え、真っ黒なの?

そんな驚きの声を上げたのが、2007年9月。
スターフライヤーが関空〜羽田の就航を開始したときだ。

それまで飛行機といえば白などの明るい色のものがほとんどだった頃、いきなり真っ黒な機体でやって来たから驚きだ。

しかも、黒いのは機体だけではなく、シートも黒で革張りで、今では当たり前になりつつある、各席のモニターも当時から装備していた。

機内は普通席だけではあるが、シートピッチが広く、フットレスト、コンセント、USBポートも備えてある。
それでいて、関空〜羽田の運賃は、最安で5,800円というから素晴らしい!

まさに、極上の『黒』……

そして、神保町にも極上の黒が!
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古書とカレーの街、神保町。
その中の一軒、“仙臺(せんだい)では、漆黒のカレーをいただくことが出来る。

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都内の中心にあって、500円からいただけるカレーとはどんなものか?
仙臺という店名からも推測できるように、店主の出身は宮城県の仙台なのだとか。
メニューをよく見ると、『牛タンカレー』や『牛テールカレー』の文字も。

牛タンカレーは見かけたことがあるが、牛テールカレーは珍しい。
折角なので、お願いしてみた。

感動のボリューム、漆黒のカレー!
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美味しいカレーをお腹いっぱい食べてほしい。
そんな店主の気持ちが溢れ出ているようだ。

カレーは中辛で、一口目から複雑な旨味を存分に味わえる。
最初は甘く、後から辛さが来るタイプではなく、まず旨味のアタックからはじまる。
その旨味がジワーッと口に中に広がっていく感覚がたまらない。

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カレーのてっぺんには、大きな牛テール。
テールシチューなどに入っている大きなものがそのままゴロッと乗っかっている。

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これが見事に柔らかく、スプーンで簡単にホロッとほぐれる。
よく「肉は骨の周りの部分が美味い」と言うが、これを食べればその意味がすぐに理解できる。

食べた瞬間、思わず笑顔になる。
その時、カウンターの中の店主と目があった…のは気のせいか。
そこには、寡黙に調理を続ける老店主の姿があるだけだ。

鋭い眼光の店主と、優しい笑顔の奥様。
BGMは「ぜんた〜い ススメ!」という声が聞こえてきそうな行進曲。
ダラダラと会話をしながら食べていると、店主に怒られる等の噂もあるようだが、それも料理が一番美味しいタイミングで食べてほしいという店主の想いから。

その証拠に、こちらのお店には毎日200人以上のお客さんが来るのだとか。

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夕食のメニューを見れば分かると思うが、“仙臺”は、カレー屋さんではなく、洋食屋さん。
オムライスやシチュー、ハヤシライス、ハンバーグも気になる存在。

一度だけではとても語り尽くせない深さを持つ店“仙臺”
何度か通えば、店主と会話出来るようなれるかもしれない。



【仙臺(せんだい)】
住 所:東京都千代田区神田神保町1−64−1 田中ビル 1F    MAP
電 話:03-5577-4051
営業時間:11:00〜15:00 15:30〜21:00 ※土曜日、祝日はランチタイムのみ営業。 
煙 草:禁煙
定休日:日曜日
駐車場:なし(お店の近くにコインパーキング有り)



※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。


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