「ここが変だよ日本人」って番組、ありましたよね。
日本独特の習慣や、どう考えても理解できないことを外国人が指摘するやつ。
やっぱり島国であり、ほんの少し前、150年前まで鎖国していたからでしょうかね?
その分、日本にしかない素敵な文化もあるのでしょうが・・・。
とはいえ、インターネットで色んな情報がオープンになった今、
日本人の私自身でさえも「あれ? なんかへんだなぁ、この習慣。」
って思うこともあったりします。
メールの時代に、未だにFAXが現役バリバリ!
ペーパーレス時代はまだ先なのか・・・。
テレビで名前の横に年齢表示、山田太郎(48)みたいに。
あれは確実に違和感覚えます。
海外では、親しくない人に年齢を聞くのはタブーとさえも。
フレンチに行くと、必要以上に緊張する。
気軽に楽しめるフレンチも、ちゃんと存在するのです。
例えば、こちらのお店のように・・・。

この日にお伺いさせていただいたのは、
“酒飲めフレンチ bisとろタカギ”さん。

マンションに上がっていくように、通路を進むと階段があり、
2階に上がるとお店の入口があります。

「酒飲め御席代:900円」
但し、お酒3杯のご注文にて無料
素敵です(^^)
何せ、「酒飲めフレンチ」ですから。
こちらのお店は、フレンチと言っても、テーブルに花がおいてあり、
ギャルソンがサービスをするようなフレンチではなく、
気の利いたフレンチをつまみながら、ワインをがぶ飲みするのがよく似合うビストロ。
予約の電話をしたときにも、
「カウンターのみのお店で、横並びに座っていただくような形ですが、よろしいですか?」
と、聞かれるのです。
でもその分、カウンターの中、厨房で料理ができあがっていく様子を、
眺めて、ワクワクしながら食事をすることができるのです。

厨房を囲むようにずらりと並ぶカウンター席は、28席。
そんなカウンター席の真ん中あたりに座り、まずは飲み物のメニュー・・・
お酒のメニューを眺めます。
先ずは、瓶ビールをお願いする。
冷えたグラスに、冷たいビール、こういうところも抜かりない。
ビールを飲みながら、料理のメニューを眺めてみる。
黒いアルバムのようなメニューには、料理の名前と簡単な説明が見やすく書いてあります。
前菜、おつまみ、煮込み、肉料理・・・
いろんな料理が並び、とても一度では網羅することはできないから、
選ぶのも結構真剣になってしまう。
とはいえ、直感も大切。
というわけで、最初の料理に選んだのが「ウフ♡マヨ」(本当に♡が書いてある(^^))

マッシュポテトをレモンと岩塩で味を整えたものに、半熟卵。
その周りには、バジルとラズベリーのソースが添えてあり、
シンプルなれど、これがビックリするほど美味しい。

こういうビストロメニューをいただくには、ビールではちょっと役不足。
やはり、bisとろタカギの名物メニュー、がぶ飲みワインを頼まない手はない。
がぶ飲みワインは、1リットル。
カラフェに入って登場し、氷入りのグラスで陽気にいただくのがタカギ流。
そしてもうひとつ、ワインの友には「呪われたパテ」を。

何で呪われたパテかって?
このパテ、あまりにもワインに合うので、あっという間にワインもパテも消えてしまって、
まるで呪われているかのように感じるからなのだとか。
添えてあるサラダには、はちみつが掛けてあり、
これと一緒にパテを食べると、美味しすぎて本当に魔法に掛けられたように、
パテもワインも進みまくる。
こういうのって、本当に楽しい(^^)
これ、いい意味で呪われているのかもしれませんね。
美味しい料理は、ソースまでも余すことなく楽しみたい。

そんな願いを叶えてくれるのが、バケット。
注文が入るたびに、ふわふわに温めて提供してくれるのが嬉しい。
料理を楽しみながら、カウンターの中、厨房の様子も眺めて楽しむ。
厨房では、シェフの高木利枝氏が腕をふるう。
濃紺のコック服に身を纏い、腰にはソムリエナイフが光る。
見ていて、無駄な動きが一つもない、
実に手際よく料理が仕上げられていくのがよく見える。
カッコいいのである。
そんな彼女が他の料理を作りながら、時折様子を見て、
タイミングを図りながら仕上げていく料理がIHコンロの真ん中に乗るストゥブ。
材料を入れて味付けをし、
あとは出来上がるのを待つだけ・・・ではないのである。
途中で何度か開けては、岩塩を入れたり、
スパイスを入れたり、オリーブオイルを入れたり。
おそらくそれぞれのタイミングがあるのだと思う。
そんな感じで、できあ上がってきたのが、「野菜たっぷりのブレゼ」。

蓋を開けた瞬間に湯気が立ち上り、中からは色鮮やかな野菜がお目見えする。
トマト、小松菜、ズッキーニ、きのこ・・・
野菜の甘味と旨味が凄い!
凝縮されていて、それを絶妙な味加減で塩とスパイスとオリーブオイル。
これは美味すぎる!
たかが野菜と侮るなかれ、こういうのを作れるのって、本当に凄いと思う(^^)
メニューに再び目を落とし、メインの料理を何にするかを考える。
そして、bisとろタカギがチカラを入れているのが熟成肉。
そんなbisとろタカギの熟成肉が楽しめるメニュー、
スティック♡フリット(これも、メニューに♡が書いてある)
のハーフパウンドがこれ。

赤身の肉が、ゴロッと並ぶ。
ハーフパウンドでもボリュームたっぷり!
2〜3人ならば、これで十分ではないかな?
そう思い、食べてみる。

おぉ〜〜っ!
これは美味い(^^)
霜降りだとか、A5だとかとはまた違った世界の肉。
肉自体が本当に美味しい。
マスタードも付けていただいているが、塩コショウだけで十分に美味しい。
いや、塩コショウだけだからこそ、
熟成された肉だけが持つ旨味を楽しめるのではないかとさえ思ってしまう。
肉の旨味を追求すれば、こんな感じにたどり着くのかもしれない。
さて、先程注文したがぶ飲みワインも飲み干したことだし、ワインでも・・・。

こちらのお店では、がぶ飲みワインだけではなく、
本格的なボトルワインも楽しむことができる。
料理に合わせたワインを選んでもらうのも楽しいのではないだろうか。

そんなシェフを支える男性スタッフがひとり。
この人も、実によく動き気が利く。
ピカピカに磨かれたフード、整頓されたキッチン。
見ていて、お店が愛されていると感じる。
今度は煮込み料理も是非食べてみたいし、自家製のシャルキュトリーも気になる。
ここは再訪確実・・・いえ、是非定期的に訪問させていただきたいと思います。
【酒のめフレンチ bisとろタカギ】
住 所:福岡市中央区赤坂1−3−6 コオリナヴィラ赤坂 201号 MAP
電 話:092-732-3570
営業時間:18:00〜24:00(L.O.23:00)
煙 草:完全禁煙
定休日:月曜日
駐車場:なし(お店の近くにコインパーキング有り)
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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美味しいお店情報、ご意見、ご要望等ございましたら、下記までご連絡くださいね!
Mail:hitoshi.o.saichan@gmail.com
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日本独特の習慣や、どう考えても理解できないことを外国人が指摘するやつ。
やっぱり島国であり、ほんの少し前、150年前まで鎖国していたからでしょうかね?
その分、日本にしかない素敵な文化もあるのでしょうが・・・。
とはいえ、インターネットで色んな情報がオープンになった今、
日本人の私自身でさえも「あれ? なんかへんだなぁ、この習慣。」
って思うこともあったりします。
メールの時代に、未だにFAXが現役バリバリ!
ペーパーレス時代はまだ先なのか・・・。
テレビで名前の横に年齢表示、山田太郎(48)みたいに。
あれは確実に違和感覚えます。
海外では、親しくない人に年齢を聞くのはタブーとさえも。
フレンチに行くと、必要以上に緊張する。
気軽に楽しめるフレンチも、ちゃんと存在するのです。
例えば、こちらのお店のように・・・。

この日にお伺いさせていただいたのは、
“酒飲めフレンチ bisとろタカギ”さん。

マンションに上がっていくように、通路を進むと階段があり、
2階に上がるとお店の入口があります。

「酒飲め御席代:900円」
但し、お酒3杯のご注文にて無料
素敵です(^^)
何せ、「酒飲めフレンチ」ですから。
こちらのお店は、フレンチと言っても、テーブルに花がおいてあり、
ギャルソンがサービスをするようなフレンチではなく、
気の利いたフレンチをつまみながら、ワインをがぶ飲みするのがよく似合うビストロ。
予約の電話をしたときにも、
「カウンターのみのお店で、横並びに座っていただくような形ですが、よろしいですか?」
と、聞かれるのです。
でもその分、カウンターの中、厨房で料理ができあがっていく様子を、
眺めて、ワクワクしながら食事をすることができるのです。

厨房を囲むようにずらりと並ぶカウンター席は、28席。
そんなカウンター席の真ん中あたりに座り、まずは飲み物のメニュー・・・
お酒のメニューを眺めます。
先ずは、瓶ビールをお願いする。
冷えたグラスに、冷たいビール、こういうところも抜かりない。
ビールを飲みながら、料理のメニューを眺めてみる。
黒いアルバムのようなメニューには、料理の名前と簡単な説明が見やすく書いてあります。
前菜、おつまみ、煮込み、肉料理・・・
いろんな料理が並び、とても一度では網羅することはできないから、
選ぶのも結構真剣になってしまう。
とはいえ、直感も大切。
というわけで、最初の料理に選んだのが「ウフ♡マヨ」(本当に♡が書いてある(^^))

マッシュポテトをレモンと岩塩で味を整えたものに、半熟卵。
その周りには、バジルとラズベリーのソースが添えてあり、
シンプルなれど、これがビックリするほど美味しい。

こういうビストロメニューをいただくには、ビールではちょっと役不足。
やはり、bisとろタカギの名物メニュー、がぶ飲みワインを頼まない手はない。
がぶ飲みワインは、1リットル。
カラフェに入って登場し、氷入りのグラスで陽気にいただくのがタカギ流。
そしてもうひとつ、ワインの友には「呪われたパテ」を。

何で呪われたパテかって?
このパテ、あまりにもワインに合うので、あっという間にワインもパテも消えてしまって、
まるで呪われているかのように感じるからなのだとか。
添えてあるサラダには、はちみつが掛けてあり、
これと一緒にパテを食べると、美味しすぎて本当に魔法に掛けられたように、
パテもワインも進みまくる。
こういうのって、本当に楽しい(^^)
これ、いい意味で呪われているのかもしれませんね。
美味しい料理は、ソースまでも余すことなく楽しみたい。

そんな願いを叶えてくれるのが、バケット。
注文が入るたびに、ふわふわに温めて提供してくれるのが嬉しい。
料理を楽しみながら、カウンターの中、厨房の様子も眺めて楽しむ。
厨房では、シェフの高木利枝氏が腕をふるう。
濃紺のコック服に身を纏い、腰にはソムリエナイフが光る。
見ていて、無駄な動きが一つもない、
実に手際よく料理が仕上げられていくのがよく見える。
カッコいいのである。
そんな彼女が他の料理を作りながら、時折様子を見て、
タイミングを図りながら仕上げていく料理がIHコンロの真ん中に乗るストゥブ。
材料を入れて味付けをし、
あとは出来上がるのを待つだけ・・・ではないのである。
途中で何度か開けては、岩塩を入れたり、
スパイスを入れたり、オリーブオイルを入れたり。
おそらくそれぞれのタイミングがあるのだと思う。
そんな感じで、できあ上がってきたのが、「野菜たっぷりのブレゼ」。

蓋を開けた瞬間に湯気が立ち上り、中からは色鮮やかな野菜がお目見えする。
トマト、小松菜、ズッキーニ、きのこ・・・
野菜の甘味と旨味が凄い!
凝縮されていて、それを絶妙な味加減で塩とスパイスとオリーブオイル。
これは美味すぎる!
たかが野菜と侮るなかれ、こういうのを作れるのって、本当に凄いと思う(^^)
メニューに再び目を落とし、メインの料理を何にするかを考える。
りえシェフのリエットとか、
ストウブ料理の残り汁でリゾットとか、
旨味を閉じ込めた煮込みだとか・・・気になるものが盛り沢山。
そして、bisとろタカギがチカラを入れているのが熟成肉。
そんなbisとろタカギの熟成肉が楽しめるメニュー、
スティック♡フリット(これも、メニューに♡が書いてある)
のハーフパウンドがこれ。

赤身の肉が、ゴロッと並ぶ。
ハーフパウンドでもボリュームたっぷり!
2〜3人ならば、これで十分ではないかな?
そう思い、食べてみる。

おぉ〜〜っ!
これは美味い(^^)
霜降りだとか、A5だとかとはまた違った世界の肉。
肉自体が本当に美味しい。
マスタードも付けていただいているが、塩コショウだけで十分に美味しい。
いや、塩コショウだけだからこそ、
熟成された肉だけが持つ旨味を楽しめるのではないかとさえ思ってしまう。
肉の旨味を追求すれば、こんな感じにたどり着くのかもしれない。
さて、先程注文したがぶ飲みワインも飲み干したことだし、ワインでも・・・。

こちらのお店では、がぶ飲みワインだけではなく、
本格的なボトルワインも楽しむことができる。
料理に合わせたワインを選んでもらうのも楽しいのではないだろうか。

そんなシェフを支える男性スタッフがひとり。
この人も、実によく動き気が利く。
ピカピカに磨かれたフード、整頓されたキッチン。
見ていて、お店が愛されていると感じる。
今度は煮込み料理も是非食べてみたいし、自家製のシャルキュトリーも気になる。
ここは再訪確実・・・いえ、是非定期的に訪問させていただきたいと思います。
【酒のめフレンチ bisとろタカギ】
住 所:福岡市中央区赤坂1−3−6 コオリナヴィラ赤坂 201号 MAP
電 話:092-732-3570
営業時間:18:00〜24:00(L.O.23:00)
煙 草:完全禁煙
定休日:月曜日
駐車場:なし(お店の近くにコインパーキング有り)
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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