そばうどん
多くのお店がこの2つを同時に扱っていることが多いですよね?

同じ和風の出汁で、具材も似ているとなると、
お客さんが好きな方を選べた方がいいと考えるのが、多くの意見のようです。

で、このうどん、蕎麦屋さん。
その両方を扱うお店ではその表記の仕方が関東と関西とでは少し違うのを気づかれた方も多いのでは?
両方を扱うお店としては、駅の立ち食い店舗なんかがいい例だと思います。

関西ではうどんそば”と表記し、関東ではそばうどんと表記していますよね?
やはりその文化の違いなのでしょうか?

蕎麦には関東でよく見る濃い色の出汁と白ネギの方が良く合いますし、
うどんには関西でよく見る薄い色の出汁と青ネギの方が良く合うようです。

さて、今回は埼玉県に、こんな看板を出している蕎麦やさんがあると聞き行って来ました。
いしいのそば

“そば しっぱいしなければあります 店主”   
へ?
たまに失敗しちゃうのね・・・。
でも、何だかものすごく気になったので、東京出張のときに時間を作って行ってみることにしました。

東京浅草から東武伊勢崎線に乗り、約40分。
最寄り駅が北越谷駅になります。
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北越谷駅からはこの地図に従って、歩いて行くことにしましょう。
                  いしいのそば

駅を出てしばらくはお店やビルも多く、結構街中にあるのかな?
と思いながら歩いていました。
しかし、国道4号線を越えた辺りから、すっかり景色は変わっていい雰囲気になってきました。
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しばらくすると、それらしい建物が見えてきます。92237efe.jpg



田園の中、澄んだ空気に恵まれてたたずむっていう感じで、いい雰囲気ですね。

お店の入り口には真っ白なのれんが掛けてあります。
どうやら、そばはしっぱいせずにあるみたいですね。
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ちなみに、失敗したときにはこのような看板が掛かるそうですよ!
いしいのそば

さて、早速店内に入っていきます。
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店内はカウンター席と座敷のテーブル席。
そして、奥にも座敷があるようです。
所々に、レトロな看板が飾ってあったりして、何だか心なごませる感じがいいですよね。

こちらのお店の本店は福島県の会津にあるようで、たまに熊なんかが出てくる山の中なのでしょうか?
                いしいのそば

あ・・・、熊とか猿は電柱につないでおいてはいけないんですよ・・・。
で、ここでは“態”って何ですか?って質問はしないでおきましょう(^^;)

さて、座敷に座り、メニューを眺めます。
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そば、天ぷら、もち、おつまみ・・・。
なるほど。たとえ蕎麦が失敗しても、他にもいろいろ美味しそうなものがありますよね!
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壁にはいろんなおつまみのメニューも貼ってあって、ここは夜には地元の人たちの憩いの場所になるのでしょうね。
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“そばづくし”という、気になるメニューを発見!
迷うところです。でも、初めてお伺いしたので、まずは“そばと鴨汁”をお願いしました。
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もちろん蕎麦は注文が通ってから作っていただきます。
ですので少々時間がかかるのですが、
その間に生ビールの小を楽しみながら待つことにしましょう。こちらではヱビスビールの生がいただけます。

ヱビスを楽しんでいると、“蕎麦と鴨汁”がやってきました。
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もりそばに鴨汁がプラスされたような感じですね。
これはいろんな味わいが楽しめそうです。
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ピンと張った蕎麦は流石にいい香りがしますね。
この香りを味わっただけでも来たかいがあったというものです。
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鴨汁にはたっぷりの鴨と白ネギ、そして舞茸が入っています。

まずは何もつけずに蕎麦だけを楽しみます。
いしいのそば

蕎麦をすすると、心地良いコシの良さを感じながら蕎麦の香りがいっぱいに広がっていきます。
次にそばつゆにくぐらせて・・・。
うん、これも美味いです。
そして、鴨汁につけてみるとまた味わいが変わっていいですね。

鴨もこんな感じのものが5枚くらい入っていたでしょうか。
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これは日本酒が欲しくなりましたよ。

最後に蕎麦に塩をつけていただきましたが、これ、ものすごく蕎麦の甘みを感じて美味かったです。

店主の方とお話しさせていただいたのですが、こちらのお店の本店では“水そば”というものをいただくことが出来るそうです。
水そばの紹介が、いしいのそば本店のHPにありましたので引用させていただきました。


水そば

山都町宮古には、作家の村松友視(むらまつともみ)さんが命名した「夢見乃水」という湧き水があります。
飯豊山より出でた伏流水の湧き水に、そばを泳がせながら食す食べ方。
それが水そばです。水そばはそば本来の味を楽しむことができます。


こうあります。
そばを水で・・・。どんな感じなのでしょうね。

こちらのお店にこの水そばを紹介したマンガあるということで、見せていただきました。
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この水そば、このページには書いてありませんが、どぶろくと抜群に相性がよいのだとか。
この話はこちらのページからご覧いただくことが出来ますよ。

で、店主の石井さんの写真は撮らせていただきましたが、何処にも載せないという約束だったので、このマンガの蕎麦屋の親父さんをみて想像してください。
店主石井さんのお父さんだとのことで、お顔も頭に巻いたはちまきもそっくりでしたよ。

福島県の本店には非常に興味がありますが、そんなに気軽に行けないところですよね。
こちら、越谷分店なら、東京から電車で1時間弱。
水そばの味わいをもった蕎麦を食べに行ってみませんか?

あ、念のために「そば、しっぱいしてませんか?」と電話をしてから行くことをオススメします!



【いしいのそば 越谷分店】   
住所:埼玉県越谷市神明町3-152-2    MAP     
電話:048-965-7348
営業時間:11:30~14:00/17:30~21:00 (LO:20:30)   
定休日:月曜日、第3火曜日
     祝日の月曜日は営業。その場合、翌火曜日がお休みです。  

お店のホームページはコチラ   

※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。


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