日高産昆布の旨味とタコの食感がキラリと光る、漁師町の極太そば〜北海道日高町 いずみ食堂〜 2024年03月01日 「蕎麦って、こんな感じでも良いんだ…」これが、この店を教えてくれた方の第一印象。蕎麦の名店って言われる店で食べる蕎麦を想像して行ってはいけない…とにかく個性的な蕎麦だから。でも、いつもお客さんが入っていて人気がある店。そして、日高昆布で取った出汁が美味しい ... 続きを読む
歴史に触れながら蕎麦を愉しむ。〜成田 甚兵衛そば〜 2024年02月07日 義民・宗吾様(佐倉宗吾)の霊が祀られていることから、『宗吾霊堂』と呼ばれている千葉県成田市にある東勝寺。 ここに祀られている、佐倉宗吾(木内惣五郎)は凶作と重税で苦しんでいた農民を救うために自らを犠牲にしてまで戦ったのだという。それは、当時禁じられてい ... 続きを読む
ツウならば知っている…本気の蕎麦を朝から楽しめる店。〜仙台 imosen(イモセン)〜 2024年01月21日 旅先の朝ごはん。朝から市場に行って、とれたての魚で海鮮丼…海辺の街に滞在するならば、迷わずにGOだ。朝ラー。朝からラーメン⁉そう思っていたけれど、やってみれば意外とイケる!コッテリとしたものでなく、旨味の効いたあっさりラーメンならば、何の違和感もなくスルス ... 続きを読む
自家製麺の美味さが光る、沖縄満タン『すば』の店〜読谷村 番所亭〜 2024年01月04日 年末年始、ゆっくりとお過ごしでしょうか?それとも、普段にも増しての忙しさ…いろんな過ごし方をされていることだと思います。あけまして おめでとうございます。本年も『美食磁石』をよろしくお願いいたします。さて、年末といえば紅白…も良いけれど、「孤独のグルメ」 ... 続きを読む
自称、日本一速い『もりそば』と、日本でココだけ『なんこつそば』〜深川 ななつほし〜 2023年11月18日 実はここを訪れるのは二度めだ。2021年11月、深川の蕎麦を食べてみたくて十割蕎麦を食べさせてくれるというこちらの店を訪れた。もちろん定休日の確認もした…が、「店主療養のため、臨時休業」とのこと。仕方なく、その時は他の店に行ったのを覚えている…が、どうしても忘 ... 続きを読む
冬でも美味い、山形の『冷やし肉そば』。〜山形 そば処 三津屋〜 2023年11月16日 『冷やし中華 はじめました』このチラシを見れば、今年も夏が来たか…と、季節を感じる。『熱々! 鍋焼きうどん』そんな言葉を聞けば、寒い日にフラフラと吸い寄せられる。食べ物で感じる季節感、今年もこの季節が来たかと、実感する…が、夏でも鍋は食べたいし、冬でもそ ... 続きを読む
懐かしく美味しい、『奥出雲おろち号』と『そば弁当』〜奥出雲町「八川そば」と「扇屋そば」〜 2023年09月11日 東海道新幹線の車内販売がこの秋で終了となるらしい。弁当、ビール、おつまみ、お菓子、沿線のお土産などを売っていて、利用したことがある人も少なくないだろう。でも、近年は駅の売店で予め弁当等を購入して列車に乗り込む人が増えたため、以前ほど利用者はいないのだとか ... 続きを読む
沖縄で食べる、十割蕎麦の『油かすカレー汁蕎麦』〜那覇 十割蕎麦 山楽〜 2023年07月31日 〆に蕎麦でも…と思って注文したら、沖縄そばが出てきた。沖縄の居酒屋でよく見る光景だ。朝にそば…は「朝すば」と言って、コンビニや弁当を売る店に行けば100円くらでミニサイズのそばを買うことが出来るのも沖縄。折角だから、沖縄そばを食べ歩き…でも、夏にはやはり冷た ... 続きを読む
メニューにはない逸品、夏のお楽しみは『冷やしたぬき』〜八丁堀 あさだ〜 2023年07月20日 真夏に食べるカレーうどんは不思議と美味い。熱々で湯気が立ち上がる様子を見ているだけでも元気が出てくるようだ。最初は食べることとカレーが飛び散らないように気をつけているのとで、何故か汗もかかない…が、後半は汗との戦いに。夏こそカレー…とはいうものの、あまり ... 続きを読む
750円の奇跡⁉ ふわとろ炭火親子丼と、絶品もりそば。〜浜松町 嵯峨谷〜 2023年06月14日 飛行機に乗る前になにか軽く…羽田空港で食べても良いのだけれど、旅の前に少しでも出費を抑えたい…そう思うのは当然かと。そんな気持ちで、モノレールに乗り換える前に浜松町の街をちょっと歩いてみる。 絶品もりそば 特別わかめ無料。しかも『十割蕎麦』と書いてあ ... 続きを読む
本気の「もりそば」は、想像以上の美味さと想定外のロケーション。〜高崎 すかや本店〜 2023年06月06日 通勤途中の朝ごはん、朝食のタイミングを逃してしまい、お腹が空いてたまらないときの救世主、ランチ難民になったときに頼りになるやつ、『立ち食いそば』。気軽に食べることが出来てしかも、安くて美味しい…「とは言っても、立ち食いそばでしょ⁉」そんな声も聞こえてきそ ... 続きを読む
青い神秘「龍泉洞」とリアス式海岸の十割蕎麦。〜三陸田老 はなや蕎麦たろう〜 2023年05月30日 ここに行ってみたくなったのは、『岩泉ヨーグルト』を食べてから。青い龍がパッケージに描かれたヨーグルトで、一般的なヨーグルトと比べて値段は少し高いが、その分…いや、それ以上に深い味わい。製法に拘りがあるのはもちろん、どうやら秘密は水にもあるよう…岩泉ヨーグ ... 続きを読む
陶芸の里でいただく、心まで満たす九一蕎麦〜信楽 黒田園〜 2023年05月24日 陶芸の里、滋賀県信楽町。新名神高速が通る前までは、『ちょっと隠れた里』…という印象があった。何故ならば、名阪国道が通る伊賀方面からも、名神高速が通る琵琶湖沿岸方面からも、山を越えなければ行くことが出来なかったから。ドライブを楽しみながら…というのであれば ... 続きを読む
3つの日本一がある町で食べる、蕎麦好きを虜にする『そばかま天ザルそば』〜北海道 幌加内 霧立亭〜 2023年05月06日 北海道の北部に、3つの日本一を持つ町がある。日本最寒記録「-41.2℃」、日本最大の人造湖、面積が2,373ha(東京ドーム約507個分)の「朱鞠内湖」、そして、そば畑面積・生産量日本一。それが、幌加内町。名寄、音威子府、旭川、深川などのそば産地と合わせれば、全国のそば ... 続きを読む
蕎麦を愛する、天ぷら好きが極めた『つけ天』。〜横浜 角平〜 2023年04月28日 信号を渡ると、ごま油の香ばしい香りが漂ってくる。そして看板には「生そば」の文字。すでに「天ぷらそば」の気持ちになっている。 店の名前は“角平”角にあるから「角平」実にわかりやすい。でもよく見てほしい… 「角」の文字の真ん中、突き抜けている。それが正 ... 続きを読む