11月の第3木曜日、この日は、巷ではボージョレーヌーボーの解禁日とあって、ワインで乾杯した人が多かったのではないでしょうか?
でも、第3木曜日というと、 “蕎麦道 武蔵野”さんの蕎麦会席の日。
この蕎麦会席、日本酒と本格焼酎の飲み放題(といっても、数に限りがございますが)が月替わりで行われているのです。しかも、稀少品が勢揃い!
この日は武蔵野さんの“武蔵野流蕎麦会席”にお邪魔させていただきました。
テーブルの上には、綺麗に色づいた柿とともに、この日にいただける日本酒達が内側を朱塗りされた箱の中に氷と共に納められています。その数なんと、13種類!
これが好きなだけ!(といっても、酔っぱらってベロベロにならない程度に)いただけるのですから、期待しないわけにはいきませんね。
先ずは、
とメニューに書かれている期待の新蕎麦をいただきます。
最初は細挽き蕎麦を。
先ずは何もつけずに蕎麦だけをいただきます。
おぉ!これは凄い!!
やっときました新蕎麦!というだけあって、口の中でそばの香りが広がってゆきます。
これ、想像以上でした。そして、つぎに塩を少しつけていただきます。
香りの良さだけではなく、蕎麦の上品な甘みが広がってゆきますね。
そのあと、蕎麦つゆをくぐらせて、楽しみます。蕎麦つゆも新蕎麦に合わせて変えているのでしょうか?この新蕎麦にものすごく合っているように感じました。
(後ほど、大将に聞くと、常に変化させているのだとか。これって、変化というより進化ですよね!)
細挽き蕎麦の次は粗挽き蕎麦もいただきます。
こうして、違いを楽しめるのって嬉しいですよね。
蕎麦と蕎麦湯をいただいたあとに、お酒の方が解禁となります。
ここでは、お酒は蕎麦を味わったあとに飲むことが許されるのです。
この日に用意していただいたお酒はこんな感じです。
イギリス人のフィリップ・ハーバーさんが杜氏ををつとめる、京都久美浜の玉川や奈良は葛城、千代酒造の篠峯など、素晴らしいラインナップですね。
まず最初は、平田牧場三元豚と河南の野菜を辛子酢白味噌でいただくサラダです。
三元豚はもちろんですが、この桜大根やレタスが辛子酢白味噌とものすごく相性が良く、お酒がいくらでもすすんでしまいそうですね。
そして、泉州のさるぼという貝と河南のたけのこ白菜、ホワイトスターと黒キャベツと水菜と味丸大根の炊き合わせです。
貝の味が良くしみ込んでものすごく美味しかったです。また、このたけのこ白菜の美味いこと!
そしてこれ。
河南の緑大根と紅心大根とちりめんじゃこ。これに山口の甘露再仕込み醤油をかけていただきます。
北海道のスケソウ鱈の子は枕崎のしび節でたいてあります。これ、北と南の味のコラボ?!
また、これが美味い!
そして、河南百万石と軸蕪と人参と北海道羅臼昆布と丹波赤唐辛子の特選醤油漬け、これ、いくらでもお酒が飲めてしまいそうです。
この辺りで満足してしまいそうなのですが、まだまだご馳走は続きます。
そして、これはシチリアのボルチーニ茸と河南の青ネギと白ネギとタマネギと大山のひね鶏と新じゃがを淡路の藻塩で炒めたものです。
このボルチーニ茸の香りとひね鶏の歯ごたえとコクがたまりません。
横には、河南のきざわし柿紫人参葉が添えられ、柿の上には徳島の青唐辛子味噌がのせてあります。
これは飲み過ぎてしまいそうになりますね。
そして、このガラスの小さな器の中には山形のラ・フランス、天然海老、河南のステムレタスと山葵菜、サラダほうれん草が入っています。
これに青森の神ツ実(がまずみ)ポン酢をかけていただきます。
これら、そのままでも充分美味しいのですが、このポン酢をかけていただくとまるで魔法をかけられたみたいに素材が調和されてゆくのです。この神ツ実ポン酢って、凄いですね!
そして、次はお待ちかね、武蔵野特製の自家製薩摩揚げです。
こんがり揚げたてのものを熱々のうちにいただきます。
中には石川のいかと木耳と秋田長芋と河南の青ネギと人参、高知の生姜が入っています。
このふわふわ感は自家製ならではですね。途中で酢橘をかけて味の変化も楽しみます。
うん、これは美味いです。
そして、おひたし5種盛り!
河南の野沢菜、春菊、高菜、蕪の葉そして、上に紫人参、鴨、鱧皮、鹿児島の柚子がのせてあります。
そして、自家製のらっきょの味噌漬けもお酒との相性抜群ですね。
そして、最後の一品はデザートです。
“マクロビオテックな”と冠された自家製の蕎麦パウンドケーキは超レアな文政5年創業の特選純正麦芽餅米飴、
中央市場豆腐屋のまったり豆乳・山芋・竹本油脂太白胡麻油と最初にいただいた茨城の新蕎麦の実を使用しているとのこと。
で、実際にいただいてみると・・・
これがまた、うまーーーーーーーい!
デザートといいながら、これに合う日本酒探しと言い訳しながら、3種類くらい飲んでしまいました。
蕎麦道 武蔵野さんの蕎麦会席、未だ進化し続けています。
毎回、期待を裏切らない内容で堪能させていただけますね。
これだけの料理と日本酒がほぼ限りなく飲み放題に近い状態が付いて、6980円とはまさに驚異的です!
今後もさらなる進化に期待してしまいますね。
【蕎麦道 武蔵野】
住所 : 大阪市西区江戸堀2-3-5 MAP
電話 : 06-6445-8791
営業時間 : 11:00~17:00(土~15:00)、木金のみ(蕎麦道 武蔵野として営業)18:00~22:00 第3木曜日は蕎麦会のため、事前に要予約。
定休日 : 日・祝
でも、第3木曜日というと、 “蕎麦道 武蔵野”さんの蕎麦会席の日。
この蕎麦会席、日本酒と本格焼酎の飲み放題(といっても、数に限りがございますが)が月替わりで行われているのです。しかも、稀少品が勢揃い!
この日は武蔵野さんの“武蔵野流蕎麦会席”にお邪魔させていただきました。
テーブルの上には、綺麗に色づいた柿とともに、この日にいただける日本酒達が内側を朱塗りされた箱の中に氷と共に納められています。その数なんと、13種類!
これが好きなだけ!(といっても、酔っぱらってベロベロにならない程度に)いただけるのですから、期待しないわけにはいきませんね。
先ずは、
とメニューに書かれている期待の新蕎麦をいただきます。
最初は細挽き蕎麦を。
先ずは何もつけずに蕎麦だけをいただきます。
おぉ!これは凄い!!
やっときました新蕎麦!というだけあって、口の中でそばの香りが広がってゆきます。
これ、想像以上でした。そして、つぎに塩を少しつけていただきます。
香りの良さだけではなく、蕎麦の上品な甘みが広がってゆきますね。
そのあと、蕎麦つゆをくぐらせて、楽しみます。蕎麦つゆも新蕎麦に合わせて変えているのでしょうか?この新蕎麦にものすごく合っているように感じました。
(後ほど、大将に聞くと、常に変化させているのだとか。これって、変化というより進化ですよね!)
細挽き蕎麦の次は粗挽き蕎麦もいただきます。
こうして、違いを楽しめるのって嬉しいですよね。
蕎麦と蕎麦湯をいただいたあとに、お酒の方が解禁となります。
ここでは、お酒は蕎麦を味わったあとに飲むことが許されるのです。
この日に用意していただいたお酒はこんな感じです。
イギリス人のフィリップ・ハーバーさんが杜氏ををつとめる、京都久美浜の玉川や奈良は葛城、千代酒造の篠峯など、素晴らしいラインナップですね。
まず最初は、平田牧場三元豚と河南の野菜を辛子酢白味噌でいただくサラダです。
三元豚はもちろんですが、この桜大根やレタスが辛子酢白味噌とものすごく相性が良く、お酒がいくらでもすすんでしまいそうですね。
そして、泉州のさるぼという貝と河南のたけのこ白菜、ホワイトスターと黒キャベツと水菜と味丸大根の炊き合わせです。
貝の味が良くしみ込んでものすごく美味しかったです。また、このたけのこ白菜の美味いこと!
そしてこれ。
河南の緑大根と紅心大根とちりめんじゃこ。これに山口の甘露再仕込み醤油をかけていただきます。
北海道のスケソウ鱈の子は枕崎のしび節でたいてあります。これ、北と南の味のコラボ?!
また、これが美味い!
そして、河南百万石と軸蕪と人参と北海道羅臼昆布と丹波赤唐辛子の特選醤油漬け、これ、いくらでもお酒が飲めてしまいそうです。
この辺りで満足してしまいそうなのですが、まだまだご馳走は続きます。
そして、これはシチリアのボルチーニ茸と河南の青ネギと白ネギとタマネギと大山のひね鶏と新じゃがを淡路の藻塩で炒めたものです。
このボルチーニ茸の香りとひね鶏の歯ごたえとコクがたまりません。
横には、河南のきざわし柿紫人参葉が添えられ、柿の上には徳島の青唐辛子味噌がのせてあります。
これは飲み過ぎてしまいそうになりますね。
そして、このガラスの小さな器の中には山形のラ・フランス、天然海老、河南のステムレタスと山葵菜、サラダほうれん草が入っています。
これに青森の神ツ実(がまずみ)ポン酢をかけていただきます。
これら、そのままでも充分美味しいのですが、このポン酢をかけていただくとまるで魔法をかけられたみたいに素材が調和されてゆくのです。この神ツ実ポン酢って、凄いですね!
そして、次はお待ちかね、武蔵野特製の自家製薩摩揚げです。
こんがり揚げたてのものを熱々のうちにいただきます。
中には石川のいかと木耳と秋田長芋と河南の青ネギと人参、高知の生姜が入っています。
このふわふわ感は自家製ならではですね。途中で酢橘をかけて味の変化も楽しみます。
うん、これは美味いです。
そして、おひたし5種盛り!
河南の野沢菜、春菊、高菜、蕪の葉そして、上に紫人参、鴨、鱧皮、鹿児島の柚子がのせてあります。
そして、自家製のらっきょの味噌漬けもお酒との相性抜群ですね。
そして、最後の一品はデザートです。
“マクロビオテックな”と冠された自家製の蕎麦パウンドケーキは超レアな文政5年創業の特選純正麦芽餅米飴、
中央市場豆腐屋のまったり豆乳・山芋・竹本油脂太白胡麻油と最初にいただいた茨城の新蕎麦の実を使用しているとのこと。
で、実際にいただいてみると・・・
これがまた、うまーーーーーーーい!
デザートといいながら、これに合う日本酒探しと言い訳しながら、3種類くらい飲んでしまいました。
蕎麦道 武蔵野さんの蕎麦会席、未だ進化し続けています。
毎回、期待を裏切らない内容で堪能させていただけますね。
これだけの料理と日本酒がほぼ限りなく飲み放題に近い状態が付いて、6980円とはまさに驚異的です!
今後もさらなる進化に期待してしまいますね。
【蕎麦道 武蔵野】
住所 : 大阪市西区江戸堀2-3-5 MAP
電話 : 06-6445-8791
営業時間 : 11:00~17:00(土~15:00)、木金のみ(蕎麦道 武蔵野として営業)18:00~22:00 第3木曜日は蕎麦会のため、事前に要予約。
定休日 : 日・祝
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