【塩対応】
そっけない、愛想のない対応のこと。
近年になって、アイドルの握手会でのファンに対する冷たい対応が、塩対応と呼ばれるようになったことで、世間にこの言葉が広まった…のだとか。
ところで、そのアイドルって誰よ?
調べてみる…までもなく、握手会のアイドルといえば?
いえ、わかりません^^;
何でも、「塩セブン」なんて言葉もあるのだと…
さて、塩対応<甘対応。
そんな話題で持ちきりのお店、“弐ノ蔵”さんに潜入。

こちらは、札幌すすきの「鮨ノ蔵」さんの姉妹店。
2020年10月、円山公園近くにオープンされました。
カウンター5席のお店で、完全予約制。
この日は、早い時間の部にお邪魔させていただきました。

あ、その料理は!
そんな感じの驚き、サプライズも盛りだくさん。
最初の料理は、『蕪のムース』。

雲丹に目が行ってしまうが、主役はその下の蕪。
口の中に一口運ぶと、一気に旨味が広がる。
雲丹はその後を見事に追いかけてくる。
もちろんこの雲丹はかなり素晴らしい!
でも、蕪のムースがそれに負けないくらいのポテンシャルを持っているのである。
そしてカウンターの中、目の前では次の料理が仕上げられていくのが見える。

こういうのは、弐ノ蔵ならでは。
いきなり「完成」とならずに、出来上がっていくのを見るのも楽しい。
こういうのを“目からも味わう”というのかも。

出来上がってきたのは、『小松菜と寝かせたイカ 山わさび』。
たっぷりの山わさびが掛けられているので、食べ方注意。
一気に食べちゃうと、山わさびの洗礼を受けますよ!

日本酒は、冷やか常温を選べます。
まずは冷で「あけぼの 一生青春」という素敵な名前のお酒を。
鮨ノ蔵もそうですが、ここ弐ノ蔵でも、他では中々飲めないような日本酒を楽しむことが出来ます。
つまみと一緒に、しっかりと楽しませていただきます。

『焼きニシン 生で食べれるものを鬼おろしで』
焼きニシンをそのまま食べても美味しいのですが、鬼おろしを合わせることによって、更に甘みが増したように感じます。

店主、鍋から大根に何か仕事をしたようなものを取り分けます。
そして、出来上がってきたのは…

たっぷりの白髪ねぎが乗っかったこの料理は『鰤大根』 。
鰤大根と言っても、今まで見たことがあるものとは明らかに違う…
実は店主、東京ではおでん屋さんにいたこともあるのだと言う。
食べてビックリ、まさに究極の鰤大根!

じっくり煮込まれた大根の真ん中に、鰤のつみれがたっぷりと。
これ凄いんです!
口の中が旨味一色になり、しばし言葉も出ないほど。
まさに、全てにおいて計算されているこの一品。
完全にやられました!
ここから、一気に「弐ノ蔵ワールド」に引き込まれます。

そして、スペシャリテの『冷たいたちのフライ』。
これは、一口で食べると後悔するやつ。
実は、このスペシャリテ『冷たいたちのフライ』が作られていくのを、弐ノ蔵では目の前で見ることが出来るのです。
冬の北海道に来たならば、ぜひ食べて欲しい逸品のタチ。
至福の体験ができます。
そして、これも鮨ノ蔵でもおなじみの『数の子チーズ』 。

何度食べても、ブレることがない美味しさ。
これ、自宅でも食べたい…
そんな思いが叶うかもしれません。
今、弐ノ蔵のFacebookページで、予約購入できます。
冷凍なので、年末年始に楽しむことが出来るかも。
但し、現時点では地方発送は行わず、弐ノ蔵のお店まで取りに来られる方限定だそうです。
(2020年12月現在)
ここからは、いよいよ鮨。

まずは、大間のマグロ170kgのものを。

江戸時代の皿に乗って登場したのは、『ねぎま鍋鮨』。
食べてみると、なるほどと笑みが漏れてきます。
一皿目から、一気にそのワールドに引き込まれます。

そして、鮨ノ蔵の名物でもある『剣先イカ』。
これも、目の前ではんだごてが使われて仕上げていくのを見ることが出来ます。

『三重のアカハタ』。
ただの白身と思うなかれ、噛みしめるほどに旨味を感じます。

『ホタテ』も、ただ新鮮なものを出すだけではなく、ちゃんと仕事がしてあります。
新鮮なのはもちろん、もっと旨味を引き出す…
それが、弐ノ蔵のやりかたなのです。

こちらは、『さく漬けの赤身』、マグロです。
先程のねぎま鍋鮨も美味しかったですが、これもかなりいい。
こんな感じで食べ比べらるのもすごく楽しいですね。
こちら、弐ノ蔵では、日本酒の他に、ワインも楽しむことが出来ます。

カウンターの奥に見える引き出し、これ実はワインセラーなのです。
好みを伝えて、ボトルでじっくり楽しむのもいいし、白ワインならばグラスで楽しむことも出来ます。

ここでちょっと一息『原木なめこの味噌汁』 。
しっかり美味しい、そしてほっこりと落ち着きます。

『シマアジ』。

『カンパチ』。

そして、これは何だと思いますか?
これは『ホッキ貝』、甘いんです!
そして、噛むと旨味も凄いんです‼

さらに高級魚の『キンキ』。
熟成された旨味にハラリと崩れるシャリの味わいが絡み合って、言葉も出てこない美味しさです。

手渡しでいただいた『雲丹』。
このスタイルも弐ノ蔵ならではでは。
鮨ノ蔵イズムを持ちながらも、少しずつオリジナリティを体験することが出来ます。

そして『穴子』。
口の中でハラリと崩れる…というよりも、しっかりと旨味を味わえるように仕上げられています。

お鮨の〆は、『トロ手巻き』。
出来たてを手渡してくださいます。
そしてこれも、弐ノ蔵ならではのもの。

自家製チーズケーキと食後のコーヒー。
何で鮨屋でチーズケーキ…と思うなかれ、これが中々侮れないのです。
鮨ノ蔵イズムをしっかりと感じながら、
全く同じではない。
弐ノ蔵でしか体験できないものが満載。

鮨ノ蔵を体験した方も、そうではない方もじっくりと味わってみてください。
鮨と一緒にワイン、そんな体験もできます。
【弐ノ蔵】
住 所:札幌市中央区南3条西22丁目2−7 1F MAP
電 話:090-8900-0202
営業時間:18:00〜 20:30〜 (完全予約制)
煙 草:禁煙
定休日:水曜日
駐車場:なし
お店のFacebookはコチラ
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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美味しいお店情報、ご意見、ご要望等ございましたら、下記までご連絡くださいね!
Mail:hitoshi.o.saichan@gmail.com
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近年になって、アイドルの握手会でのファンに対する冷たい対応が、塩対応と呼ばれるようになったことで、世間にこの言葉が広まった…のだとか。
ところで、そのアイドルって誰よ?
調べてみる…までもなく、握手会のアイドルといえば?
いえ、わかりません^^;
何でも、「塩セブン」なんて言葉もあるのだと…
さて、塩対応<甘対応。
そんな話題で持ちきりのお店、“弐ノ蔵”さんに潜入。

こちらは、札幌すすきの「鮨ノ蔵」さんの姉妹店。
2020年10月、円山公園近くにオープンされました。
カウンター5席のお店で、完全予約制。
この日は、早い時間の部にお邪魔させていただきました。

あ、その料理は!
そんな感じの驚き、サプライズも盛りだくさん。
最初の料理は、『蕪のムース』。

雲丹に目が行ってしまうが、主役はその下の蕪。
口の中に一口運ぶと、一気に旨味が広がる。
雲丹はその後を見事に追いかけてくる。
もちろんこの雲丹はかなり素晴らしい!
でも、蕪のムースがそれに負けないくらいのポテンシャルを持っているのである。
そしてカウンターの中、目の前では次の料理が仕上げられていくのが見える。

こういうのは、弐ノ蔵ならでは。
いきなり「完成」とならずに、出来上がっていくのを見るのも楽しい。
こういうのを“目からも味わう”というのかも。

出来上がってきたのは、『小松菜と寝かせたイカ 山わさび』。
たっぷりの山わさびが掛けられているので、食べ方注意。
一気に食べちゃうと、山わさびの洗礼を受けますよ!

日本酒は、冷やか常温を選べます。
まずは冷で「あけぼの 一生青春」という素敵な名前のお酒を。
鮨ノ蔵もそうですが、ここ弐ノ蔵でも、他では中々飲めないような日本酒を楽しむことが出来ます。
つまみと一緒に、しっかりと楽しませていただきます。

『焼きニシン 生で食べれるものを鬼おろしで』
焼きニシンをそのまま食べても美味しいのですが、鬼おろしを合わせることによって、更に甘みが増したように感じます。

店主、鍋から大根に何か仕事をしたようなものを取り分けます。
そして、出来上がってきたのは…

たっぷりの白髪ねぎが乗っかったこの料理は『鰤大根』 。
鰤大根と言っても、今まで見たことがあるものとは明らかに違う…
実は店主、東京ではおでん屋さんにいたこともあるのだと言う。
食べてビックリ、まさに究極の鰤大根!

じっくり煮込まれた大根の真ん中に、鰤のつみれがたっぷりと。
これ凄いんです!
口の中が旨味一色になり、しばし言葉も出ないほど。
まさに、全てにおいて計算されているこの一品。
完全にやられました!
ここから、一気に「弐ノ蔵ワールド」に引き込まれます。

そして、スペシャリテの『冷たいたちのフライ』。
これは、一口で食べると後悔するやつ。
実は、このスペシャリテ『冷たいたちのフライ』が作られていくのを、弐ノ蔵では目の前で見ることが出来るのです。
冬の北海道に来たならば、ぜひ食べて欲しい逸品のタチ。
至福の体験ができます。
そして、これも鮨ノ蔵でもおなじみの『数の子チーズ』 。

何度食べても、ブレることがない美味しさ。
これ、自宅でも食べたい…
そんな思いが叶うかもしれません。
今、弐ノ蔵のFacebookページで、予約購入できます。
冷凍なので、年末年始に楽しむことが出来るかも。
但し、現時点では地方発送は行わず、弐ノ蔵のお店まで取りに来られる方限定だそうです。
(2020年12月現在)
ここからは、いよいよ鮨。

まずは、大間のマグロ170kgのものを。

江戸時代の皿に乗って登場したのは、『ねぎま鍋鮨』。
食べてみると、なるほどと笑みが漏れてきます。
一皿目から、一気にそのワールドに引き込まれます。

そして、鮨ノ蔵の名物でもある『剣先イカ』。
これも、目の前ではんだごてが使われて仕上げていくのを見ることが出来ます。

『三重のアカハタ』。
ただの白身と思うなかれ、噛みしめるほどに旨味を感じます。

『ホタテ』も、ただ新鮮なものを出すだけではなく、ちゃんと仕事がしてあります。
新鮮なのはもちろん、もっと旨味を引き出す…
それが、弐ノ蔵のやりかたなのです。

こちらは、『さく漬けの赤身』、マグロです。
先程のねぎま鍋鮨も美味しかったですが、これもかなりいい。
こんな感じで食べ比べらるのもすごく楽しいですね。
こちら、弐ノ蔵では、日本酒の他に、ワインも楽しむことが出来ます。

カウンターの奥に見える引き出し、これ実はワインセラーなのです。
好みを伝えて、ボトルでじっくり楽しむのもいいし、白ワインならばグラスで楽しむことも出来ます。

ここでちょっと一息『原木なめこの味噌汁』 。
しっかり美味しい、そしてほっこりと落ち着きます。

『シマアジ』。

『カンパチ』。

そして、これは何だと思いますか?
これは『ホッキ貝』、甘いんです!
そして、噛むと旨味も凄いんです‼

さらに高級魚の『キンキ』。
熟成された旨味にハラリと崩れるシャリの味わいが絡み合って、言葉も出てこない美味しさです。

手渡しでいただいた『雲丹』。
このスタイルも弐ノ蔵ならではでは。
鮨ノ蔵イズムを持ちながらも、少しずつオリジナリティを体験することが出来ます。

そして『穴子』。
口の中でハラリと崩れる…というよりも、しっかりと旨味を味わえるように仕上げられています。

お鮨の〆は、『トロ手巻き』。
出来たてを手渡してくださいます。
そしてこれも、弐ノ蔵ならではのもの。

自家製チーズケーキと食後のコーヒー。
何で鮨屋でチーズケーキ…と思うなかれ、これが中々侮れないのです。
鮨ノ蔵イズムをしっかりと感じながら、
全く同じではない。
弐ノ蔵でしか体験できないものが満載。

鮨ノ蔵を体験した方も、そうではない方もじっくりと味わってみてください。
鮨と一緒にワイン、そんな体験もできます。
【弐ノ蔵】
住 所:札幌市中央区南3条西22丁目2−7 1F MAP
電 話:090-8900-0202
営業時間:18:00〜 20:30〜 (完全予約制)
煙 草:禁煙
定休日:水曜日
駐車場:なし
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