初夏のいい季節が続いていますね。
今年は、GWが終わって、6月に入ってこようとしている今でも、湿度がそんなに高くならないので、比較的過ごしやすくなっていますね。
GWに信州に行ってきた気分が未だ抜けないのか、最近は山奥の隠れ家的スポットを調べては、行ってみたりしています。(もちろん、食を絡めていますよ!)

そんな中、先週末は岡山県の吉備中央町にある、手作り石窯パンのお店、焼き屋さんにお邪魔してきました。

山陽自動車道をひたすら西に走り、岡山自動車道に入り最初のインター(2番目?)の総社インターをおりて、しばし走り、国道を外れて少し行ったところ(わかりにくいですねあせあせ)に案内看板が。
 

道路の看板の下に遠慮がちにつけられている看板と、その対面に手作りのカラフルな看板。
え?こんなところにパン屋さんがあるの??と思われる道を進んでいきます。
案内看板がなければ、確実に通り過ぎてしまいそうなところに、目的のお店、
”焼き屋”さんに到着しました。
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ここのお店、私の会社の近くの、超お値打ちランチのお店(本人は、珈琲屋さんだと粘っていますがあっかんべー)コーヒーショップLOVEさんで見た雑誌、”Richerリシェ”の最新号(6月号)のクチコミ旅に載っていた記事に惹かれて、どうしても行きたくなり、実現にこぎ着けました。
お店の中は、その容積の半分は占められるだろうと思われる、パンを焼く石窯がドーーンとその存在感を示して座っています。
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外観からは想像するのは難しいほどのかわいらしいインテリアで飾られた店内には、店主であろうかと思われる女性の方に、さわやかな笑顔で迎えていただきました。
 

普段、私たちが通っているパン屋さんって、ここ狭しとパンがずらりと並んでいるじゃないですか?
ここでは、店内の主役は手作り(らしいです!)の石窯で、パンは真ん中にではありますがひそかに並べられていました。
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この日、到着したのは午後一時くらいだったのですが、少し時間が遅かったのか残りのパンはこれだけ(プライスシートがあって、パンがないのは私がかった足跡!)で、私たちが来たすぐ後に、お客さんが来たので、それでほぼ売り切れになったのでは?
パンの横に、近くに住んでいらっしゃるドイツ人のおじいさんが作った、ピクルスも売っていたので、思わず買ってしまいました!
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周辺は農村が中心の自然めいいっぱいの美味しい空気が醸し出す技。
 


ここのパン屋さんのオーナー夫婦は元々、東京の「ルヴァン」というパン屋で約4年間修行したそうな・・・
そんな、ご夫婦がこの地を選ばれたのも、この自然の魅力からなのでしょうか?
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帰り道のサービスエリアも、新緑が映える景色が素晴らしくて、この季節の貴重さがここkろに染み渡りました(って、どの季節でも言ってた気もしますがあっかんべー
 


さて、このすてきなパンを持ち帰って、自宅で早速夕食にアレンジしてみました。
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このパン、フワフワのさくさくタイプではなくって、持ってみるとずっしりとしています。
ただ、香りはものすごく良くって、紙袋に入れているにも関わらず、帰りの車内はパンのいい香りが漂って、空腹感に拍車がかかってしまったほどでした。
 

このパン、天然酵母で作っていて、若干の酸味を感じながら、噛めば噛むほど小麦のいい香りと甘みが口の中に広がって行きます。
フランスパンとか、ハード系のパンを食べるときには、オリーブオイルをつけたりするのですが、このパンはそのまま食べるのが一番美味しくて、一緒に出したオリーブオイルが余ってしまうほどでした。
 

パンに合うものとして、これも、道中の養鶏場直売所で買った卵を半熟でゆでて、天然岩塩添えたものと、ペンネのチーズクリームソース。
 

ドイツ人のおじいさんの自家製ピクルス。それに、路地売りの完熟トマトで、食卓を飾ってみました!
なんか、わくわくしますよねわーい(嬉しい顔)
この感じが味わいたくって、ついつい出かけてしまうこの頃ですね!


【焼き屋】
住所:岡山県加賀郡吉備中央町上田西2025-2 MAP
電話:0867-34-1564 
営業時間:11:00~17:00
定休日:火、水曜日

※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。


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