和食や鮨には日本酒、焼酎。
フレンチ、イタリアンにはワイン。
唐揚げや枝豆にはビール。
中華には紹興酒…
でも、本当はもっと自由でいいのかも?
とは言っても、鮨にワイン、フレンチに日本酒、中華にワインって合うのか…
でも、適当に合わせようとすると、とんでもない体験をしてしまう可能性がある。
もし冒険してみるのならば、その道のプロに聞いてみるのが良いのではないだろうか?

大阪北新地の“有 伽藍堂”。
2022年8月1日にオープンしたお店。
新しいお店なのか…
何の店、中華なのかな?
「有 伽藍堂」と言っても、ピンとくる人はそんなに多くないのかもしれない…
とりあえず、現時点では。
ここの前身は、大阪新町にあった「酒中花 空心」。
素材を惜しまず、独創的な料理を提供することで、ファンの心を掴んで離さない中国料理の店で、ミシュランにも掲載された店としても有名。

今回オープンした「有 伽藍堂」では、更に洗練された料理はもちろん、ワインとのマリアージュもしっかり堪能することが出来る。
中華とワイン、想像以上のマリアージュ!

『本日の付き出し』に、ハーフボトルのシャンパーニュ。
シャンパンーニュって、乾杯の華やかさを演出するのがメインの役割…
と思っていた人、こちらのソムリエールさんはキチンと料理と合わせることを考えてセレクトしてくださる。
予め、予算を伝えておけば、無理なく選んでいただけるのも嬉しい。

『鮑と夏野菜』
文字で書けば単純なれど、食べれば広がる複雑な旨味。
鮑がメインで野菜は添え物…では決してない。
これらが全て合わさって、口の中に夏の涼しさを表現しているのがわかる。
シャンパーニュとの相性も素晴らしく、一気にマリアージュの世界に引き込まれる。

大皿で登場したのは、『海月とフレッシュハーブのサラダ』。
これをみんなで取り分けて…とはならない。

キチンときれいに取り分けてもらえる。
海月の酢の物…ではなく、サラダ。
さっぱり味でいただくのではない、複雑な旨味の調和を楽しむ料理。
食べていて、いろんな食感を楽しめるのも面白い。
思わず歓声が上がる!
見事な大皿に大きな伊勢海老。

お皿も素敵だけけれど、伊勢海老も見事。
これの料理は何と…

チコリーごと一口でいただく『伊勢海老 冷製チリソース』。
この大胆さと繊細な味わいを併せ持つ手法が、シェフ大澤さんの魅力。
それが、ここ北新地では更に昇華されている印象。
最初に手渡されたお品書きを再び見てみると、
『メロン入りメロンパン』の文字。
チャーシュー入りメロンパンならば存じているが、メロン入りとは…

なるほど!
チャーシュー入りメロンパンの中に、更にフレッシュなメロン。
サクッとした食感のあと、メロンのフレシュな味わいが広がり、そのあとからチャーシューの旨味が口の中に広がっていく。

白ワインも頂いていたが、「このあと赤も召し上がる予定ならば…」と、先に赤ワインも提供してくださるソムリエールさん。
この方、本当に料理とワインの相性を考えてサーヴィスしてくださるのが嬉しい。

このあとの料理に登場する予定のフカヒレ。
こういうのを見せていただけると更にワクワクしてくる。

『青鮫と鱧ととうもろこし』。
とうもろこしの甘みとフカヒレの食感、旨味。
そして、春巻きの中には鱧。
もしかしたら、日本一贅沢なフカヒレスープかもしれない。
もしかして、日本一の「ニラレバ」⁉

『ニラレバ 古谷さんの空芯菜』
え、ニラレバ⁉
そう、この団子状のものがニラレバ。
その下にはたっぷりの空芯菜。

ここにタップリとフォワグラパウダーを掛けて完成。
大衆中華の代名詞とも言える(かもしれない)ニラレバを、見事にご馳走に変身させる技は本当に見事。

肉料理のメインは『羽黒緬羊のスペアリブ 藁焼き酢羊』。
スペアリブ? 酢羊??
出てくるまでは、想像もつかなかった本日の肉料理のメイン。
空心の名物「シャトーブリアンを使った青椒肉絲」も選択出来るのだが、羊好きの筆者としては、どうしてもこちらが食べてみたかった。
その味わいは、柔らかくもしっかりした味わいで、羊の脂の旨味を見事に引き出した味わい。
選んでいただいたワインともびっくりするレベルでよく合う。

フワパラに仕上げられた炒飯。
もちろん、これをこのまま食べても文句なしに美味い…が、さらにその味わいを増幅させる…

大澤シェフ渾身の麻婆豆腐。
『麻婆豆腐と金華ハム炒飯』という、究極の組み合わせとして提供される。
最初は別々にそれぞれの旨味を楽しみ、後半は炒飯に麻婆豆腐を掛けて食べてみる。
ここまで食べてかなり満腹なはずなのに、スプーンを持つ手が止まらなくなること必至。

デザートは、 『パッションブリュレとゴマ団子』。
クリームブリュレではなく、パッションブリュレ?

そう、パッションフルーツの中に、クリームブリュレ。
もちろん、パッションフルーツもふんだんに使われている。
そんなサプライズが最後まで途切れることなく続くのが、「有 伽藍堂」の魅力のひとつなのかもしれない。

シェフの大澤さんの実力は、「空心」に行ったことがある方ならばご存知かと。
ソムリエールの田中さんは、大手航空会社でパーサーを努めた経歴をお持ちの方。
確実にその魅力の虜になるかも…
極上の料理とサーヴィスを体験しに是非予約して行ってみてくださいね。
【有 伽藍堂(ウ ガランドウ)】
住 所:大阪市北区曽根崎新地1−5−18 零北新地ビル4F MAP
電 話:06-4256-6604
営業時間:18:00〜 ※18:00一斉スタート
煙 草:禁煙
定休日:土・日
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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美味しいお店情報、ご意見、ご要望等ございましたら、下記までご連絡くださいね!
Mail:hitoshi.o.saichan@gmail.com
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フレンチ、イタリアンにはワイン。
唐揚げや枝豆にはビール。
中華には紹興酒…
でも、本当はもっと自由でいいのかも?
とは言っても、鮨にワイン、フレンチに日本酒、中華にワインって合うのか…
でも、適当に合わせようとすると、とんでもない体験をしてしまう可能性がある。
もし冒険してみるのならば、その道のプロに聞いてみるのが良いのではないだろうか?

大阪北新地の“有 伽藍堂”。
2022年8月1日にオープンしたお店。
新しいお店なのか…
何の店、中華なのかな?
「有 伽藍堂」と言っても、ピンとくる人はそんなに多くないのかもしれない…
とりあえず、現時点では。
ここの前身は、大阪新町にあった「酒中花 空心」。
素材を惜しまず、独創的な料理を提供することで、ファンの心を掴んで離さない中国料理の店で、ミシュランにも掲載された店としても有名。

今回オープンした「有 伽藍堂」では、更に洗練された料理はもちろん、ワインとのマリアージュもしっかり堪能することが出来る。
中華とワイン、想像以上のマリアージュ!

『本日の付き出し』に、ハーフボトルのシャンパーニュ。
シャンパンーニュって、乾杯の華やかさを演出するのがメインの役割…
と思っていた人、こちらのソムリエールさんはキチンと料理と合わせることを考えてセレクトしてくださる。
予め、予算を伝えておけば、無理なく選んでいただけるのも嬉しい。

『鮑と夏野菜』
文字で書けば単純なれど、食べれば広がる複雑な旨味。
鮑がメインで野菜は添え物…では決してない。
これらが全て合わさって、口の中に夏の涼しさを表現しているのがわかる。
シャンパーニュとの相性も素晴らしく、一気にマリアージュの世界に引き込まれる。

大皿で登場したのは、『海月とフレッシュハーブのサラダ』。
これをみんなで取り分けて…とはならない。

キチンときれいに取り分けてもらえる。
海月の酢の物…ではなく、サラダ。
さっぱり味でいただくのではない、複雑な旨味の調和を楽しむ料理。
食べていて、いろんな食感を楽しめるのも面白い。
思わず歓声が上がる!
見事な大皿に大きな伊勢海老。

お皿も素敵だけけれど、伊勢海老も見事。
これの料理は何と…

チコリーごと一口でいただく『伊勢海老 冷製チリソース』。
この大胆さと繊細な味わいを併せ持つ手法が、シェフ大澤さんの魅力。
それが、ここ北新地では更に昇華されている印象。
最初に手渡されたお品書きを再び見てみると、
『メロン入りメロンパン』の文字。
チャーシュー入りメロンパンならば存じているが、メロン入りとは…

なるほど!
チャーシュー入りメロンパンの中に、更にフレッシュなメロン。
サクッとした食感のあと、メロンのフレシュな味わいが広がり、そのあとからチャーシューの旨味が口の中に広がっていく。

白ワインも頂いていたが、「このあと赤も召し上がる予定ならば…」と、先に赤ワインも提供してくださるソムリエールさん。
この方、本当に料理とワインの相性を考えてサーヴィスしてくださるのが嬉しい。

このあとの料理に登場する予定のフカヒレ。
こういうのを見せていただけると更にワクワクしてくる。

『青鮫と鱧ととうもろこし』。
とうもろこしの甘みとフカヒレの食感、旨味。
そして、春巻きの中には鱧。
もしかしたら、日本一贅沢なフカヒレスープかもしれない。
もしかして、日本一の「ニラレバ」⁉

『ニラレバ 古谷さんの空芯菜』
え、ニラレバ⁉
そう、この団子状のものがニラレバ。
その下にはたっぷりの空芯菜。

ここにタップリとフォワグラパウダーを掛けて完成。
大衆中華の代名詞とも言える(かもしれない)ニラレバを、見事にご馳走に変身させる技は本当に見事。

肉料理のメインは『羽黒緬羊のスペアリブ 藁焼き酢羊』。
スペアリブ? 酢羊??
出てくるまでは、想像もつかなかった本日の肉料理のメイン。
空心の名物「シャトーブリアンを使った青椒肉絲」も選択出来るのだが、羊好きの筆者としては、どうしてもこちらが食べてみたかった。
その味わいは、柔らかくもしっかりした味わいで、羊の脂の旨味を見事に引き出した味わい。
選んでいただいたワインともびっくりするレベルでよく合う。

フワパラに仕上げられた炒飯。
もちろん、これをこのまま食べても文句なしに美味い…が、さらにその味わいを増幅させる…

大澤シェフ渾身の麻婆豆腐。
『麻婆豆腐と金華ハム炒飯』という、究極の組み合わせとして提供される。
最初は別々にそれぞれの旨味を楽しみ、後半は炒飯に麻婆豆腐を掛けて食べてみる。
ここまで食べてかなり満腹なはずなのに、スプーンを持つ手が止まらなくなること必至。

デザートは、 『パッションブリュレとゴマ団子』。
クリームブリュレではなく、パッションブリュレ?

そう、パッションフルーツの中に、クリームブリュレ。
もちろん、パッションフルーツもふんだんに使われている。
そんなサプライズが最後まで途切れることなく続くのが、「有 伽藍堂」の魅力のひとつなのかもしれない。

シェフの大澤さんの実力は、「空心」に行ったことがある方ならばご存知かと。
ソムリエールの田中さんは、大手航空会社でパーサーを努めた経歴をお持ちの方。
確実にその魅力の虜になるかも…
極上の料理とサーヴィスを体験しに是非予約して行ってみてくださいね。
【有 伽藍堂(ウ ガランドウ)】
住 所:大阪市北区曽根崎新地1−5−18 零北新地ビル4F MAP
電 話:06-4256-6604
営業時間:18:00〜 ※18:00一斉スタート
煙 草:禁煙
定休日:土・日
駐車場:なし(お店の近くに有料駐車場有り)
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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