思案橋。
何とも趣き深い名前の地名ではないか。
この場所で、歴史上の人物がいろんなことを思案し、歴史を変えていったのか…
そんなことを思い、ちょっと調べてみると…
【思案橋】
歴史上の人物がなどが、渡ろうか渡るまいかを思案したと伝えられる橋。
なるほど…
やはりそうだったのか！
と、思ったものの、この話には続きがあって、
また、そこでこの先にある遊郭へ行こうか行くまいかを思案した橋…
ともある。
歴史上の人物もまた、人間くさい部分があったのか…と、調べてみたときに、ちょっとホッとしたような、ガッカリしたような気分になったのを思い出す。
さて、そんな思案橋にちょっと素敵な「おでんの店」がある。
「長崎おでん」と書かれた粋な提灯がぶら下がる店、
“はくしか”。
扉を開ければコの字型のカウンターが有り、女将さんが笑顔で出迎えてくれる。
ちなみに、カウンター席の他にテーブル席や座敷もあるが、やはり特等席はカウンター席だろう。
カウンターの中に鎮座するおでんを指差しながら「あれはなんですか？」とか、「これもお願いします」なんて女将と会話しながらおでんを楽しむことも出来るからだ。
『自製』が美味い、おでんいろいろ。
先ずは、メニューを眺めながら、直感で選んでみるのも面白い。
注文は、カウンターに置いてある伝票に記入して。
これならば、ゆっくりと間違いなく注文することが出来る。
肉玉、じゃがいも、つみれ…
肉玉の旨味、つみれのシルキーな食感に驚く。
「自製」と書かれているのは全て見せで作っているのだとか。
そして、そのこだわりも半端ではないのを食べてみてじわじわと感じる。
日本酒も良いが、せっかく九州に来たのだから焼酎でおでんを楽しむことに。
『三岳』の5合瓶をボトルでじっくり味わうことに。
おでんとの相性も上々だ。
大根、玉子、ロール巻…
ついつい、いろんなものを食べたくなる。
提供されてすぐ、熱々を頬張って美味いのはもちろん、冷めてからも違った味わいを感じさせてくれるから楽しい。
スタンダードに辛子で食べるか、折角だから柚子胡椒でキメるか…
大いに迷うのもまた楽しい。
その他、季節の小鉢、旬のお刺身も…
いろいろ楽しめるようだ。
別紙「本日のおすすめ」とは…
おでんだけじゃない、
長崎名物のあれも…
こちらのメニューには旬の素材のおでんと、今食べて美味いものが。
おでん あぶら麩。
同じ「麩」のおでんでも、金沢おでんの車麩とは、また違った味わい。
それにしても、おでんと麩って本当によく合う。
出汁の旨味をギュッと閉じ込めて、口の中で一気に開放させる。
これはちょっとズルいのではないか…そう思ってしまうくらいにだ。
こちらは長崎名物ハトシ。
海老のすり身を食パンで挟み揚げたもの。
サクッとした食感のあと、ふんわりとパンの味わいに海老の旨味がたまらない。
「それって、海老パンでしょ？」
言われてみれば確かにそう。
少し調べてみれば…
明治時代に「清の国」から長崎に伝わったのが最初なのだとか。
「海老のすり身を食パンで挟んで揚げたもの」を広東語で「蝦多士」と呼ばれ、『ハートーシー』と発音する。
それが「ハトシ」となったのだとか。
長崎を訪れたときにはぜひ味わってほしい。
さざえ、はくしか特製あげ。
さざえは一串270円で、3つも付いてくるとんでもなくお得な一品。
但し、そればかり何度も注文するのはご法度。
美味いものはみんなで分け合わなければ…
何で『豆富』がさざえと同じ値段なのか…
まず、豆富が濃厚で美味い。
食べてみれば、これが普通の豆富とは少し違うのがわかる。
それが、はくしかのおでん出汁と出会い、ネギとタップリの鰹節。
食べて納得の味わいなのだ。
実は必食！『わかめ』のおでん。
この出汁でわかめを食べたら美味いだろうなぁ…
そんな軽い気持ちで注文した『わかめ』がびっくりするほどの味わいだった。
家でマネしようとしても、これは絶対に出来ない。
わかめのクォリティ、そこに「はくしか」の出汁が合わさってこの味わいになるのだ。
何だか地味な印象に感じるかもしれないが、これはぜひ食べてほしい逸品。
わかめのおでんに対する価値観が変わるかもしれない。
70年変わらず愛される「はくしか」のおでん。
店で食べてからテイクアウトする人も少なくないらしい。
温かいおでんとぬくもりのある雰囲気。
長崎に行った時には是非！
【はくしか 浜町店】
住 所：長崎市浜町11−3 MAP
電 話：095-824-3965
営業時間：17:30〜22:30
煙 草：
定休日：日・祝
駐車場：なし（お店の近くに有料駐車場有り）
お店のHPはコチラ
※定休日等、変更になっている場合がありますので、必ず事前に確認してください。
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美味しいお店情報、ご意見、ご要望等ございましたら、下記までご連絡くださいね！
Mail:hitoshi.o.saichan@gmail.com
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この場所で、歴史上の人物がいろんなことを思案し、歴史を変えていったのか…
そんなことを思い、ちょっと調べてみると…
【思案橋】
歴史上の人物がなどが、渡ろうか渡るまいかを思案したと伝えられる橋。
なるほど…
やはりそうだったのか！
と、思ったものの、この話には続きがあって、
また、そこでこの先にある遊郭へ行こうか行くまいかを思案した橋…
ともある。
歴史上の人物もまた、人間くさい部分があったのか…と、調べてみたときに、ちょっとホッとしたような、ガッカリしたような気分になったのを思い出す。
さて、そんな思案橋にちょっと素敵な「おでんの店」がある。
「長崎おでん」と書かれた粋な提灯がぶら下がる店、
“はくしか”。
扉を開ければコの字型のカウンターが有り、女将さんが笑顔で出迎えてくれる。
ちなみに、カウンター席の他にテーブル席や座敷もあるが、やはり特等席はカウンター席だろう。
カウンターの中に鎮座するおでんを指差しながら「あれはなんですか？」とか、「これもお願いします」なんて女将と会話しながらおでんを楽しむことも出来るからだ。
『自製』が美味い、おでんいろいろ。
先ずは、メニューを眺めながら、直感で選んでみるのも面白い。
注文は、カウンターに置いてある伝票に記入して。
これならば、ゆっくりと間違いなく注文することが出来る。
肉玉、じゃがいも、つみれ…
肉玉の旨味、つみれのシルキーな食感に驚く。
「自製」と書かれているのは全て見せで作っているのだとか。
そして、そのこだわりも半端ではないのを食べてみてじわじわと感じる。
日本酒も良いが、せっかく九州に来たのだから焼酎でおでんを楽しむことに。
『三岳』の5合瓶をボトルでじっくり味わうことに。
おでんとの相性も上々だ。
大根、玉子、ロール巻…
ついつい、いろんなものを食べたくなる。
提供されてすぐ、熱々を頬張って美味いのはもちろん、冷めてからも違った味わいを感じさせてくれるから楽しい。
スタンダードに辛子で食べるか、折角だから柚子胡椒でキメるか…
大いに迷うのもまた楽しい。
その他、季節の小鉢、旬のお刺身も…
いろいろ楽しめるようだ。
別紙「本日のおすすめ」とは…
おでんだけじゃない、
長崎名物のあれも…
こちらのメニューには旬の素材のおでんと、今食べて美味いものが。
おでん あぶら麩。
同じ「麩」のおでんでも、金沢おでんの車麩とは、また違った味わい。
それにしても、おでんと麩って本当によく合う。
出汁の旨味をギュッと閉じ込めて、口の中で一気に開放させる。
これはちょっとズルいのではないか…そう思ってしまうくらいにだ。
こちらは長崎名物ハトシ。
海老のすり身を食パンで挟み揚げたもの。
サクッとした食感のあと、ふんわりとパンの味わいに海老の旨味がたまらない。
「それって、海老パンでしょ？」
言われてみれば確かにそう。
少し調べてみれば…
明治時代に「清の国」から長崎に伝わったのが最初なのだとか。
「海老のすり身を食パンで挟んで揚げたもの」を広東語で「蝦多士」と呼ばれ、『ハートーシー』と発音する。
それが「ハトシ」となったのだとか。
長崎を訪れたときにはぜひ味わってほしい。
さざえ、はくしか特製あげ。
さざえは一串270円で、3つも付いてくるとんでもなくお得な一品。
但し、そればかり何度も注文するのはご法度。
美味いものはみんなで分け合わなければ…
何で『豆富』がさざえと同じ値段なのか…
まず、豆富が濃厚で美味い。
食べてみれば、これが普通の豆富とは少し違うのがわかる。
それが、はくしかのおでん出汁と出会い、ネギとタップリの鰹節。
食べて納得の味わいなのだ。
実は必食！『わかめ』のおでん。
この出汁でわかめを食べたら美味いだろうなぁ…
そんな軽い気持ちで注文した『わかめ』がびっくりするほどの味わいだった。
家でマネしようとしても、これは絶対に出来ない。
わかめのクォリティ、そこに「はくしか」の出汁が合わさってこの味わいになるのだ。
何だか地味な印象に感じるかもしれないが、これはぜひ食べてほしい逸品。
わかめのおでんに対する価値観が変わるかもしれない。
70年変わらず愛される「はくしか」のおでん。
店で食べてからテイクアウトする人も少なくないらしい。
温かいおでんとぬくもりのある雰囲気。
長崎に行った時には是非！
【はくしか 浜町店】
住 所：長崎市浜町11−3 MAP
電 話：095-824-3965
営業時間：17:30〜22:30
煙 草：
定休日：日・祝
駐車場：なし（お店の近くに有料駐車場有り）
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