんこつでとったスープを白味噌仕立てる・・・
そして、ジャガイモを練り込んだ麺、これはなかなかおもしろそうですね。

まもなくすると、「お待たせしました!」の言葉とともに、“亀一ラーメン”が運ばれてきました。
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真っ赤な鉢に一見とんこつ醤油味のような感じの見た目のスープ、そして、たっぷりの白髪ネギが食欲をそそります。
まずはスープを一口いただきます。
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とんこつみそラーメンの野性的な感じを想像していたのですが、それとは全然違ってものすごく優しい感じの味です。
白味噌のほのかな甘みが何ともいえない上品な感じを醸し出しています。
このスープ、めっちゃ美味しいです。

そして、麺を一口いただきます。
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麺はモチモチの食感が美味しい太めのタイプで、しっかりしたコシがかなり心地よいです。
これもまた、勝手に豚骨ラーメンの細麺を想像していたのでうれしい不意打ちを食らった感じですね。

このスープと麺が良く絡まって、上に添えてある白髪ネギとの相性も抜群です。

チャーシューは比較的厚く切ってあるものが3~4枚ものっています。
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このチャーシューもまた、かなり柔らかく煮込まれていて、美味いです。
普通のラーメンでチャーシューがこんなにのっかっているのはかなりお得ですね!
チャーシュー麺を注文すると、どんなものが出てくるのでしょうか?

これ、単品のチャーシュー盛りで注文すると、ビールのアテにかなり美味いでしょうね!

スープをいただいているときに気がついたのですが、具は白髪ネギ、メンマ、チャーシューだけではなくて、
細く切られたタマネギも入っているのですね。この上品なスープの感じはタマネギから出る自然な甘みも加わっているのでしょう。
気がつけば、スープも全部いただいてしまっていました。

これ、一緒にご飯も注文して、最後に残ったスープに投入したら、もう一つの至高なひとときが待っているのでしょうね・・・

最近の千林界隈のラーメン屋さん、なかなか個性的で美味しいお店が増えてきているようです。
千林という土地柄、ラーメン1杯680円という値段設定は少し厳しいような気もしますが、厚めのチャーシューが3~4枚入ってたり、
この麺やスープの手間を考えると、決して高くはないと思います。

ここ、“亀一”さん、「何処にでもないオリジナルの味」と言うだけあって、なかなかのものだと思います。
是非とも再訪させていただきたいお店のひとつですね。


【ラーメン 亀一】
住所:大阪市旭区森小路2-6-8   MAP
電話:06-6954-4111 
営業時間:11:30~21:00   
定休日:不定休

※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
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