「たい焼き」って、何でたい焼きになったのでしょうね?

そんなこと、先日「たい焼き」を売ってるお店の前を通りかかって思ったりしました。

今川焼き(回転焼き)と同じような生地を焼いて、中にはあんこ。
(最近では、カスタードクリームってこともおありますが)

記事に鯛のすり身が練り込んであるのか、それともあんこに鯛のエキスが染み込ませてあるのか・・・。
そんなことは全くなく(もし、そうならば美味しくないでしょうね^^;)、「鯛」とつながってるのは、その外観だけ。

そして、たい焼きにも、“天然”“養殖”があるのだとか・・・。

たい焼きの「焼き型」には、1匹ずつ焼き上げる型と、複数匹を一度に焼き上げる型の2種類があり、
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たい焼きの味にこだわる人々の中には前者で焼いた鯛焼きを「天然物」・「一本焼き」、
後者を「養殖物」などと呼び、違いを明確にする場合がある。

へぇ・・・
それは知らなかった。
天然も養殖も、出来上がったものは一緒なのでは。

そう言うと、こんな反論が。

天然物と養殖物は焼き方の違いにより、皮の焼き上がりが異なり、火の通り方によって味も違う。

のだとか・・・。
たかがたい焼き、されどたい焼き。
奥が深いですね。

さて、奥が深いといえば、先日お誘いいただいた島之内にある、
“ぶいはち 中尾”さん。

「さいちゃん、18:30から予約してるので、そのちょっと前くらいの時間に、お店の前に来てください。 それから、みんなで入店しましょう。」

そんな感じでご案内いただき、お店の前に到着です。
              
ふつう、“お店の前で待ち合わせ”なんてしなくて、最寄りの駅で待ち合わせか、
お店の中で待ち合わせになりますよね。

でも、“お店の前で待ち合わせ”には、理由があるのです。
           ぶいはち中尾

写真ではわかりにくいかもしれませんが、こちらのお店の扉には、取っ手がないのです。

扉の横にある、インターホンを鳴らして、予約名を告げ、中から開けてもらわなくてはならないのです。

そんな感じで、全員揃って入店。

「こんばんは、よろしくお願いします。」

店内は、カウンター席が8席ほどと、2人掛けのテーブル席が一つ。
結構ゆったりしていて、居心地いい感じですよ。

まずは、ヱビスビールで乾杯!
ちょっと特別なビールで、気持ちも高揚してきますよ(^^)

こちらでは、料理はおまかせのみ。
ま、それを楽しみに来ているのですが(^^)

最初の料理は、新秋刀魚の二見焼き。
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美味しい新秋刀魚と、温かい椀もので、先ずは体を温めて、万全の状態で、美味しいものにのぞみます。

そして、鯛のにぎり。
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いい感じに口の中でシャリがくずれてゆきます(^^)(^^)
食べる快感とはこのことか。

やはりこういうお店では、ビールは最初の1杯だけ。
ここからは日本酒をいただきましょう。
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いただいたのは、土佐の酒、亀泉の純米吟醸。
今宵の宴のはじまりです(^^)

次の料理は、こんな感じで、ちょっと楽しそう(^^)
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こちらは、海老を出汁で炊いて、トムヤムクン風にしたもの。
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これがまた、和食なのに、トムヤムクンという不思議な美味しさなのです。
こういうさりげない技が連発しますよ、楽しくってもう(^^)(^^)
                       
ウニと鯛。 3dacf76c.jpg

     

鯛の酒盗。  ced7498b.jpg



そして、鯛の皮も、凄く上品な味わいなのです。
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お酒がすすんでしまうのも仕方ないですよね(^^;)
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こちらは、レンコン、トマト、ネギ、キノコなどをふんだんに使って、炊きあげたもの。
             ぶいはち中尾

それぞれの旨味がしみ出していて、いくらでも食べられそうですよ、これ(^^)(^^)

そして、毛ガニ。
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旨味がたっぷりで、ジュレとすごく良く合うのですよ。

毛ガニは北海道が名物だけど、酒は鳥取の鷹勇、強力で。
                       ぶいはち中尾

グラスもお洒落ですよね(^^)

そして、ココットの蓋を開けてみると・・・。
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しらすの旨味、卵のとろけ具合、そしてそれらをかき混ぜていただくと至福の時が訪れますよ(^^)(^^)

おもむろに登場したこれ、何だと思いますか?
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木の船に、ソースとマヨネーズと青のりに紅生姜。
そう! 大阪名物のたこ焼き・・・・
ではなく、これは白子のたこ焼き風。

見た目に楽しい、食べてビックリ! これがものすごく美味しい(^^)(^^)(^^)
こんな演出もまた、嬉しいですよね。

そして、酒泥棒のからすみ大根。
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それにしても、贅沢です(^^)

メインは、鰻か牛肉かを選べたので、鰻をお願いしました。

これで出来上がりかな・・・
そう思った器の上に、煮えたぎった油をかけていただきます。
ジュワァァァ・・・という音と共に、ものすごく良い香りが立ち上がります(^^)(^^)
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これは、赤ワインと合わせていただきましょう。
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皮目のパリッとした食感と、フワフワの身がたまりません(^^)(^^)


アスパラでちょっとリセットさせていただき、
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ちょっと珍しいジャパニーズウイスキー“岩井トラディッション”のハイボールを。
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このウイスキー、ものすごく美味しいですよ(^^)(^^)

そして、〆はこんな感じでみんな違う器で作っていただく、
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梅茶漬けです。
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お店の雰囲気、大将の人柄、料理。
どれを取っても大満足させていただきました(^^)(^^)

入口のドアに取っ手が無く、ノンアポでお店に行くことはまず無理・・・。
そういう情報を聞いていたので、どんな気むずかしいお店かと思いましたが、全くそんな心配は無用で、
すごくリラックスして楽しませていただきました。

こちらのお店、必ずまた、お伺いさせていただきたいです。




【ぶいはち中尾】   
住所:大阪市中央区島之内2丁目13-9 第一右田ビル102号    MAP     
電話:06-6213-1563   
営業時間:お問い合わせください。
煙  草:
定休日:
駐 車 場:なし(近隣に駐車場あり)      


※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。

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