先日、久しぶりに東京に行きました。
当日は、台風直撃で、帰宅難民ならぬ、ホテル到着難民になってしまいました。
品川、東京、上野、渋谷、新宿、池袋・・・。
どの街もものすごく人が多くて、大変な混乱でした。

さて、東京ほどではないにしても、大阪にもターミナル駅はいくつかありますよね?
この春、大変身を成し遂げた、大阪駅のある“梅田”
道頓堀をはじめ、大阪の街のもうひとつの玄関口、“なんば”
垢抜けないけど憎めない街、「ええとこだっせ」の“京橋”
そして、現在大変身を成し遂げようとしている街、“阿倍野・天王寺”

今回はそんな“阿倍野・天王寺”に行ってきました。

むかし、天王寺といえば動物園があって、大阪環状線の南側のターミナル駅。
でも、ちょっといかがわしくて、あまり綺麗ではない街としてのイメージが定着咲いていたと思います。

でも、変わりましたよ!阿倍野・天王寺。
天王寺駅から近鉄の阿部野橋駅を越え、南側に歩くと、あべのHOOPがあり、
さらにその南にはLoftが入る商業施設、あべのandが出来ています。
この辺り、昔の面影がほとんどありませんね。(ロフトの隣にラ○ホがあるのには笑えますが(^^;))
ロフトを越えて、1~2分歩いたところに、今回お邪魔した、
“地中海バール Shimpatico(シンパティコ)”さんはあります。
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繁華街から住宅街に入って突然灯りが見えたらそこがお店!
そんな感じですよ。
シンパティコ

お店は、4人掛けのテーブル席が3つと、カウンター席が7席(だったかな?)。
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明るく清潔な感じのお店ですよ。

この日はテーブル席に案内していただきました。
まずは、この日のお薦めが書いてあるボードを見せていただきます。
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その日限定のメニューの中から、お気に入りを見つけてしまうと、最高に幸せな気持ちになりますよね!

ちなみに、定番メニューはこんな感じです。
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それにしても、単価が安いですね。
いくら住宅地の中の隠れ家と行っても、ターミナル駅。天王寺から歩いてすぐのところですよ。素晴らしい!

メニュー以外のオーダーも要望にお応えできるものなら、お作りしますのでリクエストしてください。
商品化できるものはお客様の名前をもじってメニューに加えていきたいと思います。

これ、楽しいですね!
おそらく、“アンチョビと大根のピザタマシローネ”っていうの、それにあたるのでしょうね(^^)

ワインリストはこんな感じです。
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泡、白、赤。
リーズナブルなものから、チョイ高級なものまでいろいろ揃ってます。
国旗の絵が描いてあるので、楽しいですし、話のネタにもなりますね。

とりあえず、何品かお願いして、まずはビールで乾杯です。

付出しとして、サラダを出していただきました。
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豌豆と人参の甘みが食欲をそそりますね。

最初の一品はマグロのカルパッチョです。
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お皿の上の芸術というのでしょうか?彩りがものすごく綺麗ですよね。

パンも同時に出していただいたので、オリーブオイルを付けていただきます。
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こうなったら完全にワインモードですね。

こちらのお店、グラスワインも用意していただけますが、もちろんボトルでいただきました。
シンパティコ

イタリアのワイン、“Feudo Arancio GRILLO”です。
エチケットが綺麗な感じですね。

本日のお薦めの中にあった、外してはいけないもの、タパス盛り合わせです

サンマのオイルサーディン風。
旨味が凄いですこれ、凄くいい感じです。
シンパティコ

蛸のサラミ仕立て。
柔らかく煮込まれた蛸が地中海料理になりました。注文して損のない一品ですよ。
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パルマ産生ハム。
生ハムと一口に言っても色々あるけど、ここのは美味しかったですよ!
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鶏レバーのパテ。
メニューに“オリエンタルな香り”って書いてあるだけあって、ほんのりとカレーに似たスパイスの香りがします。
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あと、鯛の子を使ったものと、トマト風味のもの。
これ、いくらでもワインがすすんでしまいます。
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そして、自家製スモークサーモンと柿。
最初は、柿の中にスモークされた牡蛎が入っているのかと思いましたが、中を見てみると・・・。
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秋の果物“柿”ですね!
サーモンの塩分と柿の甘みのバランスが絶妙ですよ!
オレンジ色の濃淡の色合いも綺麗ですよね。
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このタパスをつまみながら、ワインを飲むのって大好きなんですよね。
これだけで、ボトル1本開いてしまいそうになるから困ったものです(^^;)

ここまでで、本当に白ワインをほとんど飲みきってしまったので、次は赤ワインを。
シンパティコ

アロモ ワインメーカーセレクション ピノ・ノワールです。

リーズナブルな価格にしては、美味しいピノだと思います。

さて、メニューの中で気になったものはやはり注文してみないと・・・。
玉城さんが考えた(たぶんそうですよね?)、「大根とアンチョビのピザタマシローネ。」やはりこれは注文してしまいました。
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こちらのお店のピザ、TAKE OUTすることも出来るそうで、24時まで対応してくれるそうですよ。(お店のL.O.は23:00まで)

待つことしばし、大根とアンチョビのピザタマシローネがやって来ましたよ!
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自家製の記事にチーズ、アンチョビ、大根、バジル。
結構インパクトのある感じですね。

とりあえず、一切れいただいてみましょう。
お好みで、唐辛子の入ったオリーブオイルをかけてくださいね。とのこと。
           シンパティコ

お!これは新しい食感か(^^)
ピザだというのにチーズがひとり勝ちしていないのです。
アンチョビの塩分と大根が合わさると、心地良い甘みを感じることが出来ます。
そして、何より食感がものすごくいいんですよ!
大根だけスッと抜けてしまいそうに見えますが、そんなことにはならないのです。
大根の厚みが丁度良いのでしょうかね。
これ、メニューに昇格するだけのことはあると思いますよ。

他にもこのお店でしか、味わえなそうなものとして、“梅干しと生姜とトマトスパゲッティーアリーサ”っていうのも気になりますこれも、ひょっとして“ありさ”さんが考えられたのでしょうか?

さて、次は、“サワラのじゃが芋ベシャメルソースのオーブン焼きグラタン風”です。
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熱々のグラタン皿に入ったこの一品。
一口いただきます。
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とろけるチーズとトマト、バジル、そしてサワラが一体となって、クセになりそうですよ。

この他にも本当に美味しそうなメニューがたくさんありました。
で、「こんなものが食べたい!」と伝えれば出来る限りかなえてくれるっていうのが嬉しいじゃないですか。
これから、どんどん新しいメニューも増えるのでしょうね。
             シンパティコ

今回は、注文しませんでしたが、リゾットも気になりますよね。
これからの季節に嬉しいメニュー、盛りだくさんです。

こちらのお店の名前、“Shimpatico”どういう意味かと思い、店主に尋ねてみたところ、店主のお名前から取ったとのこと。
店主のお名前は、「渥美 伸八(あつみ しんぱち)」さんです。

この日、週の初め平日にも関わらず、何組かのお客さんで賑わっていました。
1~2人で行って、タパスとワインを楽しむも良し。
4~6人くらいで行って、いろいろ注文して堪能するも良し。
あらかじめグループで予算を伝えて予約するも良し。
いろんな楽しみ方が出来ると思います。

こちらのお店、まだまだ知られていないようですが、これだけの料理をこの値段で。
しかも、天王寺駅から徒歩ですぐとなると、人気が出るのも時間の問題かと思いますよ。
今のうちに押さえておきたいお店。是非とも行ってみてください!
きっと、満足でき、そしてもう一度行きたいと思うようになりますよ!



【地中海バール Shimpatico(シンパティコ)】   
住所:大阪市阿倍野区阿倍野筋3-1-2    MAP     
電話:06-6690-0400   
営業時間:117:00~23:00(L.O)   
定休日:木曜日
      


※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。

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