ジビエ。
ちょっと前までは聞き慣れなかった言葉だけれど、
今となっては、結構あちこちで聞きますよね。

ジビエとは・・・
狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉を意味する言葉で、フランス語なのだとか。


狩猟で得た天然の野生鳥獣の食肉・・・
尊い生命を奪う代わりに、肉から内臓、骨、血液に至るまで、
全ての部位を余すことなく料理に使い、
生命に感謝を捧げようという精神が流れているのだとか。

写真映えのためだけに注文される大盛り、
特に食べたくないけれど、見た目が綺麗だからという理由での注文・・・
今一度、考え直しても良い時が来たんじゃないかな?
こちらのお店に訪問させていただき、そんなことを考えてしまいました。

お伺いさせていただいたのは、小田急線の喜多見駅近くにあるお店、
"ビート・イート(beat eat)さん。

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お店が入る建物の1階に看板が出ているのですぐに分かると思います。
この階段を降りて、一番奥に行くと、お店の入口が。

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ランチタイムがはじまる10分前に到着すると、すでに待っている人が2名。
開店時間の12時になり、無事に1巡目に入店することができました。

店内は、カウンター席が6席のみ。
順番に奥から詰めて座らせていただきます。

こちらのお店、ディナータイムは店主が自ら狩猟してきたジビエで、
いろんな料理を提供してくださるのだとか。

そして、ランチタイムに営業されている時は、カレー。
この日のメニューは、カウンター席の右にある壁に掲げてあります。

ポークビンダルー 1,200円
イノシシと山椒のキーマ 1,200円
二種盛り  1,700円
オプション 海老カレー 600円


これはどれか選べって言ったって・・・・
やはり全部食べたいので、
「全部盛お願いします。」って言ってしまいました。

ちなみに、私の先に入ったお客さんも、私の後から入ってきたお客さんも、
みんな3種盛りを注文していましたよ!

カウンターの奥では、店主がスパイスの香りを立ち上がらせながら、
ランチのカレーを作っているのが見えます。

そして、カウンターの中、正面の壁は黒板にもなっていて、
ディナーメニューが少し書いてあります。

ツキノワグマのビリヤニ、カキのカレー、
白あずきとムング豆とすりおろしカブのダル、
鹿ケバブ、紅芯大根のアチャール・・・。

そんな文字が並び、こちらは勝手にそれらの料理を想像する。
こうなってくると、カレー好き、スパイス好きは、
いても立ってもいられなくなるわけで^^;

「お待たせしました〜 2種盛りに海老ですね。」

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登場しました。
そして、想像以上にボリューム満点!

カレーの盛は、インド風。
木の器が、ターリーで、その上にカトゥリが乗っかって、
カレーが何種類か乗っかってくるスタイル。

インド料理のお店のカトゥリよりも器が大きく、タップリとカレーを味わうことができますよ。

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それにしても、<オプション>と書かれた、海老のカレーの、
エビの大きさにビックリしました。

それでは早速いただきます。
先ずは、ポークビンダルーから。

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先ずは、カレースープをいただきましょう。

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おぉ、これは美味しい。
スパイスのアタックも中々のものですが、それ以上に旨味が凄い!
これ、どんな食べ方をしても美味しいんじゃないかな?

中に入っている豚肉は、何と骨付きのスペアリブ。
スプーンでホロッと・・・・
なんて、甘っちょろい事は言わずに、豪快に手で持って、骨から肉を外しましょう。
で、これが美味いんですよ(^^)

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ごはんは、バスマティライスがドーム状にもられています。
さて、これをスプーンですくってスープカレーのように食べるか、
それとも、ミナミインド風にターリの上に広げて、
いろんなカレーやアチャールと一緒に混ぜて食べるか・・・。

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こちらは、イノシシと山椒のキーマ。
イノシシ・・・少しだけ身構えましたが、変なクセは全くなし。
豚肉よりもアッサリした旨味がいい感じですよ。
山椒もビシビシと存在感を表すではなく、調和された旨味が好印象です。

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ダルスープとアチャール。
これらは、そのまま食べても十分に美味しい。
でも、カレーと混ぜ合わせながら一緒にいただくと、
その個性がキラリと光ります。

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やはり私はインド風に、バスマティライスを真ん中で広げ、
いろんなカレーを混ぜ合わせながらいただくことにしました。

これだけのボリュームになると、いきなり全てのカレーをかけてしまうと、
ターリーから溢れるので、少しずつ、いろんな味わいを楽しみます。

どのカレーも丁寧で滋味深く、甲乙つけがたいくらいに美味しかったです。
こういう料理を食べると、ぜひまたディナータイムに予約して、
ジビエをしっかりと食べに来たいと思います。

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ビートイートさん、入口には鹿の角。
店内には、空薬莢などが置かれ、いい感じのお店でした。

店主、狩猟や出張料理などで、不定休なこともありますので、
ぜひお店のFacebookページを確認して、おでかけくださいね〜








【beat eat(ビートイート)】
住 所:東京都世田谷区喜多見9−2−18 喜多見城和ハイツ B1F    MAP
電 話:03-5761-4577
営業時間:12:00〜15:00(L.O.14:30) 18:30〜22:00(L.O.21:30) 
     ※木曜日はディナータイムのみ営業。
煙 草:完全禁煙
定休日:水曜日 ※不定休あり(Facebookで確認できます)
駐車場:なし(お店の近くにコインパーキング有り)

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※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。


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