『ちゃらんぽらん男、居酒屋をつくる』

その本を手にしたのは、今から何年前だろうか?
友人に誘われて行った「さかなのさけ」という、平凡なようでインパクトのある店名の居酒屋、
大阪の南船場と言われる街角で、酒樽を扉に使った個性的な扉を開けたのは…

『ちゃらんぽらん男、居酒屋をつくる』は、「さかなのさけ」を開店させた当初のことを、店主が書いた奮闘記…というべき本。
読み進めていくうちに、その世界にハマり一気に読了したのを思い出す。

実はこちらの店の店主は、元々ある会社の営業マンで、仕事をいかにサボるかを考えていたのだとか。
それが料理上手な女将さんと出会って居酒屋を開店させ、いろんな苦労をさせながら繁盛店に。
その後、東京六本木に店を移転しても人気店に。
最初は、関西からの出張で寄った人や転勤してきた人で賑わい、店内では関西弁が飛び交っていたが、今ではバランス良くいろんなお客さんで賑わうほどに。

そんな六本木の“さかなのさけ”がまもなく六本木での営業を終えて新たな場所に…
(新たな場所は、また決定したらお知らせします!) 

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少人数でお邪魔させていただくことが多かったのだが、この日は一人でしっぽりと。

丁寧に書かれた手書きのお品書き。
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エビスの生ビールを楽しみながら、迷う時間もまた楽しい。
やはり旬の味わいは押さえておきたい。

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『つるむらさきおひたし』。
出汁の旨味がツルムラサキの美味しさを引き立てる。
その余韻に日本酒を流し込んでやると、一気に「さかなのさけ」の楽しい時間がスタートする。

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最初の酒は、福岡県糸島の酒「田中六五」。
そういえば、さかなのさけの店主も田中さん。
狙ってか偶然かは定かではないが、こういうのも楽しい。

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『根室の〆さんま』。
サンマの刺身、〆鯖は食べたことがあるけれど、〆さんまって面白そう…
そう思い、お願いして食べてみて大正解!
刺身では体験できない深い旨みがある。
チャンスがあればまた食べたい逸品。

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『おこぜちり蒸し』。
唐揚げでは食べたことがあるけれど、ちり蒸しは初めてかも。
フワッとしながらも、味わいがある身。
そして、皮の部分がまた美味しい!
見た目は厳ついが繊細な味わい。

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『さといも揚出し』。
揚げ出し豆腐、揚出し茄子は普通でも、さといもの揚出しってどんな感じだろうか?
の気持ちと、さかなのさけの出汁で食べる揚出しは絶対に美味い…という気持ちが高まりお願いした料理。
日本酒との相性も申し分なし、旨し!

骨まで愛して、なが〜く愛して。
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骨まで柔らかく食べられるのに、こんなに綺麗な『いわし山椒煮』。
味が濃すぎては、鰯の旨味が損なわれる。
かといって薄すぎては、酒の力に負けてしまう…
絶妙な塩梅で仕上げてくるだけではなく、この美しさで提供してくれるのが本当に凄いと思う。
「美味しいだけではダメなんです」それも、さけなのさけの魅力のひとつ。

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『干貝柱の春巻』。
魚はとれたてが一番美味い、干物よりも刺身でしょ?
それがそうとも言い切れないのが面白いところ。
この春巻を食べればそれがよく分かると思う。

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干すことによって、旨味が数倍にも増した状態の貝柱をふんだんに使った春巻は贅の極み。
日本酒とじっくり味わうのはもちろん、ビールに戻って楽しむのもありかもしれない。

 
 さかなのさけに来る時、高い確率で注文する料理がある。
「ベトナム風蒸し物」、「えび・豆腐辛味炒」。
双方ともに、長堀橋時代からある料理で申し分ない味わい。
なんとなく、それらを食べたら「〆」になってしまうような気がして今回はお願いしなかった。

もうすぐ六本木を卒業し、新たな地でまた笑顔が集う。
その日心待ちにしている。
 




【さかなのさけ】
住 所:東京都港区六本木3−8−3 遠藤ビル 1F    MAP
電 話:03-3408-6383
営業時間:17:30〜22:00
煙 草:禁煙
定休日:日・祝・月
駐車場:なし(お店の近くにコインパーキング有り)



※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。


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