旅の朝ごはん、それも旅館の朝ごはんってなんであんなに美味しいのでしょうか?

普段は1秒で多く布団の中で過ごしたい平日の朝。
それが、旅行に行くと何故か早起きしてしまう。

朝風呂にでも入って、ゆったりと朝ごはん。
炊きたてのご飯に干物を目の前で炙っていただく……

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想像以上に大きな一夜干しが炭火でじっくりと焼き上げられる。
居酒屋のメニューではなく、これがランチタイムから定食でいただけるお店を今回はご紹介させていただきます。

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札幌の時計台のすぐ近くにある“できたて屋”さんでは、
脂が乗った一夜干しを炭火で焼き上げて、艶々ごはんと一緒にいただくことが出来ます。

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干物とご飯がすごく美味しいと評判のこちらのお店のランチ。
欲張りにも3種類の干物が楽しめる『ごちそう三種定食』にするか、
好きな干物をじっくりと味わうべきなのかは悩ましいところ。

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どの定食も、ザンギ、刺身、花まる丼にかえてなどのカスタマイズが出来るのが嬉しい。
ちなみに『花まる丼』というのは…

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ねぎとろ、えび、鮭白子、数の子など具だくさんの海鮮丼。
そんなのが来た日には、昼間からお酒を注文してしまいそうになります。

『花まる丼』にするのは我慢して、ザンギを付けて『骨切り にしん定食』をお願いしました。

「ごはんは1杯のみですが、炊き込みご飯に変更できますが…」

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道産アスパラとバターの炊き込みご飯!
アスパラとバターの組み合わせを炊き込みご飯にしてしまうのか。
これは、食べてみないと想像できないなぁ…

「では、炊き込みご飯でお願いします!」

百聞は一食にしかず。
食べてみないとわからない。

「え、これで1人前?」 思わず二度見の一夜干し。
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炭火で焼いているのを見て、ある程度は予想できましたが、それを遥かに上回るボリューム。
仲間で居酒屋に行って、みんなでつまめて長持ちするもの…
そう言いながら注文する干物がこれくらいの大きさかもしれません。
それを一人で食べれる幸せとはどんなものなのか。

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『ザンギをつけて』でお願いしたら、子供の拳くらいの大きさのが付いてきた。
食べてみたらこれがかなりジューシィ!
お値打ちのプラス330円です。

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メインのにしんは、脂の乗り方が最高!

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ホロッと柔らかい身をそのまま食べたら、その瞬間に顔がほころぶこと間違いなし。
醤油をかけた大根おろしと一緒に食べてもたまらない美味しさです。
これは白いご飯と一緒に食べたら最高…
だとは思いますが、ここでは先ず、炊き込みご飯を味わってみてほしい。

アスパラの旨味を存分に引き出すバターの香り。
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もしも制限がなければ、永遠に食べ続けていたい。
バターの炊き込みご飯と言われても想像がつかなかったけれど、食べれば納得。
でも、決して洋風ではなく純然たる和風なのが良いのです。
ごはんも一粒一粒がきちんと立っていて、米自体が美味しい。
決してバターで誤魔化していないところが凄いのです。

あくまでも控えめ、でもキッチリとした旨味。
こういうのを月替り、または3日限定とかで出すというのだから目が離せないです。

更にこの後、だし茶漬けまでいただけるというのだから、満足どころの話ではないかも。

美味い魚と米が食べたくなったらぜひ行ってみて下さい。
「え、ここまでするの?」
そんな驚きの声が出ると思いますよ!




【一夜干しと海鮮丼 できたて屋 時計台店】
住 所:札幌市中央区北1条西2−1 札幌時計台ビル B1F   MAP
電 話:011-218-0870
営業時間:11:00〜22:00
煙 草:禁煙
定休日:不定休
駐車場:なし(お店の近くにコインパーキング有り)

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※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。


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