「みなさん、どうぞ前の方から詰めてお座りください。」

そうは言うものの、自由席であるセミナーや講習会などの席は、後ろのほうから詰まっていきますよね。

それと同時に、一番前の席もやはり人気が高いような気がします。

では、座席の位置と、どんなタイプの人が座るのか、ちょっとまとめてみましょう。

【一番前の真ん中の席】そのセミナーに対する意欲抜群で、何が何でも吸収して帰ってやろうという意気込み満々な人、
もしくはどんなセミナーでも、常に一番前に座る人。
(但し、講師が超人気者の場合は無条件でこの一関が一番に埋まります。)

【真ん中よりも少し前よりの席】
開場時間よりもちょっと遅れてきた人たちがこの位置に座ります。
そこそこ興味があって、やる気もそこそこの人。

【真ん中よりも少し後ろで、入口の近く】
実はこの位置の席の人気が一番高く、早々に埋まっているようなきがするのは私だけでしょうか^^;
目立たない位置・・・と思うには本人だけで、実は講師からは一番良く見えたりします^^;

【最後方から5列目までの出口に近い方の壁際】
寝る気満々の席ですね^^;
最初から、真面目に話を聞く気全くなし。
でも、興味が無いセミナーでなおかつ、受講が義務付けられてるやつって、この席が特等席になるんですよね^^;


この日は、そんな特等席(?)に座り、居眠りモード満タンで、講習会場に。
あ、居眠りモード満タンって言っても、わからないように実行に移すのが大人のマナー。
有名な彫刻のポーズの真似をして、静かに席に座ってました。
(彫刻家のオーギュスト・ロダンに感謝です^^;)

すると、ナマーモードにしていた携帯電話がポケットの中で振るえます。

そっと会場に外に出て、通話ボタンをプッシュ。
(こういう時も、特等席は便利ですね^^;)

「もしもし、さいちゃん、凄いの発見しましたよ! あの伝説のカレー
が復活してます。 しかも、場所は伝説の場所の2階で。」


いやぁ、ビックリしましたよ!
南森町の伝説のカレーと言えば、わかる人にわかると思います。
惜しまれながらも、2012年4月27日をもって閉店してしまった、“辛口料理ハチ”
その後、ハチの後継者か思われる人が店を受け継いだように思われましたが、中々あの味は再現することが出来なかったようです。

在りし日のハチのカレーのルーを、自宅の冷凍庫に入れて保存していたのですが、今はもうなく、永遠にあの味わいとはお別れ・・・。

そう思っていたところ、友人から思わず朗報が!
彼いわく、「全く同じとは言われへんかもしれへんけど、9割以上一緒やわ!」
とのこと。

今のところ、営業日は水曜日と木曜日のみ(木曜日は別の場所で)。
そして、友人はカレーを食べ終わってすぐに私に電話をくれたのです。

彼も、その後出現したお店の味には、全く納得していなかった人のひとり。
(彼はかなりの熱烈な“ハチラー”のひとりでした。)
そんな彼がそこまで言うのです。
これは、わざわざ食べに行く価値充分にありかと・・・。

というわけで、急遽この日のランチは決定。
地下鉄を南森町駅で降りて、天神橋筋商店街を南へ歩いてゆきます。


ところで、“ハチ”に2階ってあったのかぁ・・・・。

そう思って歩いていると、ローソンのむかえ側のビルのところに、目印を見つけました。
        (そう、あのローソンです。わかりますよね?)
あいまい あいまい

階段のところにも、“南森町あのカレー”そして、“激辛”の文字も。

ワクワクする気持ちを抑え、階段を上って2階へ。
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「営業中」の札と、唐辛子で作ったリース(ハチにもありましたよね)、メニューボードがなければ、そこがカレーのお店だとは誰も気が付かないのでは。
                          あいまい

扉を開けて、店内へ入ると、4名のお客さんが。
おそらくみなさん、ハチラーの方たちだと思います。

カウンター席に座り、店主の方に早速話しかけます。

「友人に聞いて来ました、感動してましたよ、あの味にまた会えたって。」

もちろん、私と店主は初対面。
でも、自然にそんな言葉が出たのも、在りし日の「辛口料理ハチ」の味を知ってる物同士だからではないでしょうか。

ハチの場合は、黙って座ると、大盛りの激辛カレーが無条件で出てきましたが、こちらのお店では、ちょっとアレンジも出来るようです。

因みにメニューはこんな感じです。
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南森町あのカレー  900円
あいまいカレー  900円
玉子トッピング  50円
大盛り無料です。


あ、遅れましたがお店の名前は“あいまい”さん。
毎週水曜日の11:30〜14:00までと、夕方18:30から売り切れまでの営業だそうです。

「すみません、あのカレー、お願いします。 ご飯少なめで」
(ついつい、「ご飯少なめで」って言っちゃうのですよね^^;)

南森町のあのカレー
『南森町にあった伝説のお店のカレーをもう一度食べたい!!』
あるファンが試行錯誤の末、2年をかけて完成させたカレーです。
全く同じ味と言うわけにはいきませんが、懐かしい味なのでは??
ということで・・・
あの味をご存じの方や知らない皆様にも召し上がって
いただきたく、当店で販売することになりました。
スパイシーで癖になるあの味をご堪能くださいませ。

                          あいまい

現在のところ、あのカレーを食べられるのは、水曜日はこちら“あいまい”さんで、
木曜日は、“登龍門”というもつ鍋のお店で、12:00から14:00の2時間だけだそうです。

あ、出来上がってきましたよ。
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白くて丸いお皿に、たっぷりのルー。
ご飯少なめでお願いしたので、ルーがたっぷりの状態になっていますよね。
色合いは、ハチのカレーよりもちょっと濃い感じがしますね。
大きな肉の塊ものっかっていて、嬉しさもMAXに達します。
                      
では、早速いただきましょう。
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あ・・・・これ・・・そう、この味わい!
そうですよ、この味、この辛さ、このとろみ、この香り!
たしかに100%同じとは言いませんが、90%以上同じ味わいであることは間違いないと思いますよ(^^)(^^)(^^)

以前ほど、爆発的に大量の肉は入っていませんが、肉も塊のものがゴロゴロと。
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この味わいもまた懐かしい(^^)(^^)
刺激的な辛さの中にあるオアシス的な存在の肉。
もう逃げ場はそこにしかないのです^^;

逃げ場に見えて、そんなに辛さを和らげる効果のない人参のピクルスも健在です。
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もうね、懐かしさと美味しさ、辛さで汗が噴き出してきますよ^^;^^;

ご飯もきっちりカレーに合うように固めに炊かれていて嬉しいですね。
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ただ、おかわり自由のカレーポットの姿はありません。
店主に聞くと、

40度から50度位でカレーには雑菌が繁殖するので、危険だからポットは置けないのだとか。
その代わり、言えば追加のルーをかけてくださるそうですよ。


久しぶりのハチのカレーの味わい。
後半は汗まみれになりながらも、大満足で完食。
あの味わいにまた会えるなんてもってなかったので、大満足です。

そして、こちらのお店に集まるのは、在りし日のハチのファンの方たち。
そう、みなさんハチラーなのです。

ですので、カレーを食べ終わってもしばらくハチの話題で盛り上がり、すごく居心地が良かったですよ(^^)



“辛口料理ハチ”ファンのみなさん、週に2日だけの営業で、ハードルが少々高いけれど、是非食べに行ってみてください。
「あ、これだよ、これ(^^)」
そんな言葉が自然と出てくること間違いないと思いますよ!

ただ、ここのカレーの辛さは、ちょっとだけ辛いのが得意程度で手を出すと、ちょっとエライ目に合うかもしれませんが^^;

もし、お店で完食する自身がない方は、お持ち帰りのルーを購入されることをオススメします。
(お持ち帰りのルーは、700円ですよ。)

南森町のあのカレー、本当にあのカレーに近いですよ、今度こそは(^^)





【あいまい】   
住所:大阪市北区天神橋2−2−28 永井ビル2F   MAP     
電話:非公開   
営業時間:11:30~14:00 18:00~売り切れまで  
煙  草:
定休日:月・火・木・金・土・日(水曜日のみ営業)
駐車場:なし(近隣に駐車場あり)      

【登龍門】   
住所:大阪市北区天神橋4−2−19   MAP     
電話:   
営業時間:12:00〜14:00 
煙  草:
定休日:月・火・水・金・土・日(木曜日のみ営業)
駐車場:なし(近隣に駐車場あり)      

※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。

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