あっという間に大晦日。
毎年そんなことを感じてしまいます。
大晦日といえば、みなさん年越しそばは召し上がりますでしょうか?
蕎麦屋さんに行って食べる人、蕎麦を買ってきて家で作って食べる人、
蕎麦はダメなので、うどんを年越しに食べる人、蕎麦は蕎麦でも中華そばを食べる人・・・
いろんな形の年越しそば、楽しんでいらっしゃいますでしょうか。
さて、そもそも年越しそばって何なんだろう・・・。
そばは他の麺類と比べて切れやすい事から「今年一年の厄を断ち切る」という意味で、
江戸時代から大晦日の夜に食べる風習が生まれたとされています。
(ここでは、コシの強い切れにくい蕎麦は? なんてことはいっちゃダメよ^^;)
なるほど・・・。
そんな感じで、一年のけじめみたいな形だったのですね。
他にも、
蕎麦は細く長いことから延命・長寿を願って。
ソバは風雨に叩かれてもその後の晴天で日光を浴びると元気になる事から健康の縁起を担ぐため。
蕎麦が五臓の毒を取ると信じられていたことに由来。
蕎麦が切れやすいことから、一年間の苦労や借金を切り捨て翌年に持ち越さないよう願って。
家族の縁が長く続くようにとの意味・・・。
いろんな由来があるようですね。
さて、みなさんはどんな願いを込めて、どのようなタイミングでどんな蕎麦を召し上がるのでしょうか?
さて、蕎麦といえば先日、山陰の小京都、出石に行ってきました。

毎年、新そばの季節になると一度は足が向いて行ってしまいます。
もちろん、目的の1つは出石名物の「皿そば」。
ここ出石の町には、40軒をこえる皿そばのお店があると言われています。
これまでに行った皿そばのお店は、
よしむら、南枝、家老、左近、彩蕎子、入佐屋、近又、大名、花水木・・・。
その中でも、何軒かのお気に入りのお店を見つけました。
その中の1軒に、この日も行こうとしたのですが、お店の前には長蛇の列。
“えぇ・・・これはちょっとスゴイなぁ。この前テレビに出た影響かぁ・・・”
並んでいると、1時間上は掛かりそうだったので、この日はちょっと新規開拓に。
出石の皿そばのお店、どのお店も基本は同じような皿そばを出すのですが、お店によって、
出てくる蕎麦の感じもつゆの味わいも違うから、巡ってみても楽しいのです。
しばし街を歩いていると、ちょっと気になるオーラを放ったお店を・・・。

外観は昔からある感じの蕎麦屋さん。
でも、入り口にかかる暖簾の綺麗さと「新そば」のポスターに目が釘付け!
古い外観とあたらし暖簾、この組み合わせに心惹かれたのかもしれません。

お店の名前は、“古都”。
そう言えば、ここ出石も「古都」と呼ばれる街だったのですよね。
入り口を入って、靴を脱ぎ座敷に案內していただきます。
座敷に大きな座卓が4卓。
家族連れやグループでの利用には嬉しいですね。
私達もそのうちの1つに座ります。

皿そば1人前は、5皿に蕎麦つゆ、ネギ、とろろ、生卵が付いて800円。
これに、追加一皿が120円で、最初に「◯枚下さい。」なんて感じで注文します。
かけそばや月見そばなどもメニューに有りますが、ここでそれを注文する人、いるのかなぁ^^;


因みに、私達は5人で60枚お願いしました。(ちょっとしたイベントですね。)
大きなお座敷に大きめの座卓が並び、まるでちょっとした民宿での食事の風景のようです。
隣のお客さんのところにも追加の蕎麦が出てきてますね。
みなさん、たくさん召し上がっていますよ!
そんな感じで、座敷の中は皿そばムード満タン。
そんな中で私たちのところにも、蕎麦つゆと薬味のネギ、玉子がやって来ました。

そして、まもなく皿そばも登場。

小皿に一口分の蕎麦が盛られてそれがいくつも出てきます。
打ちたて、湯がきたての蕎麦で、しかも新そば!
それでは早速いただきます。
おぉ、いい香りですね^^
そして、のどごしもいい感じですよ。
次は蕎麦つゆに少しつけていただきましょう。
あ、美味い!
美味しいですね、ここ。
偶然に入ってみたお店で美味しかったらすごくうれしくなってきます。
蕎麦をそのまま、つゆに少しで、蕎麦の味わいを楽しんだ後は、薬味を加えてどんどん楽しみましょう。

出石の皿蕎麦は、ネギの他にも、生玉子、とろろも付いていて、いろんな楽しみ方ができるので、結構飽きることなくたくさん食べられるのです。
蕎麦の追加もどんどんやってきます。
それにしても、子供の食べっぷりはスゴイですよ。
あっという間に10皿が目の前に。

私も負けていられません!
そんな感じで、5人で60皿を完食。
大満足でちょっと贅沢なそばランチを堪能させていただきました。
2014年の大晦日、みなさんはどんな年越しそばをお楽しみですか?
この一年も「美食磁石〜関西中心の美味探求〜」にお越しいただき、ありがとうございました。
また来年も、いろんな情報を発信させていただきますので、よろしくお願いします。
【古都】
住所:兵庫県豊岡市出石町宵田7 MAP
電話:0796-52-2224
営業時間:10:30-18:00
煙 草:
定休日:木曜日
駐車場:なし(近隣に駐車場あり)
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。

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毎年そんなことを感じてしまいます。
大晦日といえば、みなさん年越しそばは召し上がりますでしょうか?
蕎麦屋さんに行って食べる人、蕎麦を買ってきて家で作って食べる人、
蕎麦はダメなので、うどんを年越しに食べる人、蕎麦は蕎麦でも中華そばを食べる人・・・
いろんな形の年越しそば、楽しんでいらっしゃいますでしょうか。
さて、そもそも年越しそばって何なんだろう・・・。
そばは他の麺類と比べて切れやすい事から「今年一年の厄を断ち切る」という意味で、
江戸時代から大晦日の夜に食べる風習が生まれたとされています。
(ここでは、コシの強い切れにくい蕎麦は? なんてことはいっちゃダメよ^^;)
なるほど・・・。
そんな感じで、一年のけじめみたいな形だったのですね。
他にも、
蕎麦は細く長いことから延命・長寿を願って。
ソバは風雨に叩かれてもその後の晴天で日光を浴びると元気になる事から健康の縁起を担ぐため。
蕎麦が五臓の毒を取ると信じられていたことに由来。
蕎麦が切れやすいことから、一年間の苦労や借金を切り捨て翌年に持ち越さないよう願って。
家族の縁が長く続くようにとの意味・・・。
いろんな由来があるようですね。
さて、みなさんはどんな願いを込めて、どのようなタイミングでどんな蕎麦を召し上がるのでしょうか?
さて、蕎麦といえば先日、山陰の小京都、出石に行ってきました。


毎年、新そばの季節になると一度は足が向いて行ってしまいます。
もちろん、目的の1つは出石名物の「皿そば」。
ここ出石の町には、40軒をこえる皿そばのお店があると言われています。
これまでに行った皿そばのお店は、
よしむら、南枝、家老、左近、彩蕎子、入佐屋、近又、大名、花水木・・・。
その中でも、何軒かのお気に入りのお店を見つけました。
その中の1軒に、この日も行こうとしたのですが、お店の前には長蛇の列。
“えぇ・・・これはちょっとスゴイなぁ。この前テレビに出た影響かぁ・・・”
並んでいると、1時間上は掛かりそうだったので、この日はちょっと新規開拓に。
出石の皿そばのお店、どのお店も基本は同じような皿そばを出すのですが、お店によって、
出てくる蕎麦の感じもつゆの味わいも違うから、巡ってみても楽しいのです。
しばし街を歩いていると、ちょっと気になるオーラを放ったお店を・・・。

外観は昔からある感じの蕎麦屋さん。
でも、入り口にかかる暖簾の綺麗さと「新そば」のポスターに目が釘付け!
古い外観とあたらし暖簾、この組み合わせに心惹かれたのかもしれません。

お店の名前は、“古都”。
そう言えば、ここ出石も「古都」と呼ばれる街だったのですよね。
入り口を入って、靴を脱ぎ座敷に案內していただきます。
座敷に大きな座卓が4卓。
家族連れやグループでの利用には嬉しいですね。
私達もそのうちの1つに座ります。


皿そば1人前は、5皿に蕎麦つゆ、ネギ、とろろ、生卵が付いて800円。
これに、追加一皿が120円で、最初に「◯枚下さい。」なんて感じで注文します。
かけそばや月見そばなどもメニューに有りますが、ここでそれを注文する人、いるのかなぁ^^;


因みに、私達は5人で60枚お願いしました。(ちょっとしたイベントですね。)
大きなお座敷に大きめの座卓が並び、まるでちょっとした民宿での食事の風景のようです。
隣のお客さんのところにも追加の蕎麦が出てきてますね。
みなさん、たくさん召し上がっていますよ!
そんな感じで、座敷の中は皿そばムード満タン。
そんな中で私たちのところにも、蕎麦つゆと薬味のネギ、玉子がやって来ました。

そして、まもなく皿そばも登場。

小皿に一口分の蕎麦が盛られてそれがいくつも出てきます。
打ちたて、湯がきたての蕎麦で、しかも新そば!
それでは早速いただきます。
おぉ、いい香りですね^^
そして、のどごしもいい感じですよ。
次は蕎麦つゆに少しつけていただきましょう。
あ、美味い!
美味しいですね、ここ。
偶然に入ってみたお店で美味しかったらすごくうれしくなってきます。
蕎麦をそのまま、つゆに少しで、蕎麦の味わいを楽しんだ後は、薬味を加えてどんどん楽しみましょう。

出石の皿蕎麦は、ネギの他にも、生玉子、とろろも付いていて、いろんな楽しみ方ができるので、結構飽きることなくたくさん食べられるのです。
蕎麦の追加もどんどんやってきます。
それにしても、子供の食べっぷりはスゴイですよ。
あっという間に10皿が目の前に。

私も負けていられません!
そんな感じで、5人で60皿を完食。
大満足でちょっと贅沢なそばランチを堪能させていただきました。
2014年の大晦日、みなさんはどんな年越しそばをお楽しみですか?
この一年も「美食磁石〜関西中心の美味探求〜」にお越しいただき、ありがとうございました。
また来年も、いろんな情報を発信させていただきますので、よろしくお願いします。
【古都】
住所:兵庫県豊岡市出石町宵田7 MAP
電話:0796-52-2224
営業時間:10:30-18:00
煙 草:
定休日:木曜日
駐車場:なし(近隣に駐車場あり)
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。

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コメント
コメント一覧 (2)
昨年は、さいちゃんさんとも再会出来、とっても嬉しかったです。
今年も美味しいもの、またご一緒出来ましたら幸甚に存じまする。
今年も何卒どうぞ宜しくお願いいたします。
あけましておめでとうございます。
いつもありがとうございます。
コメントを頂き、美味しい物探求の励みになっています(^^)
今年もまた、是非ご一緒くださいね!
よろしくお願いします(^^)