七年に一度、絶対秘仏である御本尊の御身代わり「前立本尊」を本堂にお迎えして行う「善光寺前立本尊御開帳」。
ハレー彗星の76年に一度ほど長い周期ではないが、7年に一度もかなり貴重。
7年経てば、見たときに受ける印象や感情もかなり違っているのかと。
折角の機会なので、長野まで出掛けてみてはいかがだろうか？
そして、長野といえば信州蕎麦。
さっと蕎麦だけを味わうのもいいけれど、折角だから蕎麦と一緒にいろいろつまみながら日本酒も。
路地裏への道の入口に、気になる看板を発見した。
「地酒・鴨料理・蕎麦」…
時刻は夕方の6時過ぎ。
少し早めの時間ではあるが、これも何かのご縁。
飛び込みで“蕎麦旬菜 こすげ”へ入店してみることに。
幸いにもこの日の一番客となった様子。
入り口で履物を脱ぎ、店内のカウンター席へ案内していただく。
店内は、カウンター席が7席と、テーブル席が3つ。
現在は店内の空間に余裕をもたせるような席の使い方をしているので、かなりゆったりと寛ぐことができる。
メインの目的はもちろん蕎麦を食べること。
でも、その前に日本酒とつまみを何品かお願いすることにしてみた。
いわゆる、蕎麦前というやつだ。
ジャズが流れる店内で、ゆったりとメニューを眺めてみる…
店のイチオシは鴨料理。
こだわりの地鴨からお手軽な外国産の鴨まで、いろいろ揃えてある。
もちろん鴨もお願いするとして、その他信州ならではのものも気になる。
先ずは『天然雑キノコのおろし和え』。
長野に来て、キノコを食べずに帰るわけにはいかない。
しかも、「天然雑キノコ」と来れば、その味わいは格別。
香りも食感も素晴らしい。
入店したときは他の客はまだいなかったが、10分もすれば次々にお客が入っていくる。
常連の方も多いようだ。
18:40には、4人組のグループは満席で入店を断られていた。
幸運なことに飛び込みで入店できたが、ぜひ予約してから行くことをオススメする。
初体験の美味さ！ 『野沢菜の天ぷら』。
天ぷらにしてもここまで美味いとは思わなかった。
サクッとしたコロモとシャキッとした野沢菜が驚くほどよく合う。
ただ単に、野沢菜を揚げてもこうはならないのではないか…
野沢菜の絶妙な塩味が衣の味わいとよく馴染んでいて本当に見事。
折角なので『地鴨もも肉のかへし焼き』を。
「かへし」というのは、そばつゆの「かえし」のことで、
濃厚な地鴨の旨味をしっかりと受け止めている。
パリパリのフレッシュピーマンと一緒に食べて尚、美味し。
『するめいか かんずり漬け一夜干し』。
ワタが入った状態で一夜干しされたするめいかは濃厚で深い味わい。
日本酒と合わせれば、口の中が旨味に満たされ、長く続く余韻をも楽しめる。
これだけで、日本酒がいくらでも飲めそうな味わいだ。
信州も地酒がいろいろ揃っていて、ここでしか飲めない日本酒も…
箸休めにいただいた『野沢菜漬け』。
シャキシャキの正統派で、たっぷりの鰹節が嬉しい。
信州に来れば野沢菜はどこにでもあるが、店によってその味わいが違うのが面白い。
ご飯にピッタリの野沢菜はもちろん日本酒にもよく合う。
そろそろメインの蕎麦も。
冷たい蕎麦、温かい蕎麦ともに楽しむことができる。
尚、「こすげ」では大盛り蕎麦というのは取り扱っていない。
もっと蕎麦をたくさん…という方は、汁なしの「追加そば」を注文することが出来る。
先ず、そのまま食べて甘みを楽しむべし！
どこで蕎麦を食べるときも、まずは何もつけずに蕎麦そのものの味わいを楽しむことにしている。
そのほうが、香り、食感、味わいをストレートに感じることが出来るからだ。
「こすげ」のもりそばを食べて、その甘味に感動した。
ほのかではあるが確実にその味わいを主張しているのだ。
塩をパラッとでも、つゆをチョイと…でもなく、本当に蕎麦だけを味わったときに感じる。
今までいろんな蕎麦を頂いたが、これは素晴らしい。
その甘味が忘れられずに、幾度となく何もつけない蕎麦の味わいを繰り返し楽しんでしまった。
そして、更に究極の蕎麦「Gogh（ゴッホ）の二八」なる蕎麦も運が良ければ食べることが出来るのだとか。
チャンスが有れば、ぜひ頂いてみたいと思う。
サッと寄って蕎麦前をいただき、もりそばで〆るのももちろん良いが、
前日までに予約すればコース料理や鍋を楽しむことも出来るみたいだ。
次の機会にはぜひ予約してお邪魔させていただきたい。
2022年、7年ぶりの善光寺の御開帳を体験し、
夜はゆったりと寛いでみては如何でしょうか？
ぜひ予約して行ってみてください。
【蕎麦旬菜 こすげ】
住 所：長野市北石堂町1399−1 MAP
電 話：026-219-2376
営業時間：11:30〜13:30（L.O.13:00） 17:30〜22:00（L.O.21:00）
煙 草：禁煙
定休日：月曜日
駐車場：なし（お店の近くにコインパーキング有り）
お店のHPはコチラ
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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Mail:hitoshi.o.saichan@gmail.com
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7年経てば、見たときに受ける印象や感情もかなり違っているのかと。
折角の機会なので、長野まで出掛けてみてはいかがだろうか？
そして、長野といえば信州蕎麦。
さっと蕎麦だけを味わうのもいいけれど、折角だから蕎麦と一緒にいろいろつまみながら日本酒も。
路地裏への道の入口に、気になる看板を発見した。
「地酒・鴨料理・蕎麦」…
時刻は夕方の6時過ぎ。
少し早めの時間ではあるが、これも何かのご縁。
飛び込みで“蕎麦旬菜 こすげ”へ入店してみることに。
幸いにもこの日の一番客となった様子。
入り口で履物を脱ぎ、店内のカウンター席へ案内していただく。
店内は、カウンター席が7席と、テーブル席が3つ。
現在は店内の空間に余裕をもたせるような席の使い方をしているので、かなりゆったりと寛ぐことができる。
メインの目的はもちろん蕎麦を食べること。
でも、その前に日本酒とつまみを何品かお願いすることにしてみた。
いわゆる、蕎麦前というやつだ。
ジャズが流れる店内で、ゆったりとメニューを眺めてみる…
店のイチオシは鴨料理。
こだわりの地鴨からお手軽な外国産の鴨まで、いろいろ揃えてある。
もちろん鴨もお願いするとして、その他信州ならではのものも気になる。
先ずは『天然雑キノコのおろし和え』。
長野に来て、キノコを食べずに帰るわけにはいかない。
しかも、「天然雑キノコ」と来れば、その味わいは格別。
香りも食感も素晴らしい。
入店したときは他の客はまだいなかったが、10分もすれば次々にお客が入っていくる。
常連の方も多いようだ。
18:40には、4人組のグループは満席で入店を断られていた。
幸運なことに飛び込みで入店できたが、ぜひ予約してから行くことをオススメする。
初体験の美味さ！ 『野沢菜の天ぷら』。
天ぷらにしてもここまで美味いとは思わなかった。
サクッとしたコロモとシャキッとした野沢菜が驚くほどよく合う。
ただ単に、野沢菜を揚げてもこうはならないのではないか…
野沢菜の絶妙な塩味が衣の味わいとよく馴染んでいて本当に見事。
折角なので『地鴨もも肉のかへし焼き』を。
「かへし」というのは、そばつゆの「かえし」のことで、
濃厚な地鴨の旨味をしっかりと受け止めている。
パリパリのフレッシュピーマンと一緒に食べて尚、美味し。
『するめいか かんずり漬け一夜干し』。
ワタが入った状態で一夜干しされたするめいかは濃厚で深い味わい。
日本酒と合わせれば、口の中が旨味に満たされ、長く続く余韻をも楽しめる。
これだけで、日本酒がいくらでも飲めそうな味わいだ。
信州も地酒がいろいろ揃っていて、ここでしか飲めない日本酒も…
箸休めにいただいた『野沢菜漬け』。
シャキシャキの正統派で、たっぷりの鰹節が嬉しい。
信州に来れば野沢菜はどこにでもあるが、店によってその味わいが違うのが面白い。
ご飯にピッタリの野沢菜はもちろん日本酒にもよく合う。
そろそろメインの蕎麦も。
冷たい蕎麦、温かい蕎麦ともに楽しむことができる。
尚、「こすげ」では大盛り蕎麦というのは取り扱っていない。
もっと蕎麦をたくさん…という方は、汁なしの「追加そば」を注文することが出来る。
先ず、そのまま食べて甘みを楽しむべし！
どこで蕎麦を食べるときも、まずは何もつけずに蕎麦そのものの味わいを楽しむことにしている。
そのほうが、香り、食感、味わいをストレートに感じることが出来るからだ。
「こすげ」のもりそばを食べて、その甘味に感動した。
ほのかではあるが確実にその味わいを主張しているのだ。
塩をパラッとでも、つゆをチョイと…でもなく、本当に蕎麦だけを味わったときに感じる。
今までいろんな蕎麦を頂いたが、これは素晴らしい。
その甘味が忘れられずに、幾度となく何もつけない蕎麦の味わいを繰り返し楽しんでしまった。
そして、更に究極の蕎麦「Gogh（ゴッホ）の二八」なる蕎麦も運が良ければ食べることが出来るのだとか。
チャンスが有れば、ぜひ頂いてみたいと思う。
サッと寄って蕎麦前をいただき、もりそばで〆るのももちろん良いが、
前日までに予約すればコース料理や鍋を楽しむことも出来るみたいだ。
次の機会にはぜひ予約してお邪魔させていただきたい。
2022年、7年ぶりの善光寺の御開帳を体験し、
夜はゆったりと寛いでみては如何でしょうか？
ぜひ予約して行ってみてください。
【蕎麦旬菜 こすげ】
住 所：長野市北石堂町1399−1 MAP
電 話：026-219-2376
営業時間：11:30〜13:30（L.O.13:00） 17:30〜22:00（L.O.21:00）
煙 草：禁煙
定休日：月曜日
駐車場：なし（お店の近くにコインパーキング有り）
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