美味しんぼ、料理の鉄人、信長のシェフなど、料理がテーマの番組や漫画って人気あるますよね。

最近では、深夜食堂、孤独のグルメなど、夜遅くに放送されるにも関わらず、素晴らしい視聴率を誇っているのだとか・・・。

もう20年以上前になりのですが、テレビドラマの「王様のレストラン」って番組、ハマりました。
本放送だけではなく、ビデオ(その当時はDVDではなく、VHSのビデオだったのです^^;)も借りてきて、繰り返し見たものです。

シェフとソムリエは知っていましたが、王様のレストランを見て以来、
ギャルソンとか、スーシェフ、パトロン、ディレクトールって言葉、覚えたような気がします・・・・
そういえば、パティシエというのが、デザート職人のことだと知ったのもこのドラマだったかも^^;

王様のレストラン、王様ってどんな料理を食べているのだろうか・・・。
因みに、日本の天皇陛下の普段の食事は、私たちが考えるよりもずっと質素らしいですね。

いずれにしても、ちょっと憧れの食事だなぁ・・・とは思うのですが。

憧れの食事・・・・宮廷料理。
さて、この日はお隣の国、韓国の宮廷料理をいただけるお店に行ってきました。

お店の場所は、大阪西区、靱公園のすぐ近くの、確かこの辺り・・・。
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くれよんきっずほいくえん・・・
あれ? 住所はここなんだけどなぁ・・・・あ、

ありました。
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同じビルの地下に降りる階段の所に、看板が掲げてあります。

お伺いさせていただいたのは、“韓味一 朴邸”さん。
こちらのお店では、韓国の宮廷料理をいただくことが出来ます。

階段を地下に降りていくとお店の入り口があります。
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「こんにちは、今日はよろしくお願いします。」
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店内は、こんな感じで掘りごたつのテーブルが並びます。
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中には、半個室のような席もありますよ。

こちらのお店は完全予約制で、韓国の宮廷料理をいただくことが出来ます。
メニューはコースのみ。

蔘鶏湯コース、もしくはフルコースを選ぶことが出来るので、フルコースでお願いしました。

ですので、メニューはこんな感じで飲み物のものだけなのです。
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まずは生ビールで乾杯!
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こちらのお店では、アサヒの熟撰生をいただくことが出来ますよ。

そして間もなく、最初の料理が運ばれてきます。
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これは、プコンタン。
和歌山産蛤の冷製スープです。

透明感があって、見た目にもすごく美味しそうですよね。
こういうのが最初の料理に出てくると、本当にテンションが上がります。
では、早速いただきましょう。
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(^^)(^^)(^^)

スゴイわ、これ!

濃厚なスープは飲んでいるだけでも蛤を噛みしめているような感じなのです。
そこに、ホンモノの蛤をいただくと、感動レベルの味わいが口の中に広がります。

一品目からスゴイのが出てきました。

ちょっとキムチでもいただいて小休止・・・
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お、とは言えこれも美味しい!
さらに、大根のキムチ、カクテキも。
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いくらでも食べられそうですよ、このキムチ。
本当に美味しいですね。

さらに、三重サザエの醤油漬け。
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サザエって、食べて美味しいのは勿論なのですが、みを取る工程も楽しいのですよね。

焦らず、慌てず、確実に。
みではなく、殻の方を回してそっと・・・。
あ、何とかきれいに取れましたよ^^;

「今出してるの、全部前菜なので、先に全部食べてしまったら、メインに辿り着く前にお腹いっぱいになってしまいますよ^^;」

と、店主。

韓国の宮廷料理は、前菜の数がすごく多いので、出された順番にすべて完食しては、メインまでたどり着かないことがしばしばあるのだとか。

メインを食べながら、前菜に戻ってまた食べても大丈夫なのだそうです。

ちなみに、ここまで出た前菜はこんな感じ。
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白菜、大根キムチ、サザエの他にも、
韓国海苔の佃煮、オイキムチ、豆もやしナムル、春菊ナムル、徳島ワカメナムル。
これだけ盛りだくさん出てきます。

ちなみに、前菜はこれで終わりではなく、更に続きますよ!

山口 活ワタリ蟹のケジャン。
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このケジャン、かなり美味しい!
一同、しばし無言で味わいます^^;

そして、六年根高麗人参の刺身。
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高麗人参を、こんな感じでダイレクトに食べたのは初めてです。
小皿に入ってるのは、はちみつ。
これが不思議と合うのですよ。

そして、ホホ肉の素肉(スーユ)。
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軽くボイルして、塩をパラっと・・・
だとは思うのですが、味わい深い。
見えないところで手間がかかっているのでしょうね。

あっさりと韓国のビール、hiteもいただきましょう。
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そして、カルビチム。
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肉が骨からポロッと外れる柔らかさ。
これ、出来ればおかわりがほしいくらいです。

これには、虎マッコリをあわせていただきます。
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この虎マッコリ、飲むことが出来るところ、少ないんですよね。
辛口で旨味があっておいしいマッコリですよ。

さらに、淡路島産 鱧のジョン。
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ジョン、いわゆるチヂミなのですが、こういう形のものもあるのですね。
鱧のふわっとした食感がいい感じです。

そして、済州島 鮑粥 北海道雲丹のせ。
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これ、むちゃくちゃ美味しいです。
鮑の旨味がしっかり入った粥に、雲丹がのっかって、贅沢な味わいです。
できれば、これで満腹になってしまいたいくらいですよ^^;

いろんなおかずが出て、最後にご飯もののお粥。
これで、〆・・・と思いたくなるところですが、ここまでが前菜。

はい、信じられないことに^^;
メインの料理はこれから始まります。

「それでは、焼肉をはじめさせていただきますね。」

そんな店主の言葉とともに、大きな肉が登場!
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デジカルビと佐賀牛のクラシタです。

まずは、デジカルビから網の上に乗っけて焼いていきます。
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食べやすい大きさにハサミで切って、

焼きすぎないように気をつけながら焼きましょう。
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頃合いになれば、タレにつけていただきます。
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(^^)(^^)(^^)

半端なく美味い!
あれだけ前菜をいただいたのに、平気で美味しく食べることが出来ます。

すみません、生マッコリもください!
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この生マッコリ、すごく美味しい!
何でも、日本で扱ってるのは、ここくらいじゃないかなぁ・・・・とのこと。
                          (2017年6月現在)

そして、佐賀牛のクラシタも焼いていただきます。
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こちらも、食べやすい大きなに切っていいただき、
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焼きすぎないように・・・
そろそろいい頃ですね。
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ではこちらもいただきます。

(^^)(^^)(^^)

デジカルビ、佐賀牛のクラシタといただき、かなり満足!
でも、これで終わりではなく、まだメイン料理は続きます。

「それでは、蔘鶏湯のほうもはじめさせていただきますね。」

登場した蔘鶏湯はこんな感じ。
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おぉ、見てるだけでも、食欲がさらに湧いてきます(^^)
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この蔘鶏湯を、スプーン二本だけで店主は器用にさばいてくださいます。
(正確には、スプーンを逆さまに持って)

見る見るうちに、丸鶏の身がほぐれて行くのを見ているだけでも楽しいでですよね。
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こんな感じで、完全にほぐれたら、みんなで取り分けていただきます。
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驚くほどに柔らかくて美味しい!
そして、びっくりするほど美味しいのがそのスープ。
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蔘鶏湯、鶏肉が主役か、スープが主役か・・・。
そんなことを考える間もなく、すべて完食させていただきました。

これだけたくさんの前菜がついて、焼肉、参鶏湯もいただける、充実の韓味一 フルコース は、
3人以上で6000円、(2人ならば7000円)と、信じられないくらいにリーズナブルです。

この量なので、できれば4人以上で食べに行かれるのがオススメですよ。

韓国宮廷料理の奥深さ、美味しさ、体への優しさを是非体験しに行ってみてください。
あ、予約は必須ですよ!






【韓味一 朴邸】   
住所:大阪市西区靭本町1-7-17 ラシーヌ四ツ橋 B1F    MAP     
電話:06-6448-0355(完全予約制)   
営業時間:17:00~23:00   
煙  草:完全禁煙
定休日:日曜日
駐 車 場:なし(近隣に駐車場あり)      

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