「池田町って若者の街だぞ! 早く行って楽しんで来い!」

学生時代、先輩のそんな言葉を鵜呑みにして、帯広の街をすっ飛ばして向かった北海道池田町。
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駅の改札を出てみると、目に飛び込んできた「ワイン噴水」。
(これ、夜になれば赤くライトアップされて赤ワインのようになる)

ただ少し話が違う…
若者どころか、人があまりにもいないのである。
そりゃぁ、軽井沢のようなものを想像していたらそうなるわな… 要するに、からかわれたのである。)

気を取り直して向かったのは「ワイン城」。
池田町は十勝ワインのふるさと。
池田町は若者の街というよりも、ワインの街だっとのだと随分あとになって知ることに。

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とにかく、ここから見える十勝の景色が絶景なのだ。

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ワイン造りのこと、十勝で作られているワインの紹介。
もちろん、ワインなどを購入することも出来る。

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そして池田町は、ドリカムのボーカル吉田美和の故郷でもある。
敷地内には「ドリカムギャラリー」もあるので、ぜひ立ち寄ってみては。

この日の目的は、帯広で「豚丼」を食べること。
それも、東京や札幌でも食べることが出来るようなものではなく、地元民が通う店で。

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お邪魔させていただいたのは“豚丼のかしわ”
暖簾に大きく「かしわ」と書いてあるが、鶏肉はない。
(西日本の方、ニマっとしたでしょ⁉)

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開店してから間もない時間にお邪魔させていただいたので、比較的ゆったりと。
テーブル席のひとつに座り、メニューとご対面。

メニューはシンプル、豚丼1本勝負!
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小、中、大、特大が選べ、それぞれ肉の量とご飯の量が増えて、「お子様」メニューが有るのも嬉しいところ。

折角なので「特大」行っとけ…
小心者なのでそうはならず、出てきた言葉は、

「中をください!」

お肉175g ご飯280g みそ汁 漬け物付き。
何グラムと書かれても、正直あまりピンと来ない。
ならば、「中」という言葉を鵜呑みにして…
(鵜呑みという言葉、冒頭にも何かで書いたような気が……)

そんな心配は、豚丼が出てきた瞬間にあっさりと吹っ飛ぶことに。

美しさと豚肉のボリュームに目を見開く!
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熱々ご飯の上に、炭火で丁寧に焼かれた豚肉がご飯を覆い尽くす。
1,2,3,4…
おそらく、7〜8枚は乗っかっているのではなかろうか?

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豚丼には、お漬物とみそ汁も付いて来る。
プラス400円のセットをお願いすれば、サラダと小鉢も付いてきて、バランスが良い感じになるかと思われる。

驚きを超えて感動レベルの柔らかさ!
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ほのかに炭火の香りが漂う。
そして、想像していたよりもはるかに柔らかい。
思わず小さな声で「えっ…うそぉ!」と言葉が出てしまうほどだ。

豚肉の適度な歯応えを噛み締めながら、タレの旨味を…
ではない、その柔らかさは感動レベル!
どうすればこんなにも柔らかく焼き上げることが出来るのだろうか?

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この豚肉を頬張り、タレが染み込んだご飯をかきこむ幸せ。
一度味わってしまえば、ちょくちょく通いたくなる気持ちも理解できる。
リピーターが多いのも納得だ。

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途中で山椒、一味、胡椒などを掛けて味変させても美味しいと思う。
豚丼一本勝負、この味わいならば他には何もいらない。

豚丼を食べ慣れているであろう、帯広の人にも愛される店「豚丼のかしわ」。
十勝方面にお越しの際は是非!
オススメです。



【豚丼のかしわ】
住 所:北海道河東郡音更町新通20-1-29    MAP
電 話:0155-67-4466
営業時間:10:30〜15:00(L.O.14:30) 
煙 草:禁煙
定休日:木曜日
駐車場:あり



※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。


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