大阪に生まれ、子供の頃からこの街で育ってきました。
先日、中華そばの記事を書きましたが、子供の頃、インスタントでないラーメンは滅多になかったような気がします。
また、外食をするときに多かったのがうどん。
たしか、母は素うどん(今は素うどんなんて無いですよね)、私はきつねうどんを食べさせてもらった記憶があります。
その頃のうどんは出汁の味こそ効いていたものの、大阪うどん、麺のコシとは無縁のものでした。
子供の頃、初めて手打ちうどんを食べたときの衝撃は凄かったです。
あのコシの強さに初めてであったときの感動は今でも忘れられません。
その時の記憶が奥底に眠っているのでしょうか?
私は未だにうどん大好き人間です。
時は経ち、大阪でもかなりの味わいのうどんをいただけるお店が増えました。
と、同時に私のうどんに対する評価も知らず知らずのうちに辛口になってしまっているような・・・。
いえいえ、そんなことはありませんよ。
うどんは麺のコシだけではなく、全体にバランスですから・・・。
でも、そんな気持ちをどこかに吹き飛ばしてしまうほどのクォリティの高いうどんを食べることが出来るお店が大阪の門真にあります。
地下鉄門真南駅から徒歩5分くらいのところ、三ツ島の交差点のすぐ横にあるお店、“三ツ島 真打”さん。
お昼時、いえ、その時間を過ぎても、店内は常に美味しいうどんを求めてこられるお客さんで賑わっている大人気店です。
店内は、真ん中にアイランド状のカウンター席、そして、回りにテーブル席があり、奥に厨房を見ることが出来ます。
小さな子供を連れて行くと、「お子様のイスをご用意しましょうか?」と聞いて下さいます。
嬉しいひと言ですね。
この日は、1歳の娘と一緒も連れて行ったので、子供用のイスを借りて、テーブル席でいただくことにしました。
メニューはこんな感じです。
カレーうどん、ここのカレーうどん大人気なのです。
この日は13:30過ぎにお伺いしたので、この日のスペシャルである、
“ちく天チーズカレーうどん”は売り切れてしまっていました。
そして、カレーうどんにはランチタイムご飯が付くのも嬉しいサービスですね。
豚バラ肉の温玉つけ麺も気になる存在ですね。
冷たいうどんの名前の上には“ビッシバシ”と冠されています。
何故“ビッシバシ”か?それはこの後、うどんが来て、食べてみると・・・。
百聞は一見にしかず!ですね。
好きなうどんを選んで、追加でトッピングすることも出来ます。
ごっそりねぎ、大ゲソ天、海老天2ヶで250円はかなりお得ですよね。
さて、この日に注文したのは、お店の表にあるでっかい看板にものっている、とり天山かけ醤油・・・
“ビッシバシ とり天山かけ醤油”の冷たいうどんをお願いしました。
ここの冷たいうどん、一度食べたら忘れられず、ものすごーく食べたくなるときがあるのですよね。
冷たいうどんを注文すると、「お時間、15~20分くらいかかりますが大丈夫ですか?」と聞いて下さいます。
これは作り置きしたうどんを出しているのではなく、できたての美味しいうどんを食べさせて下さるお店の証ですよね。
もちろん、「はい、大丈夫です。」と答えました。
しばらくすると、一緒に行った娘の“ミニ玉子丼”が先に運ばれてきました。
すばらしい半熟加減ですよね!
思わず横取りしそうになりましたが、そこは味見だけでガマン・・・。
この玉子丼、これもすごく美味しいですよ!
取り皿にわけて冷ましながら、娘に食べさせましたが、
娘はこれをたいそう気に入ったのか、次から次へ、”くれくれ”とせがむ始末。
結局1歳児の娘、ほとんど1人で完食してしまいました。
娘にうどんを食べさせ終わる頃、ちょうどいいタイミングで
“ビッシバシ とり天山かけ醤油うどん”がやってきました。
大きく深めの蜂に艶々のうどんと、とろろと玉子。
大きな鶏天が3つ。
そして、いい感じに味付けされた椎茸が添えられています。
ここに生醤油を決してかけすぎないように少しずつ掛けていただきます。
まずは麺から。
そう!これこれ。
この麺が凄いのです。
しなやかで艶々でしょ?
この麺がただ者じゃないのです。喉ごし抜群!小麦の香りも心地良し!
抜群の伸びの良さを保ちながら、歯を入れると最初は柔らかく、
力を入れていくと心地良く抵抗感が増していき、噛みきれる寸前まで伸びやかなコシを味わうことが出来ます。
コシがあると行っても、ただの固めのうどんとは、まるでモノが違うのです。
“ビッシバシ”
例えば、このうどんを一本もって、ムチのように“ビッシバシ”ってやっても、決してちぎれることはないのでは?
本当に素晴らしいうどんです。
そして、このうどんのもうひとつの主役、大きな鶏天です。
上にのっかっている、揚げたてをそのまま頬張ってもよし、玉子と醤油にからめていただくも良し、
最後まで楽しめる頼りになる具材です!かなり満足度の高いトッピングですよ。
うどんをそのままの美味しさ。
醤油を絡ませた美味しさ。
玉子をからめた美味しさ。
鶏天と共に味わう美味しさ。
甘辛く味付けされた椎茸と一緒に味わう美味しさ。
いろいろ変化させながら楽しむことが出来るうどんです。
そして、最初の写真を見て、おや?と思った方、いらっしゃいませんか?
うどんを注文すると、薬味に付いてくることが多いのは“生姜”ですよね?
でも、このうどんには“山葵”が付いてくるのです。
最初、“薬味の山葵って蕎麦みたいやなぁ”って思っていたのです。
ところがここのうどんに山葵を少しつけていただいたところ・・・。
これ、うどんの刺身ですわ!
このうどんのシルキーな感じに、この山葵はめちゃくちゃ良く合います。
まさに、活けうどんですね。
本当に、季節関係なく定期的にいただきたくなるうどんです。
カレーうどんもかなり美味しいので、次回はそちらにしてみましょうか?
あ、豚バラつけ麺も気になりますね。
何人かでお伺いして、シェアしてみるのも楽しいかもしれませんよ!
20台分の駐車場もあるので、車での来店でも安心ですね。
ランチタイムは行列覚悟!
それでも、やっぱり食べたくなる美味しさがありますね。
ここを知ってから、讃岐に行く回数が減ってるかも??
【三ツ島 真打】
住所:大阪府門真市三ツ島772-3 MAP
電話:072-884-4250
営業時間:11:30~15:00
17:30~21:00(麺切れ次第終了)
定休日:月曜日
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
先日、中華そばの記事を書きましたが、子供の頃、インスタントでないラーメンは滅多になかったような気がします。
また、外食をするときに多かったのがうどん。
たしか、母は素うどん(今は素うどんなんて無いですよね)、私はきつねうどんを食べさせてもらった記憶があります。
その頃のうどんは出汁の味こそ効いていたものの、大阪うどん、麺のコシとは無縁のものでした。
子供の頃、初めて手打ちうどんを食べたときの衝撃は凄かったです。
あのコシの強さに初めてであったときの感動は今でも忘れられません。
その時の記憶が奥底に眠っているのでしょうか?
私は未だにうどん大好き人間です。
時は経ち、大阪でもかなりの味わいのうどんをいただけるお店が増えました。
と、同時に私のうどんに対する評価も知らず知らずのうちに辛口になってしまっているような・・・。
いえいえ、そんなことはありませんよ。
うどんは麺のコシだけではなく、全体にバランスですから・・・。
でも、そんな気持ちをどこかに吹き飛ばしてしまうほどのクォリティの高いうどんを食べることが出来るお店が大阪の門真にあります。
地下鉄門真南駅から徒歩5分くらいのところ、三ツ島の交差点のすぐ横にあるお店、“三ツ島 真打”さん。
お昼時、いえ、その時間を過ぎても、店内は常に美味しいうどんを求めてこられるお客さんで賑わっている大人気店です。
店内は、真ん中にアイランド状のカウンター席、そして、回りにテーブル席があり、奥に厨房を見ることが出来ます。
小さな子供を連れて行くと、「お子様のイスをご用意しましょうか?」と聞いて下さいます。
嬉しいひと言ですね。
この日は、1歳の娘と一緒も連れて行ったので、子供用のイスを借りて、テーブル席でいただくことにしました。
メニューはこんな感じです。
カレーうどん、ここのカレーうどん大人気なのです。
この日は13:30過ぎにお伺いしたので、この日のスペシャルである、
“ちく天チーズカレーうどん”は売り切れてしまっていました。
そして、カレーうどんにはランチタイムご飯が付くのも嬉しいサービスですね。
豚バラ肉の温玉つけ麺も気になる存在ですね。
冷たいうどんの名前の上には“ビッシバシ”と冠されています。
何故“ビッシバシ”か?それはこの後、うどんが来て、食べてみると・・・。
百聞は一見にしかず!ですね。
好きなうどんを選んで、追加でトッピングすることも出来ます。
ごっそりねぎ、大ゲソ天、海老天2ヶで250円はかなりお得ですよね。
さて、この日に注文したのは、お店の表にあるでっかい看板にものっている、
“ビッシバシ とり天山かけ醤油”の冷たいうどんをお願いしました。
ここの冷たいうどん、一度食べたら忘れられず、ものすごーく食べたくなるときがあるのですよね。
冷たいうどんを注文すると、「お時間、15~20分くらいかかりますが大丈夫ですか?」と聞いて下さいます。
これは作り置きしたうどんを出しているのではなく、できたての美味しいうどんを食べさせて下さるお店の証ですよね。
もちろん、「はい、大丈夫です。」と答えました。
しばらくすると、一緒に行った娘の“ミニ玉子丼”が先に運ばれてきました。
すばらしい半熟加減ですよね!
思わず横取りしそうになりましたが、そこは味見だけでガマン・・・。
この玉子丼、これもすごく美味しいですよ!
取り皿にわけて冷ましながら、娘に食べさせましたが、
娘はこれをたいそう気に入ったのか、次から次へ、”くれくれ”とせがむ始末。
結局1歳児の娘、ほとんど1人で完食してしまいました。
娘にうどんを食べさせ終わる頃、ちょうどいいタイミングで
“ビッシバシ とり天山かけ醤油うどん”がやってきました。
大きく深めの蜂に艶々のうどんと、とろろと玉子。
大きな鶏天が3つ。
そして、いい感じに味付けされた椎茸が添えられています。
ここに生醤油を決してかけすぎないように少しずつ掛けていただきます。
まずは麺から。
そう!これこれ。
この麺が凄いのです。
しなやかで艶々でしょ?
この麺がただ者じゃないのです。喉ごし抜群!小麦の香りも心地良し!
抜群の伸びの良さを保ちながら、歯を入れると最初は柔らかく、
力を入れていくと心地良く抵抗感が増していき、噛みきれる寸前まで伸びやかなコシを味わうことが出来ます。
コシがあると行っても、ただの固めのうどんとは、まるでモノが違うのです。
“ビッシバシ”
例えば、このうどんを一本もって、ムチのように“ビッシバシ”ってやっても、決してちぎれることはないのでは?
本当に素晴らしいうどんです。
そして、このうどんのもうひとつの主役、大きな鶏天です。
上にのっかっている、揚げたてをそのまま頬張ってもよし、玉子と醤油にからめていただくも良し、
最後まで楽しめる頼りになる具材です!かなり満足度の高いトッピングですよ。
うどんをそのままの美味しさ。
醤油を絡ませた美味しさ。
玉子をからめた美味しさ。
鶏天と共に味わう美味しさ。
甘辛く味付けされた椎茸と一緒に味わう美味しさ。
いろいろ変化させながら楽しむことが出来るうどんです。
そして、最初の写真を見て、おや?と思った方、いらっしゃいませんか?
うどんを注文すると、薬味に付いてくることが多いのは“生姜”ですよね?
でも、このうどんには“山葵”が付いてくるのです。
最初、“薬味の山葵って蕎麦みたいやなぁ”って思っていたのです。
ところがここのうどんに山葵を少しつけていただいたところ・・・。
これ、うどんの刺身ですわ!
このうどんのシルキーな感じに、この山葵はめちゃくちゃ良く合います。
まさに、活けうどんですね。
本当に、季節関係なく定期的にいただきたくなるうどんです。
カレーうどんもかなり美味しいので、次回はそちらにしてみましょうか?
あ、豚バラつけ麺も気になりますね。
何人かでお伺いして、シェアしてみるのも楽しいかもしれませんよ!
20台分の駐車場もあるので、車での来店でも安心ですね。
ランチタイムは行列覚悟!
それでも、やっぱり食べたくなる美味しさがありますね。
ここを知ってから、讃岐に行く回数が減ってるかも??
【三ツ島 真打】
住所:大阪府門真市三ツ島772-3 MAP
電話:072-884-4250
営業時間:11:30~15:00
17:30~21:00(麺切れ次第終了)
定休日:月曜日
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
コメント
コメント一覧 (2)
そのもちもち感のある所に山葵が!!(お腹が「グゥ~」て鳴ったワ)
あ~らまあまあ食べたなってきましたがなっ
伝わりましたか?
ありがとうございます。
本当に、うどんの刺身って表現がぴったりのうどんやと思います。
ビシバシステム、ええ響きですね(^^)