久しぶりに食べて「こんなに美味しかったんだ!」と思ったものの一つに『麩』がある。

車麩、油麩、焼麩、生麩、板麩…

なくても困らないけれど、あればちょっと嬉しいもの。
その程度にしか思っていなかったけれど、改めて食べるとすごく美味しい!

味噌汁、すき焼き、お吸い物…
脇役だけれど、入っていると少し嬉しい。

油麩丼、麩ちゃんぷるーなんて、麩が主役の料理。

脇役でも、キラリと光る中華そばの『麩』。
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食べてみると、これが実に良い。

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昭和28年創業の“丸竹食堂”は、十文字中華そばの老舗。
暖簾に「中華そば専門店」と書いてあるが、他にもいろいろあるのでしょ?
そう思い、メニューを見てみると…

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中華そば、コーン中華、モヤシ中華、こんぶ中華、チャーシューメン…
中華そば以外のメニューは一切ない、真の中華そば専門店なのだ。

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店内のお客さんは、みんな夢中で中華そばの味わいを楽しむ。
おひとりさまの常連、サラリーマン風の若い人、家族連れ、観光客…
いろんな客層が集う人気店のようだ。

思わず見惚れてしまう透明なスープ。
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折角なので、チャーシューメンをお願いしてみた。
チャーシューが3枚にメンマと葱などにぎやかに、器の中に所狭しと並ぶ具材。
何よりもスープの美しさに目を奪われる。

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魚介系スープの旨味が素晴らしい。
最初に一口だけスープを飲むつもりが、つい二口、三口…
食欲が湧き上がって感覚をはっきりと感じることが出来る。

スープの旨味がしっかりと絡む細麺が美味い!
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適度なコシで食べていて本当に心地よい。
細麺の面白さは、一口目に食べたときの食感と、食べ進むうちにスープを吸い込んで変化する味わい。
素早く食べて食感を楽しむのも良いが、ゆっくりと味わってその変化を楽しむのも有りだと思う。

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中華そばを注文すると、小鉢が付いてくるのも嬉しい。
あれだけの味わいのスープを作るお店が提供する煮物の小鉢。
これが美味しくないわけがないのだ。

1杯500円で味わえる中華そば。
また暑い季節に「冷がけ中華」も食べてみたい…
それにしても、中華そばに『麩』、これが意外に合うからおもしろい。
横手を訪れるときには、是非食べに行ってみてください。




【丸竹食堂】
住 所:秋田県横手市十文字町本町7−1    MAP
電 話:0182-42-1056
営業時間:11:00〜19:30 
煙 草:
定休日:木曜日
駐車場:あり



※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。


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