みなさん、「黒玉子」ってご存知でしょうか?
イカスミとか、そんなんではなく、本当に真っ黒なんです(^^;)
とはいっても、一皮むけば、真っ白。
安心して美味しくいただく事が出来ます(^^)

この黒玉子を買うことが出来るのは、箱根の大涌谷にあります。
いえ、正確には、大涌谷にしか売っていないそうです。
この黒玉子、食べると7年寿命が延びるとか、普通のゆで玉子よりも美味しいとかで、大人気のようです。
(お湯で作ったゆで卵と比較して、うまみ成分が20%ほど高いのだとか)
さて、そんな黒玉子、GWの頃は、箱根大涌谷付近が立ち入り禁止になり、どうなってしまうのかと思いましたが、今では大丈夫なようですね。
見た目にもインパクトがあって、美味しいとなると、一度は食べてみたいと思いませんか。
かといって、箱根は関西からはちょっと遠いですよね・・・。
大型連休か、夏休みにでも行ければ行ってみたいものです。
さて、箱根は無理でも、彦根ならばちょっと足をのばせば日帰りで気軽に行くことが出来ますよ。
国宝の彦根城、見に行ってみませんか。
そんな国宝 彦根城から彦根駅に向かう道を一本入ったところに、今回の目的地があります。
えっと、確かこの辺りかと・・・。
あ、ありました。

この日にお伺いしたのは、釜あげうどんとそばのお店、“松吉”さん。

お店の外側は全て扉になっていて、どこからでも店内に入ることが出来ますよ。
扉を開けて、店内に入りカウンター席に座ります。
前情報で、だいたいのメニューは知っていますが、それでも改めて壁に貼ってあるメニューを確認します。

そばとうどんがあり、それぞれ熱いのと冷たいのを選ぶことが出来ます。
そして、こちらのお店の特徴の一つは、そばとうどん、両方を注文すると、ちょっとだけ安くしてもらえるのです。
さて、注文が決定して、「すみませ~ん・・・」とお店の方を呼びたくなる気持ちはわかりますが、こちらのお店でそれをしてはいけません。
“お願い 御註文は、お茶をお出しした時 お願いします。”

店主は、麺を茹でるのに集中しているので、その間は話しかけてはいけないのです。
とはいえ、すぐにお茶をもって、注文を聞いて下さるので大丈夫ですよ。
この日の注文は、釜あげうどんの(大)と、ざるそばの(小)を。
二品なので、100円引きでいただく事が出来ます。
(最初から二品注文しておかないと、割引にはなりませんよ。)
店内は、コの字のカウンター席のみで、17~18席。
私の先に、3名のお客さんがいらっしゃいます。
外から見てもわかるように、外側に面した所はみんな出入り口。
ですので、ピークタイムの満席近い状態では、どの入口を開ければ空席があるか、ちょっとくじ引きのようでもあります。
この日は、まだちょっと早めの時間帯だったので、店内は比較的落ち着いていて、私の注文は大将が取ってくださったほどでした。
しばらくすると、薬味が入ったバットとそばつゆ、生玉子が出されました。


そして、それに続くようにざるそばが先に提供されます。

スタンダードな感じのざるそばですが、逆にその方が落ち着く感じがしますね。
では、そばつゆに、生玉子と薬味のネギ、そして生姜を入れて、
たっぷりとつゆの中にそばをつけていただきます。

あ、これ結構イケる(^^)
わさびではなく、生姜でそばを食べたのも初めてですが、これはこれでOKだと思います。
そばの香りを楽しみ、最初は塩で、そしてそばつゆのみで、最後に薬味と共に、そばはつゆにつけすぎないように・・・
というような、必要はありません。
たっぷりとつゆにつけて、いっちゃって下さい(^^)
それが最高に美味いんだから。
感覚としては、釜あげうどんの前菜代わりに、ざるそば・・・そんな感じでしょうか。
さて、ざるそばの(小)をあっという間に完食させていただき、しばしの余韻に浸っていると、
本日のメインイベント(?)、釜あげうどんの(大)が出来上がってきました。

まずは、うどんだけいただいてみましょう。

太く、平打ちのうどんは、まるできしめんのよう。
そして、コシもしっかりとありますよ。
そばつゆとは違い、ちゃんと、うどん用に用意された出汁。
まずは出汁をいただいてみましょうか。
意外にも、出汁の温度は高くない。
むしろ、「ぬるい」と言った方がピンと来るような感じです。
それでは・・・。
おぉ、これはかなりパンチがありますよ。
これまで、そばつゆの方は、そばの香りに負けないように、強く。
釜あげうどんの出汁の方は、そのままでも飲めるくらいにマイルド。
そう思っていましたが、こちらのう釜あげうどんの出汁は違います。
強いのですよ。
これは関西にはないタイプの出汁ですね。
かといって、しょっぱいのとは違う。
強いていえば、これ以上濃くなればしょっぱくなるギリギリのところ。
オンリーワンな味わいです。
それでは、うどんを出汁につけていただきましょう。

うわぁ、これはスゴイ!
うどん自体の旨味がこの出汁と出会うことによって、何倍にも跳ね上がります。
これは見事ですね。
そして、ネギと生姜の薬味も入れて、楽しみましょう。

ここに、熱々のうどんを入れていただきます。

おぉ、薬味でアクセントが付き、先ほどの何倍も旨味が上がります。
これはちょっとクセになりそうですね。
最初はぬるめに感じた出汁も、うどんの熱さで温度が上がり、ちょうどい感じになってきます。
これは、冷たい麺と熱いつけ汁でいただく、つけ麺の逆転の発想ですね。
つけ麺のつけ汁がぬるくなるのはちょっと残念な気がしますが、
この釜あげうどんの出汁に関しては、だんだん良くなってくる。
こんなところも計算されているのでしょうか。
そして、平打ち麺なので、うどんに出汁も絡みやすく、本当に安定した美味さを楽しく事が出来ますよ。
そんな感じで、気がつけば完食。そのタイミングを見計らって、蕎麦湯を出していただきます。

(本当は、徳利を持って注いでいるところの写真を撮りたかったのですが、徳利が熱くって(^^;))
もちろん、そばつゆ、釜あげうどんの出汁、両方とも楽しませていただきました。
心地良いコシと、なめらかな食感の平打ち麺をかえしの効いた出汁で楽しむ釜あげうどん。
少々ローカルルールがあって、彦根まで行かなければいけませんが、こんな味わいの釜あげうどんは他では楽しむことが出来ないと思います。
国宝 彦根城を楽しみがてら、お出かけになってみませんか。
出かける価値ありかと思いますよ。
【松吉】
住所:滋賀県彦根市立花町2-37 MAP
電話:0749-26-4991
営業時間:11:30~20:00
煙 草:
定休日:木曜日
駐 車 場:あり(4~5台分)
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。

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イカスミとか、そんなんではなく、本当に真っ黒なんです(^^;)
とはいっても、一皮むけば、真っ白。
安心して美味しくいただく事が出来ます(^^)

この黒玉子を買うことが出来るのは、箱根の大涌谷にあります。
いえ、正確には、大涌谷にしか売っていないそうです。
この黒玉子、食べると7年寿命が延びるとか、普通のゆで玉子よりも美味しいとかで、大人気のようです。
(お湯で作ったゆで卵と比較して、うまみ成分が20%ほど高いのだとか)
さて、そんな黒玉子、GWの頃は、箱根大涌谷付近が立ち入り禁止になり、どうなってしまうのかと思いましたが、今では大丈夫なようですね。
見た目にもインパクトがあって、美味しいとなると、一度は食べてみたいと思いませんか。
かといって、箱根は関西からはちょっと遠いですよね・・・。
大型連休か、夏休みにでも行ければ行ってみたいものです。
さて、箱根は無理でも、彦根ならばちょっと足をのばせば日帰りで気軽に行くことが出来ますよ。
国宝の彦根城、見に行ってみませんか。
そんな国宝 彦根城から彦根駅に向かう道を一本入ったところに、今回の目的地があります。
えっと、確かこの辺りかと・・・。
あ、ありました。

この日にお伺いしたのは、釜あげうどんとそばのお店、“松吉”さん。

お店の外側は全て扉になっていて、どこからでも店内に入ることが出来ますよ。
扉を開けて、店内に入りカウンター席に座ります。
前情報で、だいたいのメニューは知っていますが、それでも改めて壁に貼ってあるメニューを確認します。

そばとうどんがあり、それぞれ熱いのと冷たいのを選ぶことが出来ます。
そして、こちらのお店の特徴の一つは、そばとうどん、両方を注文すると、ちょっとだけ安くしてもらえるのです。
さて、注文が決定して、「すみませ~ん・・・」とお店の方を呼びたくなる気持ちはわかりますが、こちらのお店でそれをしてはいけません。
“お願い 御註文は、お茶をお出しした時 お願いします。”

店主は、麺を茹でるのに集中しているので、その間は話しかけてはいけないのです。
とはいえ、すぐにお茶をもって、注文を聞いて下さるので大丈夫ですよ。
この日の注文は、釜あげうどんの(大)と、ざるそばの(小)を。
二品なので、100円引きでいただく事が出来ます。
(最初から二品注文しておかないと、割引にはなりませんよ。)
店内は、コの字のカウンター席のみで、17~18席。
私の先に、3名のお客さんがいらっしゃいます。
外から見てもわかるように、外側に面した所はみんな出入り口。
ですので、ピークタイムの満席近い状態では、どの入口を開ければ空席があるか、ちょっとくじ引きのようでもあります。
この日は、まだちょっと早めの時間帯だったので、店内は比較的落ち着いていて、私の注文は大将が取ってくださったほどでした。
しばらくすると、薬味が入ったバットとそばつゆ、生玉子が出されました。


そして、それに続くようにざるそばが先に提供されます。

スタンダードな感じのざるそばですが、逆にその方が落ち着く感じがしますね。
では、そばつゆに、生玉子と薬味のネギ、そして生姜を入れて、
たっぷりとつゆの中にそばをつけていただきます。

あ、これ結構イケる(^^)
わさびではなく、生姜でそばを食べたのも初めてですが、これはこれでOKだと思います。
そばの香りを楽しみ、最初は塩で、そしてそばつゆのみで、最後に薬味と共に、そばはつゆにつけすぎないように・・・
というような、必要はありません。
たっぷりとつゆにつけて、いっちゃって下さい(^^)
それが最高に美味いんだから。
感覚としては、釜あげうどんの前菜代わりに、ざるそば・・・そんな感じでしょうか。
さて、ざるそばの(小)をあっという間に完食させていただき、しばしの余韻に浸っていると、
本日のメインイベント(?)、釜あげうどんの(大)が出来上がってきました。

まずは、うどんだけいただいてみましょう。

太く、平打ちのうどんは、まるできしめんのよう。
そして、コシもしっかりとありますよ。
そばつゆとは違い、ちゃんと、うどん用に用意された出汁。
まずは出汁をいただいてみましょうか。
意外にも、出汁の温度は高くない。
むしろ、「ぬるい」と言った方がピンと来るような感じです。
それでは・・・。
おぉ、これはかなりパンチがありますよ。
これまで、そばつゆの方は、そばの香りに負けないように、強く。
釜あげうどんの出汁の方は、そのままでも飲めるくらいにマイルド。
そう思っていましたが、こちらのう釜あげうどんの出汁は違います。
強いのですよ。
これは関西にはないタイプの出汁ですね。
かといって、しょっぱいのとは違う。
強いていえば、これ以上濃くなればしょっぱくなるギリギリのところ。
オンリーワンな味わいです。
それでは、うどんを出汁につけていただきましょう。

うわぁ、これはスゴイ!
うどん自体の旨味がこの出汁と出会うことによって、何倍にも跳ね上がります。
これは見事ですね。
そして、ネギと生姜の薬味も入れて、楽しみましょう。

ここに、熱々のうどんを入れていただきます。

おぉ、薬味でアクセントが付き、先ほどの何倍も旨味が上がります。
これはちょっとクセになりそうですね。
最初はぬるめに感じた出汁も、うどんの熱さで温度が上がり、ちょうどい感じになってきます。
これは、冷たい麺と熱いつけ汁でいただく、つけ麺の逆転の発想ですね。
つけ麺のつけ汁がぬるくなるのはちょっと残念な気がしますが、
この釜あげうどんの出汁に関しては、だんだん良くなってくる。
こんなところも計算されているのでしょうか。
そして、平打ち麺なので、うどんに出汁も絡みやすく、本当に安定した美味さを楽しく事が出来ますよ。
そんな感じで、気がつけば完食。そのタイミングを見計らって、蕎麦湯を出していただきます。

(本当は、徳利を持って注いでいるところの写真を撮りたかったのですが、徳利が熱くって(^^;))
もちろん、そばつゆ、釜あげうどんの出汁、両方とも楽しませていただきました。
心地良いコシと、なめらかな食感の平打ち麺をかえしの効いた出汁で楽しむ釜あげうどん。
少々ローカルルールがあって、彦根まで行かなければいけませんが、こんな味わいの釜あげうどんは他では楽しむことが出来ないと思います。
国宝 彦根城を楽しみがてら、お出かけになってみませんか。
出かける価値ありかと思いますよ。
【松吉】
住所:滋賀県彦根市立花町2-37 MAP
電話:0749-26-4991
営業時間:11:30~20:00
煙 草:
定休日:木曜日
駐 車 場:あり(4~5台分)
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。

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