日本の中で人口が多い街は、東京、大阪、名古屋…
と、思い込んでいたら、 今は東京、神奈川、大阪の順番なのですね。

神奈川と大阪が逆転したのは、2005〜2006年。
都道府県ごとではなく、自治体ごとになると…

1位 横浜市
2位 大阪市
3位 名古屋市
4位 札幌市
5位 福岡市…


あれ、東京は?
東京は特別区ごとだから23区合算では出てきません。
ちなみに23区で一番人口が多いのは世田谷区で、約944,000人。
これは、千葉市の次に多くて全国13位。
北九州市の約934,000人よりも多いのだとか。
そして、世田谷区は23区の中でも2番めに面積も広い区なのです。
(羽田空港が拡張される前までは、23区の中で1位だったらしい) 

何せ、世田谷区の中だけを走る電車もあるのですから…
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三軒茶屋から下高井戸までの約5kmを10駅を、のんびりゆったりと走る世田谷線。
とはいえ、朝夕には、2両編成の電車がギッシリと満員になって走る姿を見かけるのも珍しくはありません。

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時速100キロを超えてビュンビュン走る電車も気持ちいいいけれど、
ゆったりのんびりと世田谷を散策するように走る電車もまたいいものです。

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昼間の空いてる時間帯に、運転席の後ろから景色を眺めていると、
ちょっとだけ旅行気分になって、日頃のストレスも解消されるかも…

とびっきりのうどんが食べられる隠れ家。
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ご紹介させていただくのは、うどんスナック 松ト麦”
うどんスナックという名前にビビってはいけない。
地下にあるお店でスナックと言っても、決して怪しいお店ではない。

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ここは、ちょっとしたおつまみとお酒、そして、
とびっきりのうどんが食べられるお店なのです。

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お品書きは、壁に掲げられてある黒板に書いてあります。

酒盗マスカルポーネ、さつまいもの黒ごま天、ちくわの磯辺揚げ、
本わさび・梅かつお・のり佃煮のちびちびセット…(なんて魅力的な…)

そして、その後ろにおでん、そしてうどんのメニューが書いてあります。

お邪魔させていただいたのは、土曜日のお昼頃。
へべれけにならなければ、堂々と呑んでもいい日である。
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というわけで、酒盗マスカルポーネをつまみに少しだけ…
何だか、蕎麦屋で飲む酒…蕎麦前のよう。
(『うどん前』っていうのもあってもよきかな〜。)

店内は、厨房をL字型に囲むように、カウンター席が10席。
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ゆったりとしたレイアウトで寛げる雰囲気です。
「スナック」とは言っても、場末のスナック感は皆無。

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カウンターの上には、鮨屋のネタ箱のようなものの中に打ち立てのうどんが入っているのを見ることが出来ます。

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製麺室も併設されており、ここでうどんが作られるようです。
そしてこちらのお店の一番の特徴は…

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うどんの原料の小麦粉が日によって変わること。
その日に使われている小麦粉は赤い文字で書かれてあるプレートのもの。
この日の小麦粉は、岩手県の「ネバリゴシ」と、福岡県の「ニシホナミ」。
小麦によって麺の特徴が変わるみたいなので、食べ比べてみるのも楽しいかも。

折角なので、温かいうどんと冷たいうどんの2種類をいただいてみました。

出来たて熱々『のり釜玉バターうどん
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茹でたて熱々のうどんに卵黄を絡めて食べる釜玉うどんに、
海苔を練り込んだバターを乗っけたうどん。
全卵が乗っけられている場合は、間髪入れずに混ぜなければ白身に上手く熱が加わらないのですが、
卵黄だけの場合は少し余裕があります。

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と、言うわけでまずはうどんをそのままいただきます。
熱々の麺なのですが、ギューンとのびるようなコシが好印象のうどん。

コレは絶対に美味いやつ!

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醤油を2周ほどまわしがけ、海苔バター、卵黄もまんべんなくうどんに混ぜていただきます。
普通の「釜玉うどん」が玉子かけご飯のうどん版だとすれば、
これは海苔の香りが心地よい和風カルボナーラ。
海苔バター、卵黄、醤油が絶妙のバランスで絡み合うのです。

のり釜玉うどんの味わいはもちろん、このうどんの食感が好みのど真ん中!
あまりにも美味しかったので、冷たいうどんもお願いしました。

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「少々お時間をくださいね〜」
うどんは注文が入ってから湯がき始めて下さるので少し時間がかかります。
でもその時間は、美味しいうどんが出来上がるまでのワクワクタイム。

待つだけの価値が…
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あります!

2杯目にお願いしたのは『しょうゆうどん』。
うどん本来の味わいを最大限に味わえるうどんです。

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何もつけずに先ずひとくち。
うどんが持つ味わいと小麦の香りをしっかりと堪能します。
この状態だと、うどんを作るときに使う塩や水の香りも感じることが出来るのです。

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そして、醤油を2周ほど。
決して掛けすぎないように、控えめに掛けていただきます。
先程の釜玉ではあまり感じなかった食感やうどん自体の塩分なども感じながら、
醤油と合わせることによって、旨味に膨らみを加えてゆくのが楽しい。

温かいうどんと比べると、コシの強さは少し増していますが、それでもしなやかでノビのある感じは共通しています。
このうどん、本当に好みです!

一反木綿の美味しさも見逃すなかれ!
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おまけのように乗っかっている一反木綿。
これを食べるのもまた楽しい!
テローンって感じで食べるのもいいし、
一口サイズでしっかり噛みしめるのも良し。
温かいのと冷たいの、2杯のうどんを食べてみてもまだまだ奥の深さを感じます。

うどん好きが高じて、うどんに関わる仕事をされ、なおかつ年間500杯ものうどんを食される「井上こん」さん。
彼女だからこそ、わかりやすくうどんの魅力を伝えることが出来るのでしょう。

東京でうどんなんて…
そう思っている方にこそ食べていただきたい。
うどんの魅力と奥深さを楽しく美味しく感じることが出来ます。
ぜひ食べに行ってみて下さいね!



【うどんスナック 松ト麦】
住 所:東京都世田谷区野沢2−26−5 野沢ビル B1F    MAP
電 話:
営業時間:12:00〜20:00、16:00〜20:00、17:00〜20:00など。※Twitterで確認。 
煙 草:禁煙
定休日:不定休(営業予定日はTwitterで確認
駐車場:なし(お店の近くにコインパーキング有り)

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※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。


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