毎年この時期に決定される、今年の漢字。
2019年は「令」なのだとか。
元号が"令和”になった年だから、「令」。
わかりやすいとか、単純だと思う方も少なくないと思いますが、
元号が変わる年って、実はとても珍しく貴重でもあるので、それはそれで良いのかもしれませんね。
(でも確かに、もう一捻り欲しかった^^;)
元号と言えば、天皇陛下が交代するときに変わるもの。
現在の天皇陛下のお住まいは東京にある皇居ですが、
1869年までは京都、京都御所だったのですよね。
1331年から1869年まで538年間も天皇が住居としたところ。
現在では、一部の区域を除き、見学ができるようです。
(もちろん、手荷物検査などのセキュリティチェックがあります。)
この機会に訪れてみては如何でしょうか?
さて、そんな京都御所から歩いて7〜8分のところに、材木店があります。
YKK apの看板を掲げた"井倉木材”さん。
実はこちら、ただの材木屋さんではないのです。
日の落ちる夕方5時になると、その姿を変貌させます。
「酒場 井倉木材」と書かれたのれんがかかり、立呑のお店に変身。
用意された料理も、立呑レベルを超えたものばかりと言うから、
面白くて仕方がないと、もっぱらの噂なのです。
この日はそんな「井倉木材」さんに潜入してきました。
17:00の開店時間を狙って行ったにも関わらず、店内のスペースは満席だったので、
屋外のテーブルを陣取らせていただきました。
静かに呑んでおくれやす
そんなメッセージが書かれた木が置かれたテーブル。
横には、炭火が入った七輪もおかれています。
この七輪、冬はストーブの役割も兼ねているのですが、
焼物の注文が入ったとき、店主が食材を持ってここで調理を始めるのです。
「井倉」と書かれた表札がかかる玄関の横、つまみのメニューが掲げられています。
メニューはここだけではなく、テーブルの上にも置いてあります。
本日のおすすめ・・・ではなく、ドススメ‼
ど根性、どストライクのような感じで、「超」を意味する「ド」が付いたオススメ。
これは食べておかない手はないです。
その中でも、この季節だけのメニュー、特大コッペ蟹。
こんなキレイな状態で提供されます。
もう一度言っておきますが、ここは立呑のお店。
もっといえば、材木屋さんなのです。
それでいて、こんなのが出てくるから、堪らないですよね!
そりゃぁ開店時間の行っても、店内は満席になるわけです。
こんなの出された日には、やはり日本酒に限る。
井倉木材さんでは、日替わりで4種類の地酒を用意してくださっているようです。
蟹が来て、酒が来ればやはりこいつも欲しくなる。
本日のドススメを見て、気になってお願いしてみて大正解のこれは、
かにみそのルイベ。
シャリシャリの半冷凍の蟹の身と蟹味噌をあわせたものが、
口の中で心地よくとけて、旨味が一気に広がってゆく。
食べた瞬間に笑顔・・・ではなく、食べた5秒後に笑顔に花が咲くのです。
そしてこちらは、くも子を焼いたもの。
ちなみに、くも子とは、鱈の白子のこと。
京都の人は、ふぐの白子のことは「白子」というけれど、
鱈の白子のことは「くも子」と言い区別しているのだとか。
濃厚な味わいのくも子に旨味のある日本酒。
この組み合わせは堪らないですよ。
そして、オイルサーディン。
缶の蓋を開け、ちょっと仕事を加えながら炙って温める。
このワイルドで繊細な味わいの虜になり、またお酒を追加してしまう。
でも、これは酒場の楽しみではないのかと、自分を納得させて楽しむのも良いのでは^^;
横にある七輪を使ったものがどうしても食べたくなり注文したのが、明太子もち。
餅でさえ、つまみにしてしまうのか・・・
いえ、同じ米を原料にしたものだからこそ、酒に合う。
いやぁ美味いわ、コレ(^^)
そんな感じで、餅を食べながら酒を飲んでいて、こちらの常連さんの声を思い出す・・・。
まきまききゅうりって、ただのきゅうりだけど、ただのきゅうりにあらず。
なんのこっちゃ・・・
そう思いながらも注文してみると、
あはははは(^^)
包丁できゅうりを切っていて、失敗するとこんな感じになるけれど、
ここまで完全に失敗・・・いえ、繋げて切るのは逆に大変なのではないかと。
そして食べるとコレが信じられないくらいに美味い。
どうも、特製のタレがかけられているようで、お持ち帰りように販売もされていますよ。
コッペ蟹を注文して、少し身を残しておいた人だけが注文できる、
特別な料理、オプションチャーハンがこれ。
残った蟹の身をキレイに掃除し、それで作ったチャーハン。
コレが美味くないわけがない。
しっとりふわふわ、旨みたっぷり奇蹟の300円。
これはマストアイテムですよ!
まだもう少し飲みたくて、飲み物のメニューを再び・・・。
お、みりんレモンって?
飲んで美味しいみりんを使って作った、みりんレモン。
レモンサワーの代わりに是非とも。
あ・・・レモンチューハイもあるので、お好みでどうぞ。
このあと、店内のスペースに空きができたので、そちらに移動して、
もう少しだけ余韻を楽しみます。
大粒の納豆と葱、紅生姜が入ったなっとうオムレツ。
こいつをちびちびやりながら、飲む酒もまた美味し。
京都嵯峨、森嘉豆腐の木綿を使った湯豆腐。
これが本当に木綿豆腐?
そう思えるほどに柔らかく濃厚。
心も体も温まります。
店内壁にずらりと書かれた定番メニュー。
その下にさりがなくある「中華そば」の大きな札が気になる・・・。
尋ねてみると、いつもはあるのだけれど、今日は麺がないのだとか。
これで、再訪の立派な理由が成立。
昼は木材やさんで、夜は酒場。
店主は本当に昼間は木材屋さんの4代目。
そんな店主が腕を振るう料理で、酒を飲む。
京都を訪れたときは、是非足を運んでみてください。
充実したひとときを体験できますよ。
【酒場 井倉木材】
住 所:京都市上京区藪之内町77−1 MAP
電 話:非公開
営業時間:17:00〜23:00
煙 草:分煙(店内禁煙、屋外席は喫煙可)
定休日:日祝
駐車場:なし(お店の近くにコインパーキング有り)
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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2019年は「令」なのだとか。
元号が"令和”になった年だから、「令」。
わかりやすいとか、単純だと思う方も少なくないと思いますが、
元号が変わる年って、実はとても珍しく貴重でもあるので、それはそれで良いのかもしれませんね。
(でも確かに、もう一捻り欲しかった^^;)
元号と言えば、天皇陛下が交代するときに変わるもの。
現在の天皇陛下のお住まいは東京にある皇居ですが、
1869年までは京都、京都御所だったのですよね。
1331年から1869年まで538年間も天皇が住居としたところ。
現在では、一部の区域を除き、見学ができるようです。
(もちろん、手荷物検査などのセキュリティチェックがあります。)
この機会に訪れてみては如何でしょうか?
さて、そんな京都御所から歩いて7〜8分のところに、材木店があります。
YKK apの看板を掲げた"井倉木材”さん。
実はこちら、ただの材木屋さんではないのです。
日の落ちる夕方5時になると、その姿を変貌させます。
「酒場 井倉木材」と書かれたのれんがかかり、立呑のお店に変身。
用意された料理も、立呑レベルを超えたものばかりと言うから、
面白くて仕方がないと、もっぱらの噂なのです。
この日はそんな「井倉木材」さんに潜入してきました。
17:00の開店時間を狙って行ったにも関わらず、店内のスペースは満席だったので、
屋外のテーブルを陣取らせていただきました。
静かに呑んでおくれやす
そんなメッセージが書かれた木が置かれたテーブル。
横には、炭火が入った七輪もおかれています。
この七輪、冬はストーブの役割も兼ねているのですが、
焼物の注文が入ったとき、店主が食材を持ってここで調理を始めるのです。
「井倉」と書かれた表札がかかる玄関の横、つまみのメニューが掲げられています。
メニューはここだけではなく、テーブルの上にも置いてあります。
本日のおすすめ・・・ではなく、ドススメ‼
ど根性、どストライクのような感じで、「超」を意味する「ド」が付いたオススメ。
これは食べておかない手はないです。
その中でも、この季節だけのメニュー、特大コッペ蟹。
こんなキレイな状態で提供されます。
もう一度言っておきますが、ここは立呑のお店。
もっといえば、材木屋さんなのです。
それでいて、こんなのが出てくるから、堪らないですよね!
そりゃぁ開店時間の行っても、店内は満席になるわけです。
こんなの出された日には、やはり日本酒に限る。
井倉木材さんでは、日替わりで4種類の地酒を用意してくださっているようです。
蟹が来て、酒が来ればやはりこいつも欲しくなる。
本日のドススメを見て、気になってお願いしてみて大正解のこれは、
かにみそのルイベ。
シャリシャリの半冷凍の蟹の身と蟹味噌をあわせたものが、
口の中で心地よくとけて、旨味が一気に広がってゆく。
食べた瞬間に笑顔・・・ではなく、食べた5秒後に笑顔に花が咲くのです。
そしてこちらは、くも子を焼いたもの。
ちなみに、くも子とは、鱈の白子のこと。
京都の人は、ふぐの白子のことは「白子」というけれど、
鱈の白子のことは「くも子」と言い区別しているのだとか。
濃厚な味わいのくも子に旨味のある日本酒。
この組み合わせは堪らないですよ。
そして、オイルサーディン。
缶の蓋を開け、ちょっと仕事を加えながら炙って温める。
このワイルドで繊細な味わいの虜になり、またお酒を追加してしまう。
でも、これは酒場の楽しみではないのかと、自分を納得させて楽しむのも良いのでは^^;
横にある七輪を使ったものがどうしても食べたくなり注文したのが、明太子もち。
餅でさえ、つまみにしてしまうのか・・・
いえ、同じ米を原料にしたものだからこそ、酒に合う。
いやぁ美味いわ、コレ(^^)
そんな感じで、餅を食べながら酒を飲んでいて、こちらの常連さんの声を思い出す・・・。
まきまききゅうりって、ただのきゅうりだけど、ただのきゅうりにあらず。
なんのこっちゃ・・・
そう思いながらも注文してみると、
あはははは(^^)
包丁できゅうりを切っていて、失敗するとこんな感じになるけれど、
ここまで完全に失敗・・・いえ、繋げて切るのは逆に大変なのではないかと。
そして食べるとコレが信じられないくらいに美味い。
どうも、特製のタレがかけられているようで、お持ち帰りように販売もされていますよ。
コッペ蟹を注文して、少し身を残しておいた人だけが注文できる、
特別な料理、オプションチャーハンがこれ。
残った蟹の身をキレイに掃除し、それで作ったチャーハン。
コレが美味くないわけがない。
しっとりふわふわ、旨みたっぷり奇蹟の300円。
これはマストアイテムですよ!
まだもう少し飲みたくて、飲み物のメニューを再び・・・。
お、みりんレモンって?
飲んで美味しいみりんを使って作った、みりんレモン。
レモンサワーの代わりに是非とも。
あ・・・レモンチューハイもあるので、お好みでどうぞ。
このあと、店内のスペースに空きができたので、そちらに移動して、
もう少しだけ余韻を楽しみます。
大粒の納豆と葱、紅生姜が入ったなっとうオムレツ。
こいつをちびちびやりながら、飲む酒もまた美味し。
京都嵯峨、森嘉豆腐の木綿を使った湯豆腐。
これが本当に木綿豆腐?
そう思えるほどに柔らかく濃厚。
心も体も温まります。
店内壁にずらりと書かれた定番メニュー。
その下にさりがなくある「中華そば」の大きな札が気になる・・・。
尋ねてみると、いつもはあるのだけれど、今日は麺がないのだとか。
これで、再訪の立派な理由が成立。
昼は木材やさんで、夜は酒場。
店主は本当に昼間は木材屋さんの4代目。
そんな店主が腕を振るう料理で、酒を飲む。
京都を訪れたときは、是非足を運んでみてください。
充実したひとときを体験できますよ。
【酒場 井倉木材】
住 所:京都市上京区藪之内町77−1 MAP
電 話:非公開
営業時間:17:00〜23:00
煙 草:分煙(店内禁煙、屋外席は喫煙可)
定休日:日祝
駐車場:なし(お店の近くにコインパーキング有り)
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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