尾張名古屋。
名物といえば、何を思い出しますか?

きしめん。
そうですね、新幹線のホームにもきしめんのスタンドがあって、列車に乗り込む前に名物きしめんに舌鼓を打つ人を結構見かけますね。

味噌カツ。
はい、名古屋といえば八丁味噌。
その八丁味噌を豚カツにつけたものが味噌カツです。なんでも、名古屋でカツといえば味噌カツが主流で、美味しい味噌カツが食べられるお店も多くあるのだとか・・・

そして、海老フライ。    
何故、名古屋の人は海老フライなのでしょうか?
実はこれ、大きな誤解だそうです。
名古屋でエビフライが名物となったきっかけは、むかしタモリさんがネタの中で、
「名古屋弁ではエビフリャーと言う。」などと発言したことで、名古屋の名物料理であるかのような誤解が広がったそうです。でも、名古屋城の上のアレ。似てませんか?

そして、もうひとつ忘れてはいけないのが、“ひつまぶし”ですね。
今回はこのひつまぶし(鰻)を食べようと、名駅近くにある、“イチビキ”さんに行って来ました。
イチビキ

何とも言えない歴史を感じる出で立ちですね。
お店の表には、ショーケースがあって、その中にメニューのサンプルがおいてあります。
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「天ぷらはしばらくの間休ませていただきます。」と書いてありますね。
おそらく、来る人来る人みんな鰻を注文するので、あまりでないのでしょうか?

鰻は、小丼→うな丼上丼特上丼と鰻の量が増え、丼ぶりも大きくなっていくようです。

と、その横に“うなぎまぶし”なるものを発見しました。
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このサンプルを見ている限りでは上丼や特上丼よりも小ぶりなようで、これなら食べることが出来そうですね。

入り口の左側には小窓があって、この中で鰻を焼いているようですね。
イチビキ

窓の上の換気扇からは鰻を焼く香ばしい香りの煙が出ています。
イチビキ

ちょっと中を覗いてみましょうか?
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ガラス越しですが、鰻をタレにつけて、焼いてゆくのがよく見えます。
その様子を写真に撮っていると、中で鰻を焼いていたご主人が窓を開けてくれました。
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これはたまりませんね!
素晴らしい香りと焼き色です。

そんなことをしているうちに、席が空き、店内に案内していただきました。
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店内は昭和初期のムードだが漂いまくる感じで、鰻の香りも店内一杯に立ちこめていました。

席に着き、とりあえずはメニューを眺めます。
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鰻丼の他に、玉子丼や親子丼などもありましたが、ここに来てそれらを注文する人は連れられてきた子供以外にいないのでは・・・

私ともう1人の方がうなぎまぶし、あと2人の方は並の鰻丼を注文しました。
店員さんに「少々お時間が掛かりますが・・・」といわれましたが、まともな鰻をいただこうと思えば、そんなことは常識ですよね。
作り置きはせずに、注文が通ってから鰻を裁き、焼きはじめる正当なお店の証拠です。

ゆっくり話でもしながら店内の様子を見て待つことにしましょう。
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 イチビキ

テーブルの上には、懐かしい形の呼び鈴があります。今も押すとなるのでしょうか?
この時は押さないでおきましたが今になると何故か気になりますね。

2階は座敷になっているようですね。
イチビキ

階段の下のところには、座敷の名前が書いてあって、満席かどうかがランプによってわかるようになっています。
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本当に雰囲気の良いお店です。
古い造りのお店ですが、清潔に保たれているので逆に真新しい感覚さえ覚えてしまいます。
落ち着く雰囲気とはこういうことを言うのでしょうか?

さて、そうこうしているうちに、まずは鰻丼の方がやってきました。
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並とはいっても、大きな鰻がまるまる一匹。
これはボリュームたっぷりですね。

ということは、うなぎまぶしを注文した私のものは・・・

はい!これです。
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表のサンプルの大きさを遙かにしのぐ大きさじゃないですか!
だいたい、食品サンプルは実物以上であった試しが無かったのですが、ここのはサンプルよりも実物の方がかなり大きいです。

うなぎまぶしは3通りの味を楽しむことが出来るそうです。

まずはそのままお茶碗によそっていただきます。
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え?何これ!!このうなぎ、
めちゃくちゃ美味しいじゃないですか!!!皮はパリッとしてて香ばしく、中はとろけるくらいにジューシィです。
そして、もうひとつ特筆すべきことが・・・
このご飯、艶々のふっくらでものすごくレベルが高いです!
うなぎの極上さに決して負けることなく、ご飯の旨味がしっかりとそれを受け止めていますよ!このバランスは実に見事です!

そして、2杯目は山葵と葱をのせた薬味入りをいただきます。
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うなぎの香ばしさに葱のアクセント、そして山葵の辛みが加わって美味さが倍増しました!

そして、最後はお約束のうなぎ茶漬けです。
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す、すいません!まいりました!!
こんな贅沢が許されて良いのでしょうか?
おーーー!これはたまらんっ!!
盆と正月、おまけにGWも一緒に来ちゃった感じですね。

ここの鰻やさん、お昼の営業は11:30から13:30の2時間だけなのですが、私たちが入店したのが、12:30頃、私たちのあとに並んでいた2人の方で売り切れだったみたいです。
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鰻を焼く場所も近くで見せていただきましたが、いい感じに煤けています。
これを見て、あの香ばしい香りをかげば自然にお店に吸い寄せられるのもわかりますよね。

名古屋でホンモノの鰻をお腹いっぱい!
この内容で2100円はホントに破格だと思います。
朝一から並ぶつもりで一度ホンモノを体験してみませんか?


【イチビキ】
住所:名古屋市中村区名駅南1-3-16    MAP   
電話:052-582-3811
営業時間:11:30~13:30  17:00~21:00   
定休日:月曜日


※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。


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