あまりにも流行っているから、逆に興味がなくなる、
定番と言われると、それに逆らって変わったことをしてみたくなる・・・。
少〜しだけ、そういう傾向があるかもしれません^^;
とは言うものの、クイーン、フレディ・マーキュリーの映画、
「ボヘミアン・ラプソディ」は、公開から1週間で観に行ったし、
「君の名は」は、気がついたら2回観に行っていた・・・。
(ボヘミアン・ラプソディは、もう1回観に行きたいと真剣に思ってます^^;)
大人気のお店、行列ができるお店にも、一度は行ってみないとと思っています。
(行けてないお店、多いんですけどねぇ^^;)
でも、本当に行ってみたいのは、知る人ぞ知るお店で、本当に予約が取りにくいお店。
友人曰く、
「何度も電話をしてるんだけど、全然電話に出てもらえない^^;」
そんなお店が札幌にあるらしい。
昨年札幌に行ったときに、ダメ元で飛び込みで行ってみたけれど、やはりNG。
そんな事があって一年、今年も札幌に行く機会が訪れる。
少し遅めの時間に電話をしてみると、繋がり、予約もOK。
この日にお伺いさせていただいたのは、札幌すすきのにある、
“鮨ノ蔵”さん。
ビルの地下1階にお店はあります。
入口を入り、名前を告げると、カウンター席の奥に案内してくださいます。
店内は、カウンター席のみで6席。
そりゃぁ、予約しなければ入店できません。
先ずは、ビールで乾杯。
こちらのお店では、エビスビールをいただくことが出来ますよ。
メニューは、おまかせのみなので、注文するのはお酒のみ。
さぁ、ここから念願の「鮨ノ蔵」ワールドをしっかりと堪能させていただきます。
最初の料理は、ズワイガニと三つ葉とほうれん草のお浸し。
先付の一品も実に美しい。
三つ葉の香りとほうれん草の味わいに、蟹のアクセントが加わる。
味わい、食感ともに楽しいです。
そして、ババカレイ。
こちらのお店、ただ新鮮な魚を切って出すだけ・・・なんてことはしません。
それぞれの持ち味を最大限に活かす工夫がされているとのこと。
このババカレイも同じく、心地よい旨味が印象的です。
こういうのが出てくると、ビールを飲んでいる場合ではなく、日本酒が欲しくなりますね。
最初のお酒は、福井のお酒「常山」。
お酒は、冷か常温、好みの味わいを伝えると、おまかせで出してくださいます。
そして次の料理は、真ダチの冷たいフライ。
待ちに待ってました、タチです。
昨年冬の北海道で、初めて味わい感動したタチ(真鱈の白子)。
ついに念願の再会です(^^)
「一口で食べると後悔しちゃいますよ。」
と、店主。
パクっと一口で行きたい衝動をなんとか抑え、箸で半分に切っていただきます。
(^^)(^^)(^^)
それ、ホント!
こんなに美味しいの、一口で食べてしまうと、たしかに悔しい思いをすると思います。
次は、金華さばを焼いたもの。
ずっと眺め続けていたくなるくらいに美しい。
でも、その真価は見た目の美しさではなく、味わいにあるのは言うまでもありません。
箸を入れると、パリッという感覚とともに、あぶれてくる脂。
食べてみると、甘みのあとから旨味を感じ、
素晴らしく上品な味わいを楽しむことが出来る。
これには、京都の酒、「澤屋まつもと」を合わせていただきます。
札幌に来て、京都の酒と金華さば。
こういう贅沢もたまにはいいものですね。
金華さばを堪能したあとは、北海道産産のとらふぐと、うにをいただきます。
当然これにも仕事がしてあって、このままウニを崩しながら混ぜて食べるのだとか。
北海道産のふぐは、この季節にいただけるのはラッキーなのだとか。
ウニの濃厚な旨味とふぐな淡麗な旨味が出会うと、こんなにも美味しい(^^)
そして、イカのゲソとつぶ貝、山わさび。
コリッとした食感は、噛めば噛むほど旨味が染み出す。
そこに、山わさびの風味が加わり、なんとも言えない旨味を醸し出します。
「これはスペシャリテ、これを食べに飛行機に乗ってくる人も結構いますよ」
そう言って出していただいたのは、真ダチ。
新鮮な真ダチを生でいただくのが最高と思っていましたが、
この低温調理されて、旨味を最大限に引き出したこれは、本当に別次元の美味しさ。
思いっきり五感を研ぎ澄ませて堪能させていただきます。
スペシャリテで天に昇った気持ちをしばしクールダウンさせるのか・・・
次に出てきたのは、昆布出汁の一番出汁に、あさりとなめこを合わせたもの。
食べてみると、クールダウンなんてとんでもない。
これも、本当に味わ深い。
旨味と食感、そして余韻までもが一体となって、食べていて本当に楽しいのです。
これは、さわら。
皮目をドライヤーで仕上げたのだとか・・・。
一瞬聞き間違いかと思いましたが、そうではないみたい。
とにかく、いろんな方法で、最大限に旨味を引き出す方法を研究なさっているのです。
山葵をのっけていただくと、口の中いっぱいに旨味が広がります。
それだけではなく、食感も柔らかく本当に心地良い(^^)
そして、つまみの最後は、 仙鳳趾の牡蠣を脱水したものに、
煎ったとろろ昆布をのっけたもの。
大好きな 仙鳳趾の牡蠣はクリーミーな旨味がより一層凝縮され、
昆布の旨味と合わさって凄いことになっています。
仙鳳趾の牡蠣だけでも美味しいのに、更にその上を追求される。
尊敬に値しますね(^^)
さて、ここからは鮨が登場します。
先ずは、真いか。
綺麗な包丁目が入っていますが、よく見るとそこだけに火が入っている。
イカの甘味と火を入れた部分の旨味が共存して、複雑な味わいを楽しむことが出来ます。
そして、ヒラメ。
上品な白身に味わいが、深い。
旨味が凄いんですよ(^^)
次は、さわらの腹。
綺麗なのはもちろん、脂ののりもすごく上品。
口の中に旨味が広がるのと同じタイミングで、シャリが崩れていくのも素晴らしい。
このときばかりは、すべての感覚の敏感なところが口の中に集まった感じで、
じっくりと鮨を楽しみます。
そしてこれは、焼き鰊。
ご覧になってわかると思うのですが、ネタによってシャリの量もコントロールされています。
どんな味わいには、どのくらいが一番良いか考えられているのです。
もうね、完全に虜になってしまってますよ(^^)
そして、中とろ。
中トロの中でも、限りなくトロに近いのではないでしょうか?
鮪が口の中で溶けていくのをしっかりと感じることが出来ますよ。
中トロを食べたあとでも、負けていないのがノドグロ。
中トロがサラッと溶けていくのに対して、
ノドグロは旨味を引っ張りながらシャリと絡んでいく感じ。
鮨って、魚が変わればのるネタが変わるだけではなく、
全体の印象もガラリと変わる。
だから飽きることがないのです。
そして今度は、赤身のづけ。
それにしても、キメが細かい(^^)
これも一体感が半端じゃないですね。
旨味がのった燗酒もいただき、かなり幸せな時間(^^)
まだお鮨は続きますよ!
これ、ホタテなのですが、これが凄いんです。
2時間、風で脱水させて、旨味を増させたものなのだとか。
食べてみると、甘みが素晴らしい!
最後は、トロのたたきと雲丹で、直球ど真ん中の旨味を楽しませていただきました。
鮨ノ蔵さん、1人で営業され、予約の電話も繋がりにくく、かなり拘ったお店。
店主、どんな方なのだろうか・・・
最初は少々緊張しましたが、話してみると意外と気さくな、店主の井川さん。
私がカレー好きだと知ると、
札幌市内にある知り合いのタンドリー料理のお店の紹介もしてくださいました。
(そのお店の記事は、コチラですよ!)
人気の秘密は、徹底的に拘った味わいと、店主の人柄。
一度味わいと、忘れることができなくなり、
わざわざ飛行機に乗ってでも来たくなるお店なのは本当の話です。
(もちろん、次の予約も済ませたことは言うまでもありませんね(^^))
鮨職人を超えて、研究の域にまで達していると言っても過言ではないと思います。
本当に素晴らしい体験をさせていただきました。
【鮨ノ蔵】
住 所:札幌市中央区南2条西4 乙井ビル B1F MAP
電 話:080-3237-5430
営業時間:18:00〜23:00 (完全予約制)
煙 草:完全禁煙
定休日:日曜日
駐車場:なし(お店の近くにコインパーキング有り)
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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定番と言われると、それに逆らって変わったことをしてみたくなる・・・。
少〜しだけ、そういう傾向があるかもしれません^^;
とは言うものの、クイーン、フレディ・マーキュリーの映画、
「ボヘミアン・ラプソディ」は、公開から1週間で観に行ったし、
「君の名は」は、気がついたら2回観に行っていた・・・。
(ボヘミアン・ラプソディは、もう1回観に行きたいと真剣に思ってます^^;)
大人気のお店、行列ができるお店にも、一度は行ってみないとと思っています。
(行けてないお店、多いんですけどねぇ^^;)
でも、本当に行ってみたいのは、知る人ぞ知るお店で、本当に予約が取りにくいお店。
友人曰く、
「何度も電話をしてるんだけど、全然電話に出てもらえない^^;」
そんなお店が札幌にあるらしい。
昨年札幌に行ったときに、ダメ元で飛び込みで行ってみたけれど、やはりNG。
そんな事があって一年、今年も札幌に行く機会が訪れる。
少し遅めの時間に電話をしてみると、繋がり、予約もOK。
この日にお伺いさせていただいたのは、札幌すすきのにある、
“鮨ノ蔵”さん。
ビルの地下1階にお店はあります。
入口を入り、名前を告げると、カウンター席の奥に案内してくださいます。
店内は、カウンター席のみで6席。
そりゃぁ、予約しなければ入店できません。
先ずは、ビールで乾杯。
こちらのお店では、エビスビールをいただくことが出来ますよ。
メニューは、おまかせのみなので、注文するのはお酒のみ。
さぁ、ここから念願の「鮨ノ蔵」ワールドをしっかりと堪能させていただきます。
最初の料理は、ズワイガニと三つ葉とほうれん草のお浸し。
先付の一品も実に美しい。
三つ葉の香りとほうれん草の味わいに、蟹のアクセントが加わる。
味わい、食感ともに楽しいです。
そして、ババカレイ。
こちらのお店、ただ新鮮な魚を切って出すだけ・・・なんてことはしません。
それぞれの持ち味を最大限に活かす工夫がされているとのこと。
このババカレイも同じく、心地よい旨味が印象的です。
こういうのが出てくると、ビールを飲んでいる場合ではなく、日本酒が欲しくなりますね。
最初のお酒は、福井のお酒「常山」。
お酒は、冷か常温、好みの味わいを伝えると、おまかせで出してくださいます。
そして次の料理は、真ダチの冷たいフライ。
待ちに待ってました、タチです。
昨年冬の北海道で、初めて味わい感動したタチ(真鱈の白子)。
ついに念願の再会です(^^)
「一口で食べると後悔しちゃいますよ。」
と、店主。
パクっと一口で行きたい衝動をなんとか抑え、箸で半分に切っていただきます。
(^^)(^^)(^^)
それ、ホント!
こんなに美味しいの、一口で食べてしまうと、たしかに悔しい思いをすると思います。
次は、金華さばを焼いたもの。
ずっと眺め続けていたくなるくらいに美しい。
でも、その真価は見た目の美しさではなく、味わいにあるのは言うまでもありません。
箸を入れると、パリッという感覚とともに、あぶれてくる脂。
食べてみると、甘みのあとから旨味を感じ、
素晴らしく上品な味わいを楽しむことが出来る。
これには、京都の酒、「澤屋まつもと」を合わせていただきます。
札幌に来て、京都の酒と金華さば。
こういう贅沢もたまにはいいものですね。
金華さばを堪能したあとは、北海道産産のとらふぐと、うにをいただきます。
当然これにも仕事がしてあって、このままウニを崩しながら混ぜて食べるのだとか。
北海道産のふぐは、この季節にいただけるのはラッキーなのだとか。
ウニの濃厚な旨味とふぐな淡麗な旨味が出会うと、こんなにも美味しい(^^)
そして、イカのゲソとつぶ貝、山わさび。
コリッとした食感は、噛めば噛むほど旨味が染み出す。
そこに、山わさびの風味が加わり、なんとも言えない旨味を醸し出します。
「これはスペシャリテ、これを食べに飛行機に乗ってくる人も結構いますよ」
そう言って出していただいたのは、真ダチ。
新鮮な真ダチを生でいただくのが最高と思っていましたが、
この低温調理されて、旨味を最大限に引き出したこれは、本当に別次元の美味しさ。
思いっきり五感を研ぎ澄ませて堪能させていただきます。
スペシャリテで天に昇った気持ちをしばしクールダウンさせるのか・・・
次に出てきたのは、昆布出汁の一番出汁に、あさりとなめこを合わせたもの。
食べてみると、クールダウンなんてとんでもない。
これも、本当に味わ深い。
旨味と食感、そして余韻までもが一体となって、食べていて本当に楽しいのです。
これは、さわら。
皮目をドライヤーで仕上げたのだとか・・・。
一瞬聞き間違いかと思いましたが、そうではないみたい。
とにかく、いろんな方法で、最大限に旨味を引き出す方法を研究なさっているのです。
山葵をのっけていただくと、口の中いっぱいに旨味が広がります。
それだけではなく、食感も柔らかく本当に心地良い(^^)
そして、つまみの最後は、 仙鳳趾の牡蠣を脱水したものに、
煎ったとろろ昆布をのっけたもの。
大好きな 仙鳳趾の牡蠣はクリーミーな旨味がより一層凝縮され、
昆布の旨味と合わさって凄いことになっています。
仙鳳趾の牡蠣だけでも美味しいのに、更にその上を追求される。
尊敬に値しますね(^^)
さて、ここからは鮨が登場します。
先ずは、真いか。
綺麗な包丁目が入っていますが、よく見るとそこだけに火が入っている。
イカの甘味と火を入れた部分の旨味が共存して、複雑な味わいを楽しむことが出来ます。
そして、ヒラメ。
上品な白身に味わいが、深い。
旨味が凄いんですよ(^^)
次は、さわらの腹。
綺麗なのはもちろん、脂ののりもすごく上品。
口の中に旨味が広がるのと同じタイミングで、シャリが崩れていくのも素晴らしい。
このときばかりは、すべての感覚の敏感なところが口の中に集まった感じで、
じっくりと鮨を楽しみます。
そしてこれは、焼き鰊。
ご覧になってわかると思うのですが、ネタによってシャリの量もコントロールされています。
どんな味わいには、どのくらいが一番良いか考えられているのです。
もうね、完全に虜になってしまってますよ(^^)
そして、中とろ。
中トロの中でも、限りなくトロに近いのではないでしょうか?
鮪が口の中で溶けていくのをしっかりと感じることが出来ますよ。
中トロを食べたあとでも、負けていないのがノドグロ。
中トロがサラッと溶けていくのに対して、
ノドグロは旨味を引っ張りながらシャリと絡んでいく感じ。
鮨って、魚が変わればのるネタが変わるだけではなく、
全体の印象もガラリと変わる。
だから飽きることがないのです。
そして今度は、赤身のづけ。
それにしても、キメが細かい(^^)
これも一体感が半端じゃないですね。
旨味がのった燗酒もいただき、かなり幸せな時間(^^)
まだお鮨は続きますよ!
これ、ホタテなのですが、これが凄いんです。
2時間、風で脱水させて、旨味を増させたものなのだとか。
食べてみると、甘みが素晴らしい!
最後は、トロのたたきと雲丹で、直球ど真ん中の旨味を楽しませていただきました。
鮨ノ蔵さん、1人で営業され、予約の電話も繋がりにくく、かなり拘ったお店。
店主、どんな方なのだろうか・・・
最初は少々緊張しましたが、話してみると意外と気さくな、店主の井川さん。
私がカレー好きだと知ると、
札幌市内にある知り合いのタンドリー料理のお店の紹介もしてくださいました。
(そのお店の記事は、コチラですよ!)
人気の秘密は、徹底的に拘った味わいと、店主の人柄。
一度味わいと、忘れることができなくなり、
わざわざ飛行機に乗ってでも来たくなるお店なのは本当の話です。
(もちろん、次の予約も済ませたことは言うまでもありませんね(^^))
鮨職人を超えて、研究の域にまで達していると言っても過言ではないと思います。
本当に素晴らしい体験をさせていただきました。
【鮨ノ蔵】
住 所:札幌市中央区南2条西4 乙井ビル B1F MAP
電 話:080-3237-5430
営業時間:18:00〜23:00 (完全予約制)
煙 草:完全禁煙
定休日:日曜日
駐車場:なし(お店の近くにコインパーキング有り)
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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