わざわざ来たいと思わせる街「京都」。
関西に旅行に行くとなれば、外すことなんて考えられないと思う人も多数。
「小京都」は全国各地にあるけれど、やはり本当の「京都」を一度は体験しておきたい。
そんな京都の街なかに、知る人ぞ知る『食堂』が存在する。
但し、普通の食堂ではない。
予約限定…
ずいぶん先まで予約が埋まっている。
偶然通りかかっても見つけることは困難。
見つけることが出来ても、飛び込みでの入店はまず不可能。
縁あって、予約枠を持ってる人に誘われたら迷わずGO!
想像以上の料理を楽しむことが出来る。

営業時間外、のれんが出ていない状態で店名を示すものはこれだけ。
2部制で予約を取っており、第1部がはじまる17:00少し前になれば、予約している人がチラホラと店の前に集まりはじめる。
そうだ みやざき、行こう。

“食堂みやざき”。
すぐ近くにある「食堂おがわ」から独立された方が店主を店。
食堂おがわのエッセンスがたっぷりと取り入れられているものの、「食堂おがわ」では体験できないものがここには確かにある。

わくわくと期待しながら、白い暖簾をくぐって店内へ。

店内は、カウンター席が10席ほど。
2階には座敷席もあり、鍋などを楽しむことも出来るそうだ。

前菜、お造り、やきもの、あげもの…
黒板にお品書きが書かれていて、その日に出てくるものが概ね分かる。
これを見て注文するのではなく、基本お任せて順番に料理が提供される。

『このわたと百合根の茶碗蒸し』
出汁の味わいに、このわたの旨味が絡みつく。
後半に出されることが多い(と思われる)茶碗蒸しを最初に出してくるのは技あり。
一気に、みやざきワールドに引き込まれる。

『加茂茄子の煮浸し』
食べてみると、思ったよりもしっかりとした食感。
そのあとに、加茂茄子から溢れる旨味に目を見開く。
これはちょっと癖になりそう。
夏の京都の風物詩。

シャリ、シャリ、シャリ、シャリ…
この音を聞けば、京都に夏がやって来たと感じて、鮮やかな鱧の骨切りにしばし見惚れてしまう。

『鱧の焼霜造り』
涼し気な食感に、しっかりと旨味。
冷たい夏酒と合わせて楽しむのがオススメ。

『鰹塩たたき』
食堂おがわと同じく、山葵でもなければ生姜でもない、辛子でいただくのがみやざき流。
一度味わえば忘れられない味わい。

『あわび天ぷら』
歯ごたえ重視ならば刺身、味わい重視ならば焼き…
それ以上を求めるならば、旨味を閉じ込めた天ぷらが一番かも。
肝醤油がその味わいをより一層引き立ててくれる。
このタイミングに、いちばん嬉しい。

『煮麺』
最高のタイミングで提供される煮麺。
出汁の旨味と麺のコシをしっかりと楽しみながら、後半の料理への期待感を募らせる。

『鮎』
もちろん、骨まで美味しくいただける。
鱧と並び、これも夏の訪れを感じさせる逸品。

『鳥からあげ』
食堂おがわ、食堂えびちゃんでも提供される名物。
そのまま食べても美味しいけれど、赤い柚子胡椒をつけて食べれば、更に旨味を引き立つ。
これが食べるのが楽しみで訪れる方も少なくない。

『スナップえんどう ごま酢ソースかけ』
スナップえんどうの甘みが、ごま酢ソースによって一層引き立つ。
もちろん、日本酒とのマリアージュも文句なしの味わい。
つまみか、おかずか…

『のどぐろ煮』
もしかしたら、のどぐろの一番美味しい食べ方かも…
そう思わせた一品。
何故、このタイミングで提供されたの?
もっと早く食べたかった…
だが、その理由はこのあと明らかになる。
ここで、炊きたてのご飯がひとくち分提供される。
一口分のごはんと、のどぐろ煮。
それをつまみに日本酒を合わせれば…最高なんて言葉では足りなくなる。

『ぐじごはん』
ぐじ(甘鯛)をふんだんに使ったごはん。
たっぷり食べたいけれど、この量には意味がある。
何故ならば、食堂みやざきのお楽しみはこの後にも…
スパイス香る、本格カレー。

『ももカレー』
女将、ももちゃん特製のカレー。
出汁の旨味が効いたカレー…え、すごく鮮烈なスパイス感!
食べている途中、今どこにいるのかを忘れそうになるくらいに本格派。
こんな凄いカレーが出てくるとは思わなかった。
おしながきは「食堂おがわ」と似ているものの、その内容な似て非なるもの。
「食堂みやざき」には、ここでしか味わえない雰囲気と味わいがある。

店主宮崎さんの料理はもちろん、女将ももちゃんの立ち振舞いに魅了される方が多いのも頷ける。
もし機会があって、誘われたなら迷わずGOだ。
わざわざ予定を調整してでも訪れる価値ありだと思います。
【食堂みやざき】
住 所:京都市下京区船頭町188 MAP
電 話:
営業時間:17:00〜22:30
煙 草:禁煙
定休日:
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)
※事前要予約。
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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美味しいお店情報、ご意見、ご要望等ございましたら、下記までご連絡くださいね!
Mail:hitoshi.o.saichan@gmail.com
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「小京都」は全国各地にあるけれど、やはり本当の「京都」を一度は体験しておきたい。
そんな京都の街なかに、知る人ぞ知る『食堂』が存在する。
但し、普通の食堂ではない。
予約限定…
ずいぶん先まで予約が埋まっている。
偶然通りかかっても見つけることは困難。
見つけることが出来ても、飛び込みでの入店はまず不可能。
縁あって、予約枠を持ってる人に誘われたら迷わずGO!
想像以上の料理を楽しむことが出来る。

営業時間外、のれんが出ていない状態で店名を示すものはこれだけ。
2部制で予約を取っており、第1部がはじまる17:00少し前になれば、予約している人がチラホラと店の前に集まりはじめる。
そうだ みやざき、行こう。

“食堂みやざき”。
すぐ近くにある「食堂おがわ」から独立された方が店主を店。
食堂おがわのエッセンスがたっぷりと取り入れられているものの、「食堂おがわ」では体験できないものがここには確かにある。

わくわくと期待しながら、白い暖簾をくぐって店内へ。

店内は、カウンター席が10席ほど。
2階には座敷席もあり、鍋などを楽しむことも出来るそうだ。

前菜、お造り、やきもの、あげもの…
黒板にお品書きが書かれていて、その日に出てくるものが概ね分かる。
これを見て注文するのではなく、基本お任せて順番に料理が提供される。

『このわたと百合根の茶碗蒸し』
出汁の味わいに、このわたの旨味が絡みつく。
後半に出されることが多い(と思われる)茶碗蒸しを最初に出してくるのは技あり。
一気に、みやざきワールドに引き込まれる。

『加茂茄子の煮浸し』
食べてみると、思ったよりもしっかりとした食感。
そのあとに、加茂茄子から溢れる旨味に目を見開く。
これはちょっと癖になりそう。
夏の京都の風物詩。

シャリ、シャリ、シャリ、シャリ…
この音を聞けば、京都に夏がやって来たと感じて、鮮やかな鱧の骨切りにしばし見惚れてしまう。

『鱧の焼霜造り』
涼し気な食感に、しっかりと旨味。
冷たい夏酒と合わせて楽しむのがオススメ。

『鰹塩たたき』
食堂おがわと同じく、山葵でもなければ生姜でもない、辛子でいただくのがみやざき流。
一度味わえば忘れられない味わい。

『あわび天ぷら』
歯ごたえ重視ならば刺身、味わい重視ならば焼き…
それ以上を求めるならば、旨味を閉じ込めた天ぷらが一番かも。
肝醤油がその味わいをより一層引き立ててくれる。
このタイミングに、いちばん嬉しい。

『煮麺』
最高のタイミングで提供される煮麺。
出汁の旨味と麺のコシをしっかりと楽しみながら、後半の料理への期待感を募らせる。

『鮎』
もちろん、骨まで美味しくいただける。
鱧と並び、これも夏の訪れを感じさせる逸品。

『鳥からあげ』
食堂おがわ、食堂えびちゃんでも提供される名物。
そのまま食べても美味しいけれど、赤い柚子胡椒をつけて食べれば、更に旨味を引き立つ。
これが食べるのが楽しみで訪れる方も少なくない。

『スナップえんどう ごま酢ソースかけ』
スナップえんどうの甘みが、ごま酢ソースによって一層引き立つ。
もちろん、日本酒とのマリアージュも文句なしの味わい。
つまみか、おかずか…

『のどぐろ煮』
もしかしたら、のどぐろの一番美味しい食べ方かも…
そう思わせた一品。
何故、このタイミングで提供されたの?
もっと早く食べたかった…
だが、その理由はこのあと明らかになる。
ここで、炊きたてのご飯がひとくち分提供される。
一口分のごはんと、のどぐろ煮。
それをつまみに日本酒を合わせれば…最高なんて言葉では足りなくなる。

『ぐじごはん』
ぐじ(甘鯛)をふんだんに使ったごはん。
たっぷり食べたいけれど、この量には意味がある。
何故ならば、食堂みやざきのお楽しみはこの後にも…
スパイス香る、本格カレー。

『ももカレー』
女将、ももちゃん特製のカレー。
出汁の旨味が効いたカレー…え、すごく鮮烈なスパイス感!
食べている途中、今どこにいるのかを忘れそうになるくらいに本格派。
こんな凄いカレーが出てくるとは思わなかった。
おしながきは「食堂おがわ」と似ているものの、その内容な似て非なるもの。
「食堂みやざき」には、ここでしか味わえない雰囲気と味わいがある。

店主宮崎さんの料理はもちろん、女将ももちゃんの立ち振舞いに魅了される方が多いのも頷ける。
もし機会があって、誘われたなら迷わずGOだ。
わざわざ予定を調整してでも訪れる価値ありだと思います。
【食堂みやざき】
住 所:京都市下京区船頭町188 MAP
電 話:
営業時間:17:00〜22:30
煙 草:禁煙
定休日:
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)
※事前要予約。
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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