似て非なるもの。
一見、似ていて、同じようなものに思えるけど、掘り下げていくと、実は全然違うものだと気がつくもの、たくさんありますよね。
トンカツとビフカツ。
揚がった状態は色目が少し違うくらいで、大差ないのですが、味わいはけっこう違いますよね。
大阪風お好み焼きと、広島風お好み焼き。
たとえ、大阪のモダン焼を持ってきても、これは明らかに違いますね。
ラーメンと中華そば。
これはよく混同されますが、違いますよぉ。どちらにも、根強いファンを持つ、人気の麺ですね。
カレーとハヤシ。
あ、これはコメントするまでもなく(^^;)
肉まんとあんまん。
どちらかの味わいを期待して、かぶりついた瞬間に間違ったことを知ったときの悲しさと言ったら(^^;;)
そして、蕎麦とうどん。
昔ながらのお店などでは、麺が違うだけで、出汁は一緒というところもありますが、最近は、立ち食いのお店でも、出汁を分けているところもあるそうです。
蕎麦に合う出汁は、うどんでは強すぎる。
逆に、うどんを食べて美味しい出汁は、蕎麦では物足りない・・・。
そんな経験したことありませんか?
どちらも独立した美味しい麺で、比べることはそもそも無理があるようにも感じますね。
さて、最近ちょっと嵌っている、温かい出汁のうどん。
さて、蕎麦では如何なものかな・・・
そんなことを思い立って、最近ちょくちょく会社のお昼休みに自転車に乗ってお伺いする、
鶴見区にある“みどり製粉所”さんに行ってきました。
こちらのお店では、十割蕎麦をいただくことが出来ます。
4人掛けテーブルが2つだけの、ホントに小さなお店ですが、柔らかい物腰の店主が、丁寧に打った蕎麦をいただくことが出来ます。
入口は言った正面のカウンターの上に、メニューが貼ってあります。
ざるそば、韃靼そば、かけそば、ひやかけ、鴨南蛮、エビ天蕎麦・・・。
基本はきっちりおさえてありますね。
そして、こちらのお店では、機械打ちか手打ちを選ぶことが出来ますよ。
(手打ちは100円アップ)
この日は、温かい蕎麦狙いだったので、かも南蛮蕎麦を手打ちでお願いしました。
蕎麦が出てくるまでの間に振る舞われる揚げ蕎麦。
これ、中々良い塩加減と香りで、ビールが飲みたくなってしまいそうです(^^;)
こちらの見せ、店主ひとりで切り盛りされているようで、全てセルフサービスです。
で、こちらがセルフサービスのそば茶。
温かいものと冷たいもの、両方言置いてあるので、好きな方を、または、両方楽しむことも出来ます。
あ、蕎麦湯もここに置いてあって、セルフでいただけます。
しばらくすると、出汁の良い香りが漂い、かも南蛮が出来上がります。
「かも南蛮のお客様、お待たせしました。」
カウンターの方から声がかかると、蕎麦を取りに行きます。
うわ!めっちゃいい感じですね。
深みの中にも透明感あふれるとは、こういうもののことを言うのでしょうか?
こちらの小皿の中に入っているのは、酢橘の絞り汁。
「お好みで入れてみて下さい」とのこと。
酢橘が切ってあるのをそのままではなく、こうやって小皿に入れて出していただけるのは、”入れすぎないように”の考慮でしょうか?
早速いただいてみましょう。
あ、美味しい(^^)
蕎麦の香り、そしてコシ、喉ごし。
しかも、出汁の旨味が良く絡んでますよ。
鴨は、もも肉が使われていて、丁寧に焼き色も付けられています。
噛めば旨味がジワッとあふれてきますよ(^^)
そして、出汁がまた、美味いんですよ(^^)(^^)(^^)
鴨を使った蕎麦、出汁が美味すぎますよね。
反則的な美味さ(^^)
嵌りますよ、これ
後半、酢橘を少しずついれて、味の変化を楽しみます。
繊細な蕎麦の出汁に酢橘を入れたら・・・。
そんな心配を少ししていましたが、酢橘が勝ちすぎてしまうことなく、サッパリとコクのある旨味を両方楽しむことが出来ます。
そして、何気なく壁を見ると・・・。
柚子いなり 1個 100円。
いなりの美味しい食べ方
ざるそばを食べた後、汁を蕎麦湯で割ってお召し上がり下さい。
その時、いっしょにいなりを食べると美味しいですよ!
これが気になって・・・・。
で、後日やってきました(^^)
ざるそばを・・・。
と思っては見るものの、冷やかけがどうしても食べたくて(^^;)
で、冷やかけと、柚子いなりをひとつお願いしました。
あ、もちろん、蕎麦は手打ちの粗挽きで。
この日は、何組かお客さんが入ってて、相席させていただきました。
テーブル2つなので、お昼休みの時間帯は、座れただけでもラッキーです。
しばらくして、冷やかけと柚子いなりの登場!
柚子いなりは、けっこう大きめなので、ひとつでも満足出来ると思いますよ。
薬味には、葱と生姜・・・
え、山葵じゃなくて生姜?
へぇ、蕎麦に生姜ははじめてですね。
以前は、うどんには生姜、山葵には辛味大根か山葵。
そう思っていましたが、艶々のうどんに山葵も、うどんの刺身みたいで美味しかったことを覚えているので、これもまた、どんな感じか期待してしまいますね。
先ずは何も付けずに、蕎麦を堪能。
つめたい出汁で、きりっとしまった蕎麦は、喉ごしもコシも大満足!
箸を持つ手が止まらなくなります。
途中で、薬味の葱を蕎麦の上にのっけて。
お、良いアクセントですね(^^)
先日の、かも南蛮の温かい出汁も良かったですが、このつめたい出汁も中々のものですよ!
こちら、みどり製粉所さんでは、温かい出汁とは別に、ひやかけ用の出汁を仕込んでいるのだとか。
いろいろ研究なさってます。
出汁をいただきながら、柚子いなりを。
口の中に入れた瞬間に広がる柚子の香りがさわやかです。
でも、その香りはいつまでも尾を引くことなく、潔くいなりの旨味に調和してゆきますよ。
れんこんのシャキシャキ感もまた、心地良いですね(^^)
そして、生姜をのっけてみました・・・。
へぇ、これ、中々良いんじゃないですか?
おもしろいですね、これ。
このひやかけの出汁、すごく守備範囲が広いんですよ。
このあと、徐々に生姜の量を増やしてゆきましたが、最後まで出汁の旨味と味わいが生姜に負けることなく、見事に旨味を奏でてゆくのです。
いやぁ、ちょっと感動かな、これは(^^)
こういうタイプのひやかけ蕎麦、はじめて食べました。
良かったですよ、これは。
このひやかけ、こちらのお店では、季節に関係なく、一年中提供して下さるそうです。
鴨南蛮、ひやかけ、どちらも満足させていただきました。
さて、今度はざるそばで、機械打ちと手打ちの食べ比べでもしてみようかと密かに考えています(^^)
【みどり製粉】
住所:大阪市鶴見区緑1-7-21 MAP
電話:非公開
営業時間:11:00~15:30
定休日:木曜日
煙 草:完全禁煙
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
人気ブログランキングに参加しています。 みなさまの応援、よろしくお願いします!!
一見、似ていて、同じようなものに思えるけど、掘り下げていくと、実は全然違うものだと気がつくもの、たくさんありますよね。
トンカツとビフカツ。
揚がった状態は色目が少し違うくらいで、大差ないのですが、味わいはけっこう違いますよね。
大阪風お好み焼きと、広島風お好み焼き。
たとえ、大阪のモダン焼を持ってきても、これは明らかに違いますね。
ラーメンと中華そば。
これはよく混同されますが、違いますよぉ。どちらにも、根強いファンを持つ、人気の麺ですね。
カレーとハヤシ。
あ、これはコメントするまでもなく(^^;)
肉まんとあんまん。
どちらかの味わいを期待して、かぶりついた瞬間に間違ったことを知ったときの悲しさと言ったら(^^;;)
そして、蕎麦とうどん。
昔ながらのお店などでは、麺が違うだけで、出汁は一緒というところもありますが、最近は、立ち食いのお店でも、出汁を分けているところもあるそうです。
蕎麦に合う出汁は、うどんでは強すぎる。
逆に、うどんを食べて美味しい出汁は、蕎麦では物足りない・・・。
そんな経験したことありませんか?
どちらも独立した美味しい麺で、比べることはそもそも無理があるようにも感じますね。
さて、最近ちょっと嵌っている、温かい出汁のうどん。
さて、蕎麦では如何なものかな・・・
そんなことを思い立って、最近ちょくちょく会社のお昼休みに自転車に乗ってお伺いする、
鶴見区にある“みどり製粉所”さんに行ってきました。
こちらのお店では、十割蕎麦をいただくことが出来ます。
4人掛けテーブルが2つだけの、ホントに小さなお店ですが、柔らかい物腰の店主が、丁寧に打った蕎麦をいただくことが出来ます。
入口は言った正面のカウンターの上に、メニューが貼ってあります。
ざるそば、韃靼そば、かけそば、ひやかけ、鴨南蛮、エビ天蕎麦・・・。
基本はきっちりおさえてありますね。
そして、こちらのお店では、機械打ちか手打ちを選ぶことが出来ますよ。
(手打ちは100円アップ)
この日は、温かい蕎麦狙いだったので、かも南蛮蕎麦を手打ちでお願いしました。
蕎麦が出てくるまでの間に振る舞われる揚げ蕎麦。
これ、中々良い塩加減と香りで、ビールが飲みたくなってしまいそうです(^^;)
こちらの見せ、店主ひとりで切り盛りされているようで、全てセルフサービスです。
で、こちらがセルフサービスのそば茶。
温かいものと冷たいもの、両方言置いてあるので、好きな方を、または、両方楽しむことも出来ます。
あ、蕎麦湯もここに置いてあって、セルフでいただけます。
しばらくすると、出汁の良い香りが漂い、かも南蛮が出来上がります。
「かも南蛮のお客様、お待たせしました。」
カウンターの方から声がかかると、蕎麦を取りに行きます。
うわ!めっちゃいい感じですね。
深みの中にも透明感あふれるとは、こういうもののことを言うのでしょうか?
こちらの小皿の中に入っているのは、酢橘の絞り汁。
「お好みで入れてみて下さい」とのこと。
酢橘が切ってあるのをそのままではなく、こうやって小皿に入れて出していただけるのは、”入れすぎないように”の考慮でしょうか?
早速いただいてみましょう。
あ、美味しい(^^)
蕎麦の香り、そしてコシ、喉ごし。
しかも、出汁の旨味が良く絡んでますよ。
鴨は、もも肉が使われていて、丁寧に焼き色も付けられています。
噛めば旨味がジワッとあふれてきますよ(^^)
そして、出汁がまた、美味いんですよ(^^)(^^)(^^)
鴨を使った蕎麦、出汁が美味すぎますよね。
反則的な美味さ(^^)
嵌りますよ、これ
後半、酢橘を少しずついれて、味の変化を楽しみます。
繊細な蕎麦の出汁に酢橘を入れたら・・・。
そんな心配を少ししていましたが、酢橘が勝ちすぎてしまうことなく、サッパリとコクのある旨味を両方楽しむことが出来ます。
そして、何気なく壁を見ると・・・。
柚子いなり 1個 100円。
いなりの美味しい食べ方
ざるそばを食べた後、汁を蕎麦湯で割ってお召し上がり下さい。
その時、いっしょにいなりを食べると美味しいですよ!
これが気になって・・・・。
で、後日やってきました(^^)
ざるそばを・・・。
と思っては見るものの、冷やかけがどうしても食べたくて(^^;)
で、冷やかけと、柚子いなりをひとつお願いしました。
あ、もちろん、蕎麦は手打ちの粗挽きで。
この日は、何組かお客さんが入ってて、相席させていただきました。
テーブル2つなので、お昼休みの時間帯は、座れただけでもラッキーです。
しばらくして、冷やかけと柚子いなりの登場!
柚子いなりは、けっこう大きめなので、ひとつでも満足出来ると思いますよ。
薬味には、葱と生姜・・・
え、山葵じゃなくて生姜?
へぇ、蕎麦に生姜ははじめてですね。
以前は、うどんには生姜、山葵には辛味大根か山葵。
そう思っていましたが、艶々のうどんに山葵も、うどんの刺身みたいで美味しかったことを覚えているので、これもまた、どんな感じか期待してしまいますね。
先ずは何も付けずに、蕎麦を堪能。
つめたい出汁で、きりっとしまった蕎麦は、喉ごしもコシも大満足!
箸を持つ手が止まらなくなります。
途中で、薬味の葱を蕎麦の上にのっけて。
お、良いアクセントですね(^^)
先日の、かも南蛮の温かい出汁も良かったですが、このつめたい出汁も中々のものですよ!
こちら、みどり製粉所さんでは、温かい出汁とは別に、ひやかけ用の出汁を仕込んでいるのだとか。
いろいろ研究なさってます。
出汁をいただきながら、柚子いなりを。
口の中に入れた瞬間に広がる柚子の香りがさわやかです。
でも、その香りはいつまでも尾を引くことなく、潔くいなりの旨味に調和してゆきますよ。
れんこんのシャキシャキ感もまた、心地良いですね(^^)
そして、生姜をのっけてみました・・・。
へぇ、これ、中々良いんじゃないですか?
おもしろいですね、これ。
このひやかけの出汁、すごく守備範囲が広いんですよ。
このあと、徐々に生姜の量を増やしてゆきましたが、最後まで出汁の旨味と味わいが生姜に負けることなく、見事に旨味を奏でてゆくのです。
いやぁ、ちょっと感動かな、これは(^^)
こういうタイプのひやかけ蕎麦、はじめて食べました。
良かったですよ、これは。
このひやかけ、こちらのお店では、季節に関係なく、一年中提供して下さるそうです。
鴨南蛮、ひやかけ、どちらも満足させていただきました。
さて、今度はざるそばで、機械打ちと手打ちの食べ比べでもしてみようかと密かに考えています(^^)
【みどり製粉】
住所:大阪市鶴見区緑1-7-21 MAP
電話:非公開
営業時間:11:00~15:30
定休日:木曜日
煙 草:完全禁煙
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
人気ブログランキングに参加しています。 みなさまの応援、よろしくお願いします!!
コメント