大阪名物といえば、何を思い出しますか?
ボケとツッコミ、割り込み、エスカレーターで左側歩く・・・
では、食べ物では?
たこ焼き、お好み焼き、きつねうどんけつねうろん・・・。
何と言ってもコナモン王国ですよね、大阪。
たこ焼きやさんは街のあちこちに存在し、子供の頃、育った街のたこ焼き屋さんの味が忘れられない人も少なくないのでは?
今や8個で300円くらいのたこ焼き、私が子供の頃は、6~8個で100円だったでしょうか? 中には、1個5円でたこ焼きを売るお店もありましたよ!!
そして、お好み焼き屋さんも、何処の街にでもあります。
鉄板付のテーブルに、お好み焼きを焼いてもらい、小皿は使わずにテコだけでいただく。
何とも粋な感じがしませんか?
お好み焼き屋さんに行けば、必ずといっていいほど、焼きそばも一緒に頼みましたよね?
みんなで“焼きそば(大)”を1つ注文して、囲んで食べる。
最高です(^^)
ところで、お好み焼き屋さんはあっても、焼そば屋さんってあまり見かけないですよね?
先日、車で走っていると、“焼そば”って書いた看板と、暖簾を見つけました。

場所は今里の交差点と緑橋の交差点の間くらいの今里筋沿い。
お持ち帰り専門のお店ではなく、お店の中でいただくことが出来るみたいです。
自宅に帰って調べてみると、どうも“今里焼きそば”と言うものがあって、その”今里焼きそば”専門のお店みたいです。
今里焼きそばとは・・・。(大阪日日新聞 日日発掘100撰より抜粋)
玉ネギと牛肉のみが乗った太麺に、自分でソースをかけて食べる「今里焼きそば」。
発祥は戦後間もない、1949(昭和24)年。
今里新橋通商店街(東成区)にあった2軒の店だったそう。
自分好みの味を作れる“自由さ”が受け、連日閉店まで行列が途切れないほどの人気ぶりだったという。しかし、90年に立ち退きによって2店とも閉店。歴史は途絶えた。
まぼろしのソウルフードを復活させたのが、地下鉄緑橋駅近くにある「長谷川」。
店長の長谷川秀次さん(51)は高校時代から今里焼きそばに親しんできた。「飲んだ後の締めのラーメンが、今里の人間は焼きそばだった」とか。
開店は95年。独特の太麺は1軒ずつ卸業者に電話をかけ、当時と同じ麺を探し当てた。牛肉は肩肉、玉ネギは「かんだ時の甘さが違う」と淡路島産にこだわる。
「死ぬ前にまた食べられるなんて…」と、当時を懐かしむ客が訪れては、互いの舌の記憶を擦り合わせて“まぼろしの味”に近づけていった。
「今里焼きそばは、麺を楽しむもの」と長谷川さん。麺は最初にだし汁で蒸し焼きし、鉄板に油を引き直して再度焼いていく。
長谷川さんいわく「焦げ目も調味料」。表面はサクッと軽く、中がもっちりとした食感は絶妙だ。特製ソースをかけて食べるが、ソースは麺に吸い込まれていくので、絡み具合も心配なし。
カウンターには、しょうゆのほか、コショウと一味唐辛子も置かれ、食べ進むうちに味を変えられるのも楽しい。
この記事を見れば、焼きそばが嫌いという人以外は気になりますよね!
というわけで、仕事で今里に来ている時を狙って、“焼そば 長谷川”さんに行って来ました。

店内はカウンターのみで6席ほど。
この日はお昼のランチタイムも過ぎた時間帯だったので、お客は私だけでした。

ここは焼そば専門店なので、お好み焼きやたこ焼きはありません。
焼そば、それも今里焼そば1本で勝負です。
メニューはこんな感じです。

焼そばは、サイズと追加のトッピングを選ぶことが出来ます。
並:450円
大:550円
特大:650円。
卵を追加したり、具だくさんにしてもらったり、シーフードを加えることも出来るみたいですね。
お好み焼き定食ならぬ、焼きそば定食は、並の焼そばとご飯、卵焼き、味噌汁がついて700円です。

仕事が終わってからの時間なら、お得なビールセットを選ぶことも出来ますね。
ランチタイムは14:30まで、夜は21:00までやっているので、どこかで軽く飲んだ帰りに〆のビールと焼そばっていうのもいいですね!


焼そば(並)単品って言うのも味気ないので、この日は焼きそば定食をお願いしました。
注文が通ってから、焼そばを焼きはじめていただきます。
鉄板から立ち上る湯気、食欲をそそりますね。

焼そば専門店、しかも今里焼そばとはどんな感じなのでしょうか?
出来上がるのを待っている間も、ワクワクしっぱなしです。
待つこと、約5分。
焼きそば定食が運ばれてきました。

今里焼そばにご飯、味噌汁、そして卵焼きです。
店主長谷川さんに、「はじめて食べるの?」と聞かれたので、「はい」と答えると、食べ方を教えていただきました。
焼そばにはソースかかってへんから、そこにあるソース(カウンターの上にあるソースを指さす)を、3~4周かけて、良くかき混ぜてください。もし、味が薄かったら、もっとかけてもええし・・・。あと、コショウ、一味は好みでかけてみて!とのこと。
これが出てきてすぐの今里焼そば。
たっぷりの牛肉に玉ねぎ。
普通のソース焼そばは、キャベツと豚肉っていうのが多いと思いますが、今里焼そばは牛と玉ねぎです。
言われたとおりに、カウンターに置いてある、ウスターソースを3~4周、

ソースをかけ終わったら、焼そば自体をよーく混ぜます。

いい感じの色になりましたね!
では、早速いただきます。
最初、ソースをあとでかけるので、味がバラバラになってしまうのでは・・・。
と思っていたのですが、ぜんぜんそんなこと無いです。
これ、意外と美味い・・・いえ、結構美味いですよ(^^)
ソースの味わいと玉ねぎの甘みが良くマッチしていて、いくらでも入って行きそうです。
これ、結構ご飯もすすみますよ!
焼そばを焼く大きな鉄板で焼いた卵焼きも、ご飯との相性、バッチリです!

最初、味がわからなかったので、並にしましたが、これならば、(大)にしておけば良かったですね。
焼そばを半分くらい食べたところで、味に変化をつけてみます。

一味を一かけすると、ピリッとした、いい味わいになりましたよ!
から部のみなさん、気持ちはわかるけど、焼そばの味わいが無くなってしまうので、一味は適度にかけましょうね(^^;)
さらに、胡椒もかけてみると、味わい深くなりましたよ!

今里焼そば、これは楽しいですね。
何と言ってもこの太麺が美味しいんですよね!
ソースが良く絡んで、言うことなしですね。
そのうち、秋田の“横手焼そば”、静岡の“富士宮焼そば”、大分の“日田焼そば”と並ぶ、ご当地焼そばになるかも!ですよ。
【長谷川】
住所:大阪市東成区中本5-26-6 MAP
電話:06-6981-6304
営業時間:11:30~14:30 17:00~21:00 (日・祝は11:30~21:00の通し営業)
定休日:月曜日
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。

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ボケとツッコミ、割り込み、エスカレーターで左側歩く・・・
では、食べ物では?
たこ焼き、お好み焼き、
何と言ってもコナモン王国ですよね、大阪。
たこ焼きやさんは街のあちこちに存在し、子供の頃、育った街のたこ焼き屋さんの味が忘れられない人も少なくないのでは?
今や8個で300円くらいのたこ焼き、私が子供の頃は、6~8個で100円だったでしょうか? 中には、1個5円でたこ焼きを売るお店もありましたよ!!
そして、お好み焼き屋さんも、何処の街にでもあります。
鉄板付のテーブルに、お好み焼きを焼いてもらい、小皿は使わずにテコだけでいただく。
何とも粋な感じがしませんか?
お好み焼き屋さんに行けば、必ずといっていいほど、焼きそばも一緒に頼みましたよね?
みんなで“焼きそば(大)”を1つ注文して、囲んで食べる。
最高です(^^)
ところで、お好み焼き屋さんはあっても、焼そば屋さんってあまり見かけないですよね?
先日、車で走っていると、“焼そば”って書いた看板と、暖簾を見つけました。

場所は今里の交差点と緑橋の交差点の間くらいの今里筋沿い。
お持ち帰り専門のお店ではなく、お店の中でいただくことが出来るみたいです。
自宅に帰って調べてみると、どうも“今里焼きそば”と言うものがあって、その”今里焼きそば”専門のお店みたいです。
今里焼きそばとは・・・。(大阪日日新聞 日日発掘100撰より抜粋)
玉ネギと牛肉のみが乗った太麺に、自分でソースをかけて食べる「今里焼きそば」。
発祥は戦後間もない、1949(昭和24)年。
今里新橋通商店街(東成区)にあった2軒の店だったそう。
自分好みの味を作れる“自由さ”が受け、連日閉店まで行列が途切れないほどの人気ぶりだったという。しかし、90年に立ち退きによって2店とも閉店。歴史は途絶えた。
まぼろしのソウルフードを復活させたのが、地下鉄緑橋駅近くにある「長谷川」。
店長の長谷川秀次さん(51)は高校時代から今里焼きそばに親しんできた。「飲んだ後の締めのラーメンが、今里の人間は焼きそばだった」とか。
開店は95年。独特の太麺は1軒ずつ卸業者に電話をかけ、当時と同じ麺を探し当てた。牛肉は肩肉、玉ネギは「かんだ時の甘さが違う」と淡路島産にこだわる。
「死ぬ前にまた食べられるなんて…」と、当時を懐かしむ客が訪れては、互いの舌の記憶を擦り合わせて“まぼろしの味”に近づけていった。
「今里焼きそばは、麺を楽しむもの」と長谷川さん。麺は最初にだし汁で蒸し焼きし、鉄板に油を引き直して再度焼いていく。
長谷川さんいわく「焦げ目も調味料」。表面はサクッと軽く、中がもっちりとした食感は絶妙だ。特製ソースをかけて食べるが、ソースは麺に吸い込まれていくので、絡み具合も心配なし。
カウンターには、しょうゆのほか、コショウと一味唐辛子も置かれ、食べ進むうちに味を変えられるのも楽しい。
この記事を見れば、焼きそばが嫌いという人以外は気になりますよね!
というわけで、仕事で今里に来ている時を狙って、“焼そば 長谷川”さんに行って来ました。

店内はカウンターのみで6席ほど。
この日はお昼のランチタイムも過ぎた時間帯だったので、お客は私だけでした。

ここは焼そば専門店なので、お好み焼きやたこ焼きはありません。
焼そば、それも今里焼そば1本で勝負です。
メニューはこんな感じです。

焼そばは、サイズと追加のトッピングを選ぶことが出来ます。
並:450円
大:550円
特大:650円。
卵を追加したり、具だくさんにしてもらったり、シーフードを加えることも出来るみたいですね。
お好み焼き定食ならぬ、焼きそば定食は、並の焼そばとご飯、卵焼き、味噌汁がついて700円です。

仕事が終わってからの時間なら、お得なビールセットを選ぶことも出来ますね。
ランチタイムは14:30まで、夜は21:00までやっているので、どこかで軽く飲んだ帰りに〆のビールと焼そばっていうのもいいですね!


焼そば(並)単品って言うのも味気ないので、この日は焼きそば定食をお願いしました。
注文が通ってから、焼そばを焼きはじめていただきます。
鉄板から立ち上る湯気、食欲をそそりますね。

焼そば専門店、しかも今里焼そばとはどんな感じなのでしょうか?
出来上がるのを待っている間も、ワクワクしっぱなしです。
待つこと、約5分。
焼きそば定食が運ばれてきました。

今里焼そばにご飯、味噌汁、そして卵焼きです。
店主長谷川さんに、「はじめて食べるの?」と聞かれたので、「はい」と答えると、食べ方を教えていただきました。
焼そばにはソースかかってへんから、そこにあるソース(カウンターの上にあるソースを指さす)を、3~4周かけて、良くかき混ぜてください。もし、味が薄かったら、もっとかけてもええし・・・。あと、コショウ、一味は好みでかけてみて!とのこと。
これが出てきてすぐの今里焼そば。

たっぷりの牛肉に玉ねぎ。
普通のソース焼そばは、キャベツと豚肉っていうのが多いと思いますが、今里焼そばは牛と玉ねぎです。
言われたとおりに、カウンターに置いてある、ウスターソースを3~4周、

ソースをかけ終わったら、焼そば自体をよーく混ぜます。

いい感じの色になりましたね!
では、早速いただきます。

最初、ソースをあとでかけるので、味がバラバラになってしまうのでは・・・。
と思っていたのですが、ぜんぜんそんなこと無いです。
これ、意外と美味い・・・いえ、結構美味いですよ(^^)
ソースの味わいと玉ねぎの甘みが良くマッチしていて、いくらでも入って行きそうです。
これ、結構ご飯もすすみますよ!
焼そばを焼く大きな鉄板で焼いた卵焼きも、ご飯との相性、バッチリです!

最初、味がわからなかったので、並にしましたが、これならば、(大)にしておけば良かったですね。
焼そばを半分くらい食べたところで、味に変化をつけてみます。

一味を一かけすると、ピリッとした、いい味わいになりましたよ!
から部のみなさん、気持ちはわかるけど、焼そばの味わいが無くなってしまうので、一味は適度にかけましょうね(^^;)
さらに、胡椒もかけてみると、味わい深くなりましたよ!

今里焼そば、これは楽しいですね。
何と言ってもこの太麺が美味しいんですよね!
ソースが良く絡んで、言うことなしですね。
そのうち、秋田の“横手焼そば”、静岡の“富士宮焼そば”、大分の“日田焼そば”と並ぶ、ご当地焼そばになるかも!ですよ。
【長谷川】
住所:大阪市東成区中本5-26-6 MAP
電話:06-6981-6304
営業時間:11:30~14:30 17:00~21:00 (日・祝は11:30~21:00の通し営業)
定休日:月曜日
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。

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コメント
コメント一覧 (4)
太麺がよさそうです。卵焼きもえぇルックス。
これは定食の大だなーw。
いい感じの太麺でした。
すくわかさんの仰るとおり、定食の大がベストチョイスかと(^^)
何てこと無いのかもしれませんが、しばらくしたらまた食べたくなる味でしたよ!
今里焼きソバ、凄いインパクトです!!
しかも潔いメニュー☆
これは食べてみたい~♪
すくわかさんとの初会合、ここでお願いしようかな。
また遊びに来ます!
コメントありがとうございます。
すごいインパクトでしょ?
焼そば1本ってメニュー構成、すごい思い切りだと思います。
でも、その鉄板で卵焼き焼いて、定食に出したりしてくれていますが(^^)
すくわかさんとの初会合、いいですね!