富士山。
日本人にとって…いえ、日本を訪れる観光客の方にも、ちょっと特別な存在の山。
新幹線に乗って、2人がけの席の窓際に座るのも富士山を見るため。
羽田から飛行機で西へ向かうときに『K席』に座るのも眼下に富士山を見るため。
三保松原に行くのも、海越しの富士山がきれいに見えるから。
静岡空港なんで、『富士山静岡空港』という名前になっているほど……
あれ、富士山って静岡県だけのものだったっけ?
新幹線が静岡県を通って、羽田から西へ向かう飛行機が静岡県上空を通って、
東名高速も、新東名高速も静岡県からの富士山が見えるから、富士山は静岡県と思われがち…

でも、この富士山は山梨県から撮ったもの。
山中湖から見える富士山って、こんなにもキレイなのです。
しかも山中湖では、季節によっては富士山頂と太陽が重なる『ダイヤモンド富士』が見えることもあるそうな。
裾野から頂上まできれいに見える富士山。
「これこれ、こういうきれいな富士山が見たかった…」
と、ここまでは普通の話。
富士山を見ようとすると、こんな感じの富士山をイメージするかと思います。
でも、富士山の麓に生活する人々は、もっと凄い富士山を普段から見ているのです。
大迫力の富士山とレトロ商店街。

いつもの商店街の真正面にでっかい富士山!
こんな場所が、山梨県の富士吉田市にあるのです。
富士急行線の『月江寺駅』から歩いて少しのところにある商店街。
そこに行くと、この景色に出会うことが出来ます。
こんな景色に出会ってしまうと、もう他のことなんて考えることが出来なくな……

らなかった、
スパイスカレーの幟と、ミールスのメニューボードに目を奪われる。
え…こんな素敵な場所に、南インド料理のお店が!
時間は丁度ランチタイム。
迷うことなくお店の中に入っていきます。

お店の名前は”カリアムドゥ”。
南インド料理のお店です。
看板には、「木曜日から土曜日までの営業」と書いてありますが、現在は水曜日〜日曜日の営業となっているようです。
※営業日は、Instagramで確認してくださいね!
扉を開けて店内に入ると、笑顔の爽やかな店主が出迎えてくださいます。
「お好きな席へどうぞ〜」
店内の真ん中辺り、テーブル席に落ち着きます。

ゆったりとした空間に大きなスピーカーもあって、いい雰囲気です。
ふと正面を見ると、大きなメニューを見ることが出来ます。

1種盛りカレーや2種盛りカレーもあるけれど、このメニューを見る限り、ウリは絶対にミールス。
そんなことを思いながらメニューボードを眺めていると、店主が小さなメニューも持ってきて下さいました。

ベジミールスにノンベジミールス。
まずはこのどちらかを食べるべきだな…
確か、表のボードに書いてあった「本日のカレー」は、
ネパール山椒黒ごまキーマと、ケララチキン。
…ということは、ノンベジミールスをお願いしてみようか?
「ミールスというのは、南インドのカレーで…」
「あ、ミールス、わかります。 やはり、ノンベジのほうがオススメですか?」
「そうですね、ノンベジのほうが人気がありますよ。」
「では、ノンベジミールスをお願いします。」
「ハーフライスで、チャパティを付けることも出来ますが…」
「あ、それでお願いします。」
そんな感じで、『ノンベジミールス』をお願いします。

店内は、木がふんだんに使われていて、山小屋のような雰囲気。
奥にも2階にもスペースがあるようで、パーティーなんかも出来るのでしょうね。
もしかしたら、2階からは富士山を見ることが出来るのかも?
そんな妄想に浸っているところを、スパイスの香りで現実に引き戻されます。
2種類のカレーと副菜が乗って、カラフルなプレート。

2種類のカレー…
ネパール山椒黒ごまキーマと、ケララチキン。
それに、ラッサム、サンバル、スパイス玉子、レモンピクルス、アチャールなどが乗っかった賑やかなミールスに心が躍る。

一番に試したくなるのが、ネパール山椒黒ごまキーマ。
日本の山椒はうな重に、
中国の花椒は麻婆豆腐に、
では、ネパールの山椒は…

山椒と言っても、めちゃくちゃ痺れることはなく、香りと味わいが主役のような感じ。
でもそれは、山椒の個性ではなく、店主のコントロールが秀逸なのかも。
ひとくち食べて気に入ってしまいました。

焼きたてのチャパティ。
これをカレーにつけて食べるのはもちろん、副菜と一緒に食べても美味しい。
カレーなのか、スープなのか……

初めて食べたときは、そんな事を考えながら食べてましたが、
南インド料理にはなくてはならない料理。
お店によって、味わいがぜんぜん違うのも面白い。
単体で食べても美味しいのだけれど、他のカレーや副菜と混ぜてごはんと一緒に食べると、その真価がキラリと光ります。

お行儀よくキレイに食べるよりも、いろんなものを混ぜながら、味の変化を楽しむのがミールスの醍醐味。
今日の味わいは今日だけのもの。
一期一会の美味しさと言っても過言ではないかも。

それにしても、私達にとっての非日常的な富士山を見に来て、
こんなに本格的なミールスに出会えることが出来るとは思ってもみなかった。
店主はもと和食の職人さんで、インド料理は完全に独学なのだとか。
だからこそ、自由な発想が生まれ、他では食べられないようなミールスを生み出すことが出来るのかもしれない。
そしてもうひとつ大事なこと…
店主も大のカレー好き! ←そこ、大事!
そんな店主が、日々楽しみながらも努力して生み出すカレー。
地元の方と思われるお客さんも含め、リピーターも増えてきているよう。
目の前に迫る大迫力の富士山を眺めながら、本気のミールス。
富士吉田にお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみて下さい。
【カリアムドゥ】
住 所:山梨県富士吉田市下吉田3−6−28 リトルロボット内 MAP
電 話:0555-68-9009
営業時間:11:30〜16:00
煙 草:
定休日:月・火(その他、Instagramで確認下さい。)
駐車場:なし(お店の近くにコインパーキング有り)
お店のInstagramはコチラ
お店のFacebookはコチラ
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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美味しいお店情報、ご意見、ご要望等ございましたら、下記までご連絡くださいね!
Mail:hitoshi.o.saichan@gmail.com
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日本人にとって…いえ、日本を訪れる観光客の方にも、ちょっと特別な存在の山。
新幹線に乗って、2人がけの席の窓際に座るのも富士山を見るため。
羽田から飛行機で西へ向かうときに『K席』に座るのも眼下に富士山を見るため。
三保松原に行くのも、海越しの富士山がきれいに見えるから。
静岡空港なんで、『富士山静岡空港』という名前になっているほど……
あれ、富士山って静岡県だけのものだったっけ?
新幹線が静岡県を通って、羽田から西へ向かう飛行機が静岡県上空を通って、
東名高速も、新東名高速も静岡県からの富士山が見えるから、富士山は静岡県と思われがち…

でも、この富士山は山梨県から撮ったもの。
山中湖から見える富士山って、こんなにもキレイなのです。
しかも山中湖では、季節によっては富士山頂と太陽が重なる『ダイヤモンド富士』が見えることもあるそうな。
裾野から頂上まできれいに見える富士山。
「これこれ、こういうきれいな富士山が見たかった…」
と、ここまでは普通の話。
富士山を見ようとすると、こんな感じの富士山をイメージするかと思います。
でも、富士山の麓に生活する人々は、もっと凄い富士山を普段から見ているのです。
大迫力の富士山とレトロ商店街。

いつもの商店街の真正面にでっかい富士山!
こんな場所が、山梨県の富士吉田市にあるのです。
富士急行線の『月江寺駅』から歩いて少しのところにある商店街。
そこに行くと、この景色に出会うことが出来ます。
こんな景色に出会ってしまうと、もう他のことなんて考えることが出来なくな……

らなかった、
スパイスカレーの幟と、ミールスのメニューボードに目を奪われる。
え…こんな素敵な場所に、南インド料理のお店が!
時間は丁度ランチタイム。
迷うことなくお店の中に入っていきます。

お店の名前は”カリアムドゥ”。
南インド料理のお店です。
看板には、「木曜日から土曜日までの営業」と書いてありますが、現在は水曜日〜日曜日の営業となっているようです。
※営業日は、Instagramで確認してくださいね!
扉を開けて店内に入ると、笑顔の爽やかな店主が出迎えてくださいます。
「お好きな席へどうぞ〜」
店内の真ん中辺り、テーブル席に落ち着きます。

ゆったりとした空間に大きなスピーカーもあって、いい雰囲気です。
ふと正面を見ると、大きなメニューを見ることが出来ます。

1種盛りカレーや2種盛りカレーもあるけれど、このメニューを見る限り、ウリは絶対にミールス。
そんなことを思いながらメニューボードを眺めていると、店主が小さなメニューも持ってきて下さいました。

ベジミールスにノンベジミールス。
まずはこのどちらかを食べるべきだな…
確か、表のボードに書いてあった「本日のカレー」は、
ネパール山椒黒ごまキーマと、ケララチキン。
…ということは、ノンベジミールスをお願いしてみようか?
「ミールスというのは、南インドのカレーで…」
「あ、ミールス、わかります。 やはり、ノンベジのほうがオススメですか?」
「そうですね、ノンベジのほうが人気がありますよ。」
「では、ノンベジミールスをお願いします。」
「ハーフライスで、チャパティを付けることも出来ますが…」
「あ、それでお願いします。」
そんな感じで、『ノンベジミールス』をお願いします。

店内は、木がふんだんに使われていて、山小屋のような雰囲気。
奥にも2階にもスペースがあるようで、パーティーなんかも出来るのでしょうね。
もしかしたら、2階からは富士山を見ることが出来るのかも?
そんな妄想に浸っているところを、スパイスの香りで現実に引き戻されます。
2種類のカレーと副菜が乗って、カラフルなプレート。

2種類のカレー…
ネパール山椒黒ごまキーマと、ケララチキン。
それに、ラッサム、サンバル、スパイス玉子、レモンピクルス、アチャールなどが乗っかった賑やかなミールスに心が躍る。

一番に試したくなるのが、ネパール山椒黒ごまキーマ。
日本の山椒はうな重に、
中国の花椒は麻婆豆腐に、
では、ネパールの山椒は…

山椒と言っても、めちゃくちゃ痺れることはなく、香りと味わいが主役のような感じ。
でもそれは、山椒の個性ではなく、店主のコントロールが秀逸なのかも。
ひとくち食べて気に入ってしまいました。

焼きたてのチャパティ。
これをカレーにつけて食べるのはもちろん、副菜と一緒に食べても美味しい。
カレーなのか、スープなのか……

初めて食べたときは、そんな事を考えながら食べてましたが、
南インド料理にはなくてはならない料理。
お店によって、味わいがぜんぜん違うのも面白い。
単体で食べても美味しいのだけれど、他のカレーや副菜と混ぜてごはんと一緒に食べると、その真価がキラリと光ります。

お行儀よくキレイに食べるよりも、いろんなものを混ぜながら、味の変化を楽しむのがミールスの醍醐味。
今日の味わいは今日だけのもの。
一期一会の美味しさと言っても過言ではないかも。

それにしても、私達にとっての非日常的な富士山を見に来て、
こんなに本格的なミールスに出会えることが出来るとは思ってもみなかった。
店主はもと和食の職人さんで、インド料理は完全に独学なのだとか。
だからこそ、自由な発想が生まれ、他では食べられないようなミールスを生み出すことが出来るのかもしれない。
そしてもうひとつ大事なこと…
店主も大のカレー好き! ←そこ、大事!
そんな店主が、日々楽しみながらも努力して生み出すカレー。
地元の方と思われるお客さんも含め、リピーターも増えてきているよう。
目の前に迫る大迫力の富士山を眺めながら、本気のミールス。
富士吉田にお越しの際は、ぜひ立ち寄ってみて下さい。
【カリアムドゥ】
住 所:山梨県富士吉田市下吉田3−6−28 リトルロボット内 MAP
電 話:0555-68-9009
営業時間:11:30〜16:00
煙 草:
定休日:月・火(その他、Instagramで確認下さい。)
駐車場:なし(お店の近くにコインパーキング有り)
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※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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