気がつけば『スパイスカレー』に魅せられていた。

大阪でカレーといえば、「インデアンカレー」、「ピッコロ」、「カツヤ」、「ブルーノ」…
昔からあるお店をあげればそんなお店の名前が出てくる。
いずれのお店も、よく煮込まれたタイプの欧風カレー。

これらの店に通い、それぞれの旨味、時間差で来る辛さなどを存分に楽しんだ。
ひとくちめに甘さを感じ、じわじわと辛くなる旨味にすっかり虜になった。

そしていろんなカレーを食べ歩く楽しさに目覚めた。

「辛口料理ハチ」の洗礼を受け、
「肥後橋南蛮亭」のチキンカレーの辛さに酔いしれ、
「辛激屋」の黒カレーを食べ、新たなスパイスの世界に一歩踏み出す。


そして衝撃的なカレーとの出会いが「コロンビア8」
注文が入るたびに丁寧に仕上げられていくカレーは、まさに渾身の一皿。
コロンビア8で食べたカレーがスパイスカレーへの興味を一気に盛り上げてくれたタイっても過言ではない。

久しぶりに聖地へ行ってみた。
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と言っても、お邪魔させていただいたのは北浜本店ではなく、
”コロンビア8 堺筋本町店

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ここでも合言葉は「右手にスプーン 左手にししとう!」。
これは、コロンビア8監修のレトルトカレーにも書かれている文字。
同店のカレーはししとうと合わせて食べると、スパイスの香りをより一層感じやすくなるのだという。

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そんなコロンビア8のカレーなのだが、例外もある。

「ししとう」が乗らない『ほうれん草キーマ』。
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ほうれん草によって、いつもよりちょっと緑ががっているカレー。
真ん中にごはん、その周りをカレーが満たしているのはキーマカレーと同じ。
だが、ごはんの上には玉ねぎのピクルスが乗っかるだけでししとうの姿はない。

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メニューにも「ししとうは乗りません」と明記してある。
ほうれん草の緑にししとうの緑では、被ってしまうからなのか?
なにはともあれ食べてみることにする。

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鮮烈なスパイスの香りをダイレクトに感じさせるも、嫌味なところがひとかけらもないのは流石。
ホールスパイスがふんだんに使われているにも関わらず違和感は皆無。
時々感じるインゲンの食感が凄く心地よい。

よく味わっていくと、ほうれん草の味わいを包み込むスパイスがより濃厚で印象深いのも感じることが出来る。
ししとうをかじりながら食べるキーマと、また違った味わいを楽しむことが出来る。

久しぶりに食べてもその味わいに引き込まれ、またスパイスカレーに夢中になった頃のことを思い出す。

攻めながらも、きっちりその味わいの根底を守るカレー、コロンビア8のキーマ。
未体験の方はぜひ!
他店では決して味わうことが出来ないオンリーワンな世界を体験することが出来ますよ。






【Columbia8(コロンビアエイト)堺筋本町店】
住 所:大阪市中央区南久宝寺1−9−2 オルギナビル 1F    MAP
電 話:06-6121-6985
営業時間:11:00〜15:00
煙 草:禁煙
定休日:日曜日
駐車場:なし(お店の近くにコインパーキング有り)

お店のHPはコチラ


※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。


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