夏の高校野球、各都道府県の代表校が次々と決まっていきますね。
清宮幸太郎選手の早稲田実業高校、惜しくも西東京地区準優勝になりましたが、最後まで力いっぱい試合をされたことだと思います。

そして、大阪予選の決勝、大冠(おおかんむり)高校、強かったですね!

何となくテレビで見ていて、
「だいかん? おおかん?高校ってどこ?」
って感じだったのですが、2回の表の爆発的な打撃力の攻撃を見て、そこから先はテレビに釘付けになってしまいました。

それにしても、選抜優勝校ナインの大阪桐蔭にあそこまで食らいつくには見事でしたよね。

たしかに、大阪桐蔭に比べ、繊細な技術力は見劣りするものの、チームの和と粘り強さと集中力は目を見張るものがありました。

公立高校では、甲子園に行けない・・・。
特に、強豪が揃う大阪大会では行けない・・・。
実際に、大阪の中学を卒業した野球部の生徒が、地方の高校に入学して、レギュラー入りし、そこから甲子園に行くケースも珍しくない)

でも、昨日の試合はそんな公立高校野球部に所属する人に希望を与えるものだったと思います。

夢を持つ、初心を忘れずに・・・。

そうそう、初心といえば、私がカレーの食べ歩きをするきっかけになったお店に行ってきました。


お伺いさせていただいたのは、ホワイティ梅田にある、
“グルメカリー ピッコロ”さん。
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こちらのお店に初めてお伺いさせていただいたのは、約30年前、
まだ大学生だった頃ですね。

狭い通路の奥に、ひっそりと営業するカウンター5席ほどの小さなお店でしたが、いつも行列ができていたのを覚えています。

こちらの場所以外にも、阪急三番街(プチシャンゼルゼだったかな?)にも1軒(確か、ピッコロ3って名前。)と、守口京阪百貨店の中にもピッコロ5ってお店があったような気がします。

家では食べられないような美味しいカレーが食べられる・・・。

そんな話を聞き、初めて食べに行ったとき、衝撃をうけました。
最初は甘く、そして後からジワっと辛くなってくる・・・。
そして、複雑な旨味が半端なく、一度食べただけで、虜になってしまいました。

とは言え、当時は大学生だった私にとって、1人前1,000円もするカレーは、そう頻繁には食べられず、
バイト代が入った時の楽しみにしていました。

さて、その頃のことを思い出しながらお店に入ります。

店内は、当時よりも広くなっていて、L字型にカウンター席が10席。
その真ん中くらいの所に座り、メニューを確認します。
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今では、ピッコロも新大阪駅やなんばウォーク、かっぱ横丁にも店舗ができ、
カレーもリーズナブルなものが販売されていますが、
ピッコロ1号店のこちらは、スパシャルカレー・・・いえ、スペシャルカリーのみの販売です。

カリーは、ビーフ、チキン、シーフードから選べ、レギュラーサイズとミニサイズがあります。
(あ、スペシャルハヤシライスもあるのですね。)

それぞれのカリー、ハヤシは、ピッコロセット、レディスセットにすることも出来ます。

私の注文は、スペシャルビーフカリー(レギュラー)のピッコロセット。
単品でも十分満足出来ると思いますが。どうしてもセットでいただきたい理由があったのです。

11:00の開店時間を過ぎてすぐに入店したのですが、すでにひとりのお客さんが入っていて、私の後からも1人、2人とお客さんが入ってきます。
今でも人気のお店ですね。

しばらくすると、先にサラダが提供されます。
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小鉢に入ったサラダには、自家製のマヨネーズベースのドレッシングと、カリカリベーコンがトッピングされています。

これこれ、このサラダですよ!
これも、当時の味わいそのまま。

当時、自宅でもこの味を出したくって、ベーコンを細かく切って、かりかりに焼いてサラダの上にのっけてました。
ただ、このマヨネーズベース(ひょっとして、ヨーグルトかな?)のドレッシングだけがどうしても再現できなかったのを思い出します。

そして、次に薬味が運ばれてきました。
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らっきょうと、きゅうりと白菜の漬け物。

当時、カレーの薬味と言えば、福神漬か、らっきょう。
そこに、白菜の漬物が出てきたから、すごく新鮮でした。

それ以降。自宅でカレーを食べる時にも、白菜の漬け物を出すようになったのを覚えています。

そしていよいよ、カレーの登場。
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ピッコロのカレーは、こんな感じで、真っ白なご飯がお皿で提供され、
カレーは別添えで、カレーポットに入って提供されていたのです。
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やはり、ピッコロのカレーはこうでなくてはならないのです。

いろいろ調べてみたら、セットではなく、単品でカレーを注文すると、最初からカレーがご飯にかけられて提供されるようだったので、
メニューの写真を信じて、セットで注文させていただいたのです。

最終的には、カレーをご飯に掛けるのだから、同じでは?

そんな声も聞こえてきそうですが、私にとってこれは大事なことなのです。

何故ならば、ピッコロのカレーは、私が初めてカレーポットでご飯と別々に提供されたカレーだから。
その時の感動をもう一度味わってみたかったのです。

カレーポットにたっぷりと入ったカレーを、食べる直前に好きなだけご飯にかけて食べることが出来る。
                 

これ、すごく贅沢な気持ちになりますよ。
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それでは、早速カレーをご飯にタップリとかけていただきます。

(^^)(^^)(^^)

美味い!

口の中に入れた瞬間甘みを感じ、その後複雑な旨味が広がって、
その後をスパイスの爽やかな香りと辛さが追いかけてゆく。

今では、いろんなお店でいろんなカレーを経験し、当時ほど衝撃的な感動はないものの、
それでも、美味しさはあの頃と変わりないと思います。
これはうれしいですね(^^)

当時と変わらないといえば、この牛肉の大きさ。
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これ、スプーンでほろっと崩れるほどに柔らかく煮込まれていて、本当に美味しい。

その気になれば、これ一つだけでお皿のご飯、半分は食べてしまえると思いますよ(^^)

カレーは、全てを最初にかけてしまわずに、食べる度にご飯にかけていけば、
抜群のコンディションで最後まで美味しくいただくことが出来ますよ。
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カレー、薬味、カレー、サラダ、カレー・・・。
そんな感じで、全てを堪能しながら、最後まで美味しくいただきました。

ビーフカツや、夏野菜のトッピングも用意されているようです、それも美味しそうですね。
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とはいえ、私にとってのピッコロカリーは、今日いただいたスタイルで、大満足なのですが(^^)

ピッコロカリー、おそらく微妙な違いはあるのでしょうが、あの頃のご馳走をいただけたことに大満足させていただきました。

みなさんにも、大好きなメニューの食べ歩きのきっかけになったお店、メニューってあるのではないでしょうか?

嬉しく、懐かしく、そして今でも変わらずに美味しい。
本当に充実の時間を過ごすことが出来ました。






【ピッコロ ホワイティ梅田店】   
住所:大阪市北区角田町 梅田地下街5-1    MAP     
電話:06-6313-2208   
営業時間:11:00~21:00 ※テイクアウトは21:30まで。   
煙  草:完全禁煙
定休日:第3木曜日
駐 車 場:なし(近隣に駐車場あり)      

お店のHPはコチラ

※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。

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