せめて英語で表記してくれたら・・・。
韓国に旅行に行った時にハングルだけの看板を見てそう思いました。
でも、日本も決して人のことは言えませんよね。
日本語には、ひらがな、カタカナ、漢字がある。
そして漢字には、同じような意味なのに、字が違ったりして・・・。
街と町、日と陽、楽しむと愉しむ、寿司と鮨と鮓。
そう、「すし」って3つも漢字がありますよね?
それはどんな意味があるのだろうか・・・。
最も古い表記は「鮓」で、元々は塩や糟などに漬けた魚や、発酵させた飯に魚を漬け込んだ保存食を意味した漢字だとのことで、
なれずし、鮒鮓などに用いられることが多いのだとか。
そして、「鮓」の次に古い表記は「鮨」で、中国では「魚の塩辛」を意味する漢字あのだとか。
「鮨」の漢字は、握り鮨、押し鮨、棒鮨など馴れずし以外のすしに使われ、江戸前系のすしに多く用いられる傾向にある。
では、寿司は・・・。
江戸時代に縁起担ぎで作られた当て字で、「寿を司る」の意味から、もしくは、賀寿の祝いの言葉の「寿詞」に由来するのだとか。
かっぱ巻き、いなり寿司、手巻き寿司、五目寿司など、ネタに魚を使わないすしには「鮨」や「鮓」の漢字は適していないが、
「寿司」は当て字であるため、ネタの種類を問わず使える。
また、すしの種類も問わず使えることや、縁起担ぎの意味もあり、現在、「寿司」が最も一般的な表記として使われている。
とのこと。
深いですね。
ちょっと意識して、寿司屋さんの屋号や看板を見てみなければ・・・。
そんなことを考えながらお伺いさせていただいたのは、福島にある、
“鮨 千陽”さん。
大阪環状線の福島駅を降り、南へ向かってすぐにある、人気のお店が並ぶ小さな通り。
週末だけではなく、夜になれば多くの人が行き交う人気の通りですね。
そんな中に、千陽さんはあります。
こちらのお店、ちょっと話題のお店なのです。
鮨職人といえば、一人前になって、カウンターに入りお客さんに鮨を握れるようになるまでは、かなり長い間修行をしなければならない・・・。
でもこちらのお店の職人さんは、どこかのお店で長い間修行をしてきたわけではないのです。
こちらのお店の店長をはじめ職人さんは、飲食人大学という学校の出身。
それでいて、開店してから11ヶ月で、ミシュランのビブグルマンに選ばれたというのだから素晴らしい!
しかも、こちらのお店、3,500円のコースと7,000円のコースのみという安さだから驚きなのです。
予約に時間になり、お店の方が出てきて迎えてくださいます。
では早速、私達も店内へ。
1階のカウンター席に座らせていただきます。
店内に入ると、とても3,500円でいただける鮨屋という雰囲気ではなく、白木のカウンターで高級感も漂っています。
飲食人大学・・・
なるほど、あれが卒業証書・・・かな?
カウンターの中の壁に飾ってありますよ。
先ずは生ビールで乾杯!
こちらでは、エビスの生ビールをいただくことが出来ますよ。
生ビールの他にも、いろいろと飲み物が揃えてあります。
メニューはこんな感じです。
ご覧のように、メニューは飲み物のみ。
それもそのはず、料理はおまかせだからなのです。
そんなことを考えていると、最初の料理、前菜が運ばれてきましたよ。
鯛の子、紋甲イカ、ソラ豆。
中々綺麗じゃないですか!
素材の味を活かした、薄味。
優しい感じですね。
さて、これからはビールではなく、お酒をいただきましょうか。
先ずは、新潟のお酒、吉野川の吟醸。
涼し気なガラスの酒器で提供してくださいます。
そして造り盛り。
丁寧に盛られています。
それでは早速いただきましょう。
(^^)(^^)
美味しいですね。
テンションも上り、お酒もすすんでしまいます。
次のお酒は、高知県の土佐しらぎく ぼっちり、特別純米です。
今度は桜色の酒器での提供。
こういうのも楽しいですね。
そして、ここから鮨のはじまりです。
先ずは、ハリイカ。
江戸前と名乗るだけあって、きっちり仕事してますね。
こんな感じで、江戸前の本格的なお鮨を楽しむことが出来ます。
江戸前の鮨屋にはムラサキがない・・・。
こちらのお店にも、ムラサキ(醤油)はカウンターの上にはありません。
すべてのお鮨が仕事された状態で提供されるのです。
づけには、辛子のアクセントがあって、これがけっこう美味しいのです。
ホタテの貝柱。
流石に、3,500円のコースでは、車海老は出ませんが、このブラックタイガーも中々のもの。
穴子も口の中でふわっと崩れ、とろけてゆきますよ(^^)
そして、鉄火巻。
味噌汁も玉ネギの甘みがいい感じで美味しいですよ。
〆には玉子焼きもいただき、大満足。
流石に、一流の人気店の味わい・・・
とはいえませんが、たった3,500円でこれだけ本格的な江戸前の鮨を味わえるのは、素晴らしいことだと思います。
江戸前の鮨とは何ぞや・・・。
是非一度体験しに来てみて下さい!
今度は是非、2階席で7,000円のコースも味わってみたいと思います。
【鮨 千陽】
住所:大阪市福島区福島5-12-14 MAP
電話:06-6450-8685
営業時間:【ランチ】11:00~ / 12:30~ ※1階のみで営業
【ディナー】 ■1階:17:00~ / 19:00~ / 21:00~
■2階:18:00~ / 20:30~
煙 草:完全禁煙
定休日:不定休
駐 車 場:なし(近隣に駐車場あり)
お店のHPはコチラ
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
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Mail: hitoshi.o.saichan@gmail.com
韓国に旅行に行った時にハングルだけの看板を見てそう思いました。
でも、日本も決して人のことは言えませんよね。
日本語には、ひらがな、カタカナ、漢字がある。
そして漢字には、同じような意味なのに、字が違ったりして・・・。
街と町、日と陽、楽しむと愉しむ、寿司と鮨と鮓。
そう、「すし」って3つも漢字がありますよね?
それはどんな意味があるのだろうか・・・。
最も古い表記は「鮓」で、元々は塩や糟などに漬けた魚や、発酵させた飯に魚を漬け込んだ保存食を意味した漢字だとのことで、
なれずし、鮒鮓などに用いられることが多いのだとか。
そして、「鮓」の次に古い表記は「鮨」で、中国では「魚の塩辛」を意味する漢字あのだとか。
「鮨」の漢字は、握り鮨、押し鮨、棒鮨など馴れずし以外のすしに使われ、江戸前系のすしに多く用いられる傾向にある。
では、寿司は・・・。
江戸時代に縁起担ぎで作られた当て字で、「寿を司る」の意味から、もしくは、賀寿の祝いの言葉の「寿詞」に由来するのだとか。
かっぱ巻き、いなり寿司、手巻き寿司、五目寿司など、ネタに魚を使わないすしには「鮨」や「鮓」の漢字は適していないが、
「寿司」は当て字であるため、ネタの種類を問わず使える。
また、すしの種類も問わず使えることや、縁起担ぎの意味もあり、現在、「寿司」が最も一般的な表記として使われている。
とのこと。
深いですね。
ちょっと意識して、寿司屋さんの屋号や看板を見てみなければ・・・。
そんなことを考えながらお伺いさせていただいたのは、福島にある、
“鮨 千陽”さん。
大阪環状線の福島駅を降り、南へ向かってすぐにある、人気のお店が並ぶ小さな通り。
週末だけではなく、夜になれば多くの人が行き交う人気の通りですね。
そんな中に、千陽さんはあります。
こちらのお店、ちょっと話題のお店なのです。
鮨職人といえば、一人前になって、カウンターに入りお客さんに鮨を握れるようになるまでは、かなり長い間修行をしなければならない・・・。
でもこちらのお店の職人さんは、どこかのお店で長い間修行をしてきたわけではないのです。
こちらのお店の店長をはじめ職人さんは、飲食人大学という学校の出身。
それでいて、開店してから11ヶ月で、ミシュランのビブグルマンに選ばれたというのだから素晴らしい!
しかも、こちらのお店、3,500円のコースと7,000円のコースのみという安さだから驚きなのです。
予約に時間になり、お店の方が出てきて迎えてくださいます。
では早速、私達も店内へ。
1階のカウンター席に座らせていただきます。
店内に入ると、とても3,500円でいただける鮨屋という雰囲気ではなく、白木のカウンターで高級感も漂っています。
飲食人大学・・・
なるほど、あれが卒業証書・・・かな?
カウンターの中の壁に飾ってありますよ。
先ずは生ビールで乾杯!
こちらでは、エビスの生ビールをいただくことが出来ますよ。
生ビールの他にも、いろいろと飲み物が揃えてあります。
メニューはこんな感じです。
ご覧のように、メニューは飲み物のみ。
それもそのはず、料理はおまかせだからなのです。
そんなことを考えていると、最初の料理、前菜が運ばれてきましたよ。
鯛の子、紋甲イカ、ソラ豆。
中々綺麗じゃないですか!
素材の味を活かした、薄味。
優しい感じですね。
さて、これからはビールではなく、お酒をいただきましょうか。
先ずは、新潟のお酒、吉野川の吟醸。
涼し気なガラスの酒器で提供してくださいます。
そして造り盛り。
丁寧に盛られています。
それでは早速いただきましょう。
(^^)(^^)
美味しいですね。
テンションも上り、お酒もすすんでしまいます。
次のお酒は、高知県の土佐しらぎく ぼっちり、特別純米です。
今度は桜色の酒器での提供。
こういうのも楽しいですね。
そして、ここから鮨のはじまりです。
先ずは、ハリイカ。
江戸前と名乗るだけあって、きっちり仕事してますね。
こんな感じで、江戸前の本格的なお鮨を楽しむことが出来ます。
江戸前の鮨屋にはムラサキがない・・・。
こちらのお店にも、ムラサキ(醤油)はカウンターの上にはありません。
すべてのお鮨が仕事された状態で提供されるのです。
づけには、辛子のアクセントがあって、これがけっこう美味しいのです。
ホタテの貝柱。
流石に、3,500円のコースでは、車海老は出ませんが、このブラックタイガーも中々のもの。
穴子も口の中でふわっと崩れ、とろけてゆきますよ(^^)
そして、鉄火巻。
味噌汁も玉ネギの甘みがいい感じで美味しいですよ。
〆には玉子焼きもいただき、大満足。
流石に、一流の人気店の味わい・・・
とはいえませんが、たった3,500円でこれだけ本格的な江戸前の鮨を味わえるのは、素晴らしいことだと思います。
江戸前の鮨とは何ぞや・・・。
是非一度体験しに来てみて下さい!
今度は是非、2階席で7,000円のコースも味わってみたいと思います。
【鮨 千陽】
住所:大阪市福島区福島5-12-14 MAP
電話:06-6450-8685
営業時間:【ランチ】11:00~ / 12:30~ ※1階のみで営業
【ディナー】 ■1階:17:00~ / 19:00~ / 21:00~
■2階:18:00~ / 20:30~
煙 草:完全禁煙
定休日:不定休
駐 車 場:なし(近隣に駐車場あり)
お店のHPはコチラ
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認して下さい。
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