外国人がイメージする和食ってどんな感じのものが多いのでしょうか。

寿司、刺身、天ぷら、すき焼き、ラーメン、とんかつ・・・。

どれもご馳走ですね!
これらが今日の晩ごはんならば、テンションも上がります。

とはいえ、どれも朝から食べるものではなさそうですよね(^^;)

朝ご飯と言えば、味噌汁、鮭の切り身、納豆、玉子かけご飯・・・。
でも、日本の朝ご飯の定番、外国の方は食べるのでしょうか?

噂によると、生玉子だけは、絶対に食べないという方が多いようです。

ということは、玉子かけご飯は・・・。

でも、それが本当の日本の朝ご飯。
日本にいなければ味わえない美味しさなのでしょうね。

さて、そんな本当の家庭料理。
外国にもそんな私達が知らない家庭料理、あるのではないでしょうか。
(大きな火力が必要なのでは・・・と思われる中国料理も、家庭では普通のコンロで作っていますものね。)

インドにも、日本人が知らない家庭料理があります。
そんな、西インドの家庭料理がいただけるお店が、東京の西葛西にあると聞き、行って来ました。

東西線の西葛西駅の北口を出て、歩くこと5分ほど。

左側にある団地の1階に、お店が並びます。
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そんな中の一軒、今回の目的地、“印度家庭料理 レカ”さんはあります。
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入口からして、いい感じの雰囲気です。

お伺いしたのは、土曜日のお昼前。
ゆったりと時間が流れているような感じの店内に入り、カウンター席に座らせていただきます。

すると、オーナーと思われる男性の方が、お冷やとメニューを持って来てくださいます。

ちょっと前、ネットを見ていて、このお店の存在を知り、すごく気になっていたのです。

店内には、こんなそそられるポスターも。
             レカ
                                インド人が毎日食べる食事はこんな味だった!
                                 今まで日本で食べたのはなんだったんだろう?


           レカ
                        ビリャニはこうだったんだ!  知らなかった!
                最高級の米を使い、圧力をかけて3時間も炊き込んだ本格的なビリャニは美味いぜ!


これを見てると、すごく食べたくなりますよね!
カレーとチャパティ、ビリャニがセットになったもの。
そういえば、メニューにもありました。
レカ レカ レカ レカ

こんな感じでメニューには、今まで見たこともなかったようなインドの家庭料理が並びます。

初めてなので、カレーとチャパティ、ビリャニがセットになった、スペシャルセット・・・。
を通常ならばお願いするかと思うのですが、ちょっと気になったものがあったので、そちらをお願いしました。

店内は、インドの音楽が流れ、インドの民族的な装飾が施され、ちょっと薄暗いような感じ・・・。
でな全然無く、明るくフレンドリーな雰囲気。
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カウンターの上には、スパイスの小瓶が置かれてたりする以外は、何ら日本の食堂と変わらないような・・・。
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店内は、カウンター席が3つと、2人掛けテーブルが4つに、4人掛けテーブルが2つ。
あ、テラス席(ま、外にテーブルがあるだけなのですが(^^;))もあったかなぁ・・・。

私がお店に着いたときは、カウンター席に1人お客さんがいただけでしたが、お昼の時間が近づくにつれ、一組、また一組とお客さんが増えてきました。
けっこう、知る人ぞ知るお店のようですね。

そんな感じで、店内やメニューを眺めていると、私が注文した、
「ミサル・パウ」が出来上がってきましたよ。
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屋台から洒落たレストランまで、どこでも食べられる西インドの美味しくて人気のあるレシピ。
「ミサル」は6種類以上の豆のカレー、「パウ」はパンの意味。
軽食またはランチとして食べられる。


ホント、こうやってみると、インド版のモーニングって感じですよね。

たくさんの豆が入ったカレー、「ミサル」。
これ、そのままいただいてもすごく美味しいです(^^)
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そして、サラダ。
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ドレッシングには、インドのカレー屋さんでお馴染みの赤いドレッシングがかけられています。

そして、「パウ」。
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どこからどうみても、食パンのトーストですね。
トースト型のナンかと思いましたが(思わないですね(^^;))、食パンです。
(ちなみに、インドの家庭では、普段ナンは食べずに、チャパティや食パンを食べるそうです。)

「よく混ぜて食べてくださいね。」とのこと。
混ぜると美味しいのは、スリランカカレーも、ピビンバも一緒ですね。


それでは早速いただきます。
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わ! 本当に美味しい(^^)(^^)
カレーの風味がいいし、味付けも本当に美味しいですよ。

そして、パンにつけていただきます。
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あ、本当に良く合いますね!
日本のカレーライスのルーをパンにつけて食べることは、子供の頃よくやりましたが、本格的なインドのカレーも食パンとの相性、すごくいいですよ!

そして、このカレーの中に入っている玉ネギがまたいい感じなのです。
玉ネギの辛味は少し感じるのですが、それがカレーの深みと出会うと、あら不思議!

辛味の中の甘味を感じる事が出来、その味わいは絶妙な感じで食パンと合ってくるのですよ。

孤独のグルメのような感じで表現すると、

“あ、美味い! でも辛い。 あ、辛味とカレーの旨味、食パンがすごく良く合うぞ!
これは、新しいカレーと玉ネギの食べ方を発見したぞ! 美味い、辛い、でも美味い、辛い、美味い!・・・”


そんな幸せのスパイラルが続くのですよ(^^)(^^)
これがたったの500円。
お値段も素晴らしい(^^)

「ミサル・パウ」があまりにも美味しかったので、思わずもう一品注文してしまいました。

サブダナ・キチュデです。
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これも、西インドではポピュラーな軽食のようで、日本では食べられるところ、あまりないのでは・・とのことです。

タピオカのカレー風炒めは西インドの朝食の中で子供の一番人気がある料理。
消化しやすいということで断食の日に欠かせない。
鉄分、カルシウム、繊維が豊富なタピオカは、インド・アーユルウェーダでは重要視される。(特に糖尿病患者の場合)。

これも初めて見る料理ですね。
では早速いただきます。
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最初、甘味を感じます。
そのあとから、スパイスの香り、味わいが順番にやってきて、口の中にスパイスの香りが広がってゆくのです。

そしてこれ、タピオカの食感がおもしろいですよ!

主人曰く、「これ、何が入ってるか、わかりますか? 当ててみてください!」

えっと。クミン、ジャガイモ、タピオカ、ココナッツ、コリアンダー・・・
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ここまではわかりました。
(このあと、全て教えてくださいましたが、みなさんは一度是非食べてみてください!)

これも500円。
本当にリーズナブルですね。

店主といろいろ話をしていると、味見にと、茄子のカレーも少し出してくださいました。
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これも、あっさりしながらも味わい深く美味しいのです(^^)(^^)

「これだけいろんな種類のカレーや料理があると、毎日食べても飽きないですね!」
「そうですけど、私はカレーよりも、和食が大好きなんですよ。」
と店主。

おもしろいです(^^;)。
ま、料理を作っているのは奥様ですから、それもいいですよね(^^;)

ずっと行きたかった、西葛西の“印度家庭料理レカ”さん。
想像していたよりも、ずっと美味しくて、店主をはじめお店の方も温かくて、居心地のすごくいいお店でした。

次回の東京出張時、再訪確定です!
次回は、ビリャニとチャパティ、いただきたいと思います。



【印度家庭料理 レカ】   
住所:東京都江戸川区西葛西3-22-6-110 小島団地内商店街 1F    MAP     
電話:03-5878-1896   
営業時間:11:30~14:30(LO) 17:30~21:30(LO)  (日曜日はランチタイムのみ) 
煙  草:店内禁煙(喫煙席は屋外のテラス席)
定休日:日曜日の夜と月曜日
駐 車 場:

お店のHPはコチラ

※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。

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