無性に肉が食べたいときってありますよね。
若い頃はそんな日がたくさんありましたが、最近は“たまに”って感じでしょうか。
それでも、焼き肉屋さんの前を通っていい匂いがしてくるとたまりません。
夕方の鶴橋駅なんて、電車待ちをしているだけでもお腹が鳴りそうになりますよね(^^;)
でも、焼肉は比較的財布の中が豊かなときにしかいけないのが現実です。
そんな時の味方が“もつ料理”ではないでしょうか?
関西で“もつ料理”と言えばホルモン。
お店に入って食べるタイプから、お持ち帰りのホルモンのお店まで様々なお店がありますね。
そして、もつ鍋、かすうどん・・・
でも、不思議ともつ煮込みってあまりないんですよね。
東京では居酒屋の定番だと聞きます。
そして、東京にはもつ煮込みが美味しいお店がたくさんあると聞きます。
北千住の「大はし」、森下の「山利喜」、月島の「岸田屋」が、その中でも東京三大煮込みのお店だと言われているらしいですね。
そして、門前仲町の「大坂屋」、立石の「宇ち多゛」の2軒を加えて五大煮込みと言うことも・・・。
先日、東京に出張に言った際に友人にその旨を伝えると、「では行きましょう!」と言うことになり、連れて行っていただきました。
お伺いしたのは、月島にある「岸田屋」さん。
大江戸線を勝どきで降りて、しばし歩くと、月島西仲通り商店街(通称:月島もんじゃストリート)に着きます。
その商店街をしばらく歩いて行くと、右側に紺色の暖簾が見えてきます。
お店の前に到着したのが19:30頃。
私達の前には3組のお客さんが待っていらっしゃいます。
平日とはいえ、やはり人気のお店なのですね。
週末、土曜日になるとすごい行列なのだとか・・・。
お店の中からは昭和の雰囲気がする灯りが暖簾の隙間から見えています。
何だか、街の雰囲気にとてもよく溶け込んでいますね。
月島と言えばもんじゃ焼きが有名ですが、こちらのお店の人気も全く負けていませんよ。
お店の前には、順番を待っているお客さんのために椅子と膝掛けが用意してあります。
ちょっとした心配りが嬉しいですね。
お店の前で待っていると、中から女将さんらしき人が出てきて、
「申し訳ございません、本日もつ煮込みが売り切れてしまいまして・・・」
とのこと。
う~ん、残念・・・。
でも、肉豆腐もその他にも美味しいものがあるので、引き続き待つことにします。
ちなみに、他にもそれを聞いて帰ったお客さんはいらっしゃいませんでしたよ!
話をしながら待つこと約20分。
私達の順番がやってきました。
大きく“酒”と書かれた暖簾をおしてお店の中に入りましょう。
お店はコの字型のカウンター席で全部で25席くらいでしょうか。
この日も男性サラリーマンのお客さんはもちろん、女性のお客さんも何名かいらっしゃいましたよ。
先ずは生ビールで乾杯!
この1杯がたまりませんね(^^)
注文は、壁に掛けてある札を見ながら。
肉豆腐の他にも、煮付けや湯豆腐、あじのひらき、刺身など色々あります。
とりあえず、肉豆腐と適当にお願いして楽しむことにしましょう(^^)
しばらくすると、肉豆腐がやってきましたよ。
大きな豆腐に葱、そしてたっぷりの肉が豆腐の上にのっかっていますよ。
お好みでカラシをつけていただきます。
いい感じに色づいている豆腐は、たっぷり出汁の旨みがしみ込んでいますよ。
こちらのお店、一番人気はもちろんもつ煮込みなのですが、この肉豆腐もかなり人気があるようです。
お隣のおじいさんも、カウンター向のサラリーマン風の二人連れも注文していますね。
これにありつけただけでも良しとするだけの価値ありですね。
そしてこちらは穴子の煮付け。
箸で切って口の中に入れるとホロリとくずれてゆくような食感が素晴らしい!
こちらは焼きはま。
ハマグリの焼いたものですね。
大きめのハマグリは火の通し加減も最高です。
湯豆腐をいただこうかと思ったのですが、湯豆腐お品書き札の横に“かきどうふ”の文字を発見!
もちろん、そちらに予定変更です!
しばらくすると、かつお節に醤油、葱と柚子皮が入った小鉢が運ばれてきました。
そして、小さな土鍋の登場!
白菜とエノキ、春菊にわかめと豆腐がたっぷりと入っています。
そして、鍋の底には牡蠣がたっぷり(^^)
先程のかつおと醤油が入った小鉢に、鍋の出汁を入れてタレを作ります。
そして、そこに牡蠣をつけていただくと・・・
うまーーーい!!
これで800円は高くないですね!
この辺りで、飲み物を“レモンサワー”に。
東京に来ると、レモンサワーを必ず注文してしまいます。
大阪には“レモンチューハイ”はあっても、“レモンサワー”は無いですからね・・・。
え?同じものではないのかって?
違うのですよね(^^)
この解釈は間違っているかもしれないのですが、私の中では“レモンチューハイ”は甘くって、“レモンサワー”は甘くないのです。
どなたか、正確なところご存じではないでしょうか?
もう少し、煮付けをいただきたかったので、これをお願いしました。
金目の煮付けです。
何とこれで600円!これはお得ですね。
そして、東京に来たならば、このお刺身も食べておかないと・・・。
はい、マグロです。
いろんな部位が2切れずつ、いただけるようになっています
やはり築地市場のお膝元、いいマグロが入ってくるのでしょうね(^^)
先程のかきどうふのダシが残っていたのを見て、女将さんが、
「これで雑炊をお作りしましょうか?すごくいいだしが出ていますよ」
とおっしゃっていただいたので、もちろんお願いしました。
結構お腹は一杯になりつつありましたが、これは別腹ですね(^^;)
月島「岸田屋」さん、名物のもつ煮込みが無かったのは残念でしたが、それでも充分美味しいものを堪能させていただくことができました。
それに、待っている間に“岸田屋”さんの向のお店ですごく気になるものも発見できたし・・・。
(それはまた、食したときに記事にしますね)
そして、こちらのお店、再訪確実です。
何せ、もつ煮込みを食べるという、課題が残されていますからね(^^;)
月島に言ったら”もんじゃ”もいいけど、こちらのお店は是非一度体験していただきたいです。
予約不可なので行列は必至ですがそれでも並ぶ価値ありだと思いますよ!
【岸田屋】
住所:東京都中央区月島3-15-12 MAP
電話:03-3531-1974
営業時間:17:00~21:30(L.O)
煙 草:全面喫煙可
定休日:日・祝
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
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若い頃はそんな日がたくさんありましたが、最近は“たまに”って感じでしょうか。
それでも、焼き肉屋さんの前を通っていい匂いがしてくるとたまりません。
夕方の鶴橋駅なんて、電車待ちをしているだけでもお腹が鳴りそうになりますよね(^^;)
でも、焼肉は比較的財布の中が豊かなときにしかいけないのが現実です。
そんな時の味方が“もつ料理”ではないでしょうか?
関西で“もつ料理”と言えばホルモン。
お店に入って食べるタイプから、お持ち帰りのホルモンのお店まで様々なお店がありますね。
そして、もつ鍋、かすうどん・・・
でも、不思議ともつ煮込みってあまりないんですよね。
東京では居酒屋の定番だと聞きます。
そして、東京にはもつ煮込みが美味しいお店がたくさんあると聞きます。
北千住の「大はし」、森下の「山利喜」、月島の「岸田屋」が、その中でも東京三大煮込みのお店だと言われているらしいですね。
そして、門前仲町の「大坂屋」、立石の「宇ち多゛」の2軒を加えて五大煮込みと言うことも・・・。
先日、東京に出張に言った際に友人にその旨を伝えると、「では行きましょう!」と言うことになり、連れて行っていただきました。
お伺いしたのは、月島にある「岸田屋」さん。
大江戸線を勝どきで降りて、しばし歩くと、月島西仲通り商店街(通称:月島もんじゃストリート)に着きます。
その商店街をしばらく歩いて行くと、右側に紺色の暖簾が見えてきます。
お店の前に到着したのが19:30頃。
私達の前には3組のお客さんが待っていらっしゃいます。
平日とはいえ、やはり人気のお店なのですね。
週末、土曜日になるとすごい行列なのだとか・・・。
お店の中からは昭和の雰囲気がする灯りが暖簾の隙間から見えています。
何だか、街の雰囲気にとてもよく溶け込んでいますね。
月島と言えばもんじゃ焼きが有名ですが、こちらのお店の人気も全く負けていませんよ。
お店の前には、順番を待っているお客さんのために椅子と膝掛けが用意してあります。
ちょっとした心配りが嬉しいですね。
お店の前で待っていると、中から女将さんらしき人が出てきて、
「申し訳ございません、本日もつ煮込みが売り切れてしまいまして・・・」
とのこと。
う~ん、残念・・・。
でも、肉豆腐もその他にも美味しいものがあるので、引き続き待つことにします。
ちなみに、他にもそれを聞いて帰ったお客さんはいらっしゃいませんでしたよ!
話をしながら待つこと約20分。
私達の順番がやってきました。
大きく“酒”と書かれた暖簾をおしてお店の中に入りましょう。
お店はコの字型のカウンター席で全部で25席くらいでしょうか。
この日も男性サラリーマンのお客さんはもちろん、女性のお客さんも何名かいらっしゃいましたよ。
先ずは生ビールで乾杯!
この1杯がたまりませんね(^^)
注文は、壁に掛けてある札を見ながら。
肉豆腐の他にも、煮付けや湯豆腐、あじのひらき、刺身など色々あります。
とりあえず、肉豆腐と適当にお願いして楽しむことにしましょう(^^)
しばらくすると、肉豆腐がやってきましたよ。
大きな豆腐に葱、そしてたっぷりの肉が豆腐の上にのっかっていますよ。
お好みでカラシをつけていただきます。
いい感じに色づいている豆腐は、たっぷり出汁の旨みがしみ込んでいますよ。
こちらのお店、一番人気はもちろんもつ煮込みなのですが、この肉豆腐もかなり人気があるようです。
お隣のおじいさんも、カウンター向のサラリーマン風の二人連れも注文していますね。
これにありつけただけでも良しとするだけの価値ありですね。
そしてこちらは穴子の煮付け。
箸で切って口の中に入れるとホロリとくずれてゆくような食感が素晴らしい!
こちらは焼きはま。
ハマグリの焼いたものですね。
大きめのハマグリは火の通し加減も最高です。
湯豆腐をいただこうかと思ったのですが、湯豆腐お品書き札の横に“かきどうふ”の文字を発見!
もちろん、そちらに予定変更です!
しばらくすると、かつお節に醤油、葱と柚子皮が入った小鉢が運ばれてきました。
そして、小さな土鍋の登場!
白菜とエノキ、春菊にわかめと豆腐がたっぷりと入っています。
そして、鍋の底には牡蠣がたっぷり(^^)
先程のかつおと醤油が入った小鉢に、鍋の出汁を入れてタレを作ります。
そして、そこに牡蠣をつけていただくと・・・
うまーーーい!!
これで800円は高くないですね!
この辺りで、飲み物を“レモンサワー”に。
東京に来ると、レモンサワーを必ず注文してしまいます。
大阪には“レモンチューハイ”はあっても、“レモンサワー”は無いですからね・・・。
え?同じものではないのかって?
違うのですよね(^^)
この解釈は間違っているかもしれないのですが、私の中では“レモンチューハイ”は甘くって、“レモンサワー”は甘くないのです。
どなたか、正確なところご存じではないでしょうか?
もう少し、煮付けをいただきたかったので、これをお願いしました。
金目の煮付けです。
何とこれで600円!これはお得ですね。
そして、東京に来たならば、このお刺身も食べておかないと・・・。
はい、マグロです。
いろんな部位が2切れずつ、いただけるようになっています
やはり築地市場のお膝元、いいマグロが入ってくるのでしょうね(^^)
先程のかきどうふのダシが残っていたのを見て、女将さんが、
「これで雑炊をお作りしましょうか?すごくいいだしが出ていますよ」
とおっしゃっていただいたので、もちろんお願いしました。
結構お腹は一杯になりつつありましたが、これは別腹ですね(^^;)
月島「岸田屋」さん、名物のもつ煮込みが無かったのは残念でしたが、それでも充分美味しいものを堪能させていただくことができました。
それに、待っている間に“岸田屋”さんの向のお店ですごく気になるものも発見できたし・・・。
(それはまた、食したときに記事にしますね)
そして、こちらのお店、再訪確実です。
何せ、もつ煮込みを食べるという、課題が残されていますからね(^^;)
月島に言ったら”もんじゃ”もいいけど、こちらのお店は是非一度体験していただきたいです。
予約不可なので行列は必至ですがそれでも並ぶ価値ありだと思いますよ!
【岸田屋】
住所:東京都中央区月島3-15-12 MAP
電話:03-3531-1974
営業時間:17:00~21:30(L.O)
煙 草:全面喫煙可
定休日:日・祝
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