GWキャンプの2日目、少し足を伸ばして富山県の氷見まで行ってきました。
氷見といえば、氷見牛や氷見うどんが有名ですね。

そして、氷見といえば魚が美味いことを忘れてはいけません。
氷見の魚が美味いのには理由がある。とのこと・・・

その秘密は富山湾の地形が関係しているようです。
bde5e2cc.jpg


氷見の観光HPによると、
富山湾の海底は、陸上と変わらぬ山あり谷ありといった起伏の富んだ複雑な地形といわれ、沿岸部から急勾配に深くなり、水深1000m以深にも及びます。
この一気に湾底まで落ち込む斜面を「海底谷」、いわゆる「ふけ」と呼びます。この谷底に向かって、大陸棚からプランクトンを培養する有機質が流れますが、
逆に魚たちは「ふけ」沿いに大陸棚に向かって浮上するため“ふけぎわ”は格好の漁場となります。ここは、魚たちにとってプランクトンを食べたり、
産卵をするのに快適な場所なのです。そんな富山湾の中でも氷見沖は最も大陸棚が発達しているため、この“ふけぎわ”が多く存在し、
古くから漁業が盛んで、今も40数ヶ所もの定置網が設置されており、県内随一の漁獲量を誇っているのです。
とのこと。

そんな能登半島の東のふもと、富山の氷見にある“道の駅氷見”に行ってきました。
fb8ef453.jpg


この日はGWということもあり、朝早くから多くの車で賑わっていました。
ebe9e342.jpg


何とか駐車スペースを見つけて氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館を物色していると、こんな気になるものを発見!
16af2cd9.jpg


氷見といえば寒ブリが有名ですが、これもハンバーガーになってしまうのですね!
で、さっそくその“ブリカツバーガー”を買ってみました。
3be3416d.jpg


これ、なかなか上手いこと作っています。
鰤の身をフライにして、ソースを塗ってキャベツと一緒にバンズに挟んでいるだけなのですがこれがなかなかイケます!
何事もものは試しなのでしょうか。

で、観光魚市場の中に入っていろいろ物色してみます。
あちこちのお店に“キトキト”の文字が見受けられます。

キトキトといえば、こちら氷見が本店の人気のお寿司屋さんに“きときと寿司”さんもありましたね。
“キトキト”って、こちらの方言で、“活きのいい”を意味するのだそうです。

この市場内はキトキトの岩牡蠣が売っているお店が多かったですね。
cb144d20.jpg


あとは甘エビやとろろ昆布などの北陸名産が。
そして、富山名物のホタルイカもたくさん売っていました。

で、この日は生のホタルイカを見つけたので買ってみました。
お店の人に聞いたところ、「今日中なら刺身でOK」とのことだったのでこの日の夜にキャンプ場でのおつまみの一品にすることにしました。

そして、これがそのホタルイカです。
ffd3e869.jpg


透明感が違いますね。
早速お箸で一つつまみあげて少しの醤油をつけていただきます。
c42d08bc.jpg


お!ぅわ!!こ、これは凄いです。
鮮度が全く違うのでしょうか?
以前、兵庫県の香住で買った生のホタルイカも美味しかったのですが、このホタルイカは全くレベルが違います。

イカのわたってコクと同時に独特の風味があるじゃないですか?
これって少し間違えば臭みにもなってしまうのですが、このホタルイカはそんなものとは全く無縁です。
こんな臭みのないイカは初体験です。これ、いくらでも食べられてしまいそうです。
これは凄い!素晴らしいです!!
このイカを味わってしまったら、しばらくは普通は食べられないのではないでしょうか?まさかこんなイカが食べられるとは思っていなかったので、
お酒の用意がなかったのですが、これは日本酒とのマリアージュが楽しいでしょうね。

みなさん、富山にいらっしゃる際には氷見に立ち寄ることをお薦めします。
これは一食の価値ありですよ!

さて、GWはまだもう少し続きます。続きはまた後ほど・・・



【氷見フィッシャーマンズワーフ海鮮館】

住所:富山県氷見市中央町7-1   MAP
電話:(0766)74-7100 
営業時間:8:00~18:00 冬季(12月~2月は17:00閉館)
定休日:なし

※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。