梅雨も明けて（明けたのかな？）、暑さが本格的になってきましたね！
食といえば、食欲の秋といいますが、夏ならではの美味もありますね。
さっぱりと冷やしそうめん。あまーいスイカ！そして、夏のお楽しみといえば、鱧！
今日は心斎橋の東急ハンズを3ブロックほど北に入ったここ、
和食　華うさぎさんに鱧コースを食べに行ってきました。

ここのお店、うさぎ年生まれの若いご主人が、同じくうさぎ年生まれの奥様と二人でがんばってるお店です。
とは言っても、奥様は去年子供さんの誕生とともに、お店には出ていなくて、今は主人一人で切り盛りされています。
この日は鱧コースをいただきましたが、単品のメニューもかなり魅力的なものが並んでいますね。
さて、先ずは付き出しから。
付き出しとはいっても、立派にシマアジが出てきます。
最初は生ビールで乾杯しましたが、これは日本酒がほしくなりますね。
そして、お造りの盛り合わせです。
鱧コースだけあって、鱧の焼霜も入っていますね。この焼霜、水っぽさが全然なくって、こくと甘みが上品に口の中に広がります。梅肉との相性も、思わず笑みがこぼれてしまいますね。この日の盛り合わせは、鱧、剣先イカ、シマアジ、甘エビ、そして、ものすごく鮮やかなオレンジ色が食欲をかき立てるウニです。
このウニ、甘みがすごかったです。そのまま何もつけずに食べても最高ですが、塩を少しだけつけて食べると、その甘さの引き立つこと！最高です。
これはもう、ビールを飲んでいる場合じゃありませんね。

こんな暑い日には、きりっと冷やした日本酒、最高ですね。
平日にも関わらず、お酒がすすみまくります。
そして、揚げ物。
鱧の梅肉巻き、さすが鱧コースです。
小鮎の天ぷらは、カウンターの上にあるいけすから出してきたものを揚げてくれるので、鮮度は抜群です。また、ワタのほろ苦さと、身の甘さのバランスが素晴らしいですね。天ぷらは塩と天つゆ、両方で楽しめます。
そして、いよいよお待ちかねの鱧鍋です。
これでもかっ！っていうぐらいの量の鱧ですね！
まずは、だしの中に新タマネギを入れて、その甘みをしみこませます。
たっぷりタマネギを入れただしの中に、透き通った白さの鱧を投入します。
約５秒、しゃぶしゃぶにすると、鱧の身が見事に花咲きます。
あっさりとした中にも上品なコクと旨みが口の中に広がってゆきます。
この鱧、これだけでもかなり満足なのですが、細く笹がきにされたゴボウと三つ葉を鍋に入れてしゃぶしゃぶしたものを巻いて食べると・・・
これまた、(ﾟДﾟ)ｳﾏｰ!(ﾟДﾟ)ｳﾏｰ!
たまりませんあれだけ大量にあった鱧が、あっという間になくなってしまいます。
〆には、雑炊か稲庭うどんが選べるので、この日は稲庭うどんをチョイス。
細いながらもコシのある稲庭うどんが鱧のコクとタマネギの甘み、ゴボウの香りをたっぷりと吸い込んだ出汁と絡んで、これはかなりうまかったです。
鱧コースはこれにデザートがついて完成なのですが、この魅力的なメニューを目の前に、見逃すわけにはいきません。
夏のもう一つのお楽しみ、
プリップリの大きな岩牡蠣もいただきました。
これは、めっちゃミルキーで美味かったです。
牡蠣と日本酒との相性って何でこんなに良いのでしょうかね
それともう一品。
銀ムツの味噌漬けがあまりに美味そうだったので、つい・・・
これ、めちゃくちゃ脂がのって、かなり美味かったですよ！
気がついたら、みんなで競い合うようにつついて、一瞬でなくなっていました。
素材の良さもさることながら、その調理の丁寧なこと。で、しかもリーズナブル！今日の鱧コース、追加の岩牡蠣、銀ムツ、日本酒は別ですが、一人5000円で楽しめます。これはかなりお得ですね！
週末以外はご主人一人で切り盛りされているので、満席時は大変そうですが、それでも味には妥協なし。冬になったらふぐのコースもかなりおすすめですよ！


【華うさぎ】
住所：大阪市中央区南船場3－2－28　日宝タイヨービル1F MAP
電話：: 06-6251-1078
営業時間：17：30～23：00
定休日：日曜日、祝日

※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。