シンプルであるからこそ、奥が深く、むずかしい。
これ、全ての事柄に対して言えますよね。
そういえば、今年はロンドンオリンピック。
オリンピック種目で見ていて派手で楽しいもの、いろいろありますよね。
野球、バレーボール、テニス、サッカー、ボクシング、柔道、体操・・・。
どの競技も見ていて楽しいですよね。
技術的なものも凄くって、ちょっとやそっとじゃ真似できそうにありません。
では、シンプルなものの代表と言えば、マラソン。
一見、ただ走っているだけで、単純なのですが、いかに早く、スタミナを維持しながら走るには相当の努力とトレーニング(フィジカルもメンタルも)が必要とされています。
奥が深いですよね。
食べ物の世界でも、シンプルなものほど奥が深いは当てはまるのではないでしょうか?
見た目シンプルでも、ごまかしが利かない分、むずかしいもの・・・。
だし巻き玉子、ピッツァマルゲリータ、プレーンオムレツ、もりそば、炒飯、昔ながらの中華そば、焼き鳥の塩焼き、そして、かけうどんや釜揚げうどん。
どれもシンプルですが、奥が深いです。
でも、どのメニューも美味しいものは忘れられなくなり、また食べたくなりますよね。
先日旭区にある、釜揚げうどん専門のお店、“山田製麺所”さんにお邪魔させていただきました。

お店は、京阪千林駅から歩いて5分ほど。地下鉄今里筋線の清水駅からなら、2~3分でしょうか?目の前には公園がありますよ。
私の勤務先からは歩くと20分くらい。
ですので、お昼休みにうどんだけ食べに来ると、時間内に帰れなくなるので、外出ついでに寄らせていただくことにしています。
とは言っても、ずいぶんご無沙汰なのではありますが(^^;)
カウンター席に座り、メニューを眺めます。

こちらでは、温かいうどんの釜揚げうどん、冷たいうどんの冷やしうどん。
そして、抹茶うどん、白いうどんと抹茶うどんが両方とも味わえる、“侘寂(わびさび)セット”から選ぶことが出来ます。
メニューの先頭に載っている、“まんぷくうどん”はうどんが1玉~7玉まで好きなだけいただける素晴らしくお得なうどん。
何と、何玉でもお会計は同じ、700円と言うから驚きです。(平日、土日に関わらず注文できます)
ただし、追加、おかわりは不可。3歳未満のお子様を除き、複数人数で分けて食べることは出来ません(当たり前ですね。)

うどんの食べ方も、
・「あつあつ」:あつい(釜揚)うどんにあつい出汁。
・「あつひや」:あつい(釜揚)うどんにつめたい出汁。
・「ひやひや」:つめたい(冷やし)うどんにつめたい出汁。
・「ひやあつ」:つめたい(冷やし)うどんにあつい出汁。
の4種類の食べ方を選ぶことが出来ます。
うどんだけでは物足りない!そんな方には、こちら山田製麺所さん特製の出汁で作ったおでんが。

さらに、お得なごはんセットもあります。

実はこの出汁ごはんも気になっていたのです。
ですので、釜揚げうどん2玉と出汁ごはんが楽しめる“Bセット”をお願いしました。
釜揚げうどんのお約束といえば、この生姜でしょうか。
注文すると、まもなくセラミック製のおろし金と生姜がやってきました。

この、生姜をするタイミングがむずかしい。
早くすってしまうと、うどんが来るまでに風味が損なわれてしまうし、ゆっくりすりすぎると、うどんが先に来てしまって間に合わなくなる・・・。
何てことを考えていましたが、そもそもうどんが来ても、すぐには生姜を入れない派なので、あまり関係ないかと、あまり考えないようになりました(^^;)

さて、釜揚げうどんがやってくるまで、ゆっくり待つことにしましょう。

カウンターの中では、大将がうどんを湯がいているのが見えます。
美味いうどんと鰻は寝て待てと・・・(あ、何も寝ることはないか(^^;))
「出汁ごはんです。」
お!先に出汁ごはんがやってきましたよ。
うどんが来るまで我慢しようかと思いましたが・・・無理っ(^^;)
ちょっとだけいただきます。

わ!これ美味っ!!
ほっとくと、完食してしまいそうなので、しばし自制・・・。
この出汁で炊いたご飯は、是非釜揚げうどんに合わせてみたいですものね。

ですので、カンターの上にある、昆布と鰹をつまんで待ちましょう。
これも美味いですね。
ちょっとご飯に掛けてみましょうか・・・
(^^)やば、美味っ!
あ、またご飯が減ってしまいましたよ(^^;)
「もうすぐうどんが来ますね。」
女将さん、そう言って出汁の入った大きな徳利を持ってきてくださいました。
さぁ、やけどしないように、こぼさないように気をつけながら、出汁を入れましょう。

出汁を入れ終わった頃、タイミング良く釜揚げうどんの到着です。

熱々の釜揚げうどん、出汁、生姜。
シンプルだけど、何とも言えない味わい深さがあります。
まずはシンプルにうどんを出汁につけていただきます。

美味いですね~。
うどんのコシを味わうには、冷やしが一番だと思いますが、適度に出汁がしみこんで、出汁とうどんの一体感を味わいたければ、釜揚げに限りますね。
少し食べて、味に変化を加えてゆきます。
まずは生姜を入れて・・・。
さわやかな香りと、ぴりっとした味わい。美味いですね(^^)
次に、すりごまを・・・。
うん、香ばしさが増して、これもいい感じです。

そして、ネギをたっぷり入れて

あつい出汁にネギの香りが良くあって、絶妙ですね。
やはり、ネギはあつい出汁に入れるのが美味しい・・・。
私もそう感じました(^^)
味にコクが欲しければ、天かすを入れるのもアリかもですよ。

こちらの釜揚げうどん、うどんだけではなく、出汁の旨味も魅力です。
うどんを味わい、出汁を飲み、薬味を足してうどんを味わい、そして出汁を飲み干す。
また、新たに出汁を入れ、うどんを味わい、薬味で味に変化を付けて、出汁を飲む。
そんなことを繰り返し、あっという間に完食です。
うどんと薬味と出汁。
たったこれだけの組み合わせですが、何という満足感でしょうか。
それだけに、うどん、出汁それぞれにクォリティが求められるのでしょうね。
そうそう、こちらのお店のHPにこんな文章が載っていましたよ。
最後のひと口に懸ける想い
釜揚げうどんは、とても地味なうどんです。
何の飾り気もない、いわば裸のうどんです。
決して最初のひと口で感動が走るような派手さはありません。
しかし、食べ進むにつれ、その美味しさが、五臓六腑に染み渡ります。
そして、最後のひと口を召し上がる時、器の中の出汁を飲み干す時に、
釜揚げうどんの本当の真価が発揮されます。
皆様どうぞ 最後のひと口をご堪能ください。
そう!そのとおりなんですよ。
決して一口目から爆発的な美味さが来るわけじゃないけれど、食べ終わると忘れられなくなって、また食べたくなる。
そんなうどんだと思います。
釜揚げうどんというと、寒い冬に食べて美味しいものだと思われがちですが、こちら、山田製麺所さんでは、“あつあつ”~“ひやひや”までいろんな楽しみ方が出来るので、真夏でも安心ですね。
あえて、夏の暑い日に“あつあつ”の釜揚げうどんを食べるというのも、意外とアリかもしれませんが^^;;
美味しいうどんを堪能したい時、少し胃を休めたいけれど、美味しい満足感が欲しい時に最適なのでは?
次回は是非、“まんぷくうどん”を堪能しに行きたいと思います。
え?流石に7玉は無理ですよ(^^;)
【山田製麺所】
住所:大阪市旭区清水2-12-4 MAP
電話::06-6958-3955
営業時間:11:00~15:00(麺が無くなり次第閉店)
煙 草:
定休日:月曜日
お店のHPはコチラ
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。

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これ、全ての事柄に対して言えますよね。
そういえば、今年はロンドンオリンピック。
オリンピック種目で見ていて派手で楽しいもの、いろいろありますよね。
野球、バレーボール、テニス、サッカー、ボクシング、柔道、体操・・・。
どの競技も見ていて楽しいですよね。
技術的なものも凄くって、ちょっとやそっとじゃ真似できそうにありません。
では、シンプルなものの代表と言えば、マラソン。
一見、ただ走っているだけで、単純なのですが、いかに早く、スタミナを維持しながら走るには相当の努力とトレーニング(フィジカルもメンタルも)が必要とされています。
奥が深いですよね。
食べ物の世界でも、シンプルなものほど奥が深いは当てはまるのではないでしょうか?
見た目シンプルでも、ごまかしが利かない分、むずかしいもの・・・。
だし巻き玉子、ピッツァマルゲリータ、プレーンオムレツ、もりそば、炒飯、昔ながらの中華そば、焼き鳥の塩焼き、そして、かけうどんや釜揚げうどん。
どれもシンプルですが、奥が深いです。
でも、どのメニューも美味しいものは忘れられなくなり、また食べたくなりますよね。
先日旭区にある、釜揚げうどん専門のお店、“山田製麺所”さんにお邪魔させていただきました。

お店は、京阪千林駅から歩いて5分ほど。地下鉄今里筋線の清水駅からなら、2~3分でしょうか?目の前には公園がありますよ。
私の勤務先からは歩くと20分くらい。
ですので、お昼休みにうどんだけ食べに来ると、時間内に帰れなくなるので、外出ついでに寄らせていただくことにしています。
とは言っても、ずいぶんご無沙汰なのではありますが(^^;)
カウンター席に座り、メニューを眺めます。

こちらでは、温かいうどんの釜揚げうどん、冷たいうどんの冷やしうどん。
そして、抹茶うどん、白いうどんと抹茶うどんが両方とも味わえる、“侘寂(わびさび)セット”から選ぶことが出来ます。
メニューの先頭に載っている、“まんぷくうどん”はうどんが1玉~7玉まで好きなだけいただける素晴らしくお得なうどん。
何と、何玉でもお会計は同じ、700円と言うから驚きです。(平日、土日に関わらず注文できます)
ただし、追加、おかわりは不可。3歳未満のお子様を除き、複数人数で分けて食べることは出来ません(当たり前ですね。)

うどんの食べ方も、
・「あつあつ」:あつい(釜揚)うどんにあつい出汁。
・「あつひや」:あつい(釜揚)うどんにつめたい出汁。
・「ひやひや」:つめたい(冷やし)うどんにつめたい出汁。
・「ひやあつ」:つめたい(冷やし)うどんにあつい出汁。
の4種類の食べ方を選ぶことが出来ます。
うどんだけでは物足りない!そんな方には、こちら山田製麺所さん特製の出汁で作ったおでんが。

さらに、お得なごはんセットもあります。

実はこの出汁ごはんも気になっていたのです。
ですので、釜揚げうどん2玉と出汁ごはんが楽しめる“Bセット”をお願いしました。
釜揚げうどんのお約束といえば、この生姜でしょうか。
注文すると、まもなくセラミック製のおろし金と生姜がやってきました。

この、生姜をするタイミングがむずかしい。
早くすってしまうと、うどんが来るまでに風味が損なわれてしまうし、ゆっくりすりすぎると、うどんが先に来てしまって間に合わなくなる・・・。
何てことを考えていましたが、そもそもうどんが来ても、すぐには生姜を入れない派なので、あまり関係ないかと、あまり考えないようになりました(^^;)

さて、釜揚げうどんがやってくるまで、ゆっくり待つことにしましょう。

カウンターの中では、大将がうどんを湯がいているのが見えます。
美味いうどんと鰻は寝て待てと・・・(あ、何も寝ることはないか(^^;))
「出汁ごはんです。」
お!先に出汁ごはんがやってきましたよ。
うどんが来るまで我慢しようかと思いましたが・・・無理っ(^^;)
ちょっとだけいただきます。

わ!これ美味っ!!
ほっとくと、完食してしまいそうなので、しばし自制・・・。
この出汁で炊いたご飯は、是非釜揚げうどんに合わせてみたいですものね。

ですので、カンターの上にある、昆布と鰹をつまんで待ちましょう。
これも美味いですね。
ちょっとご飯に掛けてみましょうか・・・
(^^)やば、美味っ!
あ、またご飯が減ってしまいましたよ(^^;)
「もうすぐうどんが来ますね。」
女将さん、そう言って出汁の入った大きな徳利を持ってきてくださいました。
さぁ、やけどしないように、こぼさないように気をつけながら、出汁を入れましょう。


出汁を入れ終わった頃、タイミング良く釜揚げうどんの到着です。

熱々の釜揚げうどん、出汁、生姜。
シンプルだけど、何とも言えない味わい深さがあります。
まずはシンプルにうどんを出汁につけていただきます。

美味いですね~。
うどんのコシを味わうには、冷やしが一番だと思いますが、適度に出汁がしみこんで、出汁とうどんの一体感を味わいたければ、釜揚げに限りますね。
少し食べて、味に変化を加えてゆきます。
まずは生姜を入れて・・・。
さわやかな香りと、ぴりっとした味わい。美味いですね(^^)
次に、すりごまを・・・。
うん、香ばしさが増して、これもいい感じです。

そして、ネギをたっぷり入れて

あつい出汁にネギの香りが良くあって、絶妙ですね。
やはり、ネギはあつい出汁に入れるのが美味しい・・・。
私もそう感じました(^^)
味にコクが欲しければ、天かすを入れるのもアリかもですよ。

こちらの釜揚げうどん、うどんだけではなく、出汁の旨味も魅力です。
うどんを味わい、出汁を飲み、薬味を足してうどんを味わい、そして出汁を飲み干す。
また、新たに出汁を入れ、うどんを味わい、薬味で味に変化を付けて、出汁を飲む。
そんなことを繰り返し、あっという間に完食です。
うどんと薬味と出汁。
たったこれだけの組み合わせですが、何という満足感でしょうか。
それだけに、うどん、出汁それぞれにクォリティが求められるのでしょうね。
そうそう、こちらのお店のHPにこんな文章が載っていましたよ。
最後のひと口に懸ける想い
釜揚げうどんは、とても地味なうどんです。
何の飾り気もない、いわば裸のうどんです。
決して最初のひと口で感動が走るような派手さはありません。
しかし、食べ進むにつれ、その美味しさが、五臓六腑に染み渡ります。
そして、最後のひと口を召し上がる時、器の中の出汁を飲み干す時に、
釜揚げうどんの本当の真価が発揮されます。
皆様どうぞ 最後のひと口をご堪能ください。
そう!そのとおりなんですよ。
決して一口目から爆発的な美味さが来るわけじゃないけれど、食べ終わると忘れられなくなって、また食べたくなる。
そんなうどんだと思います。
釜揚げうどんというと、寒い冬に食べて美味しいものだと思われがちですが、こちら、山田製麺所さんでは、“あつあつ”~“ひやひや”までいろんな楽しみ方が出来るので、真夏でも安心ですね。
あえて、夏の暑い日に“あつあつ”の釜揚げうどんを食べるというのも、意外とアリかもしれませんが^^;;
美味しいうどんを堪能したい時、少し胃を休めたいけれど、美味しい満足感が欲しい時に最適なのでは?
次回は是非、“まんぷくうどん”を堪能しに行きたいと思います。
え?流石に7玉は無理ですよ(^^;)
【山田製麺所】
住所:大阪市旭区清水2-12-4 MAP
電話::06-6958-3955
営業時間:11:00~15:00(麺が無くなり次第閉店)
煙 草:
定休日:月曜日
お店のHPはコチラ
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コメント
コメント一覧 (6)
私も先般、訪問して参りました!
美味しかったのはいう迄もないですが、コスパ抜群ですね!
一忠さん系なんで、美味しいのは、
当たり前でしょうか(笑)
もう少し、一人釜揚げフェスタ
続行致します(^-^)/
おはようございます。
はい、一忠さん系のうどん、安心していただける美味しさですね。
この時も迷ったのですよ、サクッとうどん3玉食べてやろうか、出汁ごはんにいくか。
はい、ごはんも大満足でした。
次回は、うどんをたっぷり堪能します!
そちらへのリンク張りました。
宜しければ、当方も宜しくお願いします。
kuchann
こちらこそ、よろしくお願いします。
釜揚げの食べ方 まったく一緒です。
そのまま 生姜 ごま 葱 の順番です。
釜揚げの温の出汁には葱あいますよね。
おはようございます。
この順番、鉄板ですよね(^^)
やっぱり葱って、温度によって味わいが膨らんだり、邪魔したりしますよね。
釜揚げの葱は美味しいですよね。