肉も魚も捌いたもの、スライスしたものを買うよりも、塊とか尾頭付きで買ったほうが鮮度もよく安い。
その代わり、自分で捌かなければならないという工程がもれなく付いてくるが…
とはいえ、その副産物もある。
魚ならば骨やアラは出しにすることも出来るし、肉ならば筋の部分は煮込み料理になる。
もっとも、プロの職人が捌けば、筋の部分は最小限に留まるが、私のような素人はそういうわけにはいかない。
必要以上にトリミングしてしまい、贅沢なすじ肉が出来上がる。
なるほど…こうやって、肉屋のカレーは出来上がるのか!
それにしても、何で「牛すじカレー」はメニューにあっても、
「牛すじシチュー」って無いのだろうか?
カレー専門店はあっても、ハヤシライス専門店は…
探してもないものに、偶然出会うこともある。
札幌の街を歩いていて偶然見つけた、
「ハヤシライス専門店」“フェルムソレイユ”。
こちらのお店の名誉のために書いておくが、
決して「すじ肉ハヤシライス」の専門店ではない。
オリジナルハヤシライス・辛口ハヤシライス・熟成黒ハヤシライス・カツめし・ハヤシスパゲッティなど、オリジナルのハヤシライスを提供する「ハヤシライス専門店」で、シェフは『札幌グランドホテル』出身なのだとか。
そういえば、カレーライスはスパイスから自ら作ることこともあるが、
ハヤシライスをデミグラスソースから自分で作ったことはない…
いや、そもそもデミグラスソースなんて作れない。
店内は、テーブル席とカウンター席がある。
黒いテーブル、椅子とウッド調の壁に床でモダンな雰囲気で、ハヤシライスを楽しみながらワイングラスでも傾けてみたくなる。
オリジナルハヤシライスをベースに、
辛口、熟成黒、カツめし、スパゲティと合計5種類のメイン。
そこに、ふわとろオムレツ、手ごねハンバーグ、ポークロースカツ、チキンカツ、ビーフブレゼなどのトッピングを加え、好みに仕上げていくスタイル。
限定メニューで「石焼き煮込みチーズハンバーグ」もラインナップされている。
まずは定番…いや、辛口というのも気になるし熟成黒も…
「すみません、辛口ハヤシライスにふわとろオムレツをトッピングでお願いします。」
「辛口ハヤシライスは、熟成黒ハヤシベースでも出来ますが…」
「あ、では熟成黒で!」
フェルムソレイユで提供されるハヤシソースは、デミグラスソースに7日間、
オリジナルハヤシソースにそこからさらに7日間、
熟成黒ハヤシソースには、さらにもう7日間の熟成を加えて完成させる。
完成までに21日間を要する手間隙かかるもの。
そんな熟成黒ハヤシライスも辛口に出来るとは嬉しい。
いずれのハヤシライスも、ランチタイムにはサラダとスープが付いてくる。
ランチのサラダは、13種類の野菜が入る。
ランチに付くサラダと言えど、北海道の恵みをふんだんに取り入れている。
新鮮な魚介類だけではなく、北海道は本当に野菜が美味しい。
食べてみると期待通りに美味い。
野菜の持ち味である甘みをオリジナルのドレッシングが程よく引き立てる。
最初に提供されるサラダでこれをやられると、期待せずにはいられなくなる。
サラダを楽しみながら、温かい牛骨スープも味わう。
ハヤシライスが提供されるまでの待ち時間が楽しい時間に早変わり。
漆黒のソースから立ち上がる誘惑の香り。
たっぷりと掛けられたハヤシライスソースに思わず笑みが溢れる。
生クリームのアクセントが高級感を演出。
スプーンを持つ前から贅沢な気分になれるのも嬉しいもの。
21日間かけて作り込まれた熟成黒ハヤシソースには、肉と玉葱などの素材の旨味が凝縮されているのが目で見てもわかる。
濃厚な旨味は口の中で心地よい余韻を楽しませてくれる。
このレベルになると、玉ねぎを食べていても肉の旨味を感じることが出来るから不思議だ。
ジワジワやってくる辛口の洗礼が心地よい。
辛口と言っても所詮はハヤシライスでしょ?
そんなふうに高をくくっていたら確実に足元をすくわれる。
この辛さを決して侮ってはいけない。
カレーライスの辛さとはまた違った刺激を楽しませてくれるから面白い。
辛さの調整も可能なので、辛党の方は「思いっきり辛くしてください!」お願いしてみては。
苦手な人は…あっ、そもそも「辛口」を注文しないか。
ふわとろのオムレツがハヤシソースに合うのは容易に想像がつくだろう。
バターの香ばしい香りがハヤシライスと実によく合うオススメのトッピング。
辛口の辛さを少し沈めてくれる役割も担ってくれるかもしれない。
「辛口ハヤシライス」…そういえば、最近スーパーで「辛口ハヤシライス」にルーを見かけたが、もしかしてあれってフェルムソレイユの辛口ハヤシがヒントなのだろうか?
流石にそんな質問をして見る勇気はなかったが…
【フェルムソレイユ】
住 所:札幌市中央区南3条西9丁目 1000-6 イオ南3条 1F MAP
電 話:011-804-6393
営業時間:11:00〜14:00(L.O.13:30) 17:00〜23:00
煙 草:禁煙
定休日:年末年始
駐車場:なし(お店の近くにコインパーキング有り)
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
Instagramでも情報発信中! Follow me!!
美味しいお店情報、ご意見、ご要望等ございましたら、下記までご連絡くださいね!
Mail:hitoshi.o.saichan@gmail.com
ポチッと、押してやってくださいな! →
グルメランキング
にほんブログ村
その代わり、自分で捌かなければならないという工程がもれなく付いてくるが…
とはいえ、その副産物もある。
魚ならば骨やアラは出しにすることも出来るし、肉ならば筋の部分は煮込み料理になる。
もっとも、プロの職人が捌けば、筋の部分は最小限に留まるが、私のような素人はそういうわけにはいかない。
必要以上にトリミングしてしまい、贅沢なすじ肉が出来上がる。
なるほど…こうやって、肉屋のカレーは出来上がるのか!
それにしても、何で「牛すじカレー」はメニューにあっても、
「牛すじシチュー」って無いのだろうか?
カレー専門店はあっても、ハヤシライス専門店は…
探してもないものに、偶然出会うこともある。
札幌の街を歩いていて偶然見つけた、
「ハヤシライス専門店」“フェルムソレイユ”。
こちらのお店の名誉のために書いておくが、
決して「すじ肉ハヤシライス」の専門店ではない。
オリジナルハヤシライス・辛口ハヤシライス・熟成黒ハヤシライス・カツめし・ハヤシスパゲッティなど、オリジナルのハヤシライスを提供する「ハヤシライス専門店」で、シェフは『札幌グランドホテル』出身なのだとか。
そういえば、カレーライスはスパイスから自ら作ることこともあるが、
ハヤシライスをデミグラスソースから自分で作ったことはない…
いや、そもそもデミグラスソースなんて作れない。
店内は、テーブル席とカウンター席がある。
黒いテーブル、椅子とウッド調の壁に床でモダンな雰囲気で、ハヤシライスを楽しみながらワイングラスでも傾けてみたくなる。
オリジナルハヤシライスをベースに、
辛口、熟成黒、カツめし、スパゲティと合計5種類のメイン。
そこに、ふわとろオムレツ、手ごねハンバーグ、ポークロースカツ、チキンカツ、ビーフブレゼなどのトッピングを加え、好みに仕上げていくスタイル。
限定メニューで「石焼き煮込みチーズハンバーグ」もラインナップされている。
まずは定番…いや、辛口というのも気になるし熟成黒も…
「すみません、辛口ハヤシライスにふわとろオムレツをトッピングでお願いします。」
「辛口ハヤシライスは、熟成黒ハヤシベースでも出来ますが…」
「あ、では熟成黒で!」
フェルムソレイユで提供されるハヤシソースは、デミグラスソースに7日間、
オリジナルハヤシソースにそこからさらに7日間、
熟成黒ハヤシソースには、さらにもう7日間の熟成を加えて完成させる。
完成までに21日間を要する手間隙かかるもの。
そんな熟成黒ハヤシライスも辛口に出来るとは嬉しい。
いずれのハヤシライスも、ランチタイムにはサラダとスープが付いてくる。
ランチのサラダは、13種類の野菜が入る。
ランチに付くサラダと言えど、北海道の恵みをふんだんに取り入れている。
新鮮な魚介類だけではなく、北海道は本当に野菜が美味しい。
食べてみると期待通りに美味い。
野菜の持ち味である甘みをオリジナルのドレッシングが程よく引き立てる。
最初に提供されるサラダでこれをやられると、期待せずにはいられなくなる。
サラダを楽しみながら、温かい牛骨スープも味わう。
ハヤシライスが提供されるまでの待ち時間が楽しい時間に早変わり。
漆黒のソースから立ち上がる誘惑の香り。
たっぷりと掛けられたハヤシライスソースに思わず笑みが溢れる。
生クリームのアクセントが高級感を演出。
スプーンを持つ前から贅沢な気分になれるのも嬉しいもの。
21日間かけて作り込まれた熟成黒ハヤシソースには、肉と玉葱などの素材の旨味が凝縮されているのが目で見てもわかる。
濃厚な旨味は口の中で心地よい余韻を楽しませてくれる。
このレベルになると、玉ねぎを食べていても肉の旨味を感じることが出来るから不思議だ。
ジワジワやってくる辛口の洗礼が心地よい。
辛口と言っても所詮はハヤシライスでしょ?
そんなふうに高をくくっていたら確実に足元をすくわれる。
この辛さを決して侮ってはいけない。
カレーライスの辛さとはまた違った刺激を楽しませてくれるから面白い。
辛さの調整も可能なので、辛党の方は「思いっきり辛くしてください!」お願いしてみては。
苦手な人は…あっ、そもそも「辛口」を注文しないか。
ふわとろのオムレツがハヤシソースに合うのは容易に想像がつくだろう。
バターの香ばしい香りがハヤシライスと実によく合うオススメのトッピング。
辛口の辛さを少し沈めてくれる役割も担ってくれるかもしれない。
「辛口ハヤシライス」…そういえば、最近スーパーで「辛口ハヤシライス」にルーを見かけたが、もしかしてあれってフェルムソレイユの辛口ハヤシがヒントなのだろうか?
流石にそんな質問をして見る勇気はなかったが…
【フェルムソレイユ】
住 所:札幌市中央区南3条西9丁目 1000-6 イオ南3条 1F MAP
電 話:011-804-6393
営業時間:11:00〜14:00(L.O.13:30) 17:00〜23:00
煙 草:禁煙
定休日:年末年始
駐車場:なし(お店の近くにコインパーキング有り)
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
Instagramでも情報発信中! Follow me!!
美味しいお店情報、ご意見、ご要望等ございましたら、下記までご連絡くださいね!
Mail:hitoshi.o.saichan@gmail.com
ポチッと、押してやってくださいな! →
グルメランキング
にほんブログ村