出張や旅行で地方に行って、お店に入ると方言が聞こえてきて、何だか楽しくなることってないでしょうか?
東北に行くと、東北弁がすごく温かく聞こえて、「いいなぁ」って思ったり、九州弁のイントネーションが心地良く聞こえたり。
同じ関西でも、京都に行ったときの“おおきに”が妙に心地良かったりします。
日本各地の名物料理を楽しませてくれるお店って、行かれたりしますでしょうか?
北海道料理といえば、ジンギスカンや札幌ラーメン。
岩手のわんこそば、秋田の稲庭うどん、仙台の牛タン、富山のホタルイカ、名古屋のひつまぶし、和歌山のめはりずし、讃岐のうどん、広島のお好み焼き、下関のフグ、博多のラーメン、沖縄のソーキそば・・・。
数えてみると、キリがないですよね(^^;)
そんな数ある郷土料理のお店の中から、今回は京橋にある、“土佐はちきん地鶏 みや澤”さんにお邪魔させていただきました。
お店は、京阪京橋駅の片町口を出てすぐにあります。
この場所なら、終電近い時間でも安心ですね。
お店に入ると、店主の宮澤さんが元気に笑顔で迎えてくれます。
店内は、カウンター席とテーブル席、そして掘りごたつの席もありますよ。
この日は、カウンター席に座らせていただき、楽しむことにしました。
メニューはこんな感じです。
こちらのお店の看板メニュー、炭火焼きのメニュー。
土佐はちきん地鶏に加え、幻の鶏、土佐ジローというのもありますね。
そして、こちらは”土佐を喰う!”と書かれた土佐名物のメニュー。
鰹のたたきはもちろんのこと、土佐の美味いもんがたくさん揃っています。
お酒も、土佐の地酒や焼酎など珍しいものもいただくことが出来ますよ。
ちなみに、こんな珍しいメニューも。
ウツボのわら焼きタタキや唐揚げ、大人気のチーズを使った料理まで。
これは、迷ってしまうこと必至ですね。
とりあえず、ビールで乾杯です。
付きだしには、キビナゴの唐揚げを出していただきました。
このキビナゴ、一口食べてびっくり!
これが美味いんですよ。そして、ヱビスビールにびっくりするほど良く合いますよ(^^)
先ずはあっさりと、土佐昔豆腐。
この豆腐、別名堅豆腐というだけあって、しっかりした食感が楽しめますよ。
そして、何よりも口の中に入れるてかみしめると、大豆の味わいがすごいんです。
”これこれ!昔の豆腐ってこんな感じだったよね!”そんな言葉が自然に出てきます。
やはりこちらのお店に来たならば、名物の”かつおのたたき”は食べておかなければなりません。
かつおのたたきを注文すると、何と、目の前でわら焼きのたたきを作ってくださいます。
何故わら焼きなのか?
スーパーで売っている鰹のたたきは、ほとんどがガスの火で炙ってたたきにしたものではないでしょうか?
ある鰹のたたきを扱っているHPによると、
あなたはかつおのたたきの「わら焼き」というのをご存じですか?
今ではコストや手間の問題から、かつおのたたきの本場である高知でも、 わら焼きたたきを出す店は少なくなりました。 ほとんどのお店がダンボールかガスでかつおのたたきを焼きます。
わらの炎で一気に焼き上げたかつおのたたきを食べると、あなたは、 わらの香りで今までにない風味を感じることでしょう。 一度わら焼きたたきを食べれば、バーナーはガス臭く、 ダンボールはインク臭く感じてしまうかもしれません。
当たり前と思われるかも知れませんが、 高知でわら焼きを謳っているお店でも、ガスで焼きながら香り付けにわらをちょっと散らす、 という所がほとんど。
わらの火だけで焼いたかつおは、かつお独特の臭みが全くなく、ふんわりわらの香りがしますよ。
とのこと。
こちら、みや澤さんのかつおのたたきもわらで丁寧に焼かれて出していただきました。
「おまちどおさまです!」
かつおのたたきがやってきましたよ(^^)
もうこれは、見ただけでも美味しいのがわかりますよね。
ネギと茗荷、わかめと一緒にいただきましょう。
うわ!これ、めちゃくちゃ美味いじゃないですか!!
一口食べて、”美味っ!”
噛みしめて、”美味っ美味っ!!”
後口も”美味ーーーっ!!!”です。
これはホント、絶対に食べておくべきですよ(^^)
こんな美味しいたたきを出された日には、やっぱり土佐の日本酒をいただきたいですよね。
なみなみとグラスに注いでいただきました(^^)
そして、次はお造りを。
丸アジのいいのが入ったとのことなので、いただきました。
ホント、見るからに鮮度抜群ですね。
では、早速いただきます。
おぉ!この鰺もかなり美味しいですよ。
そして、姿で出てくる鰺のお刺身、一体いくらだと思いますか?
何と、480円!
これ、ホントにアリですか?
でも、たしかに、店内に貼ってあるホワイトボードに書いてありますよ。
この、丸アジの造りの他にも、美味しそうな魚がたくさんありますよね。
なんでも、ある曜日に来ると、他店では食べられないような珍しい魚に出会えることもあるのだとか・・・。(詳しくは、お店で大将に聞いてみてくださいね!)
そして、やはりこちらのお店の名前にも謳っている”はちきん地鶏”も気になるのでお願いしました。
余分な脂がなく、弾力ある身質。
甘みがあり、うまみ・コクのバランスに優れています。
『土佐はちきん地鶏』とは・・・
大型で食味性に優れる「土佐九斤」と闘鶏で知られる 「大軍鶏」から産まれた『クキンシャモ』を父に、『プリマロック』を母として産まれたのが『土佐はちきん地鶏』です。
おいしい理由は、余分な資質が少なく、まろやかな味で程よい歯ごたえあり、肉に締まりがある為、うまみ成分であるアミノ酸(グルタミン酸、イノシン酸)が失われにくい肉だからです。
そして、このはちきん地鶏、関西で扱っているお店はほとんど無いのだとか・・・。
この日は、もも炙りをいただきました。
おぉ!これは看板に偽りなし!
かめばかむほどに旨味を感じることが出来ます。
これが食べたくって通っている人がいるのも頷けますね。
こちらのお店では、コロッケもちゃんと土佐の味わいがしていますよ。
この二つのコロッケ、一見普通のコロッケに見えますが、中を割ってみると・・・。
一つは四万十川でとれた海苔が入ったコロッケ。
そして、もう一つは、鰹のコロッケです。
中々オリジナリティ溢れて素晴らしいですね。
こちらも召し上がってみますか?
そう言って、親鳥も出していただきました。
この親鳥の皮の歯ごたえ、大好きなんですよ(^^)
そして、土佐、鰹の酒盗。
甘口と辛口を出していただきました。
これは、ますますお酒がすすんでしまいますよね(^_^;)
こちらのお店、”みや澤”さん、地鶏が美味しいのはもちろんですが、魚も素晴らしい味わいとコストパフォーマンスです。
この日は、平日にも関わらず、ほぼ満席の状態でした。
日替わりで出てくる鮮魚を楽しみにしてくる常連さんも多いのだとか。
そんな多くの常連さんをも飽きさせることなく、繰り広げられる、店主:宮澤さんの極上の仕入れと料理。これは目が離せませんよ!
是非とも一度足を運んでみてください。
きっと満足できると思います。
【はちきん地鶏 炭火焼 みや澤】
住所:大阪市都島区片町2-5-4 千寿ビル2F MAP
電話:06-6355-0333
営業時間:11:30~14:00(ランチは平日のみ) 17:00~01:00(L.O.24:00)
定休日:日・祝
お店のHPはコチラ
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
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東北に行くと、東北弁がすごく温かく聞こえて、「いいなぁ」って思ったり、九州弁のイントネーションが心地良く聞こえたり。
同じ関西でも、京都に行ったときの“おおきに”が妙に心地良かったりします。
日本各地の名物料理を楽しませてくれるお店って、行かれたりしますでしょうか?
北海道料理といえば、ジンギスカンや札幌ラーメン。
岩手のわんこそば、秋田の稲庭うどん、仙台の牛タン、富山のホタルイカ、名古屋のひつまぶし、和歌山のめはりずし、讃岐のうどん、広島のお好み焼き、下関のフグ、博多のラーメン、沖縄のソーキそば・・・。
数えてみると、キリがないですよね(^^;)
そんな数ある郷土料理のお店の中から、今回は京橋にある、“土佐はちきん地鶏 みや澤”さんにお邪魔させていただきました。
お店は、京阪京橋駅の片町口を出てすぐにあります。
この場所なら、終電近い時間でも安心ですね。
お店に入ると、店主の宮澤さんが元気に笑顔で迎えてくれます。
店内は、カウンター席とテーブル席、そして掘りごたつの席もありますよ。
この日は、カウンター席に座らせていただき、楽しむことにしました。
メニューはこんな感じです。
こちらのお店の看板メニュー、炭火焼きのメニュー。
土佐はちきん地鶏に加え、幻の鶏、土佐ジローというのもありますね。
そして、こちらは”土佐を喰う!”と書かれた土佐名物のメニュー。
鰹のたたきはもちろんのこと、土佐の美味いもんがたくさん揃っています。
お酒も、土佐の地酒や焼酎など珍しいものもいただくことが出来ますよ。
ちなみに、こんな珍しいメニューも。
ウツボのわら焼きタタキや唐揚げ、大人気のチーズを使った料理まで。
これは、迷ってしまうこと必至ですね。
とりあえず、ビールで乾杯です。
付きだしには、キビナゴの唐揚げを出していただきました。
このキビナゴ、一口食べてびっくり!
これが美味いんですよ。そして、ヱビスビールにびっくりするほど良く合いますよ(^^)
先ずはあっさりと、土佐昔豆腐。
この豆腐、別名堅豆腐というだけあって、しっかりした食感が楽しめますよ。
そして、何よりも口の中に入れるてかみしめると、大豆の味わいがすごいんです。
”これこれ!昔の豆腐ってこんな感じだったよね!”そんな言葉が自然に出てきます。
やはりこちらのお店に来たならば、名物の”かつおのたたき”は食べておかなければなりません。
かつおのたたきを注文すると、何と、目の前でわら焼きのたたきを作ってくださいます。
何故わら焼きなのか?
スーパーで売っている鰹のたたきは、ほとんどがガスの火で炙ってたたきにしたものではないでしょうか?
ある鰹のたたきを扱っているHPによると、
あなたはかつおのたたきの「わら焼き」というのをご存じですか?
今ではコストや手間の問題から、かつおのたたきの本場である高知でも、 わら焼きたたきを出す店は少なくなりました。 ほとんどのお店がダンボールかガスでかつおのたたきを焼きます。
わらの炎で一気に焼き上げたかつおのたたきを食べると、あなたは、 わらの香りで今までにない風味を感じることでしょう。 一度わら焼きたたきを食べれば、バーナーはガス臭く、 ダンボールはインク臭く感じてしまうかもしれません。
当たり前と思われるかも知れませんが、 高知でわら焼きを謳っているお店でも、ガスで焼きながら香り付けにわらをちょっと散らす、 という所がほとんど。
わらの火だけで焼いたかつおは、かつお独特の臭みが全くなく、ふんわりわらの香りがしますよ。
とのこと。
こちら、みや澤さんのかつおのたたきもわらで丁寧に焼かれて出していただきました。
「おまちどおさまです!」
かつおのたたきがやってきましたよ(^^)
もうこれは、見ただけでも美味しいのがわかりますよね。
ネギと茗荷、わかめと一緒にいただきましょう。
うわ!これ、めちゃくちゃ美味いじゃないですか!!
一口食べて、”美味っ!”
噛みしめて、”美味っ美味っ!!”
後口も”美味ーーーっ!!!”です。
これはホント、絶対に食べておくべきですよ(^^)
こんな美味しいたたきを出された日には、やっぱり土佐の日本酒をいただきたいですよね。
なみなみとグラスに注いでいただきました(^^)
そして、次はお造りを。
丸アジのいいのが入ったとのことなので、いただきました。
ホント、見るからに鮮度抜群ですね。
では、早速いただきます。
おぉ!この鰺もかなり美味しいですよ。
そして、姿で出てくる鰺のお刺身、一体いくらだと思いますか?
何と、480円!
これ、ホントにアリですか?
でも、たしかに、店内に貼ってあるホワイトボードに書いてありますよ。
この、丸アジの造りの他にも、美味しそうな魚がたくさんありますよね。
なんでも、ある曜日に来ると、他店では食べられないような珍しい魚に出会えることもあるのだとか・・・。(詳しくは、お店で大将に聞いてみてくださいね!)
そして、やはりこちらのお店の名前にも謳っている”はちきん地鶏”も気になるのでお願いしました。
余分な脂がなく、弾力ある身質。
甘みがあり、うまみ・コクのバランスに優れています。
『土佐はちきん地鶏』とは・・・
大型で食味性に優れる「土佐九斤」と闘鶏で知られる 「大軍鶏」から産まれた『クキンシャモ』を父に、『プリマロック』を母として産まれたのが『土佐はちきん地鶏』です。
おいしい理由は、余分な資質が少なく、まろやかな味で程よい歯ごたえあり、肉に締まりがある為、うまみ成分であるアミノ酸(グルタミン酸、イノシン酸)が失われにくい肉だからです。
そして、このはちきん地鶏、関西で扱っているお店はほとんど無いのだとか・・・。
この日は、もも炙りをいただきました。
おぉ!これは看板に偽りなし!
かめばかむほどに旨味を感じることが出来ます。
これが食べたくって通っている人がいるのも頷けますね。
こちらのお店では、コロッケもちゃんと土佐の味わいがしていますよ。
この二つのコロッケ、一見普通のコロッケに見えますが、中を割ってみると・・・。
一つは四万十川でとれた海苔が入ったコロッケ。
そして、もう一つは、鰹のコロッケです。
中々オリジナリティ溢れて素晴らしいですね。
こちらも召し上がってみますか?
そう言って、親鳥も出していただきました。
この親鳥の皮の歯ごたえ、大好きなんですよ(^^)
そして、土佐、鰹の酒盗。
甘口と辛口を出していただきました。
これは、ますますお酒がすすんでしまいますよね(^_^;)
こちらのお店、”みや澤”さん、地鶏が美味しいのはもちろんですが、魚も素晴らしい味わいとコストパフォーマンスです。
この日は、平日にも関わらず、ほぼ満席の状態でした。
日替わりで出てくる鮮魚を楽しみにしてくる常連さんも多いのだとか。
そんな多くの常連さんをも飽きさせることなく、繰り広げられる、店主:宮澤さんの極上の仕入れと料理。これは目が離せませんよ!
是非とも一度足を運んでみてください。
きっと満足できると思います。
【はちきん地鶏 炭火焼 みや澤】
住所:大阪市都島区片町2-5-4 千寿ビル2F MAP
電話:06-6355-0333
営業時間:11:30~14:00(ランチは平日のみ) 17:00~01:00(L.O.24:00)
定休日:日・祝
お店のHPはコチラ
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
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コメント
コメント一覧 (2)
ちゃんと藁で燻し焼きしてくれるのはいいですね。>たたき。
ビルテナントのお店だとかだと裸火が使えなくてしょうがなくガスバーナーで炙ったりしてますが、やっぱりいただけません。
(改良)シャモとブロイラー(プリマスロック)の交配で各地の銘柄鶏の作出がなされているそうです。ブロイラーのように成長がはやく軍鶏の肉質に近いものができるのかな。
はちきん地鶏の肉は(多分)食したことがありませんが、横班プリマスロック(白色はこれの突然変異)とシャモの交雑種の青森シャモロックの肉は美味しかった記憶があります。
土佐ジローって元々は土佐地鶏+アメリカ産のロードアイランドレッドを人工授精させて作った品種だそうです。
地鶏のジとローランドのロでジロー。。。
(wikiより)
おいしい肉を食べるために自然には存在しえない種を作ってしまう人間の欲って深いんですね。。。^^;
コメントありがとうございます。
わら焼の鰹のたたき、本当に美味しくいただけました。
わら焼の意味合いもそうなのでしょうが、おそらく鰹自体のモノがいいのでしょうね。
美味しい肉を食べるために、人間が種をつくってしまう、罪深いというか、欲深いというか(^_^;)
でも、たしかに美味しかったです。