東京ラブストーリー以来27年ぶりに、
鈴木保奈美さんと織田裕二さんがドラマで共演するらしい・・・。

東京ラブストーリー、ハマってました。
明るく開放的な「りか」が大好きで^^;

でも、友人達はみんな、有森也実さん演じる、「さとみ」ちゃん派だったのですよね・・・。

カンチ〜!

あの頃が再現されるのでしょうか?

どちら派と言えば、みなさんはフレンチがお好きですか?
それとも、イタリアン?

この日は、奈良県の大和高田まで、イタリアンを楽しみに行ってきました。

お伺いしたお店は、“37+1(サンジュウハチ)さん。

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近鉄南大阪線(吉野の方に行くやつね)の、高田市駅から歩いて5分位のところにお店はあります。

こちらのシェフには、以前ちょっとしたイベントの出張料理に来ていただいたことがご縁で、
ぜひお店の方にもお伺いさせていただきたいと思い、行ってきました。

「こんにちは〜」
「いらしゃいませ。」


その時は、ラフな感じのシェフも、お店ではビシッとされています。
(当たり前か^^;)
そして、店内もビシッとしている・・・。
って、そんな表現じゃわかりにくいですね^^;

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シンプルな中にも、あちこちにこだわりが見える店内は、
木のぬくもりと、スケルトンなシンプルさが協調して、さりげない高級感が漂います。

ランチコースは、4,600円か、6,500円。
リクエストすれば、更に特別なコースも用意できるのだとか。

ランチとディナーの内容、値段の差もそんなに大きくないとのこと。

内容は、その日の仕入れによって変わるとのことで、サプライズ感あり。
行って、何が出てくるのかワクワクっていうのも楽しいですよね(^^)

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飲み物のメニューはこんな感じです。
こちらのお店では、日本の良いワインの魅力を知ってもらおうと、
店主自ら探し歩いた逸品が揃っています。

ボトルワインをしっかりと堪能するのもいいし、
料理に合わせて、グラスワインを楽しむのもいいですね。

この日は、料理に合わせて、グラスワンをチョイスしていただくことにしました。

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先ずは、長野県の「信州たかやまワイナリー」のシャルドネ。
味わいは、甘い香りに対して、キリッと辛口。
これは、料理と合わせると絶対に面白い予感がします。

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そんなワインと一緒にたのしむ、最初の料理は、 
大和葛城山麓の鴨を使った、パテドカンパーニュ。

先ずは、そのままいただいて、深い旨みを堪能。
なるほど、これは先程のワインと凄くよく合いますよ!

その後、ソースと合わせたり、マスタードと一緒に楽しんただりして、
味のバリエーションを楽しみます。

ちなみに、真ん中にあるのが、きゅうりと梅のソース。
梅と言っても、ギリギリのところで調合してあるので、
梅の酸味が目立つことは無し。
どちらかというと、言われなければわからないかもしれません。
爽やかな風味は、梅の仕事なのですね。

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ソースの横に添えてあるもの、これなんだかわかりますか?
これは、マイクロきゅうりといって、指先に乗っかるくらいの大きさです。
でも、食べてみると、きっちりキュウリ!
こんなものがあったなんて知らなかったです(^^)

次の料理は、かぼちゃのスープ。

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この時期なので、冷静パンプキンスープかな・・・
そんな想像をしましたが、そうではなく温かいもの。

なんでも、2種類のかぼちゃを圧力を下げることで、旨味を抽出したのだとか。
真空状態ってことなのか?

何はともあれ、いただいてみましょう・・・
あれ?
スプーンは・・・

「テーブルの下に、ひきだしがあってそこにスプーンなどが入ってます」

とのこと。

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おぉ、なるほど!
こういう演出も素敵です(^^)

それでは早速いただいてみましょう。

          (^^)(^^)(^^)

う、うわぁ!
これ、凄いや。

これをスープと言ってしまっても良いのだろうか・・・。
想像以上のマッタリ感。
濃厚で口の中に絡みまくる旨味。
砂糖はもちろん、塩も使ってなく、
かぼちゃが持ってる甘味と旨味を引き出しているのだとか。

ここのシェフ、凄いことするなぁ・・・。

そして、自家農園栽培の40種類のサラダ。

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めっさ綺麗。
料理というよりももう、何かの芸術作品を見ているようです。
ソースは、上のオレンジ色のものが、人参のソースで、
下のムラサキのが、キャベツのソースなのだとか。

引き出しから、フォークを・・・
いえ、これはお箸でいただきましょう。

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        (^^)(^^)(^^)

えぇ、野菜ってこんなにも美味い。
ソースを付けなくても、ドレッシングもかけてあってこれだけでも充分に美味い。
甘み、酸味、少しの苦味、フレッシュ感。
それらが一体になって、凄く楽しい。
そして、2口目には、ソースも絡ませていただきます。

これ、野菜だけなのに本当に飽きることがない。
季節ごとに変わる美味しさ・・・
ということは、この日に食べたサラダはある意味、一期一会の味わい・・・。
こういうのも楽しいですね(^^)

このソースをパンにつけて食べても美味しいのでは・・・

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そう思っていると、フォカッチャも登場。
これも、ふわふわで美味い(^^)

前菜、スープ、サラダと楽しんだあとはパスタの登場。

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こちらは、夏野菜を使ったパスタ。
それにしても、本当に野菜が美味しい。
トマトベースのソースに、ほんの少しレモンを使っているとのこと。

食べてみると、レモンの爽やかな香りを感じます。
でも、レモンの酸味がパスタの味わいを支配することなく、本当にギリギリ。
この、ギリギリの極め方が本当に見事なのです(^^)

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そして、2番めのパスタは、牛肉とビーツのミートソースパスタ。

宇宙を思わせる青いプレートに、描かれるように盛られたパスタ。
思わず見とれてしまう。

最初は、ミートソースパスタの部分だけをいただき、
その後、ビーツのソースと混ぜ合わせる。
決して量が多いわけではないのだけれど、これだけで満足させるパワーがある。
赤ワインとの相性も上々!

そしてこのお皿、店主が自ら制作したものなのだとか。
聞けば、子供の頃から陶芸をやっているのだとか。

そしてメイン料理は、三田ポークのロースト。

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高温と低温を使い分け、じっくりとローストさせたのだとか。
生に見えるけれど、決して生ではなく、ちゃんと火が通っている状態。
これが本当に美味しい(^^)

旨味、食感、余韻・・・

そのすべての融合って、こういうものなのかもなぁ・・・
しばし、そんなことを思いながら楽しみます。

そしてデザートは、岡山県のピオーネとカシスのジェラート。

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ピオーネの混じりっ気のない甘みと、カシスの甘酸っぱさの調和が完璧。
そのすべてが計算されつくされている。
そんな満足感を感じます。

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最後に、カプチーノもいただき、ゆったりした時間の流れと余韻を楽しみます。

自家栽培の野菜を作り、研究し、
また農家さんや学生さんにも農業のことを教えることもあるのだとか。

栽培、料理、陶芸・・・

本当に多彩なシェフです。
話していても、わかりやすいし楽しい。

食事を終わり、少しお話をさせていただきました。

これだけのものをお持ちならば、(失礼ながら^^;)もう少し街中で営業されても・・・

そんな質問に対しては、

この場所だからこそ、流行りとかではなく、
本当に自分の料理を食べたい方だけが来てくださる。
自分の料理が目的で来てくださる方がどのくらいいるのかが、わかるのですよ。

とのこと。

そして、2回目来てくださる方は、確実に常連になっているのだとか・・・。

こちらのお店、予約してわざわざ行く価値が本当にあると思います。

大阪から行くのには、少し時間がかかります。
でも、それでも行きたいお店だと、私は感じました。

季節が変わるころ、
また予約させていただきたいと思います。












【37+1(サンジュウハチ】
住 所:奈良県高田市片塩町12−11    MAP
電 話:0745-22-3118
営業時間:12:00〜14:00  18:00〜23:00  ※完全予約制です。
煙 草:
定休日:火曜日
駐車場:なし(お店の近くにコインパーキング有り)




※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。


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