和食と日本酒のマリアージュならここ、間違いなしですよ!~谷町4丁目 酒肴 和亭~
コピー商品・・・いえ、ただ単に似ているだけかも知れませんが、世の中にはそういうものたくさんありますよね。
東京で大人気のお土産、“東京ばな奈”。
東京駅で“東京ばな奈”を買って、新幹線に乗り、新大阪駅に帰ってくると、“ ...
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コピー商品・・・いえ、ただ単に似ているだけかも知れませんが、世の中にはそういうものたくさんありますよね。
東京で大人気のお土産、“東京ばな奈”。

東京駅で“東京ばな奈”を買って、新幹線に乗り、新大阪駅に帰ってくると、“大阪バナナ”なるものが売ってたりして、「マジですか?」と思ったりしたことがありました。
最近話題になった、北海道銘菓、“白い恋人”によく似た、大阪銘菓“面白い恋人”。


最初、JRの駅売店で売っているのを見たときは、ひっくり返りそうになりましたよ。
ま、大阪らしいと言えば、大阪らしいのですが、人気が出て、東京でも売り始めたのだとか・・・。
あれ、大阪だけだから許された(許されてないか(^^;))のでしょうが、東京進出はマズかったんじゃないかと・・・。
とはいえ、北海道では、こんなお菓子も売っているのだとか・・・。

“私の恋人”これがセーフなら、“面白い恋人”もセーフかと思うのは私だけでしょうか?
さて、似て非なるものも面白いですが、やはり料理はホンモノにかなうものはありません。
この日は、そんなホンモノの日本酒と料理とのマリアージュが堪能出来るお店、
谷町4丁目にある“酒肴 和亭”さんにお邪魔させていただきました。

こちらのお店、カウンター席と、テーブル席が2~3の小さなお店ですが、提供される料理と日本酒は間違いなくホンモノですよ!


この日の私達の献立はこんな感じ。

これはどう見ても、本格割烹の献立ですね。
ただの居酒屋ではないことを物語っています。
先ずは生ビールでのどを潤します。
あ、こちらのお店でコースを注文すると、生ビールをいただいているときには、料理は出てきません。
「料理は全て日本酒とのマリアージュを意識したもの。」
店主なごみちゃんはそう言います。
ですので、生ビールを飲み干してから、料理と日本酒がスタートします。
先に日本酒がやって来ました。

三重県のお酒、八兵衛の山廃吟醸です。
そして、1品目の料理、先付けは“蟹と蕪ととんぶりの土佐酢ゼリー”

秋らしく、紅葉の葉があしらわれていますね。
ずっと眺めていたい気もしますが・・・。
上にかけてある和紙を外すと、料理がお目見えします。

見た目も綺麗ですが、味わいも素晴らしい!
蟹の甘みと八兵衛、山廃吟醸の甘みの方向がバッチリあって、素晴らしいマリアージュを奏でてくれますよ。
さて、次のお酒は福岡県のお酒、旭菊 綾花です。

こちらのお店の酒器は、白い磁器、出石焼が多く使われています。
この白い出石焼に入れることにより、酒の色合いを楽しむことが出来るからなのだとか・・・。

料理はこちら、泉州産 あまかれいの造りをポン酢でいただきます。

ここからは、お造りが3種類出て、それぞれに合わせた日本酒もいただけますよ。
2つめの造りは、泉州産石鯛・・・と書いてありますが、なにやら河内蓮根の揚げたものが出てきましたよ。

外側の蓮根を割ってみると・・・。

なるほど、中に造りが入っていたのですね。
そして、3つめの造りは、泉州産のかわはぎ。
これは、かわはぎの肝をといた醤油でいただきます。これ、めちゃくちゃ美味かったです。

こちら、和亭さんのお造り、それぞれに合った日本酒が付くのと、もうひとつ特徴があります。
お気づきになった方もいらっしゃるかも知れませんが、造りに漬けるものがそれぞれ全部違いますよね。
ポン酢、山葵醤油、肝醤油。
これを味わってしまうと、造り=山葵醤油では満足できなくなってしまいますよね。
次の料理はすっぽんです。

澄んだ出汁の中に焼葱、焼餅と一緒に。さて、すっぽんというと、ちょっと抵抗がある方もいらっしゃるかも知れませんが・・・。

えんぺらの部分をいただきましょう。
お!すっぽんってこんなに美味かったのでしょうか?
私が最初にすっぽんを食べたときは、やはり多少の泥臭さを感じたのですが、こちらのすっぽんは、そんなかけらもありません。
美味いんですよ、純粋に。これは凄いですね・・・。
思わず、おかわりって言いそうになりましたが、そういうわけにもいきませんよね(^^;)
すっぽんの余韻に浸っていると、なにやら賑やかな料理がお目見えしましたよ!

寒鰆のゆう庵焼、揚げ銀杏、鰺のえたり漬け、イクラおろし柚子釜焼、紅しぐれ大根、諸子甘露煮です。
こういうのって、見ているだけでもテンション上がりますよね!

これには、広島のお酒、瑞冠 こわっぱ亀の尾 純米吟醸を燗酒でいただきました。
よく、「吟醸酒を燗するなんて・・・」といった声を聞きますが、吟醸であろうが、純米であろうが、温度を変えることによって味わいが変わるので、それに合わせて料理も変えると、楽しさの幅もずっと広がりますよ!
一度お試しあれ。
さて、次の料理は煮魚。
煮魚といえば、魚が姿や切り身で出てくることを創造されると思いますが、和亭さんにかかれば、煮魚はこうなります。

舌平目の煮付けと季節の野菜。
見た目が綺麗なだけではなく、食べやすいんですよね。
これなら、魚を食べるのは面倒くさいといった方でも大丈夫ですよね。

合わせるお酒は、繁桝 特別純米の燗酒。
そして、次は肉料理です。
仔羊のスペアリブ(ラックラム)の山椒焼です。

旨みたっぷりでヘルシーなラム肉、もちろん臭みとは無縁ですよ。
そして、最後は天ぷら。

赤足海老とばってん茄子のてんぷらです。
上品な甘みの赤足海老と生でも食べれるほど糖度の高いばってん茄子。
「え、最後に天ぷら?」と思いましたが、これ、イケますよ(^^)
さて、通常ならこれで料理は終わりなのですが、この日は特別に、珍味をいただきました。

イカの塩辛、鶏肝のパテ、あん肝味噌、クリームチーズの味噌漬けです。
あのね、これかなりヤバいです。
何故なら、酒が進み過ぎるのですよ(^^;)

この珍味は、お正月用として、12種類重箱に入って、“開運 珍味セット”として売り出すらしいですよ!
(詳しくは、お店までお問い合わせ下さいね。)

酒肴 和亭さん、やはりいつお伺いさせていただいても、そのクォリティは高い次元で保たれています。
季節ごとに変わる海の幸、そして、日本酒の真価を堪能出来る数少ないお店だと思いますよ。ホンモノを味わいに、来月もまた通ってしまいそうです(^^)
【酒肴(しゅざかな なごみてい)和亭】
住所:大阪市中央区鎗屋町1-1-10山大ビル1F MAP
電話:06-6949-4753
営業時間: 18:00~23:00(L.O.22:30)
定休日:土・日、祝
お店のHPはコチラ
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。

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東京で大人気のお土産、“東京ばな奈”。


東京駅で“東京ばな奈”を買って、新幹線に乗り、新大阪駅に帰ってくると、“大阪バナナ”なるものが売ってたりして、「マジですか?」と思ったりしたことがありました。
最近話題になった、北海道銘菓、“白い恋人”によく似た、大阪銘菓“面白い恋人”。


最初、JRの駅売店で売っているのを見たときは、ひっくり返りそうになりましたよ。
ま、大阪らしいと言えば、大阪らしいのですが、人気が出て、東京でも売り始めたのだとか・・・。
あれ、大阪だけだから許された(許されてないか(^^;))のでしょうが、東京進出はマズかったんじゃないかと・・・。
とはいえ、北海道では、こんなお菓子も売っているのだとか・・・。

“私の恋人”これがセーフなら、“面白い恋人”もセーフかと思うのは私だけでしょうか?
さて、似て非なるものも面白いですが、やはり料理はホンモノにかなうものはありません。
この日は、そんなホンモノの日本酒と料理とのマリアージュが堪能出来るお店、
谷町4丁目にある“酒肴 和亭”さんにお邪魔させていただきました。

こちらのお店、カウンター席と、テーブル席が2~3の小さなお店ですが、提供される料理と日本酒は間違いなくホンモノですよ!


この日の私達の献立はこんな感じ。

これはどう見ても、本格割烹の献立ですね。
ただの居酒屋ではないことを物語っています。
先ずは生ビールでのどを潤します。
あ、こちらのお店でコースを注文すると、生ビールをいただいているときには、料理は出てきません。
「料理は全て日本酒とのマリアージュを意識したもの。」
店主なごみちゃんはそう言います。
ですので、生ビールを飲み干してから、料理と日本酒がスタートします。
先に日本酒がやって来ました。

三重県のお酒、八兵衛の山廃吟醸です。
そして、1品目の料理、先付けは“蟹と蕪ととんぶりの土佐酢ゼリー”

秋らしく、紅葉の葉があしらわれていますね。
ずっと眺めていたい気もしますが・・・。
上にかけてある和紙を外すと、料理がお目見えします。

見た目も綺麗ですが、味わいも素晴らしい!
蟹の甘みと八兵衛、山廃吟醸の甘みの方向がバッチリあって、素晴らしいマリアージュを奏でてくれますよ。
さて、次のお酒は福岡県のお酒、旭菊 綾花です。

こちらのお店の酒器は、白い磁器、出石焼が多く使われています。
この白い出石焼に入れることにより、酒の色合いを楽しむことが出来るからなのだとか・・・。

料理はこちら、泉州産 あまかれいの造りをポン酢でいただきます。

ここからは、お造りが3種類出て、それぞれに合わせた日本酒もいただけますよ。
2つめの造りは、泉州産石鯛・・・と書いてありますが、なにやら河内蓮根の揚げたものが出てきましたよ。

外側の蓮根を割ってみると・・・。

なるほど、中に造りが入っていたのですね。
そして、3つめの造りは、泉州産のかわはぎ。
これは、かわはぎの肝をといた醤油でいただきます。これ、めちゃくちゃ美味かったです。

こちら、和亭さんのお造り、それぞれに合った日本酒が付くのと、もうひとつ特徴があります。
お気づきになった方もいらっしゃるかも知れませんが、造りに漬けるものがそれぞれ全部違いますよね。
ポン酢、山葵醤油、肝醤油。
これを味わってしまうと、造り=山葵醤油では満足できなくなってしまいますよね。
次の料理はすっぽんです。

澄んだ出汁の中に焼葱、焼餅と一緒に。さて、すっぽんというと、ちょっと抵抗がある方もいらっしゃるかも知れませんが・・・。

えんぺらの部分をいただきましょう。
お!すっぽんってこんなに美味かったのでしょうか?
私が最初にすっぽんを食べたときは、やはり多少の泥臭さを感じたのですが、こちらのすっぽんは、そんなかけらもありません。
美味いんですよ、純粋に。これは凄いですね・・・。
思わず、おかわりって言いそうになりましたが、そういうわけにもいきませんよね(^^;)
すっぽんの余韻に浸っていると、なにやら賑やかな料理がお目見えしましたよ!

寒鰆のゆう庵焼、揚げ銀杏、鰺のえたり漬け、イクラおろし柚子釜焼、紅しぐれ大根、諸子甘露煮です。
こういうのって、見ているだけでもテンション上がりますよね!

これには、広島のお酒、瑞冠 こわっぱ亀の尾 純米吟醸を燗酒でいただきました。
よく、「吟醸酒を燗するなんて・・・」といった声を聞きますが、吟醸であろうが、純米であろうが、温度を変えることによって味わいが変わるので、それに合わせて料理も変えると、楽しさの幅もずっと広がりますよ!
一度お試しあれ。
さて、次の料理は煮魚。
煮魚といえば、魚が姿や切り身で出てくることを創造されると思いますが、和亭さんにかかれば、煮魚はこうなります。

舌平目の煮付けと季節の野菜。
見た目が綺麗なだけではなく、食べやすいんですよね。
これなら、魚を食べるのは面倒くさいといった方でも大丈夫ですよね。

合わせるお酒は、繁桝 特別純米の燗酒。
そして、次は肉料理です。
仔羊のスペアリブ(ラックラム)の山椒焼です。

旨みたっぷりでヘルシーなラム肉、もちろん臭みとは無縁ですよ。
そして、最後は天ぷら。

赤足海老とばってん茄子のてんぷらです。
上品な甘みの赤足海老と生でも食べれるほど糖度の高いばってん茄子。
「え、最後に天ぷら?」と思いましたが、これ、イケますよ(^^)
さて、通常ならこれで料理は終わりなのですが、この日は特別に、珍味をいただきました。

イカの塩辛、鶏肝のパテ、あん肝味噌、クリームチーズの味噌漬けです。
あのね、これかなりヤバいです。
何故なら、酒が進み過ぎるのですよ(^^;)

この珍味は、お正月用として、12種類重箱に入って、“開運 珍味セット”として売り出すらしいですよ!
(詳しくは、お店までお問い合わせ下さいね。)

酒肴 和亭さん、やはりいつお伺いさせていただいても、そのクォリティは高い次元で保たれています。
季節ごとに変わる海の幸、そして、日本酒の真価を堪能出来る数少ないお店だと思いますよ。ホンモノを味わいに、来月もまた通ってしまいそうです(^^)
【酒肴(しゅざかな なごみてい)和亭】
住所:大阪市中央区鎗屋町1-1-10山大ビル1F MAP
電話:06-6949-4753
営業時間: 18:00~23:00(L.O.22:30)
定休日:土・日、祝
お店のHPはコチラ
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