名古屋。
大阪と東京の中間に位置し(距離的には大阪に近いですが)、近年飛躍的に発展している街ですね。
最近、車で名古屋に行かれて方は気づかれていると思いますが、道路の整備がものすごく急ピッチで進んでいますね。
名古屋高速も首都高のように、地下を走るところがあったり、東海湾岸道路のような環状交通網が発達していたりで、その進化には目を見張るものがあります。
そんな名古屋に、心躍らせる料理を食べさせてくれるお店があると聞き、連れて行っていただきました。
そのお店は名古屋の中心地、栄にあります。
名古屋栄東急インで待ち合わせをして、表通りからひとつ入った通りを歩いて行くと間もなく暖簾が見えてきます。
紺色の暖簾に白い文字で“むら鍬”。
ひさしの上には大きな一枚板の看板もありますね。
何だかとってもいい感じです。
お店に入るとカウンター席をL字型に囲むように席を用意していただいていました。
各席には店主、村瀬さんの名刺がおいてあり、名前を書いていただいてありました。
こういうのは何だか嬉しいです。
そして、この日のお酒がカウンターの上でお披露目。
この日は特別にお酒の持ち込みを許可していただきました。
なので、お酒は酒肴 和亭の店主、なごみちゃんにセレクトしていただきました。
そして、今日の献立は薄板に手書きで書いてありました。
お店に入ったときの板長さんの笑顔といい、名刺の席札といい、手書きのお品書きといいどれも期待感膨らむものばかりです。
さて、まずは乾杯です。
乾杯のお酒は大阪能勢のお酒“秋鹿 霙もよう”です。
ホント、気の置けない仲間との乾杯はいいものですね。
そして、先付けの岩手産のいくら振り柚子をいただきます。
艶々に光るいくらはまるで宝石のようですね。
いくらを楽しみ、秋鹿の霙もようを楽しんでいると、刺身用の醤油皿が出てきました。
緑と白の醤油皿がふたつ。
そして、葱と生姜が入った薬味のお皿。
これは、1つのお皿に生姜を、もうひとつは山葵や何もつけ津煮食べるためのお皿だそうです。こういう細かいところも、いえ、そういうところだからこそキッチリしているのでしょう。料理をいただく私たちのことをよく考えてくれていますね。
カウンターの中では、板長が鮮やかにお造りを仕上げています。
ここ、他のお店に比べてカウンターが低く、板場も低い位置にあるので調理する様子がものすごく見えるのです。
そして、店主村瀬さんが笑顔で調理されているのを見ているとこちらまで楽しくなってくるのです。ある意味、テーマパークですよね!
そんな様子を見ているうちに、お造りが目の前に運ばれてきました。
伊勢の鯛、真鰺、墨烏賊です。
どれも美味しかったですが、特にこの鯛の甘味の上品なこと。
しっかりかみしめて味わいました。
次は八寸。
宮城の牡蠣と、
紀州の唐墨。
そして、インゲンは丁寧にすり鉢で炒りたての胡麻をすったものを和えてあり、甘み、香りともに至高の味わいです。
そして、カウンターの中でこのあとに出てくる食材が準備されていました。
その食材とはこれ、そう!鴨です。(見たい人だけクリックしてくださいね)
肉になる前の鴨を見るのは初めてです。しかし、このメンバーは誰1人として鴨の姿を見ても引くことなく、写真を撮っていましたね!食欲、天晴れです(^^;)
鴨をさばいているのを見ているうちに焼き物が焼き上がってきました。
三河沖でとれた赤睦です。赤睦は、のどぐろとも呼ばれる高級魚ですね。
そして、まな板の上でにはワタリガニがならんでいます。
これを今から焼いていただくのですね。生きたものをその場でしめて、焼はじめるので、その身の甘さと言ったらもう・・・
そして、もちろん実を食べ終わった後は甲羅にお酒を注ぎ込んでたのしみます
そして、煮物はふろふき大根です。
大根には丁寧に作られた八丁味噌が掛けてあり、この味噌がまた美味い!
味噌だけ食べても美味いのですが、これが大根と出会うことによって、よりいっそう味に深みが出てくるのですね。
やはり、八丁味噌はここ名古屋でいただかなくてはなりませんね。
そして、いよいよ先程の鴨の登場です。
鴨は串に刺して焼いていただき、葱を添えていただきます。
鴨肉は火の通り具合も抜群で、噛めば噛むほど肉の旨みを味わうことが出来ます。
そして、鴨葱とはよく言ったもので、葱を一緒にいただくと、よりいっそう味に深みがまします。
そして〆は蕎麦寿司。
目の前で鮮やかに蕎麦寿司が作られていくのを見ているのまた、楽しいですね。
海苔がパリッとしているうちにどうぞ!
最後に土鍋で炊いていただいたご飯を。
艶々で甘みがあるご飯はあれだけいただいた後でも問題なく入っていきますね。
茄子ときゅうりのぬか漬けと、焼き茄子の赤だしも一緒にいただきます。
ほっとするひとときですね。
今回連れて行っていただいた方は日本全国を仕事で渡り歩き、その土地の情報や直感で美味しいお店を数々発見されているのですが、
ここむら鍬さんはその中でも、3本の指に入るくらいの名店とおっしゃっていたのがものすごくわかります。
こちら、むら鍬さんはその料理の味はもちろんのこと、こちらの店主であり、板長の村瀬さんの一挙一動、心配りがものすごく心地よく、
それを味わうだけでもここに来た価値があると思われます。
抜群の腕を持った料理人であり、なおかつ一流のサービスマンの姿を兼ね備えた素晴らしい方だと思います。
名古屋栄に見つけた名店、わざわざ新幹線に乗ってでも行く価値ありだと思います。
【むら鍬】
住所:愛知県名古屋市中区栄3-2-112 MAP
電話:052-241-5310
営業時間:
定休日:
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
大阪と東京の中間に位置し(距離的には大阪に近いですが)、近年飛躍的に発展している街ですね。
最近、車で名古屋に行かれて方は気づかれていると思いますが、道路の整備がものすごく急ピッチで進んでいますね。
名古屋高速も首都高のように、地下を走るところがあったり、東海湾岸道路のような環状交通網が発達していたりで、その進化には目を見張るものがあります。
そんな名古屋に、心躍らせる料理を食べさせてくれるお店があると聞き、連れて行っていただきました。
そのお店は名古屋の中心地、栄にあります。
名古屋栄東急インで待ち合わせをして、表通りからひとつ入った通りを歩いて行くと間もなく暖簾が見えてきます。
紺色の暖簾に白い文字で“むら鍬”。
ひさしの上には大きな一枚板の看板もありますね。
何だかとってもいい感じです。
お店に入るとカウンター席をL字型に囲むように席を用意していただいていました。
各席には店主、村瀬さんの名刺がおいてあり、名前を書いていただいてありました。
こういうのは何だか嬉しいです。
そして、この日のお酒がカウンターの上でお披露目。
この日は特別にお酒の持ち込みを許可していただきました。
なので、お酒は酒肴 和亭の店主、なごみちゃんにセレクトしていただきました。
そして、今日の献立は薄板に手書きで書いてありました。
お店に入ったときの板長さんの笑顔といい、名刺の席札といい、手書きのお品書きといいどれも期待感膨らむものばかりです。
さて、まずは乾杯です。
乾杯のお酒は大阪能勢のお酒“秋鹿 霙もよう”です。
ホント、気の置けない仲間との乾杯はいいものですね。
そして、先付けの岩手産のいくら振り柚子をいただきます。
艶々に光るいくらはまるで宝石のようですね。
いくらを楽しみ、秋鹿の霙もようを楽しんでいると、刺身用の醤油皿が出てきました。
緑と白の醤油皿がふたつ。
そして、葱と生姜が入った薬味のお皿。
これは、1つのお皿に生姜を、もうひとつは山葵や何もつけ津煮食べるためのお皿だそうです。こういう細かいところも、いえ、そういうところだからこそキッチリしているのでしょう。料理をいただく私たちのことをよく考えてくれていますね。
カウンターの中では、板長が鮮やかにお造りを仕上げています。
ここ、他のお店に比べてカウンターが低く、板場も低い位置にあるので調理する様子がものすごく見えるのです。
そして、店主村瀬さんが笑顔で調理されているのを見ているとこちらまで楽しくなってくるのです。ある意味、テーマパークですよね!
そんな様子を見ているうちに、お造りが目の前に運ばれてきました。
伊勢の鯛、真鰺、墨烏賊です。
どれも美味しかったですが、特にこの鯛の甘味の上品なこと。
しっかりかみしめて味わいました。
次は八寸。
宮城の牡蠣と、
紀州の唐墨。
そして、インゲンは丁寧にすり鉢で炒りたての胡麻をすったものを和えてあり、甘み、香りともに至高の味わいです。
そして、カウンターの中でこのあとに出てくる食材が準備されていました。
その食材とはこれ、そう!鴨です。(見たい人だけクリックしてくださいね)
肉になる前の鴨を見るのは初めてです。しかし、このメンバーは誰1人として鴨の姿を見ても引くことなく、写真を撮っていましたね!食欲、天晴れです(^^;)
鴨をさばいているのを見ているうちに焼き物が焼き上がってきました。
三河沖でとれた赤睦です。赤睦は、のどぐろとも呼ばれる高級魚ですね。
そして、まな板の上でにはワタリガニがならんでいます。
これを今から焼いていただくのですね。生きたものをその場でしめて、焼はじめるので、その身の甘さと言ったらもう・・・
そして、もちろん実を食べ終わった後は甲羅にお酒を注ぎ込んでたのしみます
そして、煮物はふろふき大根です。
大根には丁寧に作られた八丁味噌が掛けてあり、この味噌がまた美味い!
味噌だけ食べても美味いのですが、これが大根と出会うことによって、よりいっそう味に深みが出てくるのですね。
やはり、八丁味噌はここ名古屋でいただかなくてはなりませんね。
そして、いよいよ先程の鴨の登場です。
鴨は串に刺して焼いていただき、葱を添えていただきます。
鴨肉は火の通り具合も抜群で、噛めば噛むほど肉の旨みを味わうことが出来ます。
そして、鴨葱とはよく言ったもので、葱を一緒にいただくと、よりいっそう味に深みがまします。
そして〆は蕎麦寿司。
目の前で鮮やかに蕎麦寿司が作られていくのを見ているのまた、楽しいですね。
海苔がパリッとしているうちにどうぞ!
最後に土鍋で炊いていただいたご飯を。
艶々で甘みがあるご飯はあれだけいただいた後でも問題なく入っていきますね。
茄子ときゅうりのぬか漬けと、焼き茄子の赤だしも一緒にいただきます。
ほっとするひとときですね。
今回連れて行っていただいた方は日本全国を仕事で渡り歩き、その土地の情報や直感で美味しいお店を数々発見されているのですが、
ここむら鍬さんはその中でも、3本の指に入るくらいの名店とおっしゃっていたのがものすごくわかります。
こちら、むら鍬さんはその料理の味はもちろんのこと、こちらの店主であり、板長の村瀬さんの一挙一動、心配りがものすごく心地よく、
それを味わうだけでもここに来た価値があると思われます。
抜群の腕を持った料理人であり、なおかつ一流のサービスマンの姿を兼ね備えた素晴らしい方だと思います。
名古屋栄に見つけた名店、わざわざ新幹線に乗ってでも行く価値ありだと思います。
【むら鍬】
住所:愛知県名古屋市中区栄3-2-112 MAP
電話:052-241-5310
営業時間:
定休日:
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
コメント
コメント一覧 (6)
機会が有れば行く事にしよう!
なごみ亭の名古屋バージョンか?
でわ!B級グルメの堺で再見♪
絵も文章も気合がみえます。
もちろんお料理はおいしかったんやろけど
あなたのものを見る目はすごいとおもいます。
名古屋までしゅっといく行動力見習いたいです。
名古屋、新幹線で一時間かからんけど、食文化はけっこう違いましたよ!
なかなかええ体験させてもらいました。
そうおっしゃっていただけると嬉しいです。
ありがとうございます。
ここの板長さんね、ホンマ楽しそうに仕事しはるんですよ。
これだけ丸見えの板場、その調理してるのを見るのも楽しさならば、見せるのも味のうちってところなのでしょうか?すべてがつながってるのですよね。ほんまにええ経験させてもらいました。
見たらまた行きたくなってきた。。。
むら鍬さん、ホンマにいい仕事してましたよね!
季節ごとの味わいを堪能してみたいですね!