肉料理、お好きですか?
たまに食べたくなりますよね、ガッツリとお肉を。
肉といって思い浮かべるのは・・・。
やはり牛肉でしょうか?
関西で、“肉”といえば、牛肉を指すことが多いですよね。
肉玉=牛肉のお好み焼き。
焼肉定食=牛肉の焼肉が入った定食。
肉巻き玉子=牛肉を玉子で巻いたもの。
肉まん・・・中身は豚肉なので、551の蓬莱では、“豚まん”といいます。
そして、牛肉以外のお肉では、豚肉、鶏肉が登場しますよね。
そして、マトン。
これは、ジンギスカンで登場するのが一般的。
あと、カレーにしても美味しいですよね。
それ以外の肉って、滅多に登場しないような・・・。
猪肉のボタン鍋。
ちょっと豪華に鴨鍋。
あと、ウズラがたまにお目見えするでしょうか?
さて、どのあたりから“ジビエ”って呼ばれるのでしょうね?
ジビエとは・・・。
狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣である。主にフランス料理での用語。
狩猟によって。
なるほど、家畜として飼われていたものは、ジビエとは呼ばないようですね。
狩猟・・・狩人。
♪8時ちょうどの~ あずさ2号で~♪
そういえばみなさん、“マタギ”って言葉、聞いたことがありますでしょうか?
マタギは、東北地方・北海道で古い方法を用いて集団で狩猟を行う者の集団。
一般にはクマ獲り猟師として知られるが獲物はクマだけではない。
その歴史は平安時代にまで遡るが、近代的な装備の狩猟者(ハンター)とは異なることに注意する必要がある。
森林の減少やカモシカの禁猟化により、本来的なマタギ猟を行う者は減少している。
昔ながらの方法で獲物を狙う集団。
そして、その集落にはマタギ料理の店がある場合も・・・。
一度食べてみたいと思いませんか、マタギ料理。
そんなマタギ料理を食べさせてくれるお店が大阪堂島に出来たとのことで、先日そのレセプションにお誘いいただきました。
お店の名前は、“炉とマタギ 堂島店”。

炉 炉端美酒食堂。
ジビエ、ワインって提灯がそそられますよね(^^)

お店の出で立ちも民芸風でいい感じです。
では早速店内へ・・・。
お店に入ってすぐのところに炭場があります。

ここで新鮮なジビエを焼いていただけるのですね!
楽しみです。
店内も、マタギ料理のお店らしく、いい感じです。

この階段をあがると2階にも席があるようですね・・・。
この階段がまたユニークですよ!

壱、二、参、酔、五、炉、七、八、喰、銃、11、獣二、阪急。
それぞれ、関連のある漢字を当てて、13は阪急(十三)(^_^;)
洒落っ気ありますね!
そうそう、2階はこんな感じですよ。

この日は、1階の掘りごたつの席に案內していただきました。

壁には、エゾシカの栄養についてが・・・。

カロリーは牛や豚に比べて3分の1。
脂肪に関しては15分の1なのだとか。
ヘルシーで美味しいエゾシカの肉、期待してますよ!
まずは生ビールで乾杯です。

ところでこのテーブル、ワインの箱を使って作ってるみたいですよ。
私が座ったテーブルは、“PAVILLON BLANC DU CHATEAU MARGAUX”
シャトー・マルゴーのセカンドの白ワインですね。
さて、マタギ料理のお店と聞けば、店員さんもイカツイ感じのおじさんがやってるってイメージがあったのですが、店長さんはこんな感じのさわやかな方。

この店長が結構技アリなのですよね。

箸袋が、おみくじみたいになっているのです
これを作ったのは店長さん。
そして、この箸袋のおみくじ、開くとこんな感じになってます。

第九十五番 吉
うすべにに 葉はいちはやく 萌いでて
咲かんとすなり 炉とマタギ
これを考えて書いたのも店長さん。
第九十五番、本当に九十五通りあるかどうかは別にして、スゴイですよね!
それにしても、恋愛運が「ふなっしーの中の人と良縁の兆し。 ヒャッハー!!」って(^_^;)
そんな感じで、おみくじで盛り上がっていると、前菜が出てきましたよ。

お、おぉっ!!
これ、スゴイじゃないですか!
升を重ねるような感じで、前菜が盛られてあります。

焼き鴨の手まり寿司、猪豚のリエット、岩手産ジャンボ木耳、蝦夷鹿のテリーヌ・ド・カンパーニュ、マタギ玉です。
もう、これだけで満足してしまいそうになりますね。
最初の料理でサプライズ。
これ、ポイント高いと思いませんか。
前菜を堪能した後は、お造りが運ばれてきました。

桜肉とタテガミの紅白馬刺しです。
あっさりしながらも、味わい深い。
美味しいですよ(^^)
この、白い部分はタテガミ。
口の中でとろけますよ(^^)(^^)
ん・・・
何だか、燻されたような香りが漂ってきましたよ。
そう思っていると、煙に燻されながら、明石産サヨリの燻製がやって来ました。

こういう感じで演出されて料理が出てくると本当に楽しいですね!
今度は筒状になったものが出てきましたよ。
そう思っていると、上の煙突の部分からお酒を入れて・・・。

おぉ、黄色い炎が立ち上がりましたよ!
火が消えてから蓋をあけると・・・。

これは、自家詰 馬肉のサルシッチャ。
馬肉の粗挽きソーセージですね。
一口かじると、“肉っ!”って感じの食感の後、ジューシィな肉汁が口の中に広がります。
これ、もう一度ビールが飲みたくなってきますよね(^_^;)
と思って何気なく壁の方をみてみると・・・。

森グリア、山グリア???
これは、「森グリア(しんぐりあ)、山グリア(さんぐりあ)」と読むそうで、ワインベースのオリジナルカクテルなのだとか。
サングリアをアレンジしたものなんですね。
森グリアは白ワンベース、山グリアは赤ワインベースで、ジビエによく合うようにアレンジされていましたよ。
いよいよメイン料理、ジビエの炭焼きがやってきますよ。

入口入ったところの炭火で、じっくり焼いていただきます。
蝦夷鹿のロースと、
淡路猪豚のウデの炭火焼き、
そしてこちらは熟成肉です。
この熟成肉、これが肉本来の柔らかさなのだとか・・・。
普段私達が食べている肉は、肉になってから硬い状態のものだそうです。
その硬さから開放された状態のものが熟成肉では味わえるのだとか。
熟成肉、初めていただきましたが、深みのある美味しさを堪能出来ましたよ。
熟成肉、メニューにはないのですが、お店の入口の横で熟成されているのが見えるので、お店の方に尋ねてみれば、いただくことが出来るかも。
そして、〆の飯は鹿の焼きおにぎり茶漬けです。



最後には、もちろんデザートも。

黄桃と赤ワインのコンポートに鶴首かぼちゃを重ねていただきました。
お腹はかなり満たされているのですが、これを見れば別腹モードが発動します(^_^;)
しっかりとジビエを堪能できる、炉とマタギさん。
通常のメニューはこんな感じです。



これだけあると、何を注文していいかわからなくなりそうですね。
そんな時のために、お得なコースメニューも用意されています。

そして、飲み物もこんな感じで充実してますよ。



ジビエって最近になって日本でも食べられるように感じられがちですが、実は古くからこんな感じである食文化なのですね。
和製のジビエ、マタギ料理を味わいに来てみませんか。
余計な脂肪分を蓄えていないエゾシカの肉は、味わい深くしかもヘルシーです。
美味しくって体にも優しい。 嬉しいですね(^^)
【炉とマタギ 堂島店】
住所:大阪市北区堂島3-4-1 MAP
電話:06-6458-6789
営業時間:11:30~14:00 17:00~24:00(金曜日は翌2:00まで営業、ランチは月〜金)
煙 草:喫煙可
定休日:日・祝
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。

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たまに食べたくなりますよね、ガッツリとお肉を。
肉といって思い浮かべるのは・・・。
やはり牛肉でしょうか?
関西で、“肉”といえば、牛肉を指すことが多いですよね。
肉玉=牛肉のお好み焼き。
焼肉定食=牛肉の焼肉が入った定食。
肉巻き玉子=牛肉を玉子で巻いたもの。
肉まん・・・中身は豚肉なので、551の蓬莱では、“豚まん”といいます。
そして、牛肉以外のお肉では、豚肉、鶏肉が登場しますよね。
そして、マトン。
これは、ジンギスカンで登場するのが一般的。
あと、カレーにしても美味しいですよね。
それ以外の肉って、滅多に登場しないような・・・。
猪肉のボタン鍋。
ちょっと豪華に鴨鍋。
あと、ウズラがたまにお目見えするでしょうか?
さて、どのあたりから“ジビエ”って呼ばれるのでしょうね?
ジビエとは・・・。
狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣である。主にフランス料理での用語。
狩猟によって。
なるほど、家畜として飼われていたものは、ジビエとは呼ばないようですね。
狩猟・・・狩人。
♪8時ちょうどの~ あずさ2号で~♪
そういえばみなさん、“マタギ”って言葉、聞いたことがありますでしょうか?
マタギは、東北地方・北海道で古い方法を用いて集団で狩猟を行う者の集団。
一般にはクマ獲り猟師として知られるが獲物はクマだけではない。
その歴史は平安時代にまで遡るが、近代的な装備の狩猟者(ハンター)とは異なることに注意する必要がある。
森林の減少やカモシカの禁猟化により、本来的なマタギ猟を行う者は減少している。
昔ながらの方法で獲物を狙う集団。
そして、その集落にはマタギ料理の店がある場合も・・・。
一度食べてみたいと思いませんか、マタギ料理。
そんなマタギ料理を食べさせてくれるお店が大阪堂島に出来たとのことで、先日そのレセプションにお誘いいただきました。
お店の名前は、“炉とマタギ 堂島店”。

炉 炉端美酒食堂。
ジビエ、ワインって提灯がそそられますよね(^^)

お店の出で立ちも民芸風でいい感じです。
では早速店内へ・・・。
お店に入ってすぐのところに炭場があります。

ここで新鮮なジビエを焼いていただけるのですね!
楽しみです。
店内も、マタギ料理のお店らしく、いい感じです。

この階段をあがると2階にも席があるようですね・・・。
この階段がまたユニークですよ!

壱、二、参、酔、五、炉、七、八、喰、銃、11、獣二、阪急。
それぞれ、関連のある漢字を当てて、13は阪急(十三)(^_^;)
洒落っ気ありますね!
そうそう、2階はこんな感じですよ。

この日は、1階の掘りごたつの席に案內していただきました。

壁には、エゾシカの栄養についてが・・・。

カロリーは牛や豚に比べて3分の1。
脂肪に関しては15分の1なのだとか。
ヘルシーで美味しいエゾシカの肉、期待してますよ!
まずは生ビールで乾杯です。

ところでこのテーブル、ワインの箱を使って作ってるみたいですよ。
私が座ったテーブルは、“PAVILLON BLANC DU CHATEAU MARGAUX”
シャトー・マルゴーのセカンドの白ワインですね。
さて、マタギ料理のお店と聞けば、店員さんもイカツイ感じのおじさんがやってるってイメージがあったのですが、店長さんはこんな感じのさわやかな方。

この店長が結構技アリなのですよね。

箸袋が、おみくじみたいになっているのです
これを作ったのは店長さん。
そして、この箸袋のおみくじ、開くとこんな感じになってます。

第九十五番 吉
うすべにに 葉はいちはやく 萌いでて
咲かんとすなり 炉とマタギ
これを考えて書いたのも店長さん。
第九十五番、本当に九十五通りあるかどうかは別にして、スゴイですよね!
それにしても、恋愛運が「ふなっしーの中の人と良縁の兆し。 ヒャッハー!!」って(^_^;)
そんな感じで、おみくじで盛り上がっていると、前菜が出てきましたよ。

お、おぉっ!!
これ、スゴイじゃないですか!
升を重ねるような感じで、前菜が盛られてあります。

焼き鴨の手まり寿司、猪豚のリエット、岩手産ジャンボ木耳、蝦夷鹿のテリーヌ・ド・カンパーニュ、マタギ玉です。
もう、これだけで満足してしまいそうになりますね。
最初の料理でサプライズ。
これ、ポイント高いと思いませんか。
前菜を堪能した後は、お造りが運ばれてきました。

桜肉とタテガミの紅白馬刺しです。
あっさりしながらも、味わい深い。
美味しいですよ(^^)
この、白い部分はタテガミ。
口の中でとろけますよ(^^)(^^)
ん・・・
何だか、燻されたような香りが漂ってきましたよ。
そう思っていると、煙に燻されながら、明石産サヨリの燻製がやって来ました。

こういう感じで演出されて料理が出てくると本当に楽しいですね!
今度は筒状になったものが出てきましたよ。
そう思っていると、上の煙突の部分からお酒を入れて・・・。




おぉ、黄色い炎が立ち上がりましたよ!
火が消えてから蓋をあけると・・・。

これは、自家詰 馬肉のサルシッチャ。
馬肉の粗挽きソーセージですね。
一口かじると、“肉っ!”って感じの食感の後、ジューシィな肉汁が口の中に広がります。
これ、もう一度ビールが飲みたくなってきますよね(^_^;)
と思って何気なく壁の方をみてみると・・・。

森グリア、山グリア???
これは、「森グリア(しんぐりあ)、山グリア(さんぐりあ)」と読むそうで、ワインベースのオリジナルカクテルなのだとか。
サングリアをアレンジしたものなんですね。
森グリアは白ワンベース、山グリアは赤ワインベースで、ジビエによく合うようにアレンジされていましたよ。
いよいよメイン料理、ジビエの炭焼きがやってきますよ。


入口入ったところの炭火で、じっくり焼いていただきます。
蝦夷鹿のロースと、

淡路猪豚のウデの炭火焼き、

そしてこちらは熟成肉です。

この熟成肉、これが肉本来の柔らかさなのだとか・・・。
普段私達が食べている肉は、肉になってから硬い状態のものだそうです。
その硬さから開放された状態のものが熟成肉では味わえるのだとか。
熟成肉、初めていただきましたが、深みのある美味しさを堪能出来ましたよ。
熟成肉、メニューにはないのですが、お店の入口の横で熟成されているのが見えるので、お店の方に尋ねてみれば、いただくことが出来るかも。
そして、〆の飯は鹿の焼きおにぎり茶漬けです。



最後には、もちろんデザートも。

黄桃と赤ワインのコンポートに鶴首かぼちゃを重ねていただきました。
お腹はかなり満たされているのですが、これを見れば別腹モードが発動します(^_^;)
しっかりとジビエを堪能できる、炉とマタギさん。
通常のメニューはこんな感じです。











これだけあると、何を注文していいかわからなくなりそうですね。
そんな時のために、お得なコースメニューも用意されています。

そして、飲み物もこんな感じで充実してますよ。











ジビエって最近になって日本でも食べられるように感じられがちですが、実は古くからこんな感じである食文化なのですね。
和製のジビエ、マタギ料理を味わいに来てみませんか。
余計な脂肪分を蓄えていないエゾシカの肉は、味わい深くしかもヘルシーです。
美味しくって体にも優しい。 嬉しいですね(^^)
【炉とマタギ 堂島店】
住所:大阪市北区堂島3-4-1 MAP
電話:06-6458-6789
営業時間:11:30~14:00 17:00~24:00(金曜日は翌2:00まで営業、ランチは月〜金)
煙 草:喫煙可
定休日:日・祝
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。

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