ほぼ毎月、蕎麦の会でお世話になっている、西区の“武蔵野”に、昨日はカウンセリングの勉強をしていた仲間たちと行ってきました。
武蔵野といえば、毎月第3木曜日に開催される、蕎麦の会。しかし、それ以外の夜は、木金の週2日だけ、蕎麦道 武蔵野として、お店を開けていらっしゃいます。なんか、プレミアムな感じでしょ?

前回、友人の結婚お祝いパーティの時に、武蔵野さんの話が出て、約一ヶ月、みなさんで美味しい鍋をいただいてきました。
予約の電話を入れたとき、大将に、“鍋は何で行きましょ?鴨、地鶏、三元豚とありますが・・・”と聞かれて、思わず、“全種類!!”と答えてしまいました。そしたら、12人でいらっしゃるなら、4人前ずつ、3種類ともお出ししましょう!!との嬉しい返事で、この盆と正月が一気にきたような、豪華な鍋パーティが開催される運びとなりました。
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蕎麦会の時と同じように、それぞれの席の上には、今日出てくる料理が書いてあります。
これを見て、きたいかんがますます膨れあがるのですね!!
そして、これまた、蕎麦の会の時と同じ、お蕎麦を食すことから始まります。
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先ずは塩をつけて、蕎麦の香りと食感を楽しみ、そばつゆ、辛み大根、葱の順番に、組み合わせの変化とともに、いろんな味わいを楽しんでいきます。
蕎麦を楽しんだ後は、武蔵野自慢の濃厚で、香り高いそば湯を楽しみます。
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底の方がトロッとしてて、これは他ではなかなか味わえない逸品です。
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そして、河南町の野菜を使った、小鉢。これはもう、“酒飲め!”っていわれてるようなものです。
大将の予告通り、この酒器たちが素晴らしい!!
   


今日は、芋焼酎を先ほどの素晴らしいそば湯で割っていただきます。
そば湯割りは蕎麦焼酎っていうのは、固定観念だったのですね!?芋焼酎もそば湯で割ると、なかなかイケますよ!
そして、いよいよお待ちかねの鍋の登場です!!
鍋に入ってる出汁を小鉢にとって、葱と酢橘の薬味でいただきます。



鴨!
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この濃厚そうな、色合いがたまりません!
そして、地鶏!!
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皮の部分を軽く炙ってあって、見た目からも期待させられます。
さらに、三元豚!!!
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なんて見事な豚肉でしょう!見た目からして・・・
っていうか、どれをとっても美味しそうやん!!これ、三者択一、どれか一つ選べっていうのは、なかなかきつかったです。
そして、野菜も手抜かりはありません!!
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毎月の蕎麦の会では、河南町のこだわり野菜をテーマにしているだけあって、今回の鍋の野菜も、それらが使われます。
で、真ん中の鮮やかな緑色の野菜が、京野菜の壬生菜だとか。鍋に壬生菜は初体験です。
焼き豆腐も、生麩がのって、なかなか別嬪さんです。
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それらが、鍋の中で出会って、これはもう、抜群のハーモニーを醸し出してくれます。
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三元豚は、しゃぶしゃぶ状態でいただくのですが、この豚肉の甘いこと!!
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こんなん食べてしもたら、スーパーのパックに戻られへんようになったらどうしましょ?!
そして、鴨鍋に至っては、鴨の脂がほどよく鍋の出汁にとけ合って、これまた、中の野菜に、心地よいコクを与えてくれます。鴨の脂がのった、春菊や壬生菜、最高です!!
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そして、最後の〆は、やはりお蕎麦屋さんというだけあって、打ち立ての蕎麦を熱々の鍋に投入します。
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入れた瞬間に、さっとあげて、鍋の出汁でいただきます。
これを食べた瞬間、あ!これは蕎麦の出汁やったんや!!って、当たり前ですけど、改めて感動しました。
ここで温かい蕎麦を食べるのは初めてですが、これもかなり美味かったです。


デザートは、蕎麦の実を使ってつくった、チョコレートです。
2月のバレンタインデーと、3月のホワイトデーにかけているのでしょうね!
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これは香り高い蕎麦茶との相性がバッチリでした。

蕎麦の会以外の武蔵野さん、なかなかやってくれます。
季節ごとの技を変えてくるのは確実で、これは、春のタケノコのシーズンも見逃せないですね。



【蕎麦道 武蔵野】

住所 : 大阪市西区江戸堀2-3-5 MAP 
電話 :  06-6445-8791
営業時間 :  11:00~17:00(土~15:00)、木金のみ18:00~22:00 第3木曜日は蕎麦会のため、事前に要予約。
定休日 : 日・祝