「おにぎりせんべい」、
関西の方は子供の頃からよく食べたのではないでしょうか？

最近テレビを見ていると、首都圏ではおにぎりせんべいって、置いてるところがほとんどなくて、知名度も低いのだとか・・・。

「え、あんなに美味しいものが！」
思わず声に出して言ってしまいました。

おにぎりせんべいと言えば、かたくなに醤油味を守ってきた印象があります。
ま、言い換えれば、“他の味は出ないの？”って事になるのですが・・・。

カルビーのポテトチップスも、明治のカールも、カラムーチョの湖池屋もいろんな味のものを出しています。
ポテトチップス、業界3位の山芳製菓に至っては、「これでもかっ！」ってくらいに、いろんな味のポテトチップスを発売してきますよね。
（山芳製菓とは、「わさビーフ」を作ってる会社ですよ！）

でも、最近になって「おにぎりせんべい」もいろんな味のものが出始めたのですよ。
先日、ランチをいただきにこちらのお店に行った時、マスターにちょっとお裾分けいただきました。

「おにぎりせんべい“銀シャリ”」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　

おぉ！
何で今まで無かったの？？
やれば出来るじゃん！

そんな感じです。

で、ランチをいただいた後、コーヒーのお供にいただきました。
　　　　　　　　　　　　


あのね、これ、もの凄く美味しいんですけど(^^)(^^)
ひょっとして、私の大好きな、このお菓子・・・。
　　　　　　　　　　　　

抜かれてしまったのでは？

いやぁ、やれば出来るじゃないの、マスヤさん。
そういえば、三重県が本社と言えば、ベビースターラーメンのおやつカンパニーもあったな。

ちょっと、三重県の実力を見せつけられた思いがしたそんな日でした。

さて、三重県と言えば先日、三重県のお隣、愛知県名古屋市に行って来ました。

名古屋といえば、名古屋めし。
名古屋めしと言えば、味噌カツ、エビフライ、あんかけスパゲッティ、小倉サンド・・・。
でも、今回の目的はそれらではなく、カレー。

信頼できる方からの情報で、ずっと、ずーっと行きたかったお店があるのです。
名古屋での予定がある日は、そのお店の定休日だったり、会食の予定が入っていたりで中々そちらにお邪魔させていただくことが出来なかったのです。
そして、ついに先日お伺いさせていただくことが出来ました。

名古屋駅から地下鉄桜通線に乗り、4つめの高岳駅で降り、5分くらい歩くと、目的のお店、
“南洋の父”さんがあります。
　　　　　　　　　　　　　　　　　

住所をみると、B1Fと書いてありますが、半地下のような感じのところにお店の入口があります。

カレーのオオヤ・南洋の父
本物のスパイスのみで作った心と体に優しいカレーとハーブティーの専門店です。
お気軽にお立ち寄りください。
　　　　　　　　　


お店の前に到着したのは、オープン時間の2分くらい前。
階段の上に立っていると、開店時間になり、中から店主の方が出てきて、扉を開けてくださいました。

店内は、厨房を囲うような感じでL字型のカウンター席で11席。
　　　　　　　　　　

スパイスカレーのお店を感じさせる雰囲気ですが、決して押しつけがましくなく、ごく自然な感じで、凄く落ち着きます。
　　　　　　　　　　　　　


この日の日替わりカレーは、ホウレン草のカレーとしめじのカレーとのこと。
それも気になったのですが、こちらのパイナップルのカレーがどうしてもいただきたかったので、
“ポークカレーとパイナップルのカレーのハーフ＆ハーフ”をお願いしました。

カウンターの中で、カレーを作っていただいているのを眺めながら出来上がりを待ちます。
徐々に香り立つスパイスに心がときめく。
この時間がまた、いいんですよね。
メニューブックを見せていただくと、スパイスについての考え方や、楽しみ方が親切に書かれてあります。
本当にお客さんの体のことを考えて喜んでいただきたい・・・
そんな思いがたくさんつまっているようです。

そんな感じで、メニューを読んでいると、
“ポークカレーとパイナップルのカレーのハーフ＆ハーフ”が出来上がってきました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　


お皿の上にはたっぷりとカレーが盛りつけられています。
すごく美味しそうですよ(^^)

ゴロゴロとたっぷり入ったポーク。
　　　　


大きなポークの塊が食欲をそそりますね。

そして、鮮やかな感じのパイナップルカレー。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


こちらもたっぷりとのっかっていますよ！

何はともあれ、いただきましょう。
先ずはポークから。
　　　　　　　　　　


お、これは美味い(^^)(^^)(^^)
噛みしめると甘味、旨味、辛味といろんな味わいが順番に登場し、最後に一体となって、忘れられない余韻を残してゆく。
これは、初めての体験ですね。

豚肉もあらかじめ、りんご、しょうがなどに漬けこまれたポークは、噛めば噛むほどに旨味が、といっても、かなり柔らかく煮込まれていて本当に美味しいんです(^^)

そして、パイナップルカレーを・・・。
　　　　　　　　　　　　　　


はい。
確かにパイナップルです。
でも、こうやってカレーになってるのが全然不思議ではなく、もはや当たり前のように良く合うのですよ！
食べはじめると、もうスプーンが止まらなくて、どんどん食べてしまいます。

ポークカレー、パイナップルカレーともに、辛いカレーではないのですが、しばらくすると、体の中からジワッとスパイスが効いてきます。
何て言うのでしょうか・・・
ジワッと温かくなってくる、そんな感じです。

カレーの合間にいただく、オニオンサラダも美味しいです。
　　　　　　　　　　　　　　　　


口の中をリセット・・・。
というよりも、オニオンの旨味をまたプラスされ、旨味の足し算をしているような感じになりますよ。

ポーク、パイナップル、そして、両方を混ぜて食べてみたりして、あっという間に完食です。

ランチタイムの食後には、ハーブティーをいただくことが出来ます。
ハーブティーを飲みながら、少し店主の方とお話しさせていただきました。

昔（今から15年以上）はマトンカレーもやっていたらしいのですが、当時の日本人はマトンを食べる習慣がほとんどなく、やめてしまったとのこと。
また復活させようかと思っているけど、作り方忘れてしまって・・・
そう笑顔で話されていらっしゃいました。
是非とも復活して欲しいものです。

心と体に優しいカレー、“南洋の父”さん。
カレー好きの方はもちろん、食べ物で癒されたい方も行ってみてください。
きっと満足出来ると思いますよ。
それと、小さなお店でみなさん寛いでいらっしゃるので、写真を撮られることを希望される方は、くれぐれもマナーを守ってくださいね。

一度食べると忘れられないカレー、そして、またすぐにでも食べたくなる魅力を持ったカレーです。
絶対に再訪させていただきたいと思います。



【南洋の父】　　　
住所：名古屋市東区泉2-1-4 スプリングビル B1F　　 　MAP　　　　　
電話：052-937-6195　　　
営業時間：11:30～14:00 17:30～22:00　　　
煙　　草：分煙
定休日：水曜日
駐 車 場：なし（近隣に駐車場あり）　　　　　　


※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。


人気ブログランキングに参加しています。　みなさまの応援、よろしくお願いします！！