一度でも、ホンモノの新鮮なものを味わってしまうと、
         その味わいが忘れられなくなってしまう。

知り合いの腕利きのシェフは、いろんな食材にこだわり、いつも東奔西走しています。

相手が喜ぶものを探して走り回って探すから「ご馳走」という字には「走」の文字が入っています。
そんなシェフが究極の玉子料理に出会ってしまったそうな・・・。

それは「産みたてのたまご」を使った料理。

一度、「産みたてのたまご」を味わってしまうと、もうもとには戻れなくなってしまい、
“ペット飼育OK”のマンションを探して借り、ベランダでニワトリを飼い始めたのだとか^^;

ところが、そんな夢のような生活はそう長くは続かなかった。

いくら“ペット飼育OK"とは言っても、隣家のベランダから毎朝4時に聞こえてくる
「コケコッコー!」に隣人が我慢できるはずもなく……。

でも、新鮮な産みたてたまごの料理って美味しいでしょうね。

さて、産みたてたまごの料理は出ませんが、こちらのお店で新鮮な素材を使った匠の技の料理を楽しませていただきました。

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お邪魔させていただいたのは、京都四条河原町の路地裏にひっそりと佇むお店、
“食堂おがわ”

食堂と名前にはありますが、ただの食堂ではありません。
おそらく日本一予約の取りにくい食堂ではないでしょうか?

店主は、ミシュラン三つ星のお店「祇園 さゝ木」のご出身なのです。
そんな「祇園 さゝ木」の技とおもてなしを気軽なお値段で楽しめるとあって、
予約を取るのはかなり難しいのだとか。

この日は、友人に誘っていただき、20:30からスタートの予約に潜り込ませていただきました。

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和食のお店ではありますが、ワインあり、シャンパーニュあり、日本酒ありでいろんなお酒とのペアリングを楽しませていただくことが出来ますよ。

お品書きは店内の壁に貼ってあり、基本そこから料理をお願いすることが出来ます。
でも、ほとんどの方がおまかせで楽しまれているようです。

なまこの酢の物が出たかと思うと、

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からすみの餅巻がでてきたり、

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ふぐ皮の湯引きとてっさが出てきたりもします。
食べてみると、どれもが本当に美味しい。
大胆かつ繊細な味わいを楽しむことができるのです。

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そんな、繊細かつ大胆なこの日の料理の代表がこれ。
寒鰤の炙りに、辛子を添える。
これが不思議なことにかなり美味しいのです。
(通常は、辛子ではなく山葵でいただくことが多いと思いますが)

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少しずつ、いろんな料理が出てくるものの、献立の組み合わせもきちんとしていて、いいタイミングで椀物が出てきたりもするから本当に嬉しい。
 
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お酒も、京都や滋賀、和歌山の銘酒を中心に季節の美味しいものが揃えられています。

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この、骨付きのから揚げは“食堂おがわ”の名物ひとつ。
プロの料理人をも虜にさせた逸品なのです。

このから揚げ、黙っていても、おまかせにしていれば出てくると思いますが、必ず食べたいのであれば、
「から揚げもお願いします!」と最初に行っておいたほうが無難かも…
そんな日に限って、売り切れてしまっていては悲しいですものね^^;

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〆には、さば寿司をいただき、最終電車に乗り遅れないように、
後ろ髪を引かれながらもお店をあとにします。
もしも、終電の時間が近くなっていれば、お持ち帰りもできるようなので早めに告げておきましょう。

遅い時間からのスタートでも、わざわざ行きたくなるお店、
食堂おがわ。

もしも誘われたなら、迷うことなく行くが吉。
今宵も楽しんでくださいね!





【食堂おがわ】
住 所:京都市西京区西木屋町通四条下ル船頭町204    MAP
電 話:075-351-6833
営業時間:17:30〜23:00(L.O.22:00)  
煙 草:完全禁煙
定休日:水曜日、月末の火曜日
駐車場:なし(お店の近くにコインパーキング有り)




※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。


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