旅に出るというと、何に乗って旅に出ることを連想なさるでしょうか?
飛行機に乗って海外旅行。
憧れです。
長いこと行ってないですね・・・。
ゆっくり船に乗って船旅。
中々情緒がありそうです。大きな船に乗ってゆっくりして、気がつけば旅先。
そういうのもいいですね。
飛行機、船。
いずれも遠くへゆくときには使いますが、比較的近距離の時の旅行。
小旅行とでも言うのでしょうか?
そんな時はもっぱら、列車を使うことが多いのでは。
電車じゃなく、列車というところがポイントですね。ところで、電車と列車の違いは・・・。
電車というと、横長のシートにつり革。
列車というと、前向き(もしくはBOX型のシート)というイメージで、車内で弁当なんかを食べたりして・・・とうイメージなのですが、みなさんは如何でしょうか?
そんなちょっとした小旅行とでも言うのでしょうか?
先日、滋賀県の近江今津まで鴨鍋をいただきに行って来ました。
大阪駅から湖西線直通の新快速(これは列車じゃなく、電車だという意見もありますでしょうが(^^;))に乗り、近江今津駅を目指します。
ところが、この日、湖西線内のポイント故障により、手前の近江舞子駅で足止めを食らってしまいました。
振替は行っておらず、並行して走る国道も大きな事故があったらしく、大渋滞とのこと。
しかたなく、近江舞子駅で復旧を待つことに・・・。
待つこと、約1時間。
どうやら復旧したとのことなので、ホームに上がると、いつもは通過するはずの札幌行き“トワイライトエキスプレス”が臨時停車(もちろん扉は閉まっておりますが)。
どうやら、サンダーバードの通過待ちのようです。
でも、特急が特急に追い越されるって、そんなこともあるのですね。
さて、無事に近江今津駅に到着。
琵琶湖方面に向かって少し歩いて行きます。
この辺りまで来ると、さすがに雪が残っていますね。
5分ほど歩くと、今回の目的地、“丁子屋”さんに到着です。
こちらは創業約300年の旅館。
中は古き良き雰囲気が漂っていますよ。
1階にある宴席では既に他のお客さんの楽しそうな声が。
私達は2階にある部屋に案内していただきました。
この日は総勢20名以上(だったかな)でお邪魔したので、ちょっとした宴会の雰囲気ですね。
お酒はこちらの方が用意してくださいました。
さて、いよいよ鴨鍋コースの宴のはじまりです。
先ずは鯉の洗い。
上品な味わいの酢味噌をつけていただきます。
鯉の洗いを食べるの、小学生の時に祖父が食べていたものを一切れ食べさせてもらって以来じゃないでしょうか?
さすがに味わいは忘れましたが、美味しいものだったような気がします。
そして、テーブルの真ん中に七輪が用意され、琵琶湖の本モロコを焼いていただきます。
炭火でじっくり焼きあがってゆきます。
焼きあがれば、生姜醤油につけていただきます。
え!これは美味いですよ!
もろこっていうと、子供の時に淀川のワンドで釣ったのを思い出しましたが、持ってたイメージと全然違います。
臭みなんてものとは全く無縁で、身の甘み、上品なほろ苦さが口の中にしみわたりますよ(^^)
これ、いくらでも食べられそうなのですね!
そして、鰻も炭火で焼いていただきます。
あらかじめ焼いてあるものなので、七輪の上で軽く炙る程度でOKです。
鯉の洗い、本モロコ、鰻を味わった後は、いよいよ鴨鍋の登場です。
先程の七輪の網をとって、炭火の上に土鍋を置きます。
中には鴨の骨でとった出汁が・・・・
って、結構少ない出汁で鍋をやるのですね・・・とこの時は思いました。
鴨肉はこんな感じ。
こちらの鴨鍋で使う鴨は天然の鴨。
しかも、猟で使う散弾銃の弾を1~2発しか鴨に命中させないようにするのだとか。
そうすることによって、鴨の肉が砕け散らずに旨みが活きるのだとか・・・。
そして、鴨鍋には欠かせない“葱”。
鍋に蓋をして、湯気上がるタイミングを見て、先ずは鴨の肝を投入。
そして、これでもかーーっ!ってくらいの葱を。
野菜、椎茸、豆腐を入れ、上から鴨肉を被せます。
そして、その上から砂糖・・・
そして、醤油をかけて、
へぇ、すき焼きのようにするのですね!
すき鍋のようにだしで満たされた鍋に具材を入れていくものとばかり思っていましたが。
これはどんな感じになるのかすごく楽しみですね。
ここで蓋をして、しばらく待ちます。
鴨鍋が出来上がるまで、お酒を楽しんだりして待つのもいいものですね。
こちらの部屋からは、雪景色の琵琶湖を眺めながらグラスを傾けることも出来ますよ。
そんな感じでお酒と景色を楽しんでいると、鴨鍋が出来上がったようです。
熱々のところをいただきます。
こうやって、みんなでつつく鍋は最高ですね。
“鴨が葱背負って”とは良く言ったものですね。
食べてみると納得、これはかなり美味いですよ。
鴨肉も野菜もたっぷり用意してくださっているので、心ゆく今で堪能することが出来ます。
〆にはもちろん、うどんを入れて。
鴨の出汁がしみ込んだうどんはまた格別ですね。
これだけでもまた、お酒がすすんでしまいますよ(^^;)
近江の国の冬の贅をつくす。
中々出来ない体験をさせていただきました。
“丁子屋”さん、何とも言えない趣のある旅館でいただく鴨鍋。
ちょっと足をのばして小旅行、如何でしょうか?
【丁子屋(ちょうじや)】
住所:滋賀県高島市今津町今津56 MAP
電話:0740-22-2040
営業時間:
定休日:
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
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飛行機に乗って海外旅行。
憧れです。
長いこと行ってないですね・・・。
ゆっくり船に乗って船旅。
中々情緒がありそうです。大きな船に乗ってゆっくりして、気がつけば旅先。
そういうのもいいですね。
飛行機、船。
いずれも遠くへゆくときには使いますが、比較的近距離の時の旅行。
小旅行とでも言うのでしょうか?
そんな時はもっぱら、列車を使うことが多いのでは。
電車じゃなく、列車というところがポイントですね。ところで、電車と列車の違いは・・・。
電車というと、横長のシートにつり革。
列車というと、前向き(もしくはBOX型のシート)というイメージで、車内で弁当なんかを食べたりして・・・とうイメージなのですが、みなさんは如何でしょうか?
そんなちょっとした小旅行とでも言うのでしょうか?
先日、滋賀県の近江今津まで鴨鍋をいただきに行って来ました。
大阪駅から湖西線直通の新快速(これは列車じゃなく、電車だという意見もありますでしょうが(^^;))に乗り、近江今津駅を目指します。
ところが、この日、湖西線内のポイント故障により、手前の近江舞子駅で足止めを食らってしまいました。
振替は行っておらず、並行して走る国道も大きな事故があったらしく、大渋滞とのこと。
しかたなく、近江舞子駅で復旧を待つことに・・・。
待つこと、約1時間。
どうやら復旧したとのことなので、ホームに上がると、いつもは通過するはずの札幌行き“トワイライトエキスプレス”が臨時停車(もちろん扉は閉まっておりますが)。
どうやら、サンダーバードの通過待ちのようです。
でも、特急が特急に追い越されるって、そんなこともあるのですね。
さて、無事に近江今津駅に到着。
琵琶湖方面に向かって少し歩いて行きます。
この辺りまで来ると、さすがに雪が残っていますね。
5分ほど歩くと、今回の目的地、“丁子屋”さんに到着です。
こちらは創業約300年の旅館。
中は古き良き雰囲気が漂っていますよ。
1階にある宴席では既に他のお客さんの楽しそうな声が。
私達は2階にある部屋に案内していただきました。
この日は総勢20名以上(だったかな)でお邪魔したので、ちょっとした宴会の雰囲気ですね。
お酒はこちらの方が用意してくださいました。
さて、いよいよ鴨鍋コースの宴のはじまりです。
先ずは鯉の洗い。
上品な味わいの酢味噌をつけていただきます。
鯉の洗いを食べるの、小学生の時に祖父が食べていたものを一切れ食べさせてもらって以来じゃないでしょうか?
さすがに味わいは忘れましたが、美味しいものだったような気がします。
そして、テーブルの真ん中に七輪が用意され、琵琶湖の本モロコを焼いていただきます。
炭火でじっくり焼きあがってゆきます。
焼きあがれば、生姜醤油につけていただきます。
え!これは美味いですよ!
もろこっていうと、子供の時に淀川のワンドで釣ったのを思い出しましたが、持ってたイメージと全然違います。
臭みなんてものとは全く無縁で、身の甘み、上品なほろ苦さが口の中にしみわたりますよ(^^)
これ、いくらでも食べられそうなのですね!
そして、鰻も炭火で焼いていただきます。
あらかじめ焼いてあるものなので、七輪の上で軽く炙る程度でOKです。
鯉の洗い、本モロコ、鰻を味わった後は、いよいよ鴨鍋の登場です。
先程の七輪の網をとって、炭火の上に土鍋を置きます。
中には鴨の骨でとった出汁が・・・・
って、結構少ない出汁で鍋をやるのですね・・・とこの時は思いました。
鴨肉はこんな感じ。
こちらの鴨鍋で使う鴨は天然の鴨。
しかも、猟で使う散弾銃の弾を1~2発しか鴨に命中させないようにするのだとか。
そうすることによって、鴨の肉が砕け散らずに旨みが活きるのだとか・・・。
そして、鴨鍋には欠かせない“葱”。
鍋に蓋をして、湯気上がるタイミングを見て、先ずは鴨の肝を投入。
そして、これでもかーーっ!ってくらいの葱を。
野菜、椎茸、豆腐を入れ、上から鴨肉を被せます。
そして、その上から砂糖・・・
そして、醤油をかけて、
へぇ、すき焼きのようにするのですね!
すき鍋のようにだしで満たされた鍋に具材を入れていくものとばかり思っていましたが。
これはどんな感じになるのかすごく楽しみですね。
ここで蓋をして、しばらく待ちます。
鴨鍋が出来上がるまで、お酒を楽しんだりして待つのもいいものですね。
こちらの部屋からは、雪景色の琵琶湖を眺めながらグラスを傾けることも出来ますよ。
そんな感じでお酒と景色を楽しんでいると、鴨鍋が出来上がったようです。
熱々のところをいただきます。
こうやって、みんなでつつく鍋は最高ですね。
“鴨が葱背負って”とは良く言ったものですね。
食べてみると納得、これはかなり美味いですよ。
鴨肉も野菜もたっぷり用意してくださっているので、心ゆく今で堪能することが出来ます。
〆にはもちろん、うどんを入れて。
鴨の出汁がしみ込んだうどんはまた格別ですね。
これだけでもまた、お酒がすすんでしまいますよ(^^;)
近江の国の冬の贅をつくす。
中々出来ない体験をさせていただきました。
“丁子屋”さん、何とも言えない趣のある旅館でいただく鴨鍋。
ちょっと足をのばして小旅行、如何でしょうか?
【丁子屋(ちょうじや)】
住所:滋賀県高島市今津町今津56 MAP
電話:0740-22-2040
営業時間:
定休日:
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
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コメント
コメント一覧 (4)
次はメニュー落ちしてしまった、ふな寿司も堪能しましょう♪
その節はお世話になりました。
本当に有意義な一日でしたね。
ありがとうございました。
また、鮒寿司も味わってみたいです。
(実は私、鮒寿司未体験なのです)
コメントありがとうございます。
電話番号と住所以外の情報、あがってないですね・・・。
私もいつも、堺の松仙さんの企画に参加という形でお伺いさせていただいているので・・・。
http://www.jizakeyasan.com/item/so001/